プラセンタの安全性は?成分・効果と正しい摂取方法

アンチエイジング成分として、すっかりお馴染みのプラセンタ。現在では、プラセンタ配合の化粧品が販売されているほか、プラセンタサプリなども登場してきていますね。
今回は、プラセンタとはどのようなものか?その種類や効果は?安全性は?プラセンタの摂取方法は?などなど、プラセンタついて、詳しく説明していきます。


もくじ

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プラセンタとは

プラセンタとは、”胎盤”を意味します。お腹の中の胎児は各器官の機能が確立されていないため、自発的に呼吸したり、栄養素を体内に取り込んだりすることができません。

そのような状況で、胎児の肝臓・腎臓・肺などの役割を果たしつつ、酸素や栄養分を運ぶ役割を担っているのが胎盤です。さらに胎盤は、有毒物に対する解毒作用、排泄、ホルモンの分泌、タンパク質の合成など、胎児が十分に成長し、出生するまでに必要な機能をすべて引き受け、胎児が無事に出生に至る瞬間までその機能は継続されます。

そして、胎盤から抽出された栄養因子と栄養素を科学的に加工したものを、プラセンタエキスと呼びます。

プラセンタの成分

成長因子、アミノ酸、タンパク質、ビタミン、ミネラル、脂質・脂肪酸糖質、核酸、酵素、活性ペプチドなどの成分が含まれています。
それでは、これらの成分について簡単にご説明させて頂くことにします。

成長因子

成長因子は私たちの身体の各器官の細胞から分泌され、おもに細胞分裂を促進する働きを持っています。また、美容成分として知られているヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンなどを生成する働きも持っています。

アミノ酸

身体の細胞を生成する役割を持っています。また、アミノ酸は私たちが食事から摂取しているタンパク質によって合成されますが、こうして作られたアミノ酸は体内吸収率が低いと考えられ、ときには吸収されずに体外へ排出されてしまうこともあるようです。

プラセンタには約20種類のアミノ酸が含まれていると考えられ、体内吸収率が高いため、さまざまなタンパク質を効率よく合成するという特徴を持っています。

タンパク質

身体の細胞のすべての生成に関わる成分で、不足した場合には筋力の低下などをはじめとする、身体の不調が現れることがあります。

ビタミン

代謝を司る成分ですが、体内で合成することができないため、食事やサプリから摂取する必要があります。

ミネラル

血液や体液の調整を行う、大切な栄養素です。ミネラルの中でも、鉄やカルシウムが不足した場合には、悪性の鉄欠乏性貧血や骨粗鬆症などの症状が現れることがあります。

脂質・脂肪酸

ビタミンA、D、Eの働きを助ける成分で、細胞膜や角膜の生成に関わるほか、各ホルモンの分泌にも関わっています。

核酸

肝臓で合成させる成分で、新陳代謝と遺伝子の修復を行う働きを持っています。私たちの体内で合成された核酸は、20歳以降から徐々に減り続け、特に40代以降になると、その量は急激に減少します。そして、お肌のターンオーバーの乱れなどの老化現象として、表面に現れてきます。つまり、核酸をプラセンタから摂取することが、アンチエイジング対策につながるということです。

酵素

私たちの体内に存在している酵素は、代謝酵素と消化酵素に分類され、それぞれに心臓機能の正常化、筋肉や骨の生成、食物の消化・分解する役割を担っています。

これらの酵素は、私たちの健康維持に直接影響を与える成分であるため、不足した場合には免疫力の低下につながる可能性があります。それを防ぐためには、外部酵素を食品やサプリから摂取することが大切です。

活性ペプチド

血液の調整、骨生成の補助、免疫力や抗酸化力の向上に役立つ成分です。

プラセンタの効果

プラセンタは、アンチエイジング対策に高い効果を発揮するといわれている成分で、具体的には以下のような効果を期待することができます。

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プラセンタのシミやシワへの効果

シミやシワが現れるおもな原因は、加齢によるものと紫外線の刺激によるものです。加齢と紫外線、そのふたつは一見するとお互いに関係なさそうですが、実は、ともに深い関わりを持っています。

まず、加齢によるシワはお肌のターンオーバーの乱れによって起こることが多いものですが、その裏には、過去に浴びた紫外線の存在があります。無防備な形で紫外線を浴びると、それに反応したメラノサイトが活性化されてメラニン色素を作り出し、これがシミを作りだす原因となります。

