ANAインターコンチネンタルホテル東京「アトリウムラウンジ」アフタヌーンティー 口コミ
東京赤坂にあるANAインターコンチネンタルホテル東京は、六本木、赤坂、霞が関にアクセス便利で、ビジネス・観光ともに利用しやすい立地です。
今回はANAインターコンチネンタルホテル東京「アトリウムラウンジ」でアフタヌーンティーセットをいただきますのでレポートします。

ANAインターコンチネンタルホテル東京へのアクセス
電車でANAインターコンチネンタルホテル東京へ行くには、いろいろな経路が利用可能です。
・地下鉄南北線「溜池山王駅」13番出口から徒歩1分、「六本木一丁目駅」3番出口から徒歩2分
・地下鉄丸の内線「国会議事堂前駅」より「溜池山王駅」出口へ行き、13番出口から徒歩1分
・地下鉄千代田線「国会議事堂前駅」より「溜池山王駅」出口へ行き、13番出口から徒歩1分、「赤坂駅」5番出口から徒歩10分
・地下鉄日比谷線「神谷町駅」 4番B出口から徒歩10分
・都営バス都バス01系統(渋谷~新橋)「赤坂アークヒルズ前」下車、徒歩約1分
溜池山王駅からのANAインターコンチネンタルホテル東京へのアクセス方法を説明します。
溜池山王駅の改札を出て13番出口に進みます。改札から出口までは5分ほどかかります。
13番出口から地上に出て、左側に進むと、すぐ左手にANAインターコンチネンタルホテル東京があります。
エスカレーターでANAインターコンチネンタルホテル東京の2階に行きます。
ANAインターコンチネンタルホテル東京の2階には細い通路があり、柱にはホテルの中にあるレストランの写真があり華やかな空間です。
通路をまっすぐ進むと、ANAインターコンチネンタルホテル東京のエントランスが見えてきます。
ANAインターコンチネンタルホテル東京のエントランスに入ると、エスカレーターがあり、その脇にガラスの中を水が流れる「水のカーテン」が見えます。涼し気な空間になっていますね。
水のカーテンの隣に今回の目的地「アトリウムラウンジ」があります。
アトリウムラウンジの階上にはグランドピアノが置いてあります。
アトリウムラウンジの隣にフロントがありますが、そちらには気鋭のアーティストによる作品が飾られています。中央に飾らせている季節の花も圧巻です。こちらもぜひ寄ってみてください。
ANAインターコンチネンタルホテル東京「アトリウムラウンジ」について
ANAインターコンチネンタルホテル東京「アトリウムラウンジ」は、ホテルの2階にあるラウンジで、さきほどご紹介したエスカレーターとなりにある巨大な水のカーテンや、ラウンジ内に配置されたグリーンに囲まれた寛ぎの空間になっています。
営業時間は以下の通りです
・月~土曜 10:00~22:00
・日曜・祝祭日 10:00~21:00
席数は140席と広々。禁煙席もあります。ラウンジには、シンプルなソファとテーブルが配置されていて、テーブルには真っ白な花が飾られています。
平日に利用したこともあり、ラウンジには仕事で利用されている方が多いように感じました。IT系の企業が多いのか、全体的にカジュアルな服装で来ている方が多く、ジーンズで来ている方もいました。
ANAインターコンチネンタルホテル東京 アトリウムラウンジ「抹茶アフタヌーンティーセット」
今回、アトリウムラウンジでオーダーした「抹茶アフタヌーンティーセット~ラデュレマカロン付き~」は、新緑の季節にピッタリの抹茶をテーマにしたプチガトー、フィンガーフードで構成され、ドリンクは紅茶・コーヒー・ハーブティー・フレーバーティーなど22種類から選べます。
アトリウムラウンジに訪れたのは平日だったのですが、期間中の土日14:30~15:10、15:50~16:30は琴の演奏があるそうです。和の雰囲気満載の内容になっていて、期待が高まります!
利用可能時間は以下の通りです。
・平日12:00~18:00
・土日祝日:3部制11:00~13:00 / 13:30~15:30/16:00~18:00
料金は、4,900円で、消費税8%とサービス料13%が加算されるため、総額5,980円となります。ホテルの公式ホームページより予約すると平日4,000円、土日祝日4,500円(消費税・サービス料別)となりお得です。ぜひチェックしてみてください!
