与那覇前浜ビーチ【宮古島】東洋一美しいビーチでマリンレジャーを楽しむ女子旅
「東洋一美しい」という呼び声も高いビーチである宮古島の与那覇前浜(よなはまえはま)ビーチは、トリップアドバイザーによる2017年(平成29年)の「日本のベストビーチ トップ10」で第2位という、宮古島だけでなく日本全国で見てもトップクラスの人気を誇るビーチの1つです。
今回の沖縄女子旅は、そんな与那覇前浜ビーチで、海の美しさを堪能すべく、ジェットスキーのアクティビティを楽しんできたのでご紹介いたします。

宮古島・与那覇前浜(よなはまえはま)ビーチとは
ビーチを挟んでちょうど向かいにある来間島の竜宮展望台からの写真です。
対岸に白く見えるのが与那覇前浜ビーチ。実は、この砂浜の長さは7kmもあるのです。
まさに「ミヤコブルー」の海の青さもさることながら、白いパウダーサンドとの色合いも相まって大変美しいビーチです。
与那覇前浜は一般的に“よなはまえはま”と読むのですが、地元ではこのビーチは単に「前浜」(まいはま・まいぱま)と呼ばれています。
ビーチのあるあたりが「与那覇」(よなは)という地名なので、「与那覇ビーチ」でも良さそうなのですが、このあたりの言葉で「前」というのはそのまま「前」という意味だけでなく「南」をも意味するのだそうです。
つまり、「与那覇前浜」というのは「与那覇の前の南の浜」という意味になります。
来間大橋を臨む絶景が見事な与那覇前浜ビーチ。
宮古島の海開きは大体毎年4月に与那覇前浜ビーチにて行われます。また、全日本トライアスロン宮古島大会のスタート地点でもあります。与那覇前浜ビーチでスイム3km、そして伊良部大橋を含めて宮古島一周157kmのバイクの後に、フルマラソンを走るというレースですが、その景色の美しさもあって、トライアスロンの選手からはとても人気なのだとか。
2019年は4月14日(日)に行われるとのことで、その付近の日程はホテルや航空券が満室・満席となりますので、4月の旅行計画を立てている方はその前後を避けるか、早めに予約をしておくことをおすすめします。
40台ほどの駐車場がビーチの前にあり無料で利用できるほか、駐車場横にトイレやシャワーも完備しており、施設は整っています。
与那覇前浜ビーチの遊泳期間は、4月の海開きから10月末までとなっています。
しかし、与那覇前浜ビーチのエリアのほとんどは実は「海水浴場」ではないのですね。
厳密にいうと、東急ホテル&リゾーツ前のエリアにはシーズン中はクラゲ防止ネットが張られ、監視員が常駐しており「海水浴場」として認定されています。
しかしそれ以外の場所はライフセーバーもいないので、「海水浴場」ではなく、泳ぐのは自己責任ということになります。長さが7kmもあるビーチなので、全てを管理するのは難しいのでしょうね。
底が白い砂浜なので、海の色がエメラルドブルーに輝いて美しく光っています。
ビーチは全体的に遠浅ではありますが、満潮時は波打ち際すぐでも腰のあたりまで深さがありますので、あまり沖合に行かないようにしてください。
砂浜のビーチは見るのにはきれいですが、サンゴやお魚はあまりいませんのでシュノーケルは海の美しさを楽しむという感じになります。
宮古島・与那覇前浜ビーチへのアクセス
さて、与那覇前浜ビーチは、宮古島の南西部にあります。
目の前に来間島を臨む場所で、宮古空港からは車で15分弱。かなりアクセスも良い立地です。
与那覇前浜ビーチの前には駐車場も。人がいたので一瞬「料金が?」と思ったのですが、単に交通整理をしていただけでした。
与那覇前浜ビーチ前の駐車場は夏場はかなり混雑するので、地元の人は前浜漁港の駐車場に停めていることも多いとのこと。ただ、こちらの駐車場は大型バスも入るので、団体観光客に出くわすこともあるそうです。
なにせビーチが7kmもあるので、他にも知られざる駐車スポットがあるのかもしれませんね。
バスで来る場合は、与那覇前浜ビーチに直接停まるバス停はありません。
平良港から協栄バスが運行する「与那覇嘉手苅(よなはかでかる)」線に乗ります。
こちらは来間島方面に行くバスなのですが、かなり変則的なルートをたどっているので要注意。路線図はこちらのバスマップがわかりやすいです。番号は4番のルートです。
与那覇前浜ビーチは、「上地南」(うえちみなみ)・「下地町役場前」(しもじまちやくばまえ)・「皆愛」(みなあい)の3つの停留場から歩いて20~30分かかります。
本数も1日に数本(皆愛は往復1本!)なので、バスで行く場合は時刻を良く確認してくださいね。
時刻表はリンク先から
http://www.miyako-net.ne.jp/kyoeibus/top.html
宮古島・与那覇前浜ビーチでマリンレジャー!