そして、紫外線が皮下に蓄積され続けると、肌はそれを外部に排出することができなくなり、ときを経て表面に現れてくることがあります。これが、加齢によるシミの原因です。

そして、シワの問題。紫外線を浴びることにより、お肌が乾燥して小じわができやすくなりますが、紫外線からお肌が受ける悪影響はこの限りではなく、体内の活性酸素が増え、細胞を酸化へ導く原因となります。

そして、ここで役に立つのがプラセンタです。
プラセンタは強い抗酸化力を持ち、活性酸素の過剰発生を抑性する働きがあります。このため、プラセンタを体内に取り込むことにより、老化の象徴ともいえるシミやシワの予防や改善に役立つということです。

プラセンタはニキビ跡にも効果がある

プラセンタには、新陳代謝を促す成分が含まれていますので、ターンオーバーの正常化効果を期待することができます。

ニキビ跡には、赤い跡が残ってしまうケース、茶色いシミとなって残ってしまうケースのほか、ニキビの重症度によってはクレーター状の跡となって残ってしまうこともあります。

そして、これらの状態を改善するためには、お肌の新陳代謝、すなわち、ターンオーバーを活性させることがなによりも大切です。
ターンオーバーの周期が極端に遅れると、古い角質層が頑固に表皮にしがみつくことになり、新しい細胞の層がなかなか表皮に押し上げられず、ニキビ跡もなかなか改善することができません。

ですが、プラセンタの新陳代謝促進力を借りれば、ターンオーバーの正常化を狙うことができ、それがニキビ跡の改善にもつながります。

プラセンタの健康効果

プラセンタに含まれている成長因子は、私たちの細胞の活動を促す働きを持っていますので、体中の細胞の新陳代謝を促進する効果を期待することができます。

そしてもうひとつ、プラセンタは血行促進効果も持っていますので、血行不良の改善に役立ち、これが動脈硬化や血栓などの予防に役立ち、ひいては生活習慣病の予防や改善に役立ちます。

プラセンタの種類

プラセンタはおもに、哺乳類の胎盤(動物性プラセンタ)が原材料となっていますが、プラセンタの種類はこの限りではなく、植物性プラセンタや海洋性プラセンタといった種類も存在しています。また、人体から採取されるプラセンタもあり、これはヒトプラセンタと呼ばれています。

豚プラセンタ

現在市販されている化粧品やサプリに配合されているプラセンタの中で、最も多く使用されているのが、豚由来の豚プラセンタです。このプラセンタは大量生産が可能であるため、安価な価格で購入することができるというメリットを持っています。

馬プラセンタ

動物性プラセンタのなかでも、特にアミノ酸の含有量が多いのが馬プラセンタで、他のプラセンタと比較した場合に、価格設定がやや高めであるという特徴を持っています。

牛プラセンタと羊プラセンタ

以前では、牛由来のプラセンタも使用されていたようですが、狂牛病騒動以来、牛由来のプラセンタの使用には規制がかけられています。つまり、牛プラセンタはあまり一般的ではないということです。

また、羊プラセンタは最も人間の胎盤とアミノ酸の構成が近いといわれており、ヨーロッパ諸国では人気があり、実際に販売されているようです。ですが、日本国内については羊牧場が少ないということもあり、あまり一般的ではありませんし、羊が牛と同様の反芻動物であることから、使用に規制がかけられています。

植物性プラセンタと魚プラセンタ

植物には胎盤がないから、プラセンタは存在していないのでは?
そのような疑問をお持ちの方は多いことでしょう。ですが、植物にも生殖能力がありますので、プラセンタと同様の機能を持つ部分は必ず存在しているはずです。

では、植物のどこに胎盤と同様の機能を持つ部分が存在しているのでしょうか?
それは、「胎座」と呼ばれる部分で、種子の内部にあって、直接的に発芽を促す働きを持っています。つまり、発芽した新芽に栄養を送り込む役割を持っているのが胎座であり、これが動物の胎盤と同様の働きをするという考え方から、胎座部分が植物性プラセンタと呼ばれているということです。

ヒトプラセンタ

人間の胎盤を原材料としたプラセンタで、もともとは肝機能障害の改善治療や更年期障害治療に用いられていたのだそうです。また、近年ではヒトプラセンタに高いアンチエイジング効果が期待できるとされ、豚プラセンタに次いで人気があるプラセンタとして需要が高まってきているようです。

プラセンタ原液を使う

現在、”プラセンタ原液”という表示のある美容液が数多く販売されていますが、まず、知っておかなくてはならないのが、美容液に配合されている”原液”の意味です。

日本国内で販売されているプラセンタ美容液のほとんどは、プラセンタとともに水やプロパンジオール、BGなどの成分が配合されています。ではなぜ、このような美容液が”プラセンタ原液”として販売されているのでしょうか?

