デジャヴュ ラッシュアップK 口コミ
デジャヴュ ラッシュアップKを購入して使ってみた感想・レビュー、私以外のラッシュアップK体験者の口コミの集計、成分などの解説をしています。

デジャヴュ ラッシュアップKの特徴
リーズナブルで高機能なデジャヴュのマスカラ、愛用している人も多いと思います。
世の中にまだない「こんなの欲しかった!」というアイテムを発売するという、デジャヴュのブランドコンセプトに基づいて、2018年6月に発売されたマスカラが“ラッシュアップK”、「塗るつけまつげ」自まつげ際立てタイプです。
ラッシュアップKは、まつげにボリュームや長さを出す、従来のマスカラとは一味違い、『塗り残しをなくす』という新しい発想のマスカラです。
というのも、従来のマスカラでは、うぶ毛のような細く短いまつげまで塗布することが難しく、どうしても全体の25%は塗り残しになってしまっていたそうです。
その塗り残しに目を付けて、開発されたラッシュアップKは、25%の塗り残し部分も、1本残らず際立てて、フサフサのまつげを演出することができます。
そんなラッシュアップKの特徴がこちらです。
①高密着フィルム
うぶ毛のようなまつげにも、なめらかに伸びてピタっと密着するスムースフィットフィルムを開発!どんなに細く短いまつげでも、根元から先端まで、ムラなく塗れてダマになりません。
②超極細三角ブラシ
最短箇所の毛足が1.5mmという超極細三角ブラシは、目尻、目頭、下まつげ・・・どんな細かい部分に対応でき、マスカラ液を生え際から先端まで、しっかり塗布できます。
そしてもちろん、従来のデジャヴュ マスカラの良い部分はそのまま。
フィルムタイプで涙や汗にも強いので、パンダ目になる心配がなく、お湯でスッと簡単に落とすことができます。
さらに保湿成分配合だからツヤっぽく仕上がり、付けている間はずっとまつげのケアができるのも嬉しいポイントです。
デジャヴュ ラッシュアップKの成分
デジャヴュ ラッシュアップKの全成分はこちらです。
美容成分として以下の成分が含まれています。
●加水分解シルク・・・保湿作用が期待できる成分です。但し、シルクアレルギーの人は注意しましょう。
●リンゴエキス・・・保湿作用が期待できる成分です。
●ハチミツ・・・優れた保湿性を持ち、潤いやツヤを与える成分です。
ごくまれに軽度の皮膚刺激が起こる可能性がある成分として、皮膜形成剤のポリビニルアルコールが含まれています。
またメチルパラベンは、皮膚の状態によってはアレルギーが起こる可能性があるので、目元に炎症がある場合などは使用を控えたほうが無難です。
デジャヴュ ラッシュアップKの口コミ
デジャヴュ ラッシュアップKの口コミをチェックしてみました。
販売店舗は限られていますが、デジャヴュが大規模なプレゼント企画などを行っており、口コミの数は意外と多いです。
プレゼントで当選したという人の口コミが4分の3を占めていますが、当選者、購入者、いずれの評価も全体的に高いようです。
・自然に仕上がり、目元がはっきりする
・セパレートして、ダマにならない
・長く伸びる
・ブラシが細くて、細かい部分までしっかり塗れる
・乾きが早い
<悪い口コミ>
・カール力は弱い
・ボリューミーな仕上がりにはならない
・下まつげには良いが、上まつげには物足りない
・従来品に比べて、オフしにくい気がする
・パンダ目にはならないが、目の周りにフィルムがパラパラと付いてしまう
<私のコメント>
小ぶりなブラシで、細かい部分までしっかり塗布できるという点では、かなり高い評価を得ています。「グリップも握りやすく設計されている」という人も多くいました。
ラッシュアップKは、自然かつ繊細な仕上がりなので、ナチュラルメイク派の人向けという声が多く見られます。一方で、ボリュームタイプのマスカラを好む人は少々物足りなく感じる人もいるようです。
気になったのが、従来品よりもオフしにくいという声が、ちらほら見られた点。
デジャヴュのマスカラというと、オフしやすいのが大きな魅力であり、ラッシュアップKも、「お湯で落ちる」とパッケージに記載されているのですが、この点については、後ほど実際に検証してみたいと思います。
デジャヴュ ラッシュアップKを買ってみた
デジャヴュ ラッシュアップKを実際に購入してみました。
従来のデジャヴュのマスカラと比べても、小さく細身のボトルです。
普段使っているデジャヴュ ファイバーウィッグ ウルトラロングと比較してみても、この違い。
マスカラ液が入ったボトルの方よりも、ブラシのついたキャップの方が長いのも特徴的です。
そしてブラシはこの細さ!