与那覇前浜ビーチは、海がとても綺麗なのですが、海中はサンゴや魚が少ないことと、急に深くなっていて泳ぐのにはちょっと危険ということもあり、どちらかというと海の上で楽しむマリンレジャーにおすすめのビーチです。
南西に面したビーチは、南より、または西よりの風が吹くと、結構高い波が立つ構造になっています。また、与那覇前浜ビーチから目の前に見える来間島までの間には、風や波の影響によって激しい潮の流れができることもあり、海の状況によっては、良い天気に見えてもマリンレジャーを行えない場合もあります。
与那覇前浜ビーチのレンタル・マリンアクティビティについて
さて、与那覇前浜ビーチでは、いくつもの業者さんがレジャー用品のレンタルとアクティビティの提供を行っており、ビーチのパラソルや浮き輪、シュノーケルセットのレンタルなどもありました。
海のレジャーの定番であるバナナボートやマーブルボート、ウェイクボードや、ジェットスキーというように、そのバラエティは多彩です。
ジェットスキーで海の上をツーリング!
今回はジェットスキーのツーリングにチャレンジ。
まずはジェットスキーを停めてある場所まで行く必要があります。
この時は満潮だったので、結構な深さまで水が。
ジェットスキーは最中も水しぶきがかかりますので、もちろん濡れても良い格好(&すぐ乾く格好)で行きましょう。
どうにか後ろに乗り込み、スタートです!来間大橋を目指します。
ジェットスキーはかなり速度も速いので、風を切って走る爽快感はたまりません。波の状況によっては、機体がジャンプしたりといったスリルも味わえます!
ジェットスキーの上からは、半端なくキレイな海の色を間近に見ることができます。ここはもう結構深いはずなので、泳ぐのは危険そうですが、底まで見通せるミヤコブルーの透明度と青さにため息です。
そうこうしているうちに、来間大橋の下まで来ました。
来間大橋の長さは約1.7km。こうして下から見ると大きな橋ですね~!
橋脚の間をくぐります!
これらの写真は、スマホを防水カバーに入れて首から下げ、ジェットスキーの速度を落としてもらって撮影していますよ。
ジェットスキー自体の爽快感は薄れますが、安定して写真を撮ることができます。
スピードを出しているときに撮影すると、こんな風に「水しぶきがすごいことがわかった」という、画面が曲がった写真ばかりが保存されることになるところでした。
海上から写真が撮りたい方は、ドライバーさんにお願いしてみましょう。ただ、両手で持たないと撮影できないカメラは、さすがにそれなりの装備がないと難しいかと思います。
さて、東洋一美しいと言われる海の上を颯爽と走るジェットスキーはとても楽しく、あっという間。いつか自分でも運転してみたいなと思いつつの帰還です。
ビーチ側から見るのとまた違った海の景色を楽しめるマリンレジャー。
ぜひ一度トライしてみてくださいね!
与那覇前浜ビーチは夕日の見どころスポット
さて、夕日と星が美しいといわれる与那覇前浜ビーチ。サンセットタイムにはこのように海に沈む夕日を眺めることができますよ。
こちらは海上保安庁作成の夕日ガイド。
その年によって若干違いはあるのでしょうが、大体3~9月までは、大海原に沈む夕日を、10~2月は来間島方面に沈む夕日を眺めることができます。
また前方に光源がないので、晴れた日には星もキレイに見えますよ。
他にも夕日の見どころとしては、西平安名崎・みやこサンセットビーチあたりがおすすめです。
砂山ビーチは、夕日の名所として知られていますが、現在はアーチ岩の近くに柵が設けられていますので洞窟に沈む夕日を見ることができなくなっています。
まるで絵画のような美しい光景が広がる与那覇前浜ビーチ。
海に入って泳がなくても、眺めるだけでも癒される楽園の光景が広がっています。
写真映えする場所なので、ロケーションフォトにも最適。
宮古島に来たら、ぜひ一度は見ておきたい場所の一つです。ぜひ行ってみてくださいね。