血色メイクのやり方 ベースメイクからチークまで
血色メイクを上手にするコツ・手順を解説。血色メイクに必要な道具、ベースメイク・ファンデーションの塗り方、アイメイクのやり方、リップの入れ方、一重の方、オフィス向け血色メイク、年代別血色メイクなど写真付きで解説します。

血色メイクとは…
血色メイクとは、色々な言い方がありますが「オフェロ顔」「日焼けメイク」「お風呂上り風ほてりメイク」「旬顔」などのことです。
肌にツヤ感があるのはもちろんですが、共通しているのは全てチーク・リップがピンクやレッド、オレンジなどの発色良い色を使い血行が良く見える様にしていることです。濃い色物を付けるということではなく、顔色が自然なピンク(暖かみのある感じ)に仕上げるメイクです。
実はチークやリップは年々老化と共に色素沈着や乾燥でシワやタルミができ肌がくすんできてしまったりします。メイクで元気で健康的な感じや年齢より若く見せたりするのに1番大事なことがチーク・リップになります。
10代でも20代でもチーク・リップを自分の素肌の色より少しでも明るい色味(赤み)にするだけで元気で明るい雰囲気になります。
血色メイクのやり方
血色メイクをやるにはベースからリップまで使う道具や塗り方などを細かく説明していきます。道具などはあると便利な物やその方に合わせた物を紹介していきます。是非参考にしてみて下さい。
血色メイクする時にあると便利な道具
ブラシ
・大ブラシ
パウダーなどを顔から掃うときなどに使います。
・中・小ブラシ
ハイライトなどに使います。全体的にハイライトを入れる時は中ブラシ、少し細かい所は小ブラシを使います。
・チークブラシ
チークを入れる時に使います。
・細い持ち手の小さめブラシ(大・中・小)
アイメイク(大・中)ノーズシャドウ(中)アイブロウ(小)を使います。チップはアイメイクに使います。
・アイラインブラシ
先が細い作りの物。パウダーでアイラインを描く時に使います。
・アイブロウペンシル
眉を1本1本描くことができます。色はブラウンをオススメします。
・眉マスカラ
眉につけるマスカラ。毛の質感を柔らかく見せてくれます。オススメ色は明るいブラウンです。
・アイラインペンシル
アイラインを描く時のペンシル。リキッドライナーより色が馴染みやすい。ブラウン系(優しい感じの仕上がり)・ブラック系(キリッとした仕上がり)。
・チーク
パウダー・クリーム。顔の血色を良く見せる。
・リップ
クリームチークと同じ物。リップパレット。
・グロス
リップの上にツヤ感を出すのに使う物。水分量により発色するグロス。
・BB・CCクリームなどのクリームタイプファンデーション
・固形ファンデーション
・リキッドファンデーション。
・パウダー
クリーム、リキッドファンデーションの後にパフで付けるお粉。
・コンシーラー
クマやくすみなどを隠す物。
・フェイスカラー
・ノーズシャドー、アイブロー
キレイなベース作りのための化粧水・乳液方法
ファンデーションをする前に大事なのが化粧水の仕方です。この方法をやるだけで乾燥や化粧崩れがしにくくなります。
<化粧水・乳液方法の手順>
1.手の平に化粧水をのせます。
2.手の平全体に馴染ませ顔全体に馴染ませます。※この時手の平で抑える様に全体に沁み込むように馴染ませる。
3.1度化粧水が乾燥したらもう1度同じように化粧水を手に取り顔全体に馴染ませます。
4.全体に馴染ませたら1番乾燥しやすい口周り、毛穴が開きやすい鼻の上を手で覆い少しそのまま掌で温めます。※手で温めることで手から遠赤外線が出て皮膚の下の部分まで化粧水が浸透し乾燥しにくい肌になります。この時、ヒリヒリ感じる方は乾燥肌の方なので温める時間を長くするといいでしょう。沁みなくなるまでやると乾燥がなくなります。