下まつげ用のマスカラのようです。
ウルトラロングと比べても、これだけ違います。
さらに、ラッシュアップKはキャップ側の長さが、ウルトラロングと比べて、1.5倍ほどあります。
ウルトラロングは握った感じがマーカーほどの太さだったのに対して、ラッシュアップKはペンほどの細さで、ブラシまでのスティック部分が短めです。
そのため、しっかり握れて安定感があり、細かい動きもコントロールしやすい設計となっています。
デジャヴュ ラッシュアップKの仕上がりは?
実際にデジャヴュ ラッシュアップ マスカラKを使ってみました。
上まつげと下まつげにマスカラ液を塗布していきます。
塗り始めると、ラッシュアップKと従来のマスカラとの違いがすぐに分かりました。
これまでのデジャヴュのマスカラは、繊維がたっぷり入っていて、一本一本のまつげを太く、濃く長くしてくれる印象がありますが、ラッシュアップKは繊維が入っていません。
塗り心地はなめらかでダマにならず、セパレートしたまま、一本一本のまつげが丁寧にコーティングされていきます。
まつげが太く、濃くはならないけれど、まつげの隙間を埋めるように、どこからともなく細いまつげが現れて、全体的に長さが出ます。
まるでマツエクをしたような仕上がりです。
極細のブラシは、下まつげにも塗りやすく、下まぶたにマスカラ液が付くこともありませんでした。
とにかく仕上がりが軽やかで自然です。
これまで使っていた、デジャヴュのファイバーウィッグ ウルトラロングと比較してみました。
ウルトラロングで仕上げたまつげがこちらです。
ラッシュアップKの仕上がりに比べて、ウルトラロングは束感があり、まつげにやや重たさが感じられるのがお分かりでしょうか?
またウルトラロングは、毛先が突然切れているようで、まつげがなんとなく固そうに仕上がりますが、ラッシュアップKは、毛先がごく自然に細くなっていて、フワッとやわらかく見えます。
自まつげっぽい仕上がりです。
違いが大きくわかるのが下まつげです。
ウルトラロングで仕上げた下まつげは、ブラシが大きいこともあり、しっかり塗れていないせいか、貧相で存在感がありません。
また、塗る時に下まぶたに付着してしまっている部分も見られます。
デジャヴュ ラッシュアップKの持ちは?
ラッシュアップKの持ちをチェックしてみます。
朝、ラッシュアップKで目元を仕上げて、化粧直しをせずに一日過ごし、夕方帰宅した時の状態がこちらです。
この日は2時間程外出し、多くの時間を室内で仕事をするという、オフィスで働く人にとってはごく一般的な一日でした。
パンダ目にもならず、フィルムが剥がれ落ちることもなく、まつげの長さも、朝の塗りたての状態とほぼ変わらないように感じます。
別の日、3時間程の飲み会に参加して、帰宅した時の状態がこちらです。
パンダ目とまではいきませんが、下まぶたのあたりに、パラパラとフィルムが剥がれ落ちているのが分かります。
下まつげのマスカラは完全に落ちています。
一般的に過ごした日と比べると、全然違いますね。
もちろん、ラッシュアップKが他のマスカラと比べて、極端に落ちやすいというわけでは決してありませんが、営業のお仕事などで表情豊かに、目元を大きく動かし続けたりする人や、体温が上がる夏場は、落ちやすい傾向にあるので、こまめに鏡チェックをしたほうが良さそうです。
デジャヴュ ラッシュアップKのカールキープ力は?
「カール力が弱い」という口コミがあったので、ラッシュアップKのカール力をチェックしてみました。
アイメイクのはじめにビューラーを使う人も多いと思いますが、ラッシュアップKは塗布後、しっかりと乾かしてから、ビューラーでカールを付けると、カールが長持ちするそうです。
ビューラーを使うタイミングで、カール感がどう変わるのか、比べてみました。
【ビューラー→ラッシュアップK】の順で使用した時の状態がこちら。
【ラッシュアップK→ビューラー】の順で使用した時の状態がこちらです。
明らかに【ラッシュアップK→ビューラー】をしたほうが、カール感に角度があります。くるんと上向きのカールを付けたいなら、ビューラーは後にするのがお勧めです。
【ビューラー→ラッシュアップK→ビューラー】という順で使うのもさらに良さそうです。
次にカールキープ力をチェックしてみます。
【ラッシュアップK→ビューラー】の順で仕上げた直後のまつげを横から撮った画像がこちらです。
しっかりアップしていますね!
