波照間島 日本最南端の島へ宿泊してきた【沖縄】


波照間島 日本最南端の島へ宿泊してきた【沖縄】

日本最南端の有人島である波照間島(はてるまじま)。その名前は「はてのうるま」……果てにあるサンゴ礁という意味だそうです。

とても遠いような気がしますが、波照間島は石垣島から船で最短で60分という距離。実は意外と近いので、日帰りも頑張れば可能なのです。

今回の沖縄女子旅は、美しいサンゴ礁に囲まれた波照間島に行ってきました。日帰りでも楽しめる場所、宿泊ならではの楽しみについて、詳しくご紹介いたします!

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もくじ

波照間島へのアクセス~やっぱり気になる船の揺れ!船酔い対策は?

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波照間島に行こうと思って検索すると、「欠航が多い」「船がとてつもなく揺れる」「船酔いが大変」……などなど不穏な言葉が並んでいますが、だいたい本当です。

ここでは、波照間島航路と旅行での注意事項についてお伝えします。

波照間島に行くにはどのチケットがお得?予約はマスト!

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波照間島行の船は、石垣離島ターミナルの「安栄観光」さんだけが運行しています。

便数が少なく、予約していないと乗れないこともありますので、事前の予約は必須です。予約しておくことで5%の割引がありますが、支払いは出港当日に船会社のカウンターで行うので、欠航の場合は支払う必要はありません。

夏と冬で便数や発着時間が異なりますので、こちらで事前にチェックしてください。
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波照間島だけでなく、他の島めぐりを楽しみたい方は、八重山諸島行の船がフリーパスになる「アイランドホッピングパス」というチケットがあります。期限は限られますが、あちこち行きたい人にはかなりお得なチケットです。

しかし欠航の場合は払い戻されないのが難点……

そのためか、波照間島行を含むものとそうでないものの2種類が販売されています。現地に行ってみて、その時の海の状況を見極めたうえで購入することをおすすめします。

また、裏ワザとしては石垣港から物資運搬用として出る貨物用フェリーに乗船するという手もあります。大型船なので片道2時間かかりますが、その分料金は安めです。運航日が限られていますので事前にご確認ください。

http://www.aneikankou.co.jp/pages/carferry

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波照間島への船は欠航が多い!日程の組み方には注意

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波照間島航路は、とにかく欠航が多いことで知られています。西表島を過ぎるころから波が高い外海に入るため、海のコンディションによっては欠航率が5~6割になる場合もあるのだとか。

この「揺れ」というのは、主に縦揺れで。ジェットコースターの上り下りが短い時間で繰り返される感じです。

波照間港が見えると『乗り越えた・・・・・・・』とほっとすることうけ合いです。波がどれだけすごいか写真を撮ろうとしましたが、最中はそれどころではありませんでした。
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波照間島行の船は、季節によって時刻表が変わりますが1日に3便。なるべく運行しようとギリギリまで判断が保留される場合も。その日の状況はネットからも確認できます。

石垣島は晴れていても、波照間島近辺の波が高い場合は運行されません。

そのため、波照間島観光の日程を最終日などにすると、行けないならともかく帰ってこれない可能性もあるので、旅行の日程を組む際には、波照間島は真ん中の日程に行って帰ってこられるようにしておきましょう。
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さて、そんな波照間島ですが、欠航率の高さを何とかすべく、1日のうち最終の3便に大型船が導入されました。

大型船はその分速度が遅いですが、揺れも(高速船に比べると)少ないことと、スーパーシートなる席があるので、ぜひ船に弱い方はこちらに乗ることをおすすめします。(ただし、高速船が欠航するような状況だと、大型船もそれなりに揺れると思われますが……)

ただし、今回はせっかく揺れない船をと思って3便を予約したのに、ターミナルに行ってみたら船自体がドックに入ってしまい、結局高速船で行く羽目になりましたので、波照間島への旅行はきっちりと予定を立ててもその通りいかいないことが多いということを付け加えておきたいと思います。

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波照間島行きの船に乗る際に持参すべき3点セット

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波照間島へ行きたい方は、酔い止めのほかに、往路の飛行機でぜひゲットしておきたいものがあります。飛行機の座席に必ずついている「エチケット袋」です。

