ウェスティンホテル東京「ザ・ラウンジ」クラシカルアフタヌーンティー 口コミ
ウェスティンホテル東京は、「恵比寿ガーデンプレイス」内に、1994年10月14日に開業したホテルです。
本日は、そのウェスティンホテル東京1階にある「ザ・ラウンジ」で「クラシカルアフタヌーンティー」をいただいてきましたのでレポートします。

ウェスティンホテル東京「ザ・ラウンジ」
「ザ・ラウンジ」は、ウェスティンホテル東京1階のエントランスを入ってすぐ正面、見上げほどの高さと迫力のあるお花のアレンジメントと、グランドピアノの向こう、2頭のペガサス像の間の階段を下りたところにあります。
天井が高く、高い窓からは自然光がやわらかく降りそそぐフロアには、高級感あふれるソファや椅子、テーブルが配置されています。
そのゴージャスな雰囲気はまさに「ヨーロピアンスタイルのラグジュアリーホテル」であるウェスティンホテル東京を象徴するレストランとなっています。
入口で予約の名前を告げると、すぐ席に案内されました。
予約時間よりも早めについたので、私たちが着席したときにはまだ他の席は空いていましたが、その後もどんどん予約のお客様らしき方たちが来店され、あっという間に満席になっていました。
アフタヌーンティーなので、女性の団体が多いのではないかと思っていましたが、意外なことに多かったのは家族連れでした。落ち着いた年齢のご夫婦に、20~30代の娘さんが1人、という組み合わせで、ゆったり過ごしに来ている、という感じでした。他は、カップルか、女性の2人連れがちらほら、という感じです。
ザ・ラウンジ「クラシカルアフタヌーンティー」
今回予約していたのは「クラシカルアフタヌーンティー」(サービス料・税別3,800円)です。土日祝日限定で、2時間制で12時~17時の間に3回の入れ替え制になっています。ドリンクのラストオーダーは、アフタヌーンティー終了予定時刻の30分前とのことです。
「クラシカルアフタヌーンティー」のメニュー内容は、以下の通りです。
・スコーン(別皿)
・好きなものを自由に選べるガトープラッター(焼き菓子のサービス)
・紅茶は10種類以上から選択可能で、飲み替えも自由。
サービスの方に確認したところ、12時、14時半スタートの回は、予約がいっぱいになってしまうことが多いのと事です。一方平日には、オリジナルケーキ、サラダとサンドイッチが味わえる平日限定の「ティータイムセット」というプランがあり、こちらも人気があるそうです。
もちろん、予約しなければ「ザ・ラウンジ」に入れない、ということではありません。デザートだけではなく、パスタやベーカリー、アペタイザーなど食事のメニューや飲み物のメニューは豊富に用意されているとのことです。ただ、当日予約なしで来店した場合、「ザ・ラウンジ」の方ではなく、すぐ横の「ザ・バー」の前の席に案内されるそうです。
ただ、私が行ったときはそちらの席も満席だったので、週末にゆっくり楽しみたいなら、予約は必須だと思われます。
ザ・ラウンジ アフタヌーンティー「3段ティースタンド」
席に着くと、まず飲み物のオーダーをとってくれます。飲み物が到着して、のどを潤していると、お待ちかねのティースタンドと、スコーンの到着です!
