宮城島【沖縄】絶景&パワースポット・隠れ家ビーチを楽しむ女子旅
今回の女子旅は、沖縄本島から車で行ける離島「宮城島」(みやぎじま)!
宮城島は、島全体の標高が100mほどあり、かつては「タカハナリ」とも呼ばれた島です。
料亭などでも使われる有名なパウダー状の高級塩「ぬちまーす」の塩工場と、その敷地内にある3つのースポット&絶景「果報バンタ」「ぬちうなー」、さらに、宮城島の穴場の隠れ家ビーチをご紹介いたします!

宮城島へのアクセス
車で宮城島に行く場合、那覇空港からだと、沖縄自動車道を使って70~90分ほど(渋滞状況にもよります)。
最寄りの高速ICは「沖縄北」です。高速の出口から車で約30~40分、海中道路を渡り、平安座島の次が宮城島です。
海の上を走る海中道路や浜比嘉大橋からの景観も見もので、人気のドライブコースとなっています。
海中道路の中間地点にある「海の駅あやはし」で車を停めて、休憩がてら、しばし眺めを楽しむのもおすすめです。
那覇市内から宮城島まで、直行するバスはありません。
まずは那覇バスターミナルから、JA与那城(よなしろ)まで行きます。
うるま市の「与那城屋慶名(よなしろやげな)」までは路線バスが通っているのですが、海中道路を渡った先にはうるま市の委託によって平安座(へんざ)総合開発がコミュニティバスを運行しています。
http://www.city.uruma.lg.jp/sp/town/132/463
バス停の場所を調べてみましたが、観光名所からは歩くにはきつい距離です。
車を運転しない方が宮城島に行く場合は、バスツアー参加、もしくは観光タクシー利用を検討したほうが良いでしょう。
宮城島に来たら「ぬちまーす製塩ファクトリ―」には絶対行くべし!
「ぬちまーす」という塩をご存知ですか?
眼下の宮城島の美しい海からくみ上げた海水から、特許製法によって作られるパウダー状のさらさらした塩には、21種類ものミネラルが含まれます。
「ぬち」とは沖縄の言葉で「命」、「まーす」とは「塩」のこと。つまり「命の塩」という名前を持つこの塩は、世界一ミネラルの多い塩としてギネス認定されており、2000年の沖縄サミットの晩餐会において使われました。
沖縄には多種多様の天然塩がありますが、なかでも抜群の知名度を誇る塩のひとつとなっています。
宮城島のサトウキビ畑に囲まれた、のどかな道路の先にある「ぬちまーす」製塩工場の見学は無料となっており、併設ショップやカフェに加え、敷地内にはパワースポット&絶景スポットもあるという、宮城島を回るうえで欠かせない場所となっています。
「ぬちまーす」製塩工場見学
それでは「ぬちまーす」の製塩工場を見学しましょう。
製塩工場は建物の奥、渡り廊下を渡った先にあります。
見学は工場が開いている時間(9:00~17:30)であれば自由に可能ですが、ガイドツアーを利用することで、さらに理解が深まりますのでおすすめです。(ガイドも無料です)
時間: 9:40~16:40(所要10分~15分)
毎時0分・20分・40分に無料ガイドがスタートします。
※ガイド出発時間は混雑具合により前後することもございます。
※10名以上の団体の場合は予約可能(リンク先の予約フォームをご利用ください)
※1回のご案内で最大30名様になります(予約時応相談) TEL:098-983-1140
窓の向こうが製塩室です。(入れません)
部屋の中、雪のように見えるのは全て塩です。
「常温瞬間空中結晶製塩法」という、くみ上げた海水を瞬時に結晶化する特許技術により、部屋の中には塩が降り積もります。
煮詰めたりすることなく、そのまま結晶化させるので塩のミネラルが損なわれることなくそのまま残るのです。
「ぬちまーす」は世界一ミネラルの多い塩としてギネス認定されてもいるのですよ。
乾燥させた結晶が「ぬちまーす」として商品になるまでの工程は、こちらの囲いの上から工場での作業を見ることができます。
なかでもびっくりなのが、最終検品作業。
手作業で1粒1粒検品を行い、塩以外のものを取り除くという作業です。まさに職人技ですね……!この検品担当の方は14名いらっしゃるそうです。
「ぬちまーす」のことを、正直「高い」と思っていましたが、考えを改めさせられる光景ですよ。
「ぬちまーす」ショップで沖縄のお土産をチェック!