5.化粧水が終わったら乳液も同じように手に取り全体に馴染ませ先ほどと同じところを手で覆い少し温めます。
6.化粧水・乳液が終了です。
この方法は特に夜しっかりやり、ナイトクリームなどで顔全体を保護すると朝の肌感が変わるので毎日やると肌質が変わっていきます。特に乾燥で毛穴が開いていた方は毛穴がしっかり閉じるので肌が艶々になります。
<コットンはNGです>
実はコットン化粧水は手で付けるよりも化粧水の量も使いますし、コットンに水分が持っていかれるので量的には全然肌についていません。肌に浸透する前に乾燥してしまいます。
効率よく肌につけるのであれば手が1番ベストです。コットンがいい場合はコットンから滴るくらいの量が必要になります。その量でつけるのであればOKです。
ベースメイク方法
下地、コンシーラー、ファンデーションの使い方や色選びなどを紹介します。
下地の色は?選び方・塗り方
下地はリキッドファンデーションであればピンク系か薄いベージュ系がオススメです。
今回は、私がいつも使っている「シュウウエムラ」の泡タイプを使いました。この泡タイプは肌馴染みがとてもよく、クリームと違い軽い仕上がりでオススメです。
クリーム系でもベースは全体に馴染むようにつけます。
ファンデーションの種類と塗り方
ファンデーションはリキッドタイプ、クリームタイプ、固形のファンデーションがあります。
・カバー力的にはリキッド>クリーム>固形タイプです。
・使いやすさ的には固形>クリーム>リキッドになります。
パウダーはリキッド後、顔全体を覆うのに使います。
自分に合った色は、顔と首の境目の色より半トーン明るめの物を選ぶといいでしょう。※よく顔と首の境目の色がいいといいますがそれでは色を間違えると不自然な仕上がりになるのでオススメしません。リキッド後はパフを使いパウダーで全体を細かい粒子の粉で覆います。
ファンデーションの塗り方
1.ベース後、リキッドファンデーションを手に小指の爪2分の1ほどとる。
2.顔の中心メインで均等につけます。
3.逆三角形にしっかりファンデーションをつけ、ほかの部分は薄くなるようにつける。
4.顔の外側部分はファンデーションがあまりついていない状態にする。
5.その後コンシーラーをする。※コンシーラーの記事に移動。
6.コンシーラー後パウダーで全体を抑えます。※全体にクルクル回す感じでつける。
パウダーをした後↓
7.完成
顔の中心はしっかりカバーできているので長時間のお出かけなどにはオススメです。
クリームファンデーション(BBクリーム、CCクリームなど)の塗り方
このBB、CCクリームタイプのものは乳液、下地、ファンデーションなどが一体になっているものですが、リキッドよりはカバー力が少なくなります。
1.1プッシュ手に取ります。※最初は白いですが塗るたびに肌色になります。
2.全体的に塗ります。※顔中心はしっかり、外側は薄付きにする。
3.全体に馴染んだらその後コンシーラー。
4.コンシーラーに移動。
5.コンシーラー後リキッドと同じくパウダーで抑える。
6.完成
クリーム系はリキッドより軽い仕上がりなので暑い日など汗をかいてもそんなに崩れることはありません。
固形(パウダーファンデーション)塗り方
固形タイプはスポンジに粉を馴染ませてそのまま顔につけるタイプです。粉のみなので暑さも薄いのでカバー力は少ないです。若い方や肌のコンディションのいい方に適したものです。
1.リキッドなどと違いコンシーラーを先に塗ります。
2.スポンジで顔に塗っていきます。
3.完成
仕上がりは少しマットな感じの仕上がりになります。カバーがあまりないのでシミなどは見えやすいです。
コンシーラーの種類・塗り方
コンシーラーの種類別説明と塗り方をお伝えします。
茶色のクマを隠すのに適した色味です。
・オレンジ系コンシーラー