抹茶アフタヌーンティーセットが楽しめるのは2018年5月1日(火)~7月31日(火)までとなっていますが、その次からは、「夏のベリーアフタヌーンティーセット」が始まります!ベリーをふんだんにつかったスイーツが楽しめるということで、こちらも要チェックです。
アトリウムラウンジ「抹茶アフタヌーンティーセット」実食!
アフタヌーンティーセットをオーダーすると、しばらくして運ばれてきたのがこちら。
なんと、抹茶です!実際には、器に抹茶の粉が入った状態で提供されます。自分で、ポットから器の3分の1程度になるまでお湯を注ぎ、茶筅でお茶を点てていただきます。
自分でたてて飲むとは、今までにない体験です!外は酷暑でしたが、抹茶はさっぱりとして、熱いのに涼やかになるような味でした。
イングリッシュブレックファースト
その後に22種類のなかからドリンクを選びます。
最初に選んだドリンクがこちらです。
透明のガラス製のポットに2杯分程度のお茶が入った形でティーカップと一緒に提供されます。
なめらかな曲線を描く白いソーサーが特徴的。見た目の美しいのもさることながら、スプーンを置きやすく、とても使い勝手が良くなっています。
ティーカップは底が狭く、縁に向かって広くなっている曲線の形で、口あたりがとてもよく、お茶をおいしく飲めます。
イングリッシュ・ブレックファスト・ティーは、アッサム茶、セイロン茶、ケニア茶をブレンドしたもの。
風味や香りが強いことが特徴とされていますが、こちらでいただいたものは、えぐみがなく余分なものがそぎおとされたような、シンプルでスッキリとした味になっています。
暑い夏でも飲みやすく、スイーツにも合う紅茶でした。
抹茶アフタヌーンティー 三段スタンド
紅茶を飲んで待っていると、お待ちかねのアフタヌーンティー三段スタンドが来ました!
楕円形の形をした三段スタンドです。漆黒のお皿にのせられたスイーツは抹茶一色です!鮮やかな緑色がとても映えます。さらにこちらでは、三段スタンドの他にセイボリーボックスが提供されます。
器に入っているのが、抹茶と枝豆の冷製スープです。ここから時計回りにご紹介します。
・抹茶と枝豆の冷製スープ
抹茶の風味を最初に感じ、後味には豆の風味を強く感じます。塩気が強めになっていて、夏には嬉しいスープです。口当たりもなめらかで、味に奥行きもあり、おいしいスープです。
・抹茶と枝豆のタルト
タルト生地に抹茶のムースをのせ、枝豆をトッピングしています。細かい仕事が光る一品。タルトのバターの風味と、抹茶のムースの塩気が意外にマッチします!枝豆の食感とタルトのパリパリとした食感もよく合います。
・抹茶のトルティーヤ
ハムやレタス、サーモンなどの具材をトルティーヤの生地で巻いたものです。抹茶のねりこまれた生地はもっちりとして、食べ応えがあります。トルティーヤには細い棒状のクルトンも添えられていました。カリカリとした食感が楽しく、トルティーヤのモチモチした感触の対比が面白かったです。
・野菜のゼリー寄せ
つるんとした食感も楽しく、見た目にも涼しいゼリー寄せです。ハムや大根、パセリなどをゼリーで固め、マスタードとともにいただきます。下に敷いたキュウリの食感ともよく合っています。
三段スタンドはスイーツが主なのですが、時々フィンガーフードがあって、味のアクセントがあって楽しめます。
三段スタンドの上段がこちら。
左のマカロンからご紹介しましょう。
・ラデュレのマカロン
1862年にパリで創業したパティスリー、ラデュレのマカロンです。ラデュレはマカロン・パリジャンの発祥のお店として知られています。しっとりした生地と、中のガナッシュの深い甘さが何ともいえないハーモニーを生み出しています。
・抹茶のチョコレート
深い緑色のチョコレートにカラフルな色の花の絵があしらわれたチョコレート。見た目にもかわいらしいデザインです。抹茶の風味をかなり強く感じますが、後味には、チョコレート特有の苦みと甘みがきます。小さなチョコレートなのですが、複雑な味をじっくり楽しめる一品となっています。
・抹茶のムース
小さなグラスに入れられた色鮮やかなムースです。爽やかな香りとかすかな苦みがある抹茶のムースにいちじくの味のムースがのせられており、互いに引き立て合っていてとてもおいしかったです。