メニューは、サービスの方が丁寧に手早く説明してくれます。
「おまたせいたしました。アフタヌーンティーでございます。こちら簡単にご説明させていただきます。
一番下から、袋に入っていますのがサーモンとキュウリのサンドイッチと、サラミとチーズのサンドイッチでございます。真ん中が生ハムのブルスケッタに、そのおとなりがチーズのキッシュとなっております。
二段目が器に入っていますのが、いちごとベリーのブランマンジェ、そのお隣がヘーゼルナッツののったシフォンケーキと、ウェスティンで人気のシュークリームとなっております。
一番上、器に入っていますのが、マスカルポーネのチーズケーキ、抹茶のチョコレートケーキ、いちごのタルトと、袋に入っていますのが、ビスケットになります。こちら、プレーンのスコーンと、いちじくとくるみのスコーンとなっております。お好みでジャムとクリームをつけてお召し上がりください。」
これは2人分なので、全てのメニューが2種類ずつです。お客さんが3人の場合は、ティースタンドが2台になっているようでした。
1.サーモンとキュウリのサンドイッチとサラミとチーズのサンドイッチ
ねっとりしたサーモンと、さっぱりとしたキュウリの対照的な素材同士のコンビネーションが絶妙です。紙に包まれていましたが、さらにその中もラップで包んであるせいか、サンドイッチのパンがしっとりしていて、とても食べやすいです。
2.生ハムのブルスケッタ
味はもちろんおいしいのですが、びっくりさせられるのが、ハムの新鮮さを感じさせる肉のフレッシュな香りです。こんな香り高い生ハムは初めて食べました。しかもオリーブも生ハムに負けず劣らず、しっかり存在を主張しています。
3.チーズのキッシュ
キッシュの卵液部分がとてもなめらかです。チーズの風味と、卵のコクをしっかりと味わうことができます。やや塩味が強いので、ここまで歩いてきて、汗をかいた体にはうれしい味でした。
4.いちごとベリーのブランマンジェ
ブランマンジェとはフランス語で「白い食べ物」という意味だそうです。その素材から「アーモンドの豆腐」とも呼ばれるとか。いちごとベリーのソース部分は、果物の新鮮な酸味が楽しめます。ブランマンジェ部分はかなりトロっとしていて、まるでスープのように優しい口当たりです。
5.ヘーゼルナッツののったシフォンケーキ
小さくてちょこんとしていますが、あなどれないおいしさです。濃厚なチョコレートと、ヘーゼルナッツの香ばしさのバランスがとてもよいです。
6.シュークリーム
シュークリームはウェスティンのスイーツの中でも格別の人気を誇るメニューだそうです。
内部には隙間なく甘いクリームがつめられており、食べているととても贅沢な気分が味わえます。また、このシュークリームのおいしさを倍増させているのが、外側の振られた細かい粉糖です。トロっとしたクリームの甘さと、サラッとした砂糖の甘さの相乗効果で、満足感たっぷりです。
7.マスカルポーネのチーズケーキ
チーズケーキといえばシンプルなルックスのものが多いですが、ウェスティンのチーズケーキはこんなに可愛らしいのです。チーズ部分は、ムースのように軽い舌ざわりです。
ティースタンドの下の段から食べ進めていったので、この頃にはケーキがのっているのが一番上の段だけになりました。すると、サービスの方がその段のお皿だけを残し、ティースタンドを下げてくれました。
8.抹茶のチョコレートケーキ
抹茶の風味がともかく濃いです。上にのっている薄いチョコと、その下に絞られているクリームの両方で、それぞれちがった角度で抹茶を堪能できるのは、うれしい限りです。下のチョコケーキも、何層にも折り重なっているので、複雑な味の奥行を堪能できます。
今回、アフタヌーンティーをいただいた「ザ・ラウンジ」のとなりの「ザ・テラス」で、ちょうど抹茶スイーツビュッフェを開催中だったので、このケーキはもしかしたら、そちらでも提供されているのかもしれません。
