女性の薄毛・抜け毛の原因と治療・ケア方法・対策

女性の薄毛・抜け毛の原因と治療・ケア方法・対策
現代社会において、薄毛の悩みは男性だけのものではありません。その証拠に女性向けの薄毛対策商品がたくさん販売されています。薄毛で悩んでいる女性はひとりだけではないのでまずは安心してくださいね。

この記事では女性の薄毛に特化して、原因や簡単にできるケア方法から本格的な治療まで解説しています。即効性のある根本的な対策はなかなか難しいところなので、薄毛を目立たなくするヘアスタイルなども合わせてご紹介しています。

残念ですが、産後脱毛を除いて薄毛は自然に回復することはなく進行していくばかりです。
自分の薄毛と向き合うのはとても辛い作業になるかもしれませんが、ぜひこの機会に進行を食い止めましょう。

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もくじ

女性の薄毛の種類(タイプ)

女性の薄毛対策を知るには、自分の薄毛がどのタイプなのかを知る必要があります。
代表的な6つの脱毛症をご紹介します。

瀰漫性(びまん性)脱毛症

瀰漫性脱毛症は30代中半から中年以降に至るまで幅広い年代の方が悩んでいる症状で、現代人に最も多い脱毛症とも言われています。
瀰漫性脱毛症のやっかいなところは自分で気がつきにくいところ。特定の部分が薄くなるのではなく、全体的に髪が少なくなってくるので瀰漫性脱毛症と自覚しにくいのです。

瀰漫性脱毛症は別名「女性男性型脱毛症(FAGA)」とも呼ばれています。男性型脱毛症(AGA)の女性版ということですね。

FAGAの原因は女性ホルモンが減少することと言われています。女性ホルモンは加齢によって減ってくるものではあるのですが、早い方なら35歳前後から減少がはじまってしまいます。生活習慣、ストレス、間違ったダイエットなどでも女性ホルモンは減少します。

AGAとFAGAの大きな違いは脱毛部位です。AGAは頭頂部、額近くの髪の生え際など部分的に薄くなるのが特徴ですが、FAGAは全体が薄くなります。

毎日のスタイリングが決まりにくくなってきたり、髪のハリやコシが減っていると感じたら、つむじのあたりや側頭部の毛量を確認してみて下さい。

脂漏性(しろう性)脱毛症

脂漏性脱毛症は皮脂の過剰分泌によって起こる脱毛のことです。皮脂自体は頭皮を守るという大切な役割があるのですが、過剰に出てしまうと毛穴が詰まって炎症が起こりやすくなり、その結果発症する脱毛症です。

脂漏性脱毛症が起こる原因は、食生活の乱れ、洗髪剤が合っていない、トリートメントなどを落としきれていないことなど。また、皮脂が気になるからといって洗浄力の強いシャンプーで洗いすぎるのも過剰な皮脂分泌に繋がってしまいます。

粃糠性(ひこう性)脱毛症

粃糠性脱毛症の特徴はフケです。フケの原因は洗髪剤が肌に合っていない、頭皮の乾燥、ワックスなどの整髪剤の使用量が多い、毎回きちんと落としきれていないなどいろいろありますが、フケによって毛穴が機能しづらくなり詰まってしまうと粃糠性脱毛症を発症してしまいます。

少々のフケなら毛穴が詰まることはありませんが、フケが出るということは何らかの原因があるはずなので、まずはどうしてフケが出てしまうのか、原因を突き止めましょう。

牽引性(けんいん性)脱毛症

牽引性脱毛症は日常的に髪を強く引っ張ることで起こる脱毛症です。アップヘアー、ポニーテールなどで髪を強く引っ張ってしまうと頭皮に負担がかかり髪が抜けやすくなるのです。

そのため、牽引性脱毛症は髪がある程度長い女性に起こりやすいと言われています。
牽引性脱毛の対策としては、日ごろから髪をあまり強く結ばない、頭皮の負担を減らすような髪型を心がける、マッサージを取り入れる等があります。