それは、美容成分として配合されているのがプラセンタのみ、その他の配合成分は美容成分ではないため、”美容成分はプラセンタのみ、だからプラセンタ原液”として販売することができるということです。

また、プラセンタ原液とはいえ、美容液に配合されているプラセンタは科学的に加工されていますので、胎盤の成分がそのまま配合されているわけではないということも知っておく必要があります。

プラセンタ原液の安全性

日本国内で販売されているプラセンタ原液のほとんどは、豚由来のプラセンタが使用されており、化粧品の各メーカーによる厳しいチェックが行われますので、その安全は高いものと思われます。

また、信頼が高いとされる豚由来のプラセンタの場合では、「PSF豚」という豚から採取されたプラセンタを使用しています。PSF豚とは、特定の病原菌または寄生虫などに浸食されていない豚を指し、その豚から採取されたプラセンタを「SPFプラセンタ」と呼びます。

現在の日本国は、化粧品に配合されている成分のチェックが非常に厳しく、世界的にも安全性が高いと考えられています。ですがやはり、動物の胎盤が原材料となっているプラセンタを使用する際には、少々神経質になったほうがよいでしょう。

プラセンタ原液に高い安全性を求めるのであれば、「SPFプラセンタ」を使用している製品がおススメです。

プラセンタ原液の使い方

プラセンタ原液は、洗顔後すぐにお肌につけましょう。これにより、他の成分に邪魔されることなくプラセンタがお肌に浸み込みますので、よりプラセンタの効果を確認しやすいと思いますよ。

プラセンタを飲む

プラセンタを経口で摂取するには、サプリあるいはドリンクで摂るという2種類の方法があり、それぞれに異なったメリットを持っています。また、経口タイプのプラセンタを選ぶ際には、原材料となるプラセンタの種類を確認するとともに、殺菌処理が正しく行われているかどうか?という点にも目を向けなくてはなりません。

プラセンタ「サプリ」と「ドリンク」の違い

サプリはタブレット状、またはカプセル錠、ドリンクは液体状であるという違いがあります。また、プラセンタの効果の現れ方には個人差がありますが、即効性を求めるのであれば、体内への吸収が早い液体状のドリンクがおススメ。

サプリでももちろん効果を期待することはできますが、サプリの場合では吸収に少々時間がかかり、ゆっくりと効果が現れてくるという特徴を持っています。それでは、簡単にこれらのメリット・デメリットについてご紹介しておくことにします。

プラセンタサプリのメリット・デメリット

リーズナブルな価格で継続しやすいというメリットを持っています。また、ピルケースなどに入れて持ち歩くこともできますので便利であるという点も、メリットとして挙げることができます。一方で、即効性に欠けるというデメリットも持ち合わせています。プラセンタサプリの多くは味や臭いが気になりませんので、初めてプラセンタを飲むという方は、まずはサプリから始めてみるとよいでしょう。

プラセンタドリンクのメリット・デメリット

即効性を期待できるというメリットを持っています。ところが、プラセンタドリンクは全般的にお値段が高めであるというデメリットを持っており、毎日続けることを考えると、お財布に優しいとはいえません。また、ドリンクの種類によっては味や臭いに癖があり、飲みにくいものもあります。

プラセンタの飲み方と飲む量

プラセンタはサプリまたはドリンクで摂取することができ、1日当たりの適正量はおよそ100㎎であるといわれています。サプリやドリンクを選ぶ際には、その製品に配合されているプラセンタの濃度をきちんと確認し、適正量を摂取することが大切です。

プラセンタとの飲み合わせの良し悪しについて

ヒトプラセンタについて、以下の参考資料があります。
参考資料: 医薬品インタビューフォーム

この資料によると、ヒトプラセンタの場合ではアレルギー反応を懸念する必要があると明記されていますので、現在なんらかのアレルギーをお持ちの方や、抗ヒスタミン剤を服用中またはステロイド外用薬などを使用中の方は、かかりつけの医師に相談し、プラセンタ使用の可否を必ず確認しておいて下さい。

