東平安名崎(ひがしへんなざき)宮古島の絶景スポットに行ってきた


東平安名崎(ひがしへんなざき)宮古島の絶景スポットに行ってきた
太平洋と東シナ海に面する岬で、景勝地として知られて宮古島の「東平安名崎(ひがしへんなざき・東平安名岬とも書きます)」。その先には白亜の灯台・平安名埼灯台(へんなさきとうだい)があり、登って広がる水平線の眺めを楽しむことができます。付近は公園として整備され、無料の駐車場も完備。

灯台を目指して歩く途中には、隆起サンゴ礁の絶景が楽しめるスポットです。

今回の沖縄女子旅は、宮古島の東平安名崎に行ってまいりましたので、詳しくご紹介いたします!

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もくじ

東平安名崎へのアクセス・入場料・所要時間

ここでは、東平安名崎へのアクセス・入場料・所要時間について解説します。

自動車で東平安名崎へアクセス

東平安名崎は、宮古島の南東に突き出た半島の端っこにあります。

自動車でアクセスする場合、宮古空港からは30分ほどの距離です。
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公園の手前には50台駐車可能な無料駐車場が整備されており、こちらに車を停めて、灯台のある先まで歩いて行きます。
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徒歩5~10分といったところです。ほぼ平地ですが、途中には舗装されてない道や、灯台の中は階段になっているので、歩きやすい靴がおすすめです。

バスで東平安名崎へアクセスできる?

東平安名崎直通のバスはありませんので、まずは最寄りのバス停「保良」(ぼら)まで行く必要があります。

保良行のバスが出ているのは平良港(ひららこう)から。

まず宮古島から平良港まで行き、その後、保良行の路線に乗り換える形になります。

こちらのバスマップがわかりやすいです。

空港から平良港までの路線の時刻表(宮古協栄バス5系統 新里宮国線)

平良港-保良-平良港の時刻表(宮古協栄バス1系統 新城吉野保良線)
※平日・土曜・日祝日ともほぼ同じダイヤで運行

ちょっと乗り継ぎを考えてみました。

☆往路
空港ターミナル前9:35→平良港9:55(乗換)平良港12:05→保良12:50
空港ターミナル前11:56→平良港12:10(乗換)平良港14:25→保良15:10
空港ターミナル前14:17→平良港14:32(乗換)平良港16:05→保良16:50

空港から直接来る場合は、乗り継ぎの平良港で2時間程度の待ち時間が生じてしまいますが、行けないことはなさそうです。平良港付近に宿を取っていればもう少し柔軟なルートが組めそうです。平良~保良は1日9便あります。

☆復路
保良15:10→平良港15:39(乗換)→平良港16:05→空港ターミナル16:20
保良16:50→平良港17:17 平良港→空港ターミナル線は終了
保良18:30→平良港18:58 平良港→空港ターミナル線は終了

平良港から空港まで行く路線は、最終が平良港16:00発なので、帰る時間によっては空港までバスでたどり着けない場合も……

参考:宮古協栄バス

そして、保良から東平安名崎までですが……実は、徒歩で1時間以上。

必要に応じてタクシーなどを利用すれば、何とか公共交通機関で往復することもできそうです。

とはいえ、乗り換えの待ち時間を考えると、観光ツアーや貸切タクシーなどの利用を検討したほうが良いのではと感じました。

東平安名崎の入場料・営業時間は?

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東平安名崎は公園なので、入場料は不要で、24時間立入可能です。

ただし、東平安名崎灯台は午前9:30~午後4:30までで、中学生以上は参観寄付金として入口で200円払う必要があります。

灯台に登りたい方は、お金を持って行ってくださいね。

東平安名崎の観光所要時間と近隣観光スポット

駐車場から東平安名崎灯台まで、まっすぐ歩くと400m、5分程度です。
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とはいえ、途中の風景の美しさを楽しみながらだと10~20分はかかるでしょうか。灯台の上り下りを含めて、1~2時間程度あれば十分観光できます。

自動車で15分ほどの距離に、地元の方に人気の保良泉ビーチや、シュノーケリングスポットとして有名な吉野海岸(駐車場からバスで行きます)や新城海岸もありますので、併せて観光プランを作るのもおすすめです。

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東平安名崎公園の風景・津波石・マムヤの墓って?

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それでは、東平安名崎を灯台に向かって、遊歩道を歩いて行きましょう。

左側に見えるのは、隆起サンゴ礁が織りなす美しい海の色と、そこにある岩が織りなす風景はまさに絶景。
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歩道からこのように道が伸びていて、海の近くの柵まで行くことができるようになっています。ぜひ近くで見てみましょう。
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この美しい風景にアクセントを与えている岩は、実は「津波石」。

その名の通り、かつて1771年(江戸時代中期の明和8年)に起った「明和の大津波」で打ち上ったものだといわれています。

宮古島に隣り合う、伊良部島の「佐和田の浜」にも、同じ津波で打ちあがった津波石があり、当時の被害の大きさを後の世に伝えています。

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途中にある展望台には、トライアスロンのマークが。

東平安名崎は、宮古島で毎年4月に行われる「全日本トライアスロン大会」のバイク折り返し地点となっていて、その時期には野生のテッポウユリが美しく咲く中を走るのだそうです。