円形脱毛症

円形脱毛症には「単発型円形脱毛症」と「多発型円形脱毛症」の2つがあります。
単発型円形脱毛症は子供からお年寄りまで年齢に関係なく発症します。大きさも数ミリから数センチまで様々。複数個所にわたって発症することもあります。

単発型円形脱毛症は特別な治療を施さなくても自然治癒することも多いのですが、1度診察を受けた方が安心です。

多発型円形脱毛症は繰り返してしまう円形脱毛症です。単発型円形脱毛症よりも脱毛範囲が大きくなり、精神的負担も大きくなるので、迷わず診察を受けましょう。
治療に必要な期間は半年から数年と言われています。1度完治したように見えても再発することもありますので、決して甘くみない方が良い脱毛症です。

分娩後脱毛症

分娩後脱毛症は出産した後に起こる脱毛症で、一時的なものであることがわかっています。分娩後脱毛症の原因は女性ホルモンの働きにより出産してすぐに毛周期が休止期に入ってしまうこと。

一時的な抜け毛はありますが、半年から1年程度で自然に回復することが多いのであまり思い悩まない方が良い脱毛症とも言えます。
ただし、高齢出産などで体力の回復が遅い場合や産後に過度なストレスが続く場合は回復が遅いこともあります。

女性の薄毛・抜け毛の様々な原因

女性に多い脱毛症の分類がわかったところで、なぜ薄毛に悩まされるのか、その原因を見ていきましょう。

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遺伝による薄毛

女性の脱毛症は20代などの若いうちは起こりにくいものです。もし若いうちから抜け毛、薄毛が気になるならそれは遺伝によるものかもしれません。
女性の場合は両親がAGA遺伝子を持っていると遺伝すると言われていて、どちらか片方にAGA遺伝子があるだけでは遺伝することはないのです。そのため、遺伝による脱毛は男性と比べるとかなり低くなっています。

AGA遺伝子のリスク度は医療機関や検査キットなどで確認することができます。
検査キットの場合は自分で口の中の粘膜を綿棒で採取して検査機関に送る必要がありますが、自宅にいながら検査ができるのは手軽で良いですね。

産後(出産)による抜け毛

産後の脱毛はホルモンバランスの変化によって毛周期が一時的に変わり、本来なら「成長期」のはずの髪が一度に「休止期」に入ることで起こります。
そのため、毛周期が元に戻れば脱毛状態も自然に改善されます。
心配になるくらい抜けることもあるので、精神的に辛い時期があるかもしれませんが、食生活などが原因ではないため自然に元に戻ることを前提にして毎日を過ごすのが良策です。

ストレスによる抜け毛

目に見えないストレスは、わたしたちの身体に様々な不調を引き起こします。脱毛症の最大の原因はストレスと言われているくらい髪にも深く関係しているのです。

女性が社会に出るようになって、これまでに女性が感じることのなかった種類のストレスが増えていて、それが女性の身体の不調を引き起こしているとも言われていますが、ストレスは家事、育児、ママ友とのお付き合いなど家庭環境にも存在しますよね。

改善できそうなストレスの原因はなるべく取り除いて、身体に溜まってくる前に定期的に発散して上手に付き合っていきましょう。

不規則な食生活・生活習慣

家族の中にいると、女性はつい自分の食事をないがしろにしてしまいがちです。朝ごはんはお子さんのお弁当のおかずの残り、昼ご飯はお夕飯の残りや朝食の残りで済ませたり、トーストにバターを塗っておなかに詰め込んでおしまいにしたり。心当たりはありませんか?

