ニベア プレミアムボディミルク 口コミ・効果は?
ニベア「プレミアムボディミルク」体験者の口コミまとめ、私が「プレミアムボディミルク」を使ってみた感想、成分などの解説を公開します。

ニベア プレミアムボディミルクの特徴
ニベアと聞くと、青缶を思い浮かべる人も多いと思いますが、UVケア、リップケア、ボディケアなど、他にも多種多様なアイテムがずらりと揃っています。
その数は膨大で、ボディ用乳液だけでも、本当にたくさん種類があります。これだけあると、どれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。
・『スキンミルク』・・・乾燥肌~超乾燥肌向けのベーシックライン。肌質に合わせて、しっとり・さっぱり・クリーミーの3種あります。
・『ハッピータイムボディミルク』・・・フレグランスを楽しめる高保湿ボディミルク。香りがシトラスとスウィートの2種あります。
・『プレミアムボディミルク』・・・超乾燥肌向けの高保湿ボディミルク。
・『プレミアムボディミルク アドバンス』・・・超乾燥肌向け。コエンザイムQ10配合の高保湿ボディミルク。
・『薬用エクストラリペアボディミルク』・・・乾燥トラブル肌向けの薬用高保湿ボディミルク。
・『リフレッシュプラス ホワイトニングボディミルク』・・・紫外線ダメージを受けた肌をしっかり保湿&美白する、普通肌用ボディミルク。
私が今回、試してみるのは『プレミアムボディミルク』。ボディ用乳液の中でも、特にファンが多いアイテムとされています。
プレミアムボディミルクは、ベーシックラインのスキンミルクにも配合されている高保水型ヒアルロン酸に加え、カモミールエキスやマジョラムエキスといったプレミアムモイスチャー成分を配合していて、一層保湿力に優れているのが特徴です。
香りは、“優雅なローズの香り”の一種類のみですが、「この香りがたまらなく好き!」というファンが多く、保湿機能と並んで、プレミアムボディミルクの魅力のひとつとなっています。
全国のドラッグストアや薬局、薬店、スーパーなどで販売されています。もちろん、楽天やAmazonといった一般の通販サイトでも購入可能です。価格は600円(税抜)前後が最も一般的でした。
ただし、通販サイトで購入する場合は、送料が別途掛かることが多いので注意してください。
ニベア プレミアムボディミルクの口コミ
プレミアムボディミルクの口コミを調べてみました。良い口コミ、悪い口コミ、それぞれの中から、多かった意見をまとめたので、参考にしてみてください。
・保湿力が抜群!
・香りがいい!翌朝になっても、ほんのりと香る
・塗り込んでマッサージすると肌がやわらかくなる
・少量でよく伸び、コスパが良い
・ベタつかないので、オールシーズン使える
<悪い口コミ>
・匂いがキツイ
・匂いが苦手
・塗ってしばらくはヌルヌルする
・機能性は、スキンミルクと変わらない気がする
・伸びがあまり良くない
<私のコメント>
プレミアムボディミルクの口コミのほとんどは良い意見でした。
「保湿効果がすごい」「乾燥肌でも、しっとり潤う」と、ほとんどの人が保湿力に関して、高い評価を付けています。
またローズの香りに関しても、「癒される」「気分転換になる」「入浴後のボディケアが楽しみになった」など、良い意見が多く、プレミアムボディミルクの大きな魅力となっているのは確実なようです。
しかしこの香りはかなり強いため、苦手に感じる人も少なくないようです。悪い口コミの9割近くが、「香りがキツイ」、「香りが嫌い」と、香りに関するものだったのには驚きました。
悪い口コミであっても、保湿力などの機能性に関しては高評価であるパターンが多く、プレミアムボディミルクの好き嫌いを分けるポイントは、香りにあることがわかりました。
ニベア プレミアムボディミルクを買ってみた
ニベア「プレミアムボディミルク」を実際に購入しました。キャップは片手で簡単に開閉することができるので、とても便利です。
ボトルがやわらかいので、プッシュすると乳液が簡単に出てきます。液ダレもしないので、最後まで清潔に使うことができそうです。
口コミでも賛否両論あった香りは、やはりとても強いです。
個人的には、決して嫌な匂いではないのですが、人工的なローズの香りなので、普段、無香料タイプや自然派アイテムを使い慣れている人は、苦手に感じるかもしれません。
香り自体は大丈夫でも、「キツ過ぎる・・・」と感じる人もいそうなほど、非常に強く香ります。