建物の2階はショップとカフェになっています。
ショップでは「ぬちまーす」の様々なサイズや、「ぬちまーす」を使ったお菓子や化粧品、そしてうるま市のお菓子やお土産物などが揃います。
「ぬちまーす」自体は、沖縄県内のスーパーやお土産物屋さんでも手に入りますが、工場直営ショップなだけに、お得なセットや、お土産用のミニボトルなどがあるのが嬉しいところです。
海の成分がそのままぎゅっと詰まった「ぬちまーす」だからできる手作り豆腐。
私も実際に作ってみたのですが、沖縄ならではの「ゆし豆腐」が簡単にできちゃいますよ!
お料理にピッタリな「本格だし」は試飲も可能です。
「女子リキ」的に注目したいのが、こちらのボディ・ヘアケア商品。
「ぬちまーす」をボディソルトやシャンプーなどに配合しているのです。
「シルクソルト」は体験もあります。
「シルクソルト」は、ぬちまーすの粒子をより細かくしたマッサージ用ソルト。
水を加えてマッサージすると、ミネラルが水分に反応して熱を生じます。
優しくなでるだけでゴマ―ジュ効果があり、洗い上がりはかなりスッキリしますよ~
全身体験したいくらいの気持ち良さです。
他にも、パワーストーンとぬちまーす入りの塩お守りがセットになったストラップなども気になりますね。
沖縄では、昔から魔除けとして塩をお守りに入れる風習があります。
パワースポットで採れた塩御守りなんて、ご利益ありそうですね。
ご利益といえば、神木である「榊」のアロマを使った100%ぬちまーすのバスボムも。
これで心身共に清めることで、運気アップにもつながりますよ。
「ぬちまーす」や「ぬちまーす」を使った商品はオンライショップでも購入可能です。
カフェ「たかはなり」ショップで沖縄のお土産をチェック!
ショップの隣はカフェになっています。
宮城島の別名「たかはなり」の名前を付けたカフェでは、ランチと軽食がいただけますよ。
もちろん「ぬちまーす」を使ったフードメニュー。
ランチタイムは11:00から15:00まで。ランチメニューを注文した方にはドリンクバーもありますよ。
もちろんスイーツもあり、ティータイムを過ごすこともできます。
一番人気のぬちまーす塩ソフト!
濃厚でミルキーなアイスの甘みを、ぬちまーすの塩味が引き立ててくれますよ。
「ぬちうなー」の絶景とパワースポットで浄化されたい!
ぬちまーす観光製塩ファクトリー敷地内には、3つのパワースポットと絶景ポイント「果報バンタ」を持つ風光明媚な庭「ぬちうなー」があります。
「ぬちうなー」は、漢字で書くと、「命御庭」。
沖縄の言葉で「ぬち」は「命」、「うなー」は「庭」を現しています。
所要時間は15~20分ほどなので、ぜひパワースポット&絶景巡りをしてくださいね!
龍神風道(りゅうじんふうどう)で海の道からの風を受け止めて
建物の横にある「龍神風道」(りゅうじんふうどう)は、木々の間から海がのぞく、ぬちうなーの敷地内で最もエネルギーの通りが良いパワースポット。
海の向こうには、琉球開闢神話の聖地でもある浜比嘉島・久高島が位置しています。
その場所に立つと、心身共に海からの清らかなパワーを受けて元気になれそうなパワースポットです。
宮城島で一番大きな琉球石灰岩「はなり嶽(だき)」
他のパワースポットと絶景スポットは、建物向かいの小高い丘にあります。
この丘は、「はなり嶽(だき)」と呼ばれ、サンゴが隆起してできた琉球石灰岩でできています。「はなり嶽」はぬちうなーのエネルギーが集まる場所。
パワースポット「三天御座(みてぃんうざ)」が位置し、てっぺんからは絶景スポット「果報バンタ」も見おろすことができます。散策することでパワーがいただける場所なので、ぜひ登ってみてくださいね。
三天御座(みてぃんうざ)は神様たちからのパワーが集まる場所
ひときわ大きなガジュマルに守られた鍾乳洞「三天御座(みてぃんうざ)」
「三天」とは、「天」「地」「海」の3つの神様を現し、「三天御座(みてぃんうざ)」はその3つの神様が集う場所。
力強い神様たちのパワーをいただけるパワースポットですよ・
宮城島の絶景!「果報バンタ」を見ずには帰れない!