スムージーやチアシードたっぷりの健康的な食事に変える必要はありませんが、適量のお米、お野菜、お魚、豆類(豆腐)、お肉などをバランスよく摂ることは健康維持のためにも大切なことです。

とはいえ1人のランチタイムで何種類も作るのは面倒ですよね。そんなときは丼ご飯でも良いので納豆・とろろ・しらすに卵黄など、なるべくバランス良くのせるだけでも違ってきます。

食事を摂る時間もなるべく統一した方が良いのですが、仕事帰りのご主人に合わせる必要があるなど遅くなりそうなときは、遅い時間にたくさん食べないで済むように軽くおなかに何かを入れておくなどの工夫をしましょう。
サラダだけを先に食べておくとベジファーストになり、健康的なダイエットにも繋がります。

それから、ランチはいつも外食でから揚げやランチステーキなど高脂肪になりがちな方は要注意。コレステロール値が高くなり頭皮の毛細血管が詰まって抜け毛に繋がります。

加齢による薄毛

年を重ねると若い頃と比べて細胞の働きが弱くなるため、加齢による脱毛は誰にでも起こり得るものです。
老化を遅らせるための特効薬はありませんが、年齢のわりにとても若い女性っていますよね?

食生活やストレス、日ごろの頭皮ケアなどによって加齢による脱毛の状態は大きく変わってきますので、諦めないことが重要です。

過度なダイエットによる抜け毛

ネットやテレビ番組で過度なダイエットの危険性が取り上げられることが増えてきたため、最近はあまりにも過激なダイエットを行う女性は減っているかと思いますが、やりすぎのダイエットは脱毛にも繋がります。

具体的には過激なカロリー制限、3食を1種類の食品に置き換える、油分の控えすぎなど。
これらのダイエットをやりすぎると、本当なら成長期のはずの髪が休止期に入ってしまい抜け毛が増えたり、髪そのものが健康を損なわれツヤがなくなったりします。

ヘアカラーやパーマなど

髪や頭皮に直接的なダメージを与えるパーマやヘアカラーは毛穴の健康を損ないます。
若いうちは目立ったダメージは無くても、年齢を重ねるごとに薄毛が気になるようになってしまいます。

でも、将来のことを考えてヘアカラーやパーマを控えるのは残念ですよね。頭皮に刺激の少ない薬剤を使っているヘアサロンもあるのでそういったお店を選ぶことも改善策のひとつです。

間違ったヘアケアによる薄毛

ヘアケアの基本はシャンプー&トリートメントですよね。
安価なシャンプーには頭皮の刺激になる界面活性剤がたっぷり配合されていて、これらのシャンプーで洗うことそのものが抜け毛の原因になることもあります。

じゃあ石けんシャンプーなら安全なのかというと、一概にそうとは言えません。きちんと洗い流さないとどちらにしても同じなのです。
また、界面活性剤=悪者というわけでもありませんし、天然成分から作られる界面活性剤もあります。

シャンプーの選び方は、フケ、皮脂の過剰分泌、乾燥などの気になる症状によって変わってきます。どうしても症状が改善しないなら皮膚科に相談するのもひとつの方法ですよ。

また、普段の生活で気をつけたいのはドライヤーの使い方です。
髪や頭皮にドライヤーを近づけすぎる、温度が高すぎると抜け毛の原因になることもありますよ。最低でも15cmは髪から離して常に動かしながら乾かしていきましょう。

髪の結びすぎによる薄毛

髪の結びすぎによる薄毛
牽引性脱毛症のところでも解説しましたが、髪をキュッと結んでいるだけでも頭皮は刺激を受けています。
お仕事でどうしてもきちんと結ばないといけないなら帰宅後はなるべく早くほどいて頭皮をリラックスさせましょう。

◆髪は長い方が良いの?短い方が良いの?
頭皮の負担を減らすなら結ばなくても良い長さが理想です。
髪が長いと重さによって髪が抜けやすくなりますし、絡まった髪をほどくときにも抜ける可能性が高まります。また、シャンプー剤が残りやすいというデメリットもあります。
髪が短い方がブローで軽やかに仕上げることもできるので、どちらかというと短い方が対策になります。

脱毛の原因となる事象を見てきましたが、実際に薄毛が発症する原因はひとつではありません。
これらの原因が混ざり合って抜け毛に繋がっていくのです。
今できることから改善していきましょう!