青色のクマを隠すのに適した色味です。
・オークル系コンシーラー
一般的なクマやシミなどを隠すのに適した色味です。
<手順>
1.青クマはオレンジ色のコンシーラーをクマと頬の境目にコンシーラーを塗ります。
コンシーラー↓
2.ポンポンと叩くように塗ります。※境目をなくす感じで塗る。
オレンジコンシーラー後↓
3.青クマ、茶クマはクマと頬の境目にイエローコンシーラーをのせます。普通クマはオークルをのせます。
オークル↓
4.ポンポン馴染ませるように塗る。
なじませた後(イエロー)↓
なじませた後(オークル)↓
5.パウダーまたは固形ファンデーションを塗り完成。
青クマの場合はオレンジ色のコンシーラーを1色使いするよりイエロー色も一緒にダブル使いにするとよりカバーされます。
ベースにツヤ感・メリハリを出すには
血色メイクをより引き立ちやすくするハイライトやノーズシャドーを紹介します。
<ハイライト・手順>
1.ブラシに色味を取り少し手の甲に馴染ませTの字にハイライトを入れる。※目頭の上くらいの幅で鼻の中間の高さまで入れる。鼻先(高いところ)まで入れてしまうと鼻がテカって見えるのでNG。
2.完成。
<ノーズシャドー・手順>
鼻筋を出し顔にメリハリを出す。薄めのブラウンを使う。※1番上と中間の色を合わせた色くらい。
1.細い筆に色を取り、手になじませた後に眉頭から中間に向かって入れる。
2.眉頭からストレートに下に筆を持っていく。※力は入れないようにする。
3.鼻先の横までストレートに入れる。
4.反対も同じく入れる。※①②③の順に。
5.完成。
横を見たときに影が出た感じになると鼻筋があるように感じるので顔にメリハリができる。
血色メイクのやり方「アイメイク」
血色メイクではアイメイクは薄めのブラウン系がオススメです。
眉の自然な描き方
眉の描き方だけでも顔のメリハリが変わりのっぺりした顔に見えるか、凹凸のある綺麗な顔に見えるか変わってきます。
1.眉頭は小鼻と目頭の延長上です。目頭より眉間には描きません。
2.眉山は黒目の外側。高さは眉頭より少し高ければOK。
3.眉尻は小鼻と目じりの延長上。それより長いのはNG。
これらを踏まえ眉山から描きます。
<手順>
1.眉山から眉尻にかけて描きます。※1本ずつ描く感じで描く。
NG
1本の濃い線を描くのはNG。眉毛としてキレイに描く意識を!
2.毛がないところは1本ずつ描くように隙間を埋めていく。
描き中↓
描き中↓
3.目頭の上から眉山にかけて描く。
4.より立体感を出すのに眉マスカラを塗る。※色は髪の色より少し明るい色がベスト。毛の流れと逆から塗る。写真↓
5.眉頭まで逆毛に塗る。
6.眉頭から眉尻まで毛流れに沿って塗る。
整えた後。
7.完成。
眉マスカラを塗ることで毛の質感が柔らかくなるので、もしペンシルで濃く描き過ぎても大丈夫です。マスカラの色味を髪の毛より明るいのであれば自然に見えます。
眉カラーありとなしでは毛の色が濃く見えるのと自然に見えるのが比較してわかります。
アイシャドウの塗り方
自然なアイメイクは少し引き締め効果のあるブラウン系がオススメです。
アイホールはパール系の薄め(明るい)のブラウン。
中間と目の際部分は少し濃いブラウンを使います。
<手順>
1.アイホール全体に明るいブラウンを塗ります。※パール感が出ればOKなので濃くつけなくていいです。扇状に塗る。
◎ブラシでつけるとふんわりとした色味になる
◎指でつけるとしっかりと色味がのる。
塗った後↓
2.二重幅のところに濃いブラウンを塗ります。※ブラシでふんわりと。
入れた後↓
3.目の際のところに同じブラウンを濃くつけます。
入れた後↓
4.目の際から上のむかって、グラデーションになるようにする。
目を開けたとき↓
5.アイラインブラシでよりキワのところを描きます。※少し瞼を上に引っ張りながらやると描きやすい。