さて、それでは丘の頂上の絶景スポットを目指します。
丘の上はちょっとした広場になっていて、眼下には海が広がっています。
宮城島一番の絶景スポットはコチラ。「果報バンタ」と呼ばれる場所。
沖縄の言葉で「果報」(かふう)は「幸せ」、「バンタ」は「崖」や「絶壁」という意味です。
リーフが広がる美しい青とエメラルドグリーンの海のグラデーションは、眺めていると時間を忘れるほどの風景。
眼下の「ぬちの浜」には、満月の夜にウミガメが産卵に訪れますよ。
ぐるりと柵があり、どこから眺めても見飽きることがありません。
この美しい海から「ぬちまーす」は生まれるんですね~
全ての生命の生まれた場所である美しい海、そしてそこから生まれる塩の成り立ちと循環を感じることができる「ぬちまーす製塩ファクトリ―」と「ぬちうなー」。
宮城島に来たら必ず訪れてほしい場所ですよ。
〒904-2423: 沖縄県うるま市与那城宮城2768
TEL: 098-983-1140
駐車場: 普通55台 大型4台
営業時間:9:00~17:30
宮城島の隠れ家ビーチ「トンナハビーチ」はとっても穴場の天然ビーチ!
実は宮城島には、ちゃんと整備されたとってもキレイな天然ビーチもあるんです。
それがこちら!「トンナハビーチ」!
場所は伊計島の手前から少し海側に入ったところです。
ちょっと入口がわかりづらいですが、その分隠れ家ビーチとなっており、有名人もお忍びで訪れることがあったりするそう。
駐車場手前には目印になる看板もあります。
施設使用料は大人500円(15歳以上)・小人(4~14歳)300円・3歳以下は無料です。
(駐車場・シャワーは無料です)
営業時間は朝8:00~18;00まで。
パラソルや浮き輪、サマーベッドなど、ビーチ遊びに必要なグッズレンタルや、バナナボート(1000円)といったアクティビティも充実しています。ジェットスキーのレンタルもありますよ。
また、ビーチを見渡すことができるデッキには、パラソル付きのテラス席がしつらえてあります。ここでは食材だけでなく、器具も貸してくれるので、手ぶらでバーベキューもできるんですよ。
テーブルテラス席は、終日利用3000円・3時間以内の利用は1500円の料金ですが、バーベキューをされる場合は無料になるという特典も。(食材持ち込みの場合は有料)
青い海を眺めながらバーベキューをぜひ楽しみたいものです。
デッキの合間に階段があって、ビーチに降りられるようになっています。このデッキの間から見える海の色合いが本当に素晴らしいですね!
宮城島のトンナハビーチは天然の白い砂浜が広がるビーチ。
砂はフカフカの感触なので、むしろ素足でその感触を楽しみたいですね。ぬちまーすができるキレイな宮城島の海では、海水浴だけでなくシュノーケルもできますよ。
パーラーでは、バーベキュー以外に沖縄そばや、オリオンビール、さんぴん茶といったドリンクも提供していますので、ちょっと小腹がすいても安心。
ご家族や大人数のグループ向けには、駐車場の外に冷房完備のコテージも(要予約・貸切1日1組限定)。
中を見せていただきましたが、キレイで広々していてテレビもあり、ちょっとしたお昼寝もできそう。1日ビーチで過ごす場合は、ぜひ利用をおすすめしたいですね。
トンナハビーチの楽しそうな様子はInstagramでも配信中です。
〒904-2424 沖縄県うるま市与那城字上原8203番
Tel.098-977-8277
営業時間:朝8:00~18;00
施設利用料:大人500円・小人(4~14歳)300円・3歳未満 無料
シャワー・トイレ完備
http://tonnahabeach.com/
今回の女子旅は、沖縄本島から車で行けるうるま市の4つの離島「宮城島」(みやぎじま)をご紹介しました。
「ぬちまーす」工場と絶景&パワースポット、そして隠れ家ビーチと見どころ&遊びどころ満載です。
沖縄本島ドライブの際は、ぜひ行き先候補の一つに加えてみてくださいね!