ちなみにコースは宮古島だけでなく、伊良部大橋・池間島・来間島なども回る、宮古島の魅力をしっかりと味わうことができるコースになっています。

2018年トライアスロンコース図

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展望台の上からも、美しい海を見晴らすことができるので、ぜひ登ってみてください。
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東シナ海に向けての風景。遮るものがないため、水平線が丸く見えるのが特徴です。

結構な高い場所から見ているのですが、海の底が透けて見えるほどの透明度なのにはびっくりしますよ。
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東平安名崎は、海だけでなく、草原の風景も見事です。
ここには春にテッポウユリが咲くほかに、テンノウメやイソマツなど、石灰岩の地表上で強い海風を受ける土地に特有の珍しい植物の群落があります。

ここには222種類もの植物が確認されていて、中には植物地理学上の珍しい種類のものも。1980年(昭和55年)に「東平安名崎の隆起珊瑚礁海岸風衝植物群落」として沖縄県の天然記念物に指定されています。

石灰岩の地表上の植物群落というと、沖縄本島の万座毛(まんざもう)もそうですね。どちらも海に目を奪われがちですが、海と緑のコントラストがあることで、素晴らしい景勝地として成り立っています。

万座毛についてはコチラ

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途中にある大きな岩。こちらは「マムヤの墓」と呼ばれています。

絶世の美女であったマムヤは、身持ちの堅い娘でしたが、このあたりを治めていた野城按司(のぐすく あじ:按司とは位の高い男性への尊称)に言い寄られて恋仲になります。

しかし按司には妻も子もあったので、説得された末にマムヤを見捨ててしまうのです。
絶望したマムヤは、東平安名崎に隠れ、ここから身を投げたことにより、いつしかこの巨石が「マムヤの墓」と呼ばれるようになりました。

野城按司はそんな目に合わせておきながら、マムヤが身を投げた後には泣き暮らし、政治も怠ってしまったので城も滅びたそうですが、領民もいい迷惑ですね……
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マムヤが亡くなったのち、その美貌が不幸を招いたとして、マムヤのお母さんは、「これからこの村に美人が産まれないように」と神に祈りました。

ありがた迷惑な祈りですが、ちゃんと解決方法があり、祈り(呪い?)を解く方法は、お腹に赤ちゃんがいる時に、東平安名崎の芝生のくぼみに溜まった水に満月を映して、手ですくって飲むことだそうです。

きっと村のお母さんたちは、満月の夜に東平安名崎でお祈りされたのでしょうね。

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平安名埼灯台はマスト!東平安名崎の水平線を感じられる絶景

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さて、それでは東平安名崎のシンボルでもある灯台に登ってみましょう。この灯台は、「東平安名崎灯台」や「東平安名岬灯台」とも呼ばれますが、正式名称は東がつかない「平安名“埼”灯台」です。

高さ24.5メートルの白亜の灯台。灯台が立つあたりの景色の美しさもあり、日本の灯台50選に沖縄から唯一選ばれています。
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入口で中学生以上は200円支払い、97段の階段を登ることで、灯台の点灯部分まで行くことができます。
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駐車場からここまで歩いていることもあり、らせん階段の97段は意外にきついのですが、途中で励まされる掲示も。
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灯台の明かりの下まで来れました。
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外に出ると、眼前に広がる海!
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フェンスの向こうには、紺碧の海とサンゴ礁が広がるパノラマの風景。
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来た道を振り返ります。
こうして見ると、岬に伸びる一本道と、津波石の大きさが良くわかりますね。
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そして、この高さから見ても、底まで透き通っている海は素晴らしいの一言です。

吉野海岸や新城海岸、保良川ビーチなどの近隣のシュノーケリングスポットの人気が高いのも頷けますね。
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灯台を降りて、柵の間近まで行くと、20mの崖の上からでも上から魚が泳いでいる様子も見ることができますよ。(画面中央下の黒い点々はお魚の群れ)
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写真を撮る時は、太陽を背にして逆光にならないように撮影するのが、綺麗な海を取るコツ。
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逆光になるとこのように薄暗い写真になってしまいます。そのため今回の写真は、右側の海岸を撮影したものが多くなっています。
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灯台まで観光したら、駐車場に戻り、休憩がてらパーラーでドリンクやアイスクリームを食べてホッと一息するのもおすすめです。お疲れ様でした。
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宮古島では、本土に比べて西側に位置しているため、日の出の時間は夏至あたり5:50前後~冬至あたりで7:20前後と比較的遅めです。

今回は朝が曇りがちで残念ながら撮影できませんでしたが、宮古島旅行をした際は、早起きして東平安名崎で朝日を眺めてみるのもおすすめですよ。
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沖縄の言葉では「あがりへんなざき」、宮古島の言葉では「あがりぴゃうなざき」とも呼ばれる東平安名崎。

「あがり」とは太陽が昇ることから東を差します。その通り、朝日のパワーも受け取ることができる場所です。沖縄では、太陽が昇る方向、水平線の彼方には、神様が住む「ニライカナイ」があると言われ、神聖なパワーがいただけると考えられていました。

「地球が丸い」ということを実感できる、力強くも美しい海を見に、宮古島・東平安名崎へ行ってみませんか?

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東平安名崎(ひがしへんなざき)基本情報

〒906-0101 沖縄県宮古島市城辺 城辺保良
Google Map

入場無料・駐車場無料・24時間開放
平安名埼灯台は。午前9:30~午後4:30/ 参観寄付金:200円(中学生以上)
https://www.tokokai.org/tourlight/tourlight15/

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