一つ残念だったのは、上のシート状の抹茶チョコと、下のチョコレートケーキに挟まれている、真ん中の抹茶クリームがすこしゆるくなっていたことです。
ただ、ティーワゴンが運ばれてきてから少し時間がたってから食べたので、仕方ないのかもしれません。このケーキに限っては、ワゴンが運ばれてきたら、すぐ食べた方が、さらにおいしくいただけると思われます。
9.いちごのタルト
こちらは小さいのでパクっといけそうですが、かなりの食べごたえがあります。ジャム状のいちごも味わい深いですが、このタルトの主役は、外側のタルト部分の生地かもしれません。しっかりと歯ごたえがあり、生地そのものの香ばしさを存分に味わえます。
10.ビスケット
2種類のビスケットが入っています。どちらもサクサクで、甘さ控えめです。
11.プレーンのスコーンといちじくとくるみのスコーン
公式HPによると、このスコーン、卵を使わずヨーグルトと牛乳だけで仕上げたこだわりのスコーンだとか。あっさりしているようで、牛乳のコクをしっかり感じることができます。
トッピングを色々試してみましたが、プレーンのスコーンも、いちじくとくるみのスコーンも、クロテッドクリームとはちみつの組み合わせがベストマッチでした。プレーンのスコーンはしっとり感を、いちじくとくるみのスコーンは香ばしさを感じられます。
クロテッドクリームにはちみつをかけると、しつこくなるのではと思いましたが、まったくの杞憂です。はちみつが味は濃いのに、舌ざわりがとてもサラサラしているために、味だけが複雑かつおいしくなるという、うれしい驚きがありました。
12.焼き菓子4点
アフタヌーンティーを楽しんでいる2時間の間に、好きな焼き菓子を自由にえらべる「ガトープラッター」と呼ばれるサービスが2回もありました。1回につき1個とることができます。今回は2人でいったので、全部で4種類いただけました。
抹茶のマドレーヌにフィナンシェ、ベリーのタルトにチョコレートケーキです。この日はさすがに満腹になったので、翌日以降に食べましたが、これがまた、今までの焼き菓子の概念をひっくりかえされるおいしさでした。
どの焼き菓子も、バターのリッチさをそこかしこに感じられるのに、とても軽いのです。
例えば、フィナンシェは、噛んだ途端に歯が吸い込まれていくように錯覚するほど、バターのしっとり感に圧倒されるのに、バターの重さをまったく感じません。こんなすごい焼き菓子は初めてかもしれません。ウェスティンホテル東京「ザ・ラウンジ」おそるべしです。
ザ・ラウンジ アフタヌーンティー「ドリンクのメニュー」
ドリンクのメニューは、4つのカテゴリーの分かれており、「JING Tea」5種、「コーヒー」3種、「カフェインレス」3種、「レコメンド」3種の、計11種類です。
メニューの横に「(ホットorアイス)」と書かれているものはアイスも可で、それ以外はホットのみです。
1.JINGイングリッシュブレックファースト(アッサム)
2.ライチー・レッドブラックティー
右側が「ライチー・レッドブラックティー」で、左側が「JINGイングリッシュブレックファースト(アッサム)」です。イギリスの紅茶ブランドと言えば、フォートナム&メイスンや、ハロッズは聞いたことがあるのですが、JINGというブランドは初めてで、調べてみました。
JINGは、エドワード・アイスラーというイギリス人によって、「最高品質のTEAを英国で根付かせたい」という思いで2004年に創られた高級紅茶ブランド。数々のホテルやレストランで採用されているとか。
「JING」とは、北京語で「欠かす事のできない基礎」「本質的な基盤」などの意味で、その名前が表す通り、アイスラーは生産者に定期訪問し、作業工程の確認を行うなど、茶葉にへのこだわりは徹底しています。
私はライチの方を飲みました。ライチの甘味は淡く、さっぱりしたアイスティーです。少々暑い中を歩いてきた体にしみわたっていくようです。
