パーフェクトホイップマスク 口コミ 効果は?
専科 パーフェクトホイップマスクを使ってみた感想・評価、私以外の体験者の口コミまとめ、その他、パーフェクトホイップマスクの成分・使い方などの解説を記載します。

パーフェクトホイップマスクとは
お肌に良いことはわかっていても、「メイクオフするのだって面倒くさいのに、毎日パックするのは、さすがにハードルが高いなぁ・・・」と諦めている人、少なくないと思います。
そんな人にお勧めなのが、2017年9月に発売された『専科 パーフェクトホイップマスク』です。
毎日、お風呂に入ったついでに、とっても手軽に使える人気の泡パックです。
パーフェクトホイップマスクの使い方は簡単で、ボトルをプッシュすれば、もこもこの泡が出てくるので、それを顔に付けて放置するだけ、放置した後は洗い流せば完了!
ぼんやり湯船に浸かっている時間を有効に使えるので、パーフェクトホイップマスクは、せっかちさんにもお勧めです。
難しいことは一切なく、あれこれ気を遣わなくても良い、超簡単なパックなので、これなら私でも続けられるかも・・・!
価格:オープン価格
メーカー:資生堂
その他:無香料、無着色
●3種の保湿成分 天然由来シルクエッセンス配合
●Wヒアルロン酸配合
●コラーゲンGL配合
パーフェクトホイップマスクの本体はプッシュ式のボトルになっていて、つめかえ用があり、全国のドラッグストアやスーパーで販売されています。
Amazonや楽天、Yahooショッピングといった一般の通販サイトでの取り扱いはもちろんですが、資生堂公式通販サイト“ワタシプラス”なら、1品からでも送料無料で購入することができます。
2018年4月時点での販売価格を調べてみると、資生堂公式通販サイトは1,058円(税込)でした。その他一般の通販サイトでは850円~1,000円程度で、送料が掛かるところがほとんどです。
パーフェクトホイップマスクは近くのドラッグストアか、公式通販サイトで購入するのがお得ですね!
パーフェクトホイップマスクの口コミ
パーフェクトホイップマスクの口コミをチェックしてみました。良い口コミ、悪い口コミ、それぞれ多かった意見をまとめてみましたので、参考にしてください。
・お肌がしっとりもちもちになる
・手軽で良い
・入浴の時間を有効に使える
・お肌がやわらかくなった
・化粧水の浸透が良くなる
<悪い口コミ>
・泡が目に染みる
・泡に弾力がなく、垂れてくる
・あまり効果を感じられない
・パック前に水分を取らないといけないのが面倒
・お肌に合わず、ピリピリした
<私のコメント>
全体的に、良いコメント、悪いコメントが半分ずつあったように思います。パーフェクトホイップマスクの保湿力については、パワフルではないものの、しっとりとした潤いを感じた人が多いようです。
毎日でも手軽に使えて、入浴時間を有効に使えるという点で、高い評価を得ていました。
一方、悪い口コミのほとんどは、泡のテクスチャーに関するもの。「ゆるい」という声がほとんどで、顔につけて湯船に浸かっていると、「垂れてくる」「目に入って染みる」という人がかなり多かったです。
パーフェクトホイップマスクは、基本的に入浴中に使うアイテムですが、お肌が濡れた状態だと、泡の密着度が悪いため、使用前に、手や顔の水気をよくきるか、軽く拭き取る必要があります。
とは言え、バスタブに浸かっていれば、汗もかきますよね。
泡パックが、汗で簡単に流れ落ちてしまうとなると、確かに使いづらい気がします。これらの点については、後ほどチェックしてみたいと思います。
パーフェクトホイップマスクを買ってみた
パーフェクトホイップマスクを実際に購入してみました!