この参考資料には、プラセンタとその他のサプリ、または薬の相互作用はないと明記されていますが、「Ph8.5以上強塩基性の薬剤」を服用中の方は、プラセンタとの併用で、薬が本来果たすべき薬理効果が薄れる可能性が考えられます。参考までにPh8.5以上強塩基性の薬剤製品名を列挙すると、以下のようになります。

・利尿剤…ダイアモックス、ソルダクトン、アレリックス、ラシックス
・代謝性剤…ATP
・利胆剤…コレレチン
・抗生物質…ペントレックス、ブロードシリン、ビクシリン、ユナシン
・抗ウイルス剤…ソピラックス、デノシン
・強心剤・気管支拡張剤…アミノフィリン
・骨格筋弛緩剤…ディアルフェリン、ダントリウム
・細胞賦活剤…イノシー
・解熱剤…オペロン
・止血剤…オルダミン
・駆虫剤…サントゾール
・科学療法剤…ダイメトン、アプシード
・睡眠鎮静剤…アイオナールナドリウム、ネンブタール
・睡眠鎮静。抗てんかん剤…アレビアチン
・抗悪性腫瘍剤…フトラフール
・無機質性剤…フェジン
・血液代用剤…補正用リン酸ニカリウム

参考資料: http://www.placenta-jbp.co.jp/medical/research/pdf/23.pdf
上記の薬を服用中の方は、ひとまずプラセンタの摂取は避けることがベスト。アンチエイジング対策も確かに大切ですが、それよりもまず、身体を健康な状態に戻すことを優先させましょう。

プラセンタ注射について

プラセンタはサプリやドリンクだけではなく、注射で体内に取り込むことが可能で、その際には動物性プラセンタ、植物性プラセンタ、海洋性プラセンタは用いられず、ヒトプラセンタのみの使用となります。

プラセンタ注射はどこで受けられるの?

プラセンタ注射は、美容外科、美容皮膚科、皮膚科、形成外科で受けることができますが、皮膚科や形成外科の場合では取り扱いがないところもありますので、事前に確認しておくとよいでしょう。

プラセンタ注射の持続期間と頻度

プラセンタ注射1回につき、効果が持続する期間はおよそ2~3日であるといわれています。つまり、週2回程度の注射で、効果を永続的に維持することができるということになります。

ただし、これはあくまでも単純計算の話であって、実際にはプラセンタ注射を継続して打ち続けているうちに、1週間で1回、2週間で1回というように、日数の間隔を空けても効果が持続しやすくなると考えられています。

プラセンタ注射の費用の目安

お試し価格が1回で500円、980円と格安な設定となっている医療機関もありますが、相場の目安としては1回で2,000円~3,000円(1アンプル)前後となり、お肌や身体の状態によって、アンプル数が決まります。

プラセンタを含む化粧水や美容液

化粧品の中には、プラセンタエキスが配合されているものもありますが、その濃度は製品によってまちまち。では、プラセンタ原液とプラセンタを含む化粧水美容液は、どのようなところに違いがあるのでしょうか?

原液との違い

それではここで、プラセンタ原液とはどのようなものか、おさらいをしておくことにしましょう。プラセンタ原液とは、美容成分がプラセンタ1種類のみ配合されている製品を指します。つまり、水やその他の成分が配合されていたとしても、美容成分にプラセンタの原液が1種類だけ配合されていれば、それはプラセンタ原液ということになります。

一方で、プラセンタを含む化粧水や美容液の多くは、プラセンタだけではなく、ヒアルロン酸やビタミンC誘導体などをはじめとする、別の美容成分が含まれています。

ここで注意して頂きたいのは、製品名が”プラセンタ化粧水”または”プラセンタ美容液”となっていても、プラセンタの配合量が他の美容成分よりも多かった場合には、”プラセンタ○〇”という製品名で販売されていることがあるということ。

純粋にプラセンタだけを配合している化粧品の購入を希望する場合には、その製品に配合されている成分をよく確認し、間違えてしまわないよう注意して下さいね。

プチプラでも効果は出る?