リキッドアイラインの描き方
失敗ができないので1度でしっかり引きましょう。
<手順>
1.目頭から目尻にむかってアイラインを引く。まつ毛の隙間を埋めるように引く。
アイライン後↓
2.目じりは少し横に引っ張る感じで描く。斜め上に。
目を開けたとき↓
3.完成
カールキープのマスカラの塗り方
ビューラーをしてマスカラをしてもカールがキレイに出る塗り方。
<手順>
1.まつ毛の表面から(上から下に)とかすように塗る。
2.目を開け、下から上に持ち上げるようにとかす。
整えた後↓
3.下まつげは軽く塗る。※少し横に動かす感じに塗る。
下マスカラ後↓
4.完成
※上のまつげを先に表面から塗ることでマスカラの水分が乾燥し上にカールしやすくするためです。また、まつ毛に360度マスカラが付くようにするためです。
一重の方のアイライン
<手順>
1.眉完成。
2.明るいパールのブラウンシャドーをアイホール全体に塗ります。
3.濃いブラウンシャドーを中間まで塗ります。
4.目を開け、目の上の部分に少し印をつけます。※アイラインが目を開けても見えるようにするため。
5.目を閉じ、印の部分までアイラインペンシルで書きます。※色味はブラウンです。
6.描いた部分の上のところを指でぼかします。
目を開けたとき↓
7.リキッドの時は目を半分閉じ、下目尻の延長上にハネがくるように描きます。
8.黒目の上のところまで目じりからひきます。
描き中↓
描き中↓
9.目頭から中間は描かない。
目を開けたとき↓
目を開けたとき↓
10.マスカラ後。完成
一重の場合は上のマスカラで目のボリュームを出すか付けまつ毛をつけてボリュームを出すといいでしょう。
血色メイク「チークを入れるコツ」
チークが不自然に見えない入れ方のコツを紹介します。
血色メイクのオススメのチークカラーとは
チークには種類があり、パウダー系、クリーム系、リキッド系などがあります。今回、血色メイクにはどちらがいいのか?などなど説明しながら紹介します。
パウダーチーク
パウダーチークとは固形の粉のものをブラシで取り肌に馴染ませながら塗ります。メリットとしては薄くつけられるので自然な仕上がりになります。デメリットとしてはつけた感じが薄い分、発色が少し足りない感じがあります。
クリーム・リキッドチーク
クリームチーク・リキッドチークはリップなどと同じく発色のいいものを直接つけ、指やスポンジ等で馴染ませながらつけていくチークになります。メリットとしては、発色がいいので色味を付けたいときにオススメです。また、パウダーと違い肌に吸着しやすいので取れにくいです。デメリットとしては、色が濃く出やすいので慎重につけ、全体に馴染ませないと付けすぎた感じや顔全体のバランスが悪くなります。
パウダーチークを上手に塗る方法
<手順>
1.パウダーチークをブラシにとり、手の甲などでパウダーをなじませます。※馴染ませることで肌に濃い色味がついてしまわないようにします。
2.ブラシでチークを入れる場所は、頬の1番高いところで、黒目の下辺りから横斜め上に長丸を描くように入れます。※血色メイクの時、ブラシは長丸を描きながら往復する感じに動かします。
斜め上に向かって丸く入れる↓
3.3往復くらいしたら完成です。※チークは2回つける必要はありません。
4.完成
クリームチークを塗る方法
手順
1.クリームチークを指に馴染ませます。※色味がピンク・レッド系の場合は付けすぎ注意です。
2.指に馴染ませたものを頬の1番高い場所にポンポンと3~4点ほどつけます。※ポンポンとつけ終えたら指のチークはふき取ります。付けすぎないようにするためです。写真↓
前から見たときに少し斜め上に移動する感じにつける↓