プッシュするときめ細かい泡が出てきます。ちょうど泡タイプの洗顔料のような感じで、知らなければ間違えて洗顔に使ってしまいそうです。
香りはありません。
濃厚なもちもち泡という感じではなく、指で押さえると潰れてなくなってしまう、ソフトな泡です。
パーフェクトホイップマスクを手の甲全体に塗り広げて、このまま3分間、放置してみます。
徐々に泡が弾けて無くなって、お肌が見えてきます。
泡が無くなった部分も、決して乾燥してはおらず、うっすらと透明の膜が貼ったような状態になっています。
この状態になったら、泡がお肌に密着したサインなのだそうです。
3分後には、泡がだいぶ減って、このような状態になりました。
洗い流しはじめは、指先にヌルッとした感覚がありますが、次第にその感覚は消えます。
パーフェクトホイップマスクを洗い流した後のお肌は、思った以上に表面がサラリとして見えます。
でも、パーフェクトホイップマスクを塗っていた部分と、塗っていなかった部分を触り比べてみると、確実に、塗ったところの触感がしっとりしているのがわかります。
パーフェクトホイップマスクで顔にパックしてみた
実際にパーフェクトホイップマスクで泡パックをしてみました。パーフェクトホイップマスクを使う前には、顔や手の水気をよくきるのがポイントです。
2プッシュの泡を、目元と口元は避けて、顔全体に泡を広げます。
2プッシュが適量ということなのですが、私の場合、頬や顎に塗り終えると、おでこまで足りなかったので、トータルで3プッシュ使用しました。
泡パックと聞いて、お肌が見えないほどしっかり顔全体を覆い隠す感じをイメージしていたのですが、3プッシュでこの程度です。
適量の2プッシュだと、もっと薄く塗り広げる感じになります。
念のため、公式サイトで使い方の画像をチェックしてみましたが、モデルさんもまばらな感じで泡を顔にのせていました。
この状態で3分間、放置します。
手の甲で試したときには感じなかったのですが、顔の上だと、泡がシュワシュワ弾けているのがよくわかります。
はじめのうちは、泡の弾ける感覚に対して、少しくすぐったいような、むず痒さを感じたり、泡が垂れていないか心配になったりしたのですが、泡がシュワシュワする感覚は、次第に少なくなり、気にならなくなりました。
その間、何度か鏡をチェックしましたが、思ったよりもしっかりと、泡が皮膚に密着していました。
普通のパックだと5分以上の放置時間が必要になるものが多く、パックをしている間、手持ち無沙汰になりがちですが、パーフェクトホイップマスクは、少し短めの3分間。
浴槽に浸かりながら、軽く鼻歌を一曲歌えば終わりです。
短めの放置時間も、毎日手軽に続けられる理由のひとつだと思います。
3分後の状態は、このような感じです。
泡が無くなり、透明になっている部分が多いですね!
泡の層が厚かったところは、まだ泡が残っています。
メーカー推奨の適量である2プッシュというのは、3分間で、泡が全て透明になる程度の量だったのだと、今になって気付きました。
ひとまず、今回はパーフェクトホイップマスクをこのまま洗い流して完了です。
泡は水で簡単に洗い落とせます。
パーフェクトホイップマスクを洗い流した後のお肌の状態がこちらです。
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お肌を触ってみると、いつもよりしっとりとしているように感じます。
パーフェクトホイップマスクにはエタノールが配合されているので、肌刺激がないか不安があったものの、使用中も使用後も、刺激や違和感を感じることは一切ありませんでした。
泡が垂れやすくなる原因は?
泡が垂れてくると言う口コミが結構多かったので、原因を探ってみたいと思います。一番に考えられることは、使う前にお肌の水気をしっかりきっていないのではないかということ。
まず、腕の内側の①乾いた部分と、②濡らした部分の上にパーフェクトホイップマスクをのせます。
その後、腕を立ててみました。
すると、②の濡らした状態の上にのせた泡は、重力に負けて、スーッと垂れていきます。
①の乾いた部分も、多少は垂れますが、スピードが全然違います。
次に考えられるのが、汗です。入浴中なので、人によっては汗をかくと思います。汗によって、どの程度、泡が流れるのかをチェックしてみます。
腕の内側の乾いた状態のお肌にパーフェクトホイップマスクを塗り広げてみます。
この状態なら、腕を立てても全く垂れてきません。
ここに、霧吹きでミストをシュッシュッと吹きかけます。
じんわり汗をかいている程度のイメージです。
この程度だと、泡自体に変化はなく、垂れていく様子も見られません。
もっとミストをかけて、汗だくの状態にしてみました。
やはり、ここまで行くと、泡の形状にも変化が見られ、水気と一緒に泡が垂れていくのがわかりますね。
最後に、泡の“付けすぎ”。
乾いた腕の内側に①適度な量の泡と、②多めの泡をのせて、腕を立ててみました。
①の適度な泡を付けた部分に比べ、②の泡を多く付けた部分は、腕を立てると同時に、重力に負けてズルズルと滑り落ちていきます。
①のほうは、時間が経っても密着していました。
顔に使う場合は、やはり適量の2プッシュで「ちょっと少ないかな?」くらいにとどめておくのが良いようです。
結論:泡が垂れ落ちてしまうことが気になっている人は、まず、パーフェクトホイップマスクを使う前に、顔や手の水気をしっかり取りきりましょう。
そして適量2プッシュを守ること。多くても3プッシュにとどめておくのがお勧めです。
泡で素肌を覆い隠したくなりますが、うすく塗り伸ばすのが正解です。
じんわりとかく程度の汗によって、垂れてしまう泡は少ないと思いますが、泡の成分を含んだ汗が、流れ落ちるときに、目に入って染みるということは十分に考えられます。
汗をかきやすい人は、目の周りは大きく避けて使うなどして工夫してみてはいかがでしょうか?
パック後は化粧水の浸透力が変わった?