・抹茶のシュークリーム
シュークリームに抹茶クリームがはさんであり、さらに抹茶チョコレートがかけられています。さらにトッピングされている白いものは、実は「あられ」です!このあられが甘みのある米の風味があり、シュークリームのよいアクセントとなっています。
・抹茶のロールケーキ
抹茶の生地に、抹茶のクリームをはさみこんで巻いた、まさに抹茶尽くしのロールケーキ。さらに、ホイップクリームと、その上には、あずきが!洋菓子を和風仕立てにする工夫がそこかしこにあります。
続いて3段スタンドの中段です。
一番左のロールサンドから順番にご紹介します。
・ロールサンド
ビックリするくらいの抹茶色一色ですが、実は卵やエビをタルタルであえてロールパンにはさんだものです。エビのプリプリした食感と、卵のやわらかさがタルタルにベストマッチでした。
・抹茶のチュイール
チュイールは、薄く焼き上げたクッキーのような洋菓子ですが、これは醤油で仕上げた甘いおせんべい風になっています。
パリパリとした食感が楽しく、抹茶の濃厚な味とよく合っていました。木の葉型の繊細な造形も美しいです。トッピングのゴマも風味がよく、和菓子のような雰囲気でした。
・葛餅の黒蜜仕立て
抹茶の葛餅に、スポイト容器に入った黒蜜を添えて提供されます。プルプルした食感の葛餅に、スポイトでお好みの量の黒蜜をかけます。葛餅のスッキリした口当たりと爽やかな味が印象的でした。眼にも涼しい一品です。
・レミントン
スポンジケーキを正方形にカットし、抹茶チョコレートソースでコーティングして乾燥アーモンドをふりかけたお菓子です。ふんわりとしたケーキの生地に、なめらかなソース、そしてパリパリとした乾燥アーモンドの食感が最高です!
・黒大豆チョコレート
黒大豆は黒豆の別称ですが、粒の大きい最高級品を区別するために「黒大豆」と呼ぶ地域もあります。普通はアーモンドを使うことが多いですが、この黒大豆のやわらかな甘みがコーティングされた抹茶チョコレートとよく合います。
ここで、2杯目のお茶をオーダーします。
・アイリッシュウイスキークリーム
一見普通の紅茶のような色をしていますが、味はウイスキーです!ウイスキーの深い風味に、クリームの甘い香りも加わります。ミルクを入れるとよく合う紅茶です。
最後に3段スタンドの下段です。
こちらも見事なまでの抹茶尽くし。一番左の抹茶ドーナッツからご紹介しましょう。
・抹茶ドーナッツ
しっとりとした生地になっています。抹茶の苦みが深い大人向けのドーナッツです。ドーナツの甘さと苦みのバランスが絶妙です。
・抹茶スコーン
こちらもよくあるスコーンとは違い、しっとりとしたやわらかい口当たり。そのままでも優しい甘みがあっておいしいのですが、クロテッドクリーム、イチゴジャムと一緒に食べると、また違った味になります。
・抹茶チーズケーキ
こちらは抹茶色をしていますが、抹茶の風味は抑えられています。でも、かすかな苦みと、濃厚なチーズが抜群に合います。
・サンドイッチ
抹茶を練りこんだパンに具をはさんだサンドイッチです。具はハム、クリームチーズチーズです。クリームチーズのやわらかで濃厚な味と、塩気を感じるハムが、スイーツの合間に食べるのに嬉しい味です。
最後にお茶をもう一杯いただいて、ゆったりと過ごしました。
・カモミール
爽やかな香りが特徴のカモミール。独特ですが、こちらのカモミールはあまり癖が強くありません。口当たりもさっぱりとしていて、スイーツをたくさん楽しんだ後にはおすすめです。
ANAインターコンチネンタルホテル東京「アトリウムラウンジ」の抹茶アフタヌーンティーは、値段は少々高めですが、品数はダントツで多く、みんな手の込んだスイーツばかり。
最初のお茶を点てるところからスイーツ、フィンガーフードのひとつひとつ、飲み物に至るまで、じっくり楽しめる内容になっています。
季節ごとに内容が変わるのも魅力。工夫を凝らしたANAインターコンチネンタルホテル東京「アトリウムラウンジ」のアフタヌーンティーセットをぜひ楽しんでください。
〒107-0052 東京都港区赤坂1-12-33
140席/禁煙席あり
http://anaintercontinental-tokyo.jp/restaurants/atrium.html