3.点でつけたチークを指2~3本でポンポンと叩く感じで全体にぼんやりなじむ様に広げます。※このとき指の跡が残るようであればつけすぎなので範囲を広げて馴染ませるかスポンジを使いなじませるといいでしょう。
馴染ませた後↓
4.全体にぼんやり付いたら完成です。
クリームチークとパウダーチークを比較したとき。パウダーの方はふんわりした印象で柔らかい質感に対し、クリームの方は色味があるので少し引き締まった感じの印象になります。つけ方の位置やつける範囲は同じですがこれくらい違いがあります。個人的には血色メイクの場合はクリームチークを使う方がオススメです。柔らかい感じにしたいのであればパウダーにするなど使い分けしても良いでしょう。
リップをつける方法
血色メイクの場合のリップのつけ方を紹介します。
基本的には血色メイクの場合は、色味はチークの色と同じものを使うと統一感が出るので同じ色を使いましょう。
☆自分に似合う赤系、ピンク系、オレンジ系のリップがわからない場合は、自分の指で探し作ることができます。
<探し方>
1.自分の指どれでもいいので選び指先の部分が見える程度のところで指圧します。
2. そのままリップのところに指を持っていき、同じ色味があるか探します。
3. 選んだ色を取ります。
4. そのままでは自然なナチュラル色なのでその色をメインにつけたい赤やピンクのリップを混ぜてあげると自分に似合う色になります。※混ぜる量としては、指と同じリップ:つけたい色を2:1または3:2くらいにするといいでしょう。
また、違うやり方ではベースの色(指の色)を先につけその後に塗りたい色を重ねるやり方でもOKです。自分の好きな感じに仕上げてもOKです。
<必要なもの>
▼リップ・グロス
手順
1.指にチークより少し多めにリップを取ります。
2.指に取ったリップを唇の中心につくように塗ります。※この時、全体に塗るのではなく中心に塗るのがポイントです。
3.リップの上からグロスを塗ります。※グロスは中央にたっぷり塗り口角のほうは薄付きにします。
4.中心から外側にむかってぼんやりとした唇になっていればOK。ピンク・レッド系のリップ完成。
全体で見たとき↓
顔全体がポッと赤い感じの印象になっていればOKです。これで血色メイクの完成です。リップの色味は自由なので自分に合ったものを探してあげるとキレイな血色メイクにすることができますよ。
TPO&年代別の血色メイクやり方
オフィスなどでできる血色メイク、年代別で似合う血色メイクを紹介します。
血色メイク「オフィスメイク」
オフィスメイクのポイントは濃すぎず薄過ぎずキチッと感があるようにしましょう。
<手順>
1.ベース、ファンデーションまではいつもと同じようにします。
2.アイブロウはパウダーをメインに使います。パウダーを細いブラシにとり眉山から眉尻を細く描いていきます。※ペンシルと同じように1本ずつ描く感じにすると良いでしょう。眉尻は太くならないように注意します。
3.眉頭から眉山にかけて薄めに描きます。※前から見たときに眉頭から眉尻にかけて薄いから濃く、グラデーションになるようにする。
4.眉マスカラをする。※髪の色より暗い眉にしないようにする。写真↓
5.アイラインもペンシルのみで描きます。中間から目尻にむかって描く。
6.目尻から中間に向かって描く。
7.アイラインは太くならないようにします。中間から目頭部分は描きません。
8.中間から目頭にかけて自然になるようにスーっとなくなるようなラインを描く。
下から見たとき↓
リキッドの場合は同じ位置にリキッドで描きます。
9.アイシャドウはラインが馴染むように軽くブラウンで塗ります。
目を開けた時に軽く見える程度にする↓
10.アイホールに軽くパール系のシャドウを塗る。
目を開けた時にツヤ感が出る程度。
11.チークはパウダーで軽く薄めに。※塗る位置などはチークの記事と同じです。