ボディケアアイテムは、塗り終えると、次第に香りが薄れていくタイプのものが多いのですよね。
でも、プレミアムボディミルクの香りは、良くも悪くも、塗り終えた後もずっと新鮮に香り続けます。
保湿力などの機能性以前の問題として、この香りが、プレミアムボディミルクの好き嫌いを分ける大きな要因となっているというのがよくわかります。
購入を検討している人は、まず、香りをチェックするのがお勧めです。
手の甲に取ってみました。
透明がかった白色で、やわらかなテクスチャーです。
塗り広げると、とろんとした触感で、皮膚表面を良く伸びていきます。
一部の口コミには、「伸びが悪い」というものもありましたが、ニベアシリーズの中では、かなり伸びは良いほうです。
馴染ませていると、最初はヌルヌルとしていた指先の感覚が、スッと軽くなる瞬間があります。
それが保湿できたサインなのだそうです。
お肌はしっとりスベスベ、表面はベタつかずに仕上がります。
ニベア プレミアムボディミルクを使ってみた
プレミアムボディミルクを実際に使いながら、口コミで多かった意見をひとつずつ、検証してみたいと思います。
プレミアムボディミルクを乾燥かかとに塗ってみた
まずは保湿性をチェックするために、カサカサに乾燥したかかとにプレミアムボディミルクを塗ってみました。
スーッと浸透していきます。
乾燥が酷く、深い溝のようになっている部分は、ところどころ白く、乾燥した状態のままのところもありますが、全体的にはみずみずしく潤いました。
硬さのあるクリームだと、かかとや肘、膝のように乾燥度が高い部分の場合、しっかり塗っても、キメの隙間に入りこみにくいアイテムもありますが、プレミアムボディミルクは適度にやわらかく、馴染ませやすいです。
尿素系のかかとクリームなどと比べると、さすがに潤い度は劣りますが、ボディ用乳液としては、保湿力は文句なく、カサカサしたかかとも、しっとりやわらかく仕上がりました。
プレミアムボディミルクでボディケアしてみた
お風呂上りにボディケアをしてみました。
使い方は簡単で、適量を首筋、腕、足などの全身に馴染ませるだけ。
ヌルヌルした感触から、スッと軽い感触に変わるまで、両手のひらでマッサージするように塗り込むと良いそうです。
これを途中で止めてしまうと、ベタベタ・ヌルヌルが残ってしまうので、しっかり塗り込みましょう。
伸びは非常に良いく、少量で広範囲に塗り広げることができました。
塗った後は、しっとりと潤いつつも、表面はさらりと仕上がります。
皮膚同士が擦れても、貼りつくような感じはなく、夏場でも心地よく使えそうです。
あと、マッサージのお陰もあるのか、使用後のお肌は、なんとなくやわらかく、ふっくらしたような気がしました。
口コミを見ていても、同じように感じる人が多いようです。
そして、ニベアプレミアムボディミルクの特徴でもある香りですが、ボディケアで全身に塗ると、かなり強く香ります。
まさに香りに包まれるような感じです。
身体に塗った後も、動くたびに香りが立つのを強く感じました。
かなり持続力があるようで、私の場合は、夜のお風呂上りにボディケアをして、翌朝までほんのり香っていました。
普段から香水を使っている人や、この香りが好きな人であれば、とても心地よく感じると思います。
ニベア プレミアムボディミルクを使ってみた感想・評価
ニベア「プレミアムボディミルク」は保湿力が高く、軽くなめらかな使い心地が特徴的でした。ベタつきがないので、シーズンを問わず、とても使いやすいアイテムだと思います。
価格も手頃で、近くのドラッグストアなど、どこででも手に入れることができるというのも大きな魅力です。
機能もコストも、毎日続けるボディケア アイテムとしては◎です。
ただ、一番のネックとなりそうなのは、やはり香りでしょうか。
香りに関しては、個人の好みの問題なので、一度試してみるしかなさそうですね。私の場合は、普段、無香料タイプや自然な香りのアイテムを使い慣れているので、正直なところ、香りがきつ過ぎるように感じました。
ただ、決して嫌な匂いではないので、我慢できるレベルです。
また、1回目よりは2回目、2回目よりは3回目と、回を重ねるごとに鼻が慣れていく感じもありました。
このプレミアムボディミルクの香りは、口コミでもファンが非常に多く、気に入った場合は、入浴後のボディケアが、素敵な癒しタイムになること間違いナシです。
ローズの香りに包まれて眠りにつけて、朝もほんのり香るので、とても優雅な気持ちで目覚められると思いますよ!