女性の薄毛・抜け毛の対策・ケア方法

ここでは、誰にでもできる薄毛ケア方法をご紹介します。
家庭でできる簡単なものから医療機関を利用する本格的なものまで、難易度の低い順番に解説していきますね。

マッサージ

頭皮マッサージ
頭皮のマッサージは意外と馬鹿にできない抜け毛改善方法です。
いちばんカンタンなマッサージ方法は指の腹を使う指圧です。両手の指で頭皮を揉む・頭皮を動かすような感じでマッサージします。爪を立てる、頭皮を擦るのはダメ。力加減は自分が気持ち良いと感じる程度にしましょう。

オイルを使ったマッサージ法もあります。
乾いた頭皮にオイルを馴染ませると毛穴の汚れが浮き詰まりの解消にもなります。
やり方は指先にオイルをとって額・側頭部・襟足からそれぞれ頭頂部に向って指先でクルクルと円を描くようにマッサージしていくだけ。マッサージが終わったらいつもどおりシャンプーをします。

時間は5分くらいで、週に1回のケアで十分です。
このとき使用するオイルはホホバオイルがオススメですが、クレンジングオイルを使って頭皮の脂分を落とす方法もあります。クレンジングオイルを使う場合は、刺激の少ないものを選んで下さいね。

ReFa(リファ)などのマッサージアイテムをお持ちの方は軽くコロコロするのもとても有効です。リファは髪に絡まないので問題ありませんが、必ず絡まないものを使ってください。

マッサージには即効性はありませんが、気がついたタイミングでもみもみするだけなので、ぜひ他のケア方法と組み合わせて継続してくださいね。

食事

髪によさそうな食材というとワカメなどの海草が思い浮かびますが、ひとつのものを積極的に摂るよりもバランスを重視しましょう。
抜け毛予防・改善に必要な栄養素はたんぱく質・ビタミン・ミネラルなどのみんなが知っているものばかりなんです。

・たんぱく質
植物性たんぱく質を多く含む食品は、豆腐などの豆類です。豆乳もオススメ。
豆腐とワカメのお味噌汁などは無理なく続けられる一品ですね。

動物性たんぱく質は肉類に多く含まれていますが、気をつけたいのが動物性タンパク質摂取のために肉を摂りすぎたり、チーズなどの高カロリーな食品を食べ過ぎること。
毎日がっつりいただく必要はありませんので、この点でもバランスが重要です。

・ビタミン
ビタミンにはそれぞれ抜け毛改善に対する働きが違います。
ビタミンA:血行促進
ビタミンB:髪の毛の生成を助ける
ビタミンE:髪の若さをキープ
など。
野菜から摂取するなら、色の濃い緑黄色野菜がオススメです。また、魚類や穀物にも含まれています。

・ミネラル
ミネラルは亜鉛です。亜鉛をたっぷり含む食材といえば牡蠣・レバー・うなぎなど、いかにもパワーが沸きそうなものですが、ただ、これらを毎日摂るのは難しいですよね。
牡蠣にはかなわないですが卵黄にもミネラルが多く含まれています。卵なら1日1コでも無理なく食べられるのでは?

それからビオチンという成分が頭皮、毛髪の健康に良いことがわかっています。ビオチンを多く含む食品は鶏レバー、かれい、卵黄などに多く含まれています。

これらはほんの一例ですが、たんぱく質・ビタミン・ミネラルは健康のためにもバランス良く摂取したい栄養素です。今日の食事が明日の頭皮の健康に繋がると思って、食生活を見直してみましょう。

サプリメント

育毛サプリと呼ばれている薄毛対策のサプリメントが販売されています。
主な成分はノコギリヤシ、亜鉛など。これらに育毛に良いとされている成分がバランス良く配合されています。

サプリメントはあくまでも食品の補助的な役割なので、育毛サプリだけで薄毛を解消するのは厳しいかもしれませんが、食生活の改善やシャンプーの見直しなどと併用することで効果を期待できます。