パーフェクトホイップマスクを使うことで、その後の化粧水の浸透はどう変わるのか、チェックしてみました。
腕の内側の、①何も塗らない箇所と、②パーフェクトホイップマスクを塗り広げた箇所で比べてみます。
3分経ったらパーフェクトホイップマスクを洗い流して、化粧水をつけてみました。
同じワンプッシュなのですが、明らかに②のほうが浸透しているのがわかります。
①のほうは、化粧水が肌の上にのっている感じで、際がはっきりとしていますね。
さらに、馴染ませてみました。
まだ化粧水がお肌の上に残っている状態の①と比べて、②の部分はしっかりと浸透しているのがわかります。
このように、パーフェクトホイップマスクを使うと、化粧水の浸透が良くなるのは確かなようですね!
パーフェクトホイップマスクの成分
パーフェクトホイップマスクの成分をチェックしてみます。
『天然由来シルクエッセンス』として、以下の成分が配合されています。
●セリシン・・・繭から生まれた安全性の高い天然成分。保湿作用、抗酸化作用があり、さらにシミ、ソバカスを防ぐ効果もあると言われています。
●加水分解シルク・・・保湿効果が高く、お肌の潤いを保ち、バリア機能を強化する成分です。
●グリセリン・・・ベースとなる保湿剤です。
また、『Wヒアルロン酸』として、以下の成分が含まれています。
●アセチルヒアルロン酸Na・・・通常のヒアルロン酸の約2倍の保水力を持つ成分で、角質層まで浸透します。スーパーヒアルロン酸とも呼ばれています。
●ヒアルロン酸Na・・・分子が大きいため、お肌に浸透することはないが、保水力に優れていて、肌表面に保護膜を作ることで、グリセリンなどの保湿力を維持させることができる成分です。
さらに『コラーゲンGL』として、水溶性コラーゲンも配合されています。
●水溶性コラーゲン・・・保湿効果、消炎効果に優れた成分です。
その他、保湿性のある成分としては、以下のものが含まれています。
●マルチトール・・・保湿性に優れていて、水分を保つことができる成分です。
●ポリクオタニウム-6・・・高い保湿性を持つ成分です。
●ジグリセリン・・・ベタつきのない使用感で、保湿効果に優れている成分です。
●トコフェロール・・・抗酸化作用があり、肌荒れや乾燥を防ぐことができる成分です。
一方、肌刺激やアレルギーの可能性があり、注意したい成分はこちらです。
●エタノール・・・皮膚刺激のある成分です。
●ソルビン酸K・・・皮膚刺激と眼刺激が認められる成分です。
●フェノキシエタノール・・・ごく稀に、炎症やアレルギーを引き起こす可能性があります。
また、ヤシ脂肪酸アルギニン、ヒアルロン酸Na、加水分解シルクについては、ごく稀にアレルギーの原因となる可能性があるので、ゼラチンアレルギーやシルクアレルギーの人は要注意です。
また、敏感肌やお肌が弱い人は、使用前にパッチテストをするようにしましょう。
パーフェクトホイップマスクを使ってみた感想・評価
パーフェクトホイップマスクは、エステで行う高級パックのように、1度使うだけで、劇的に潤ったり、透明感が出たりするようなことはありません。
パックと言うとスペシャルケアと考えがちですが、パーフェクトホイップマスクは、適度に潤いを補給して乾燥を防止する、デイリーケアのアイテムとして捉えましょう。
実験でもわかるように、パーフェクトホイップマスクを使うと、その後の化粧水の浸透が良くなるので、そういった意味でも、毎日使うことに意義のあるアイテムだと思います。
ズボラな私にとっては、毎日継続する上で、なにより「今日もパックするぞ!」と意気込む必要がないのは、意外と重要なことでした。
パーフェクトホイップマスクは、浴室にポンッと置いておくだけで、浴槽でぼんやり過ごす時間を有効に使ってパックすることができるので、とにかく楽です。
使用前に、顔と手の水気をよくきらなければならない点を除いては、面倒なことは一切ありません。
シートマスクと違って、ゴミも出ません。
私はたまに半身浴をするのですが、長時間浴槽に浸かっていると、上半身の乾燥が気になるときがあります。
そんな時は特に、パーフェクトホイップマスク、お勧めです。
入浴中の乾燥防止対策にはバッチリでした。
手軽な価格なので、普段、ケアがおろそかになりがちな首元やデコルテまで、しっかりパックして、ちょっとリッチな気分を味わえるのも良かったです。
日常のスキンケアの一環として、とても使いやすく、お勧めのアイテムですが、ただ、毎日使うとなると気になるのが、エタノールが配合されている点ですね。
エタノールはお肌に刺激を与えたり、蒸発する際に水分を奪う性質があるので、お肌の状態によっては、余計に乾燥を招いてしまうというリスクも考えられます。
これまでエタノール配合の化粧水などで炎症を起こしたことがある人や、敏感肌の人は、注意して、お肌の様子をチェックしながら、上手に使いましょう。