プチプラであっても、配合されているプラセンタの濃度が高ければ、もちろん効果を期待することができます。

ただし、プチプラのプラセンタ化粧品の中にはPG(プロピレングリコール)やDPG(ジプロピレングリコール)という化学合成成分が含まれていることがありますので、敏感肌やアレルギー肌の方の場合では、このような成分がなるべく配合されていない化粧品を選ぶとよいでしょう。

ですが、特に肌トラブルがないという方は、これらの成分に対してそれほど神経質になる必要はありません。

良質なプラセンタの選び方

牛や羊のプラセンタは規制がかけられていますので、化粧品に配合されていることはまずないと考えられますので、プラセンタ化粧品に配合されているのは豚または馬プラセンタであると考えておくとよいでしょう。

また、ヒトプラセンタは医療機関での取り扱いとなりますので、市販されているプラセンタ化粧品にこのプラセンタが配合されていることはありません。

配合されているプラセンタは豚または馬、この部分は問題ないとして、少々気にしなければならないのは配合されている化学合成成分の種類です。

まずはパラベン。パラベンは防腐剤としての役割を果たしますが、アレルギーを引き起こす可能性のある成分ですので、この成分配合の化粧品は、極力避けましょう。

また、アルコールや鉱物油、香料や色素などの材料となる成分にも、アレルギー反応が現れる物があります。特にお肌が弱い方は、パラベン、アルコール、香料、色素に注意しましょう。

そして、大切なのはプラセンタの配合量です。パラベンなどの化学合成成分が配合されていなかったとしても、肝心のプラセンタの配合量が少なすぎる製品の場合では、プラセンタの効果を実感することができない可能性もあります。

プラセンタ化粧品を選ぶ際には、表示されている成分の上位にプラセンタの記載があるものを選びましょう。

プラセンタの副作用と注意点

まず、ヒトプラセンタですが、このプラセンタは医療機関のみ取り扱いがあり、HIVや肝炎などのウイルス有無などのチェックが行われ、安全性が確認された製品が使用されていますので、副作用などの心配はないと考えられています。

だだし、ウイルスによる感染の危険性が完全にゼロであるとは言い切れないため、ヒトプラセンタの注射を受けた場合では、献血を行うことができなくなります。

また、プラセンタ注射を受けて、一時的に次のような症状が現れる可能性はあります。
・注射を行った部分に赤味や痒みが出ることがある
・注射を行った部分が硬くなったり痛みが残ったりすることがある
・注射を打った側の腕のたるさを感じることがある
・全身に倦怠感が現れることがある

これらは、プラセンタ注射を受けた方に現れる可能性のある症状ですので、プラセンタ注射後に万が一このような症状が現れた場合には、注射を行った医療機関に相談し、適切な処置を受けましょう。

また、市販のプラセンタサプリの場合では、豚や馬のプラセンタが使用されていますが、こちらもまた、厳しい安全基準をクリアしている製品であれば、副作用の心配はないと考えられています。

発がん性などのリスクは?

女性の更年期障害治療のひとつに、ホルモン補充療法というものがあり、これは女性ホルモンであるエストロゲンを補充してホルモンバランスを整え、症状を緩和させるために行われる治療法です。そして、この療法の場合では、女性ホルモンの分泌と関係のある乳がんや子宮がんなどの、女性特有のがんの発症率を高めるリスクがあるといわれています。

そして、プラセンタにもエストロゲンの活性化効果を期待することができますが、プラセンタは天然由来成分であるため、ホルモン補充療法に使用される薬剤とは異なります。したがって、プラセンタが原因となってがんを発症することはないと考えることができます。

ただし、医療機関によっては過去にがんを発症したことのある方に対して、プラセンタ注射やサプリの処方を行わないという方も存在しているようです。

プラセンタの発がん性に関しては、現在のところ研究段階であるため、はっきりとした回答が出されているわけではありません。この部分については、医療機関の専門医から詳しい説明を受けてみて下さい。

プラセンタとアレルギーについて

副作用とは、薬の服用やサプリによって現れる病理的な症状を指しますが、アレルギーの場合では、薬やサプリに配合されている特定の物質(アレルゲン)に対して身体が過敏な反応を示すもので、プラセンタが原因であると思われるアレルギーの症例は、実際に存在しています。

・もともとアトピー性皮膚炎をお持ちの方がプラセンタ含有の食品を摂取したところ、アトピー性皮膚炎が重症化した。
・プラセンタエキスお肌に塗布したところ、接触性皮膚炎の症状が現れた。

このような症例が実際にある以上、どなたにもアレルギー反応が現れる可能性があるということですので、特にアレルギーをお持ちの方は、プラセンタの経口摂取またはお肌に塗布する前に、かかりつけの専門医に相談し、アレルギー検査を受けておくことをおススメします。

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