亜鉛、ビオチン、ノコギリヤシなどのサプリメントを単体で摂る場合には飲み合わせに注意してください。

育毛剤・シャンプー

育毛向けのシャンプーもたくさんの種類が販売されています。ネットで手軽に購入できて初回はトライアル価格が設定されている製品もあります。

育毛シャンプーなら毎日の生活に無理なく取り入れられるので続けやすいという大きなメリットもあります。
育毛剤にはちょっと抵抗がある方はまず育毛シャンプーから始めてみてはいかがでしょうか。

女性向けの育毛剤は洗面台まわりに置いておいても違和感がないくらいスッキリとしたデザインのものもあります。使い方もとても簡単で1日1回~2回程度、頭皮に揉み込んで軽くマッサージするだけです。
妊娠中・授乳中でも使用できる製品もありますよ。

タバコ・アルコール(飲酒)を控える

タバコや大量のアルコールは何事においても良くないと言われていますよね。
まずタバコですが、ニコチンをはじめとする有害成分による血行不良が問題となってきます。さらに体内のニコチンを分解するために大量のビタミンが使われます。抜け毛予防にビタミンが欠かせないことはお話しましたが、喫煙者は日常的にビタミンが足りていない状態です。

アルコールが体内で分解されるときにビタミンやアミノ酸を大量に消費します。髪に必要な栄養分がどんどん奪われていき、さらに亜鉛不足にも繋がってきます。
そして、アルコールが肝臓で分解される際に発生する毒性物質のアセトアルデヒドは、ジヒドロテストステロンという脱毛の原因になる男性ホルモンを増やしてしまいます。

タバコとアルコールを控えることは、脱毛の原因を減らすことになるということですね。タバコを吸う、お酒を毎日飲むような方はサプリメントの摂取を検討した方が良いかもしれません。

漢方

薄毛改善向けの漢方もあります。漢方医学では気・血・水のバランスが壊れると身体になんらかの症状が出てくるといわれています。抜け毛についても考え方は同じで、血流を整える、腎臓を強くするなどのアプローチを取ります。(漢方医や漢方薬局によって方針は異なります)

漢方薬は市販もされていますが、漢方薬を処方してくれる病院もあります。この場合、保険適用となるので効果の高い漢方薬を安価で手に入れることができます。

クリニック(病院)で治療

クリニックでの治療の流れはカウンセリング→初診(検査)→治療スタート→通院です。
残念ながら薄毛治療は自由診療になり保険は適用されませんが、診察を受けることで頭皮の状態や髪の状態、血液の健康状態などがわかります。
診察を受けた後に治療をスタートするかどうかを決めることができるので、あまり深く考えずにとりあえずカウンセリングを受けてみるのも良いと思います。

実際の治療内容は外用薬や内服薬を用いた中長期的なものになります。
1ヶ月にかかる費用はお薬代を含めて15,000円~32,000円程度とやや高額ですが、3ヶ月~6か月で発毛の兆候が見られる場合が多いようです。

クリニックでの治療はなんとなく最終手段のような気もしますが、市販の育毛剤などをアレコレ試してみる前に診察を受けるのはとても良い選択です。
発毛カウンセリングは無料で行っているクリニックもありますので、ぜひ探してみてくださいね。

薄毛の隠し方・目立たなくする方法

薄毛の種類・原因・改善方法などを見てきましたが、最も効果的と思われる医療機関においての薄毛治療でも3ヶ月以上はかかります。
そこで発毛へのアプローチを継続している間でも可能な、薄毛を上手に隠したり目立たなくする方法をご紹介します。

髪型(ヘアスタイル)

ボブくらいの長さがあればヘアアレンジで薄毛を目立たなくすることが可能です。

・分け目を変える
いちばん簡単にできる方法は分け目を変えること。これはかなり効果的なスタイルチェンジですよ。
いつの間にか分け目が広がっている気がする方は要注意です。いつも同じ分け目にしていると、その部分の頭皮が硬くなり発毛状況も悪くなるので、分け目は定期的に変えるようにしましょう。
分け目を変えると髪がボリュームアップして見えるので、視覚的な面でもオススメです。