12.リップはピンク・オレンジ系を中心に塗ります。
13.グロスは全体的につけますが、オフィスの場所で唇にツヤがあり過ぎは不自然なので唇の端をティッシュでオフします。
14.ティッシュオフしたら中心のツヤがリップのボリュームを引き出すので顔にメリハリが出ます。
15.完成。
血色メイク方法「オレンジ色」
オレンジ系はピンクよりも少し発色が薄いので濃くつけがちですが、ふんわりと付けるのがポイントです。
手順などは赤系と同じです。
チーク↓
リップ↓
オレンジ色は、夏少し肌が黒くなってきたときにオススメのカラーになります。肌がピンク系の白い方にはあまり向いておらず、少し色黒な肌質の方が色味を付けたときにキレイに馴染みます。なので、自分の肌色が少し変わる夏にオレンジ系に挑戦するといいでしょう。
血色メイク方法「30代向け」
20代より少し肌の衰えなどを感じる年齢…昔と同じメイクでは何か違和感を抱く方も多いはず…そんな方でもできる血色メイクを紹介します。
<手順>
1.ベースメイク、ファンデーションはいつもと同じようにします。
2.アイブロウ、アイメイクも血色メイク記事と同じように仕上げます。
3.チークはオレンジ色のパウダーチークをブラシにとり、黒目の下あたりから横に長丸を描くように入れます。※少し斜め上にむかって長丸にする。
4.前から見たときに頬の1番高いところにポイントでピンクのクリームチークを塗ります。
チーク全体で頬の高いところが1番濃い状態にする。
ピンクを塗るところ↓
5.ピンクをのせたら少しこめかみに向かって馴染ませるように広げます。
6.リップは色味を直接つけるのではなく、グロスタイプのものを塗ります。※色の変わるグロス。
7.完成。
チークは年齢とともに色味を強調するのではなく、リフトアップに繋がるように入れることが大事になります。血行をよく見せる効果はもちろんですがチークを入れた場合と入れてない場合で顔の引き締まりが変わります。
比較写真↓
リップは、子育てなど時間がない方にもオススメの自分の唇の水分量によって色味が変わるリップグロスが良いでしょう。これだとリップをしてグロスを塗る工程が1度で終わるのでオススメです。
塗る前写真↓
塗って少し時間が経つと。
血色メイク方法「40代向け」
40代からは年齢より若く見えるような血色メイクにするようにしましょう。特にベース、ファンデーションが重要になります。この年代は固形ファンデーションのみの方は見直し、リキッドファンデーションを使うようにしましょう。
<手順>
1.ベース、リキッドファンデーションまで同じ工程でします。
2.リキッド、コンシーラー後パウダーをつけず、固形ファンデーションを使います。※固形ファンデーションをつけることで年齢により開きやすい毛穴を隠します。リキッドと同じように頬、鼻などの顔の中心をメインにつける。
3.固形ファンデーションの後、パウダーで全体を覆います。写真↓
4.ハイライトはTゾーン、眉下から頬骨のCライン、目頭下に▽(逆三角)に塗る。
5.アイブロウ、アイメイクはアイメイク記事と同じです。6.チークは30代向けメイク記事と同じです。
7.リップは、リップライナーでリップラインを描きます。写真↓
下のラインは少し膨らみを出すと良いでしょう。
ライン後↓
8.リップをリップラインに合わせて塗ります。
9.グロスを塗ります。写真↓
10.完成。
リップラインを描いた時と描いていない時を比較すると顔のメリハリが変わってきます。年齢が上になると“くすみ”が出てくるのでラインをキレイに見せるためにもリップラインは必要になります。
比較写真↓
年齢によりカバーしたいところ、メリハリを付けたいところなどをポイントで抑えてやると全体の仕上がりが変わってくるのでこれを是非参考にして新しい自分を探してみてください。