他の人が付けている香水などで、頭がクラクラしたり、気分が悪くなってしまうような人は避けたほうが良いかもしれないので、初めて試してみる場合は、購入前にテスターなどで、香りを確認することをお勧めします。
ニベア「スキンミルク」との比較
同じ高保湿タイプでも、ベーシックラインであるスキンミルクのしっとりタイプとどんな違いがあるのか、比べてみました。
スキンミルクは、色は真っ白で、少し硬さのあるこっくりとしたテクスチャーをしています。懐かしいような、やさしい香りで、特にフレグランスが付いていないので、男性でも使いやすいと思います。
それに対し、プレミアムボディミルクはやや透明がかった白で、やわらかくなめらかなテクスチャーです。ローズの香りが強く漂います。
塗り広げてみると、プレミアムボディミルクのほうが、スーッと良く伸び、すぐに透明になり、肌に馴染む感じがあります。スキンミルクは、比較的長い時間、硬さを保って白いままの状態で皮膚上に留まります。
肌に浸透する、というよりも、カバーして保護する感じが強いです。
しっかりと塗り込んだ後の状態がこちらです。
いずれも表面は、さらりとした仕上がりでベタつきは一切ありません。スキンミルクのほうが皮膜感が強く、表面の皮膜がギラっとする感じがあります。
プレミアムボディミルクは、皮膚表面は自然な潤い感で、ふっくらと仕上がる感じがします。
いずれもしっとりとしていて、保湿力には、大きな差はないように思います。
あえて言うなら、プレミアムボディミルクのほうが、皮膚に潤いが浸透していく感じがあり、軽い使い心地です。
スキンミルクは皮膚表面をカバーしてしっかり保護する感じなので、ボディローションと併用するととても良さそうです。
夏場には少し重たく感じてしまうかもしれません。
ニベア「プレミアムボディミルク」の成分
ニベア プレミアムボディミルクの全成分はこちらです。
プレミアムボディミルクで特徴的なのは、プレミアムモイスチャー成分であるマヨラナ葉エキスとカミツレ花エキスです。
マヨラナは、別名“スイートマージョラム”と呼ばれるシソ科の植物です。アロマセラピーに詳しい人は、聞いたことがあるかもしれませんね。
マヨラナ葉エキスには、肌にみずみずしい潤いを与えて、バリア機能を整え、ターンオーバーを促します。
そしてカミツレはキク科の植物で、別名“カモミール”です。リラックス効果が高く、ハーブティーなどでもお馴染みですよね!
肌への作用も優れていて、血行を促進させてお肌のターンオーバーを促し、肌荒れや肌トラブルの予防に役立つと言われています。
他に目立つのは、水添ポリイソブテン、ジメチコン、カルボマーといった、皮膚の表面に皮膜を作る成分です。しっかり皮膜を作るため、使用感に好き嫌いはあると思いますが、お肌を保護するという点では優れています。
全体的に安全性の高い成分で作られていますが、注意したい成分もいくつかあります。
まずは、セテアリルアルコール。
こちらは、やや肌刺激のある油分なので、肌が弱い人や敏感な人は注意しましょう。
次に、フェノキシエタノールとメチルパラベンです。
お肌が炎症を起こしているときや、皮膚バリアが破壊されている場合は、ごくまれにアレルギー反応が起こる可能性がある成分です。
また、香料に対してお肌が過敏に反応してしまうケースもあるため、不安のある人はパッチテストを行うなどして注意してください。
ニベア プレミアムボディミルクに関するQ&A
プレミアムボディミルクは、ボディ用乳液として販売されていますが、インターネットで調べてみると、顔に使ったり、妊娠線ケアに使ったりしている人もいるようです。
どんな使い方ができるのか、花王のお客様相談室に問い合わせてみました。
質問1 顔に使っても大丈夫?
ボディ用乳液として販売されていますが、顔に塗っても問題はない成分で作られているそうです。ただ、目に入ると染みる可能性があるので、メーカーとしては、推奨していないということでした。
質問2 赤ちゃんにも使えるの?
安全性の高い成分でできているため、成分的には、赤ちゃんに使用しても問題はない設計なのだそうです。ただ、実証実験をしていないため、メーカーとしては、積極的にお勧めすることはできないとのことでした。
同じ花王の製品であれば、キュレルローションのほうが、赤ちゃん肌にはお勧めだそうです。
質問3 アトピー肌にも使える?
アトピー肌に関しても、成分的には、症状が出ていないときであれば使用することはできます。ただ、アトピー肌や敏感肌の場合は、香料などの成分に過敏に反応してしまう可能性があるので、やはり、無香料でお肌に優しい設計のキュレルローションがお勧めだそうです。
質問4 妊娠線ケアに使える?
インターネットで意外と多かったのが、プレミアムボディミルクを妊娠線ケアに使うという方法でした。こちらも確認したところ、妊娠線を防ぐには保湿が重要なので、その点においては、プレミアムボディミルクは有効です、