3.アップルハイビスカスティー
4.ロイヤルミルクティー
私はロイヤルミルクティーを飲みました。牛乳の味がしっかり主張していて、とにかくコクがあります。ただ、後味がしっかり紅茶なのでスッキリします。
5.毛尖緑茶
6.セイロンオレンジペコティー
右側が「毛尖緑茶」で、左側が「セイロンオレンジペコティー」です。私はオレンジペコティーの方を飲みました。ホットです。クンクンと鼻を近づけてオレンジの香りをかぎとろうとしましたが、ほとんど感じません。セイロンの茶葉の香り高さを純粋に味わえる気がします。
7.ペパーミントリーフ
ペパーミントリーフは、カフェインレスの飲み物のメニューに書いてあったので、てっきり優しい味わいかと思いましたが、全然違いました。ものすごいミントのパンチ力が感じられて、まさに眠気覚ましに最適な一杯です。
味というよりは、ともかくグラスから立ち上ってくるミントの香りがアグレッシブなのですが、飲み始めるとその力強さが癖になってしまい、止まらなくなります。ずっと甘いものを食べ続けていたので、ここで一度、下をリセットすることができました。忘れられないお茶になりそうです。
9.JINGイングリッシュブレックファースト
「ミルクティーに最適」とメニューにはあったのですが、どんな味わいなのか感じたくて、そのまま飲んでみました。茶葉の濃密な感じが、まるで高級な麦茶のようです。ホッとする味でした。
<ザ・ラウンジ クラシカルアフタヌーンティーまとめ>
今回のウェスティンホテル東京「ザ・テラス クラシカルアフタヌーンティー」」で驚いたのは、紅茶のおいしさとバリエーションでした。
料理もスイーツもおいしいのですが、それに負けずとも劣らない、紅茶のバリエーションの奥深さを、ゆっくり時間をかけて堪能することができました。
紅茶に色々な種類があるのは知っていたのですが、それを体全体で実感することができる2時間でした。予約でいっぱいになってしまうのもうなずける、素晴らしいアフタヌーンティーです。
コーヒーについては、どうやらコーヒーメーカーで作っているようです。(サービスの方が準備しているのがちらっと見えました)やはりここに来たのならば、一杯ずつ丁寧に用意される紅茶をいただくべきかもしれません。
ウェスティンホテル東京「ザ・ラウンジ」までのアクセス方法
ウェスティンホテルの最寄り駅は「恵比寿駅」です。JR・埼京線の「恵比寿駅」と、地下鉄日比谷線の「恵比寿駅」があるので、どちらの駅からでも、無事にホテルへ到着できる行き方をご紹介します。
まずは、地下鉄日比谷線「恵比寿駅」からの行き方です。地下鉄を降りたら、まずは「JR恵比寿駅方面改札」と書いてあるエスカレーターを上がります。
「JR恵比寿駅方面改札」を出て、「出口1 JR線」と頭上の看板が出ている方向へ進みます。
このような張り紙もあるので、迷う心配はありません。
案内書きの通りに、エスカレーターで昇っていきます。
地上に出ると、こんな光景です。よくテレビで恵比寿の街を特集するときのオープニング映像で使われている場所です。
ウェスティンホテル東京へ向かうには、地下鉄「恵比寿駅」からであれば、JRの「恵比寿駅」を経由してホテルへ向かいます。おそらくこれが一番わかりやすいです。ここから、JRの「恵比寿駅」に向かいます。
エスカレーターで上に昇ります。こちらのエスカレーターは、割合傾斜も急で、長いです。
エスカレーターから降りると、駅ビル「アトレ恵比寿」のアーケード通りがあるので、そこを直進します。
アーケード通りを進むと、左側にお花屋さんが見えてきます。
お花屋さんの向かい側が、JR・埼京線の「恵比寿駅」の東口改札です。
ここからいよいよ、ウェスティンホテル東京に向かいます。
JR・埼京線の「恵比寿駅」の東口改札の頭上に、このように黄色い案内表示が見えます。
改札を出たら、右折します。