一日過ごして、夕方の状態がこちらです。
夕方になると、ほんのわずか下がっているかもしれませんが、見た感じの違いはほぼありません。キープ力も問題なさそうです。
デジャヴュ ラッシュアップKは水や熱にも強い?
夏の暑さや汗に対して、ラッシュアップKの持ちはどうでしょうか?
ラッシュアップKで仕上げた目元に、ミストを吹きかけた後、ドライヤーの温風を吹き付けてテストしてみました。
上からコットンで抑えてみます。
コットンに色が移ったりすることはありませんでした。
目元のほうは、下まぶたに黒いフィルムが付着しています。
夏場は皮脂の混ざった汗が流れ、体温も高くなっているので、このような黒いフィルムが付きやすくなってしまうのだと思います。
ただ、パンダ目のように下まぶた全体が黒く染まるようなことはなさそうなので、このフィルムを綿棒やコットンで取り除いてしまえばOKです。
それでもやはり、秋や冬と比べると、落ちやすい傾向にあるので、こまめに鏡をチェックするのが良いですね!
ラッシュアップKは本当にお湯で落とせる?
デジャヴュのマスカラと言えば、お湯で簡単に落とせるのが大きな魅力。オフしやすいから使っているという人も多いのではないでしょうか?
ラッシュアップKも、もちろんお湯でオフできるタイプなのですが、口コミを見ていると、「従来品よりオフしにくい」という声がちらほら・・・。
そこで、ファイバーウィッグ ウルトラロングと、オフしやすさを比較してみました。
手の甲に、ウルトラロングとラッシュアップKのマスカラ液を塗って、それぞれ10秒間お湯で濡らし、上から5回ずつクルクルと撫でてみました。
ウルトラロングは撫でる必要もないほど、流れるお湯の圧ですぐに落ち始めました。
マスカラ液が浮いて一枚の膜となり、大きな塊になってスルッと落ちる感じです。皮膚に色が残ることはありません。
一方、ラッシュアップKのほうは、撫でなければ落ちません。
落ち方も、膜になる感じが見られず、パラパラと小さな塊になって落ちていく感じす。ちょうど、硬くて消しにくい消しゴムを使った時のような感じで、擦ったあとに皮膚に色が残っています。
実際に目元で試したときも同じ現象が起きました。
ラッシュアップKは、まつげからは離れるものの、目元に色が残ってしまいます。
ラッシュアップKは、クレンジング剤では溶けない処方になっているため、この目元の汚れはお湯でしか落とせませんが、お湯でやさしく撫で洗いしてもなかなか落ちず、かなり厄介です。
クレンジング剤を使うなど、色々試してみましたが、コットンをお湯に浸してやさしく拭き取ると綺麗に取れることがわかりました。
【結論】
ラッシュアップKは、従来品と比べるとオフしにくい。
目元に残った色素は、クレンジング剤でも落ちにくいため、お湯に浸してから、軽く絞ったコットンや綿棒を使って、やさしく拭き取りましょう。
デジャヴュ ラッシュアップKを使ってみた感想・評価
コスパの良いデジャヴュのマスカラは、これまでも愛用してきた私ですが、このラッシュアップKは、極細ブラシが細かい部分までコントロールしやすく、これまで使ったマスカラの中で一番扱いやすかったと言っても過言ではないほど、気に入りました。
従来品と比べると、オフしにくいのが難点ではありますが、仕上がりが自然で、毛先まで繊細で美しいフサフサまつげが完成するので、ナチュラルメイク派の人は、一度試してみて損はないと思います。
エクステに近い仕上がりなので、まつげが短くなってしまった人や、薄くなってしまった人で、エクステを一時期お休みしたいという人にもお勧めです。
・仕上がりが自然で繊細
・付け心地が軽い
・ロング感あり
・自まつげが増えたような、フサフサとしたソフトなボリューム感が出る
・下まつげが塗りやすい
<デジャヴュ ラッシュアップKのイマイチだった点>
・従来品よりオフしにくい
・まつげが太く濃くなるような華やかさは出ない
・目元を、バッチリ盛りメイクしたい人には不向き
・仕上がりが繊細過ぎて、上まつげは物足りなく感じる人がいるかも・・・
<デジャヴュ ラッシュアップKはこんな人にオススメ>
・ナチュラルメイク派の人
・エクステのような、ふんわりとした自然なまつげに仕上げたい人
・バッチリアイメイクが苦手な人
・重たい使用感のマスカラが苦手な人
・下まつげまでしっかりマスカラを塗布したい人