使う使わないは置いておいて、いざという時にトイレにすら行けないほど船が揺れていると悲劇が起こります……備えあれば憂いなしです。

さらに、船のガソリン臭や、エアコンの効いた船室の芳香剤で気持ち悪くなる場合もありますので、マスクもあると万全です。

・酔い止め
・エチケット袋
・マスク

この3点セットは必ず用意してくださいね。

船ではどの席に座る?揺れにくいのは後部座席ですがエアコンなし

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波照間島行の船は、フェリーのスーパーシート以外は自由席。

本来はスーパーシートの座り心地をレポートするはずで、あえてその船のために待っていたのに、当日の直前になってフェリーが故障したため高速船とチェンジしてしまうという悲劇が起こりましたので、行きも帰りも高速船になってしまいました。

わりと乗り物酔いする体質としておススメしたいのは、後部座席。

エアコンがありませんが、そのため空いていることが多く、乗船率によってはいざとなったら体を横たえることができるという利点も。

前方の席は室内でエアコンが効いているものの、

・前方なので揺れやすい
・ガソリンと芳香剤の臭いがキツイ(個人的な感想です)

という条件があり、暑さに耐えることを選びましたが、結果的に酷い酔いには至りませんでしたので、酔いやすい方にはこの席と前項の持ち物をおすすめします。
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実は波照間島には空港があるのですが、採算の問題があってまだ稼働には至っていません。
(しかし整備だけはしているので超キレイな建物です)
早くどこかが参入してほしいところですね。

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波照間島の見どころをご紹介!

さて、欠航や荒波を越えてたどり着いた波照間島、見どころをご紹介していきます!

日本最南端の碑!宿泊すれば素晴らしい朝日も

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まず、なにはともあれ行っておきたいのが「日本最南端の碑」。

波照間島の南岸、高那埼にあります。1970年に波照間島を旅行した学生が、自費で製作したものだそうです。
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同じ場所には、「日本最南端の平和の碑」も。

こちらは沖縄県本土復帰前の戦後50年を記念して竹富町が建てた、日本最南端の平和の碑となっています。
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さらにもう1つ、小さいピラミッド型の「波照間の碑」があります。
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「波照間の碑」とそこへ続く遊歩道「蛇の道」は、日本中の各県から石を集めて作ったオブジェです。「もう二度と戦争によって内地と離ればなれになってしまわないように」という願いを込めて作られました。
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もし、波照間島に宿泊したら、ぜひ早起きして、高那埼へ。
岬は東南を向いているので「日本最南端の碑」から登る朝日を眺めることができますよ。

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ハテルマブルーの美しい海!ニシ浜でシュノーケリング

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「ハテルマブルー」とも称される、素晴らしい海の色を堪能できる「ニシ浜」。

南の果ての島にもかかわらず、トリップアドバイザー 日本のベストビーチトップ10で2018年3位、2017年1位に輝いたビーチです。

その海の色は、思わずぽかんと口を開けてしまうほど、何とも言えない青い色合いをたたえています。

「ニシ」というのは、沖縄の言葉で「北」を表しますので、この浜は北向きです。
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2018年に浜に至る道を大幅にリニューアルしたとのことで、道が綺麗に舗装されています。

手前の坂道からも、ちらっと見えるニシ浜の色に、テンションが上がること間違いなしです!下って行った先に、駐車場・駐輪場のほか、シャワー、トイレ、東屋などが用意されています。
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浜は、監視員などのいないビーチなので、気を付けて泳ぐようにしましょう。シュノーケリングなどのレンタル用品は浜の上にある「ペンション最南端」の駐車場前に「レンタルショップ クマノミ」があります。
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シュノーケルにおすすめなのは、サンゴが間近に見える干潮時。
しかし満潮時にはウミガメに会える(かもしれない)と聞き、意気揚々と臨みましたが……
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さすがに、ハテルマブルーの海は、海自体が透き通った青色!美しいのですが、肝心のウミガメは……いませんね……
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1時間ほどあちこちで粘りましたが遭遇できず。実はこの時すでに船の時間が迫ってきていたのであきらめることに。

帰りに波照間島に駐在している方に聞いてみたら、「半年いるけど遭遇は2回くらい」ということだったので、こればかりは運なのかもと思いました。

帰り際に、レンタル店の方に「なぜそんなに急いだ日程なの?」と声をかけられたことも印象的でした。確かに、波照間島まで来る旅行なら、他の島を欲張らず、しばらくのんびりして波照間島を満喫する日程を組んだ方が良かったのではと、改めて思った次第でした。
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海に入らなくても、ニシ浜はその美しさをぜひ味わってほしい場所。波照間島に来たら絶対行くべきところですよ。

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南十字星はいつ見える?波照間島で天体観測!