看板の「恵比寿ガーデンプレイス方面」の矢印に従い、直進します。
緑色の看板に「恵比寿ガーデンプレイス」の文字を確認しつつ、そのままさらに進んでいきます。
歩く歩道「恵比寿スカイウォーク」が目の前に現れます。これに乗って、進んでいきます。
「恵比寿スカイウォーク」は結構な長さがあり、しかも途中に乗り換えもあります。
「恵比寿スカイウォーク」の終点に到着です。ちなみに、地下鉄・JRの駅からここまではずっと屋根があるので、雨の日でも、傘をささずに来ることができます。
案内板に「ウェスティンホテル東京」の文字があります。
ここからは屋外&徒歩になります。屋外に出ると、「恵比寿ガーデンプレイス」と書かれた建物が正面に見えます。この建物は「エントランスパビリオン」と呼ばれるもので、裏側には「ブルーシールアイスクリーム」のお店があります。
側面には大きなからくり時計が設置されていて、毎日12・15・18時の3回、音楽に合わせて人形が登場して時を告げてくれるそうです。
この「エントランスパビリオン」の建物の左側を抜けて、いよいよウェスティンホテル東京へ向かいます。
そのまま直進していくと今度は「ビヤステーション」という建物が正面に見えてくるので、今度は、それを目指して歩いていきます。
「ビヤステーション」はエビスビールと料理が楽しめるお店だそうですが、今日のお目当てはアフタヌーンティーなので、ここは我慢です。
左手前方には「恵比寿三越」が見えます。
「ビヤステーション」についたら、建物の左側の通路をそのまま直進していきます。
すると、左正面にまるで絵本に出てくるような美しい建物が見えてきます。これが有名なフレンチレストラン「シャトーレストラン ジュエルロブション」です。そして、ジュエルロブションの後ろにそびえたつ、左側の建物が「ウェスティンホテル東京」です。
太い柱に道順案内表示が貼ってあります。三段目に「ウェスティンホテル東京」の文字があるので、その矢印にしたがい、柱の手前を左折します。
「ジュエルロブション」を右手に見つつ、まっすぐ進みます。
銅像と、10段ほどの階段が見えてきたら、今度は右折です。
階段を上がりまっすぐ進んでいくと、正面に見えてくるのが「ウェスティンホテル東京」です。
ここで横断歩道を渡ります。
「ウェスティンホテル東京」に到着です!
ウェスティンホテル東京の見どころ
「ザ・ラウンジ」でアフタヌーンティーを楽しむ以外にも、ウェスティンホテルにはぜひ寄りたいポイントがたくさんあります。
ウェスティンホテル東京1階フロア
ここがレセプションです。ウェスティンホテル東京は、ホテル中、ともかくどこもかしこも美しいです。「ヨーロピアンスタイルのラグジュアリーホテル」と公式HPで銘打っていることもあり、いるだけでその非日常感を存分に味わえる空間になっています。
ウェスティンホテル東京1階には、3つのレストランがあります。1つは、今日「クラシカルアフタヌーンティー」をいただいた「ザ・ラウンジ」、もう1つは、デザートビュッフェで有名な「ザ・テラス」、もう1つが、「ザ・バー」です。
「ザ・テラス」は、平日限定で「抹茶デザートブッフェ」を開催中でした。ウェスティンのブッフェと言えば、そのおいしさと予約が困難なことで有名です。ホテル公式HPによると、抹茶デザートビュッフェのあとは、7月末まではチーズデザートブッフェ、そのあとは「サマーデザートブッフェ&世界のケーキ」が、夏休み期間中に行われるようです。
食事も楽しめる「テラスグランドビュッフェ」もあります。
手前は「ザ・ラウンジ」のお客さんですが、奥がもう1つの「ザ・バー」です。ゆっくりと落ち着いた雰囲気の中で思う存分シガーを楽しめる貴重なホテルバーだとか。また、高級国産牛をメンチカツを贅沢に使用した、珠玉のカツサンドが有名だそうです。
ウェスティンホテル東京1階から2階へ上がる階段