・額の後退が気になる方向けのアレンジ
おでこが広がった気がする・・・という方は思い切っておでこを出すのもひとつの方法です。
その際は髪を後ろでギュッっと結ぶのではなく、前髪をフワッとまとめてポンパドールを作って目線が前髪に行くように工夫しましょう。

ややボリュームのあるカチューシャやターバンで顔周りの印象を変えるのもオススメです。ターバンを使うと髪をまとめていてもボリュームがあるように見えますよ。
オフィスには向いていませんが、ポンパドールとカチューシャを組み合わせるのも可愛らしくて良い方法です。

大きめターバンや目立つカチューシャに抵抗がある方は、細いシンプルなカチューシャを1本だけ使いましょう。
分け目ができないように髪を全体的に後ろに流して、カチューシャで留めます。
この1本だけでオシャレ感がかなりアップしますし、おでこを出していても目線はカチューシャに行くのでシンプルながら効果的です。
カチューシャやターバンを使うときは前髪をきっちりと上げるのではなくやや緩めに上げるのがコツです。

テレビや映画などで外国のかわいいおばあちゃんがターバンを巻いてニコニコしている映像を見たことがありませんか?もう若くないから・・・などと言わずに、どの年齢の方にもチャレンジしていただきたいです!

・頭頂部が気になる方向けのハーフアップ
頭頂部の薄毛が気になる方向けのハーフアップ
ハーフアップとは髪を上半分だけまとめるヘアスタイルで、頭頂部を自然に隠すことができます。
髪が肩につくくらいの長さの方は小さめのバレッタで留めるとバランス良く見えますが、大きなバレッタも楽しいですよ。長さがある方は結んだ部分をお団子にするとよりボリュームが出ます。
後れ毛を気にせずあまりキッチリとまとめない方が今風ですし、頭皮にも優しいです。

髪が短い方はドライヤーの当て方ひとつでボリュームを出すことができます。
ドライヤーを上から当てずに髪をめくるようにして根元から髪を立たせるようなイメージで当ててあげると、フワッと仕上がります。

髪の長さがとても短い方(佐伯チズさんくらい?)はヘアアレンジが難しくなります。
このような方にぜひオススメしたいのが次のウィッグです。

ウィッグ

初めに知っておいて欲しいことは、ウィッグは隠したい部分を確実に隠せてボリュームアップもしてくれるとても効果的なアイテムということ。なんとなく抵抗がある方もいらっしゃると思いますが、ぜひ1度試していただきたいです。

ウィッグには種類があり、代表的なものはトップピース、ハーフウィッグ、フルウィッグです。
トップピースは頭頂部、ハーフウィッグは頭頂部から側頭部、フルウィッグは頭部全体を覆う感じになります。

始めやすく最も安価なのはトップピースです。コマーシャルやテレビショッピングでもよく取扱っていますね。
より自然に見えるのもトップピースなので、初めてウィッグを使用する方も抵抗が少ないです。
また、トップピースは分け目を自然に隠せるので分け目の広がりが気になる方にも向いています。

ハーフウィッグは前髪やサイドをすぽっと覆うような感じになります。前髪が欲しい方にピッタリですが、自毛との馴染みを確認してから購入すると間違いがありません。
もしちょっと馴染みが悪いようなら、ヘアバンドと組み合わせると違和感がなくなりますよ。

ウィッグの入手方法はいくつかありますが、最初にやっておきたいのが行きつけの美容室で聞いてみること。
あなたの髪や頭皮の状態をよく知っている美容師さんが紹介してくれるウィッグは信頼度が高いですし、着け方やお手入れ方法も詳しく教えてもらえます。
また、ウィッグの色に合わせて地毛をカラーリングしてもらうこともできます。

もし行きつけの美容室が決まっていない場合は、ネットで購入する方法もあります。
価格は正にピンキリ。数千円のものからオーダーメイドの高価なものまで本当に様々です。

アデランスやレディースアートネイチャーなど、名前を聞いたことがあるブランドのものから探してみるのも良いですし、楽天市場などの総合ネットショップならもっと安価なものも見つかります。
ウィッグで薄毛を隠す