023_haterumajima写真提供:星景写真家 入江 中様

波照間島といえば、このような美しい星空を期待して訪れる人も多いのではないでしょうか。確かに条件がそろった時の波照間島の星空は、忘れられないほどの美しさ……らしいです。

“らしい”というのは、私は条件がそろっておらず、せっかく晴れはしたものの満天の星空が見られませんでした。美しい星空を見るための条件とは、大きく3つあります。

1)空気がキレイで、人工の光がないこと。
2)晴れていること
3)月明かりがないこと

1)は、他の八重山諸島からも離れた波照間島は◎
2)は、行ってみないとわかりませんね……
3)は、星が良く見えるということは、月の明かりもずば抜けて明るくみえるということ。

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そう、私は満月の日に行くことになってしまったのです。

月明かりだけで辺りが見えたり、自分の影ができたり、海に光の道が見えたりといった体験も、それはそれで素晴らしかったですが、やはり星空が見たかったなと思いました。

実は、星を見るためには、月が沈んで月明かりさえ無ければ、三日月の日も、半月の日も、新月も日も、見え方は同じです。つまり、新月の日は一晩中見えるだけで、他の日でも時間によっては新月と変わらないように見えるのです。

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この日も夜のうちに月が沈めばよかったのですが、月が沈むのが夜明けの後という状況だったため、満天の星をみることはできませんでした。(写真は翌日夜明け前の月の様子)

月の満ち欠けについては、ネットで検索できたり、最近では月齢を手帳に記載してあるものもあるので、波照間島行きの予定を立てる場合は、事前に確認しておくことをおすすめします。

https://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/skymap.cgi
http://koyomi.vis.ne.jp/moonage.htm

また、星空の写真を提供いただいた星景写真家の入江さんのWEBサイトには、八重山の星が見える時間がわかる「星見時間目安表」があります。

星見時間目安表のブルーラインの時間帯であれば、天気さえ良ければ月の影響をうけずに星を見ることが可能です。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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さて、波照間島にある「星空観測タワー」では、波照間島宿泊者向けに、夜の星空ガイドを実施しています。

天体ドームには大きな望遠鏡もあり、月はもちろん、木星や土星も見ることができますよ。
波照間島に宿泊するなら、ぜひ訪れたい場所です。

027_haterumajima写真提供:星景写真家 入江 中様

なお、波照間島といえば南十字星ですが、波照間島は南西諸島とはいえ地球の中では北半球になるので、天空に上がることはなく、水平線近くに見えます。

南十字星が観測出来る時期は12月~6月ですが、見える時間は月によって変わり、早朝だったり深夜だったりします。

星空観測タワーのWEBサイトで、南十字星が水平線の上に登るおおよその時刻がわかりますので、参考にしてみてくださいね。

■星空観測タワー
開館時間
【昼間】 10時~12時 (12時からお昼休み) 13時~17時
【夜間】:不定期開館 20時~22時(夏場:4月~10月)
19時~21時(冬場:11月~3月)
星空ガイド開始時間: 夏場20:30頃~ 冬場20:10頃~ (開始時間の10分前集合)
※ 波照間宿泊の方のみの来館のためご予約はいりません
※ 送迎はありませんので、レンタカーか宿から送迎してもらってください
【定休日】:月曜日 ほか以下WEBサイトをご確認ください
http://haterumajima-hosizora.jp/

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波照間島の集落を見てみよう!

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波照間島には、琉球石灰岩の塀や赤瓦の屋根など、昔ながらの風情を残した集落が大きく分けて5つほどあります。

のんびりぶらぶらと街歩きをするのも楽しいです。
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集落を楽しんで歩けるように、ウォーキングコースが作られています。
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マンホールのふたも波照間島らしいデザインで素敵です。「おすい」の文字がリアリティを感じますね。
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こちらは、幻の泡盛といわれる「泡波」を作っている波照間酒造所。もともと島の人向けに作っているという「泡波」は、生産本数が少なくて市場にもなかなか出回らないレアな商品。
こちらの酒造所では、泡波を作っているだけで、販売しているのは別の場所です。
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「泡波」は酒造所から港方面に向かって1つ目の角を左に曲がったところにある「泡波酒店」、島の中にあるそれぞれの集落の「共同売店」・もしくは波照間港の売店にて販売していて、運が良ければ手に入れることができるそうです。