また、1Fから2Fへ上る螺旋階段の美しさは圧巻です。(特にここからの角度が一番美しいと思います)繊細な手すりとブラックとゴールドで彩られている絨毯のコラボレーションはまるで芸術品のようです。神々しい感じすらするので、ここに足を踏み入れてよいのか、ちょっと躊躇してしまいます。
こちらは週末、ほぼ花嫁と花婿専用の写真撮影スポットと化しているので、通るのは至難の業かもしれません。
2階フロアからの眺め&その他のレストラン
ウェスティンホテル東京の2Fフロアにあがると、吹き抜けになっているので、1Fフロアの美しさがよくわかります。
柱、床、絨毯、壁の調和がとれた美しさに、うっとりとして、時間を忘れて眺めてしまいます。座っているお客さんですら、まるで絵の一部のようです。
エレベーターホールも、この美しさです。外は、整然とした石の日本庭園になっています。
2Fフロアからは、もちろん眺めを楽しむだけではなく、ゆったりした休憩スペースもあります。
ウェスティンホテル東京2Fフロアには、日本料理のレストラン「舞」や、中華料理が楽しめる「龍天門」があります。
ウェスティンホテルでは22階フロアにもレストランがあります。こちらはエレベーター内にあった、22階「スカイラウンジ コンパスローズ」の「ボタニカルカクテル」の案内です。「スカイラウンジ コンパスローズ」は、東京タワーの夜景とジャズを楽しめるバーです。
2階にかざってあった、22階フレンチレストラン「ビクターズ」の案内です。額縁までゴージャスです。「ビクターズ」では、月替わりで有名なシャンパンの各メゾン(製造会社)に合わせた「シャンパーニュディナー」をいただけるそうです。
ウェスティンガーデン
「ザ・ラウンジ」からも「ウェスティンガーデン」の素晴らしい眺めは楽しむことができたのですが、9時から日没までは(冬季は11時から日没まで)は、実際に入ることができます。
どこから入るのかわからなかったので、サービスの方に聞いたところ、ホテルエントランスを出てすぐ右折すると、入口がありますよ、とのことでした。
ここが入口です。
ここが恵比寿だなんて、とびっくりするほど奥行のあるお庭です。
ところどころに咲いている花が、目を楽しませてくれます。そして、とても静かです。今は、生き生きとした緑を楽しむことができますが、四季折々、お庭は色々な表情をみせてくれそうです。
英国のフラワーショーで受賞したこともある景観アーティスト石原和幸氏とのコラボレーションによるお庭だそうです。
ウェスティンホースパレード
実はウェスティンホテル東京に到着したときに、エントランスに黒い馬をつないだ黒塗りの馬車がいて仰天していまいました。ウェディングのサービスで、トランペットのファンファーレとともに式を終えたばかりのカップルを馬車に乗せて、正面玄関から出発するんだそうです。
この日はお日柄がよかったせいか、披露宴を行うカップルが8組くらいいて、馬車に乗り込み、颯爽とホテルを出ていくカップルと、それを写メする招待客たち、という光景が何度も繰り返されていました。
何度見ても美しくて幸せな景色で、こちらまで幸せな気分になりました。
ウェスティンホテル東京のトイレ
ウェスティンホテル東京1階のトイレの場所ですが、1Fなら、「ザ・ラウンジ」に隣接している「ザ・バー」と、レストラン「ザ・テラス」の間の通路の突き当りにあります。時間帯によっては、「ザ・テラス」のお客さんとバッティングして、混雑することがあるかもしれません。
ただ、そんなときは2階にもトイレがあるのでご安心を。エレベーターで2階にあがると、すぐにわかる場所にあります。
いずれのトイレにも、ハンドタオルが用意されていました。
東京都目黒区三田1-4-1 ウェスティンホテル東京 1F
03-5423-7287
営業時間 10:00~22:30
87席
全席禁煙
ドレスコードなし
http://www.thelounge.westin-tokyo.co.jp/