ただし、ウィッグの質は値段と比例します。あまりにも安いものは分け目やつむじがツルツルと光って見えたり、髪そのものも不自然にテカっていることもあります。ドライヤーやコテが使えないものもあるので説明をよく読んでから購入するようにしましょう。

◆いきなりウィッグは不自然じゃない?周囲の反応が気になる・・・
周囲の反応、気になりますよね。あくまでも自然に、なるべく気づかれないようにという気持ちはとてもよくわかりますが、親しい友人には自分からカミングアウトすると相手も気を使わないのではないでしょうか。
性格や親密度にもよると思いますが、自分から周囲に伝えることで高評価を得ることができるという事例をご紹介します。

私の祖母が70歳を過ぎてからトップピースを使い始めました。何十年もお世話になっている美容室で購入したのだそうです。

数ヶ月ぶりに会ったときにニコニコしながら「これ、ウィッグって言うんでしょ?似合う?」とまるで新しいアクセサリーを身に付けたような感じで自分から報告してきました。

私たち家族はおばあちゃんが言い出すまで気がつかなかったのですが(それくらい自然でした!)、すごいね!似合うよー、かわいい!など、それぞれの感想を口にして、おばあちゃんの功績(笑)を称えました。

美容師さんとアレコレ言いながらトップピースを選ぶ時間はとても楽しかったそうですよ。地毛との境目を目立たなくする馴染ませ方なども教わったそうです。

自分から伝えてもらったことで私たちは祖母のウィッグにすんなり馴染めましたし、積極的でオシャレだなぁと思いました。もし言われていなかったらアレ?もしかして・・・でも触れていい話題なのかな?と戸惑っていたかもしれません。

ウィッグは全く恥ずかしいことではありません。自分から発表することで周囲を味方にできるかもしれませんよ。

植毛

植毛は頭皮に人工毛か自毛を植えつける方法です。
人工植毛は頭皮に人工物を植えつけるため、トラブルになりやすいと言われています。また、1度植えつけても抜けやすく万が一、人工毛が途中で切れてしまった際に異物が頭皮に残ってしまうなどの懸念もあります。

植毛したその日から理想的なヘアスタイルになれるというメリットはありますが、デメリットの方がやや多いような印象です。
ちなみに、アメリカでは人工植毛は法律によって禁止とされています。

自毛植毛は自分の髪を植えつける方法で、こちらの方が一般的に行われている主流の方法です。
植えつけた髪がうまく定着したら自然に生えてきますし、自分の髪なので毛質もなじみやすいというメリットがあります。

自毛植毛をした髪は毛周期によって抜けて生えてくるというサイクルを繰り返すので、1度抜け落ちてしまいます。そのためすぐに自毛植毛の効果がわかるわけではありません。

また、自毛植毛の方法によっては頭皮を切り取る手術が必要になります。この場合傷跡が残るというデメリットがありますが、FUE法という方法なら傷跡はほぼ目立ちません。

費用は植毛を希望する範囲によって数十万から数百万円かかります。
ひとつの毛穴から生えている毛は1本ではなく4本程度まで生えるのですが、この毛穴単位を「グラフト」と言います。
例えば100グラフトが10万円の場合、100本10万円ではなく100コの毛穴分が10万円ということになります。

具体的にどれくらいの費用が必要になるのかというと、湘南美容外科のFUE法の場合、500グラフトで498,000円、2000グラフトで1,460,000円ですが、モニター価格の割引きもあります。

植毛は費用も高額ですし手術も必要になるので最後の手段という感じですね。
最初にもお伝えしましたが、薄毛は対策をしないと進行することはあっても改善することはありません。

具体的な対策を始めるとまず気持ちが軽くなるはずです。抜け毛の悩みそのものがストレスになっている状態なら、何かひとつでも対策を始めることを強くオススメします。
早速今夜からマッサージを始めてみませんか?

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