「泡波」はもともと出荷数が少ないので、売り切れの場合もあります。

石垣空港で八重山の特産品を主に取り扱っている「島土産」で買うことができますよ。

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集落からちょっと外れると、ヤギもあちこちに放されていていて、のどかな光景も見られます。お母さんヤギだけ繋がれていれば、コヤギはその周りから離れないそう。

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島は真ん中が標高が高くなっていますので、道がわからなくなったら、とりあえず坂の上を目指せばいずれかの集落に行きつきます。

この写真だと、集落を目指す場合は左の坂を登ればよいわけです。

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波照間島のおススメカフェその1~パーラーみんぴか

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波照間島にありながら、2018年トリップアドバイザーによる「口コミで選んだ、この夏絶対食べたい日本のかき氷 ベスト25」の第2位にランクインしたのが「パーラーみんぴか」。

全国区の人気のお店です。港から一番近い集落の入口付近に位置し、港や「ニシ浜」から歩いて10~15分の場所にあります。
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最初に窓口でオーダーします。
みんぴかの一番人気は波照間島で作られた黒蜜と、練乳、きなこをあしらった「黒みつスペシャル(500円)」なのですが、 メニューに「はてるまブルー」をいう文字を見つけ、こちらを頼んでみることに。

ドリンクメニューには、幻の泡盛「泡波」もあります。
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ニシ浜のハテルマブルーのグラデーションを再現したかのような、ブルーとグリーンの層になったかき氷です。
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店内は全席自由なのですが、ぜひこれはニシ浜が見えるテラス席からいただきたいですね。
ふわふわした氷にしっかりと染み込んだシロップ、そして何よりこの風景がごちそうです。

混み合っていることが多い人気店なので、時間にゆとりをもって行くのがおすすめ。

■パーラーみんぴか
〒907-1751 沖縄県八重山郡竹富町波照間465
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営業時間:11:00〜13:00 14:30〜16:30(ラストオーダーは終了の30分前まで)
定休日:雨天時休業
駐車場:3台

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波照間島のおススメカフェその2~ Parlor Boo Boo(パーラーブーブー)

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Parlor Boo Boo(パーラーブーブー)は、ニシ浜の手前の「ペンション最南端」駐車場前で営業している移動式パーラー。ここの人気商品「黒糖ソフトクリーム」が絶品なのです。
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座席スペースからはもちろんニシ浜を見ることができます。
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隣にある製糖工場で作った、出来立ての波照間産黒蜜がかけ放題なのも嬉しい。
黒糖ソフトにそのまま食べても美味しい黒糖の蜜をかけて、ダブルの美味しさを味わえます。
波照間島産の黒糖の美味しさに目覚めることうけ合いですよ。

■Parlor Boo Boo(パーラーブーブー)
〒907-1751 沖縄県八重山郡竹富島波照間886−1
Google Map
営業時間:11:30~16:00
定休日:不定(雨天・船の欠航時は休み)

出発前の最後のチェック!港の売店は侮れない!

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波照間島とのお別れ前に、港の売店を見てみましょう。軽食が食べられたり、波照間ならではの品物を手に入れることができますよ。

たとえばこちらの売店「あだん」では、
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波照間島到達記念スタンプつきの「日本最南端の証」を手に入れることができます。
日付をお店の人が書いてくれますよ。
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そして、波照間島ならではのお土産を探したい人におすすめなのがこちらの売店「あがでぐに」。
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波照間島に生える植物を使った、貴重な手作り民具がたくさん。
材料からすべてハンドメイドなので、世界に一つだけのものを手に入れられますよ。

■波照間港船客ターミナル
〒907-1751 沖縄県八重山郡竹富町波照間6523
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日本最南端の有人島、波照間島。

ひどく揺れる船に何度も乗るリピーターの方の話を聞くたびに、そんなに辛いのになぜ行くのかと思っていました。しかし行ってみると、他の八重山諸島よりも、さらにのんびりとしたその空気感とハテルマブルーの美しさは他では得難いものなのだなと、感じることができましたよ。

そして不思議と「また行きたいな」と思わせる、そんな魅力のある島です。

それでは、最後は教えていただいた波照間島の「島くとぅば」で締めくくりたいと思います。
しかいとぅ にーふぁいゆー(どうもありがとう)
またおりたぼり~!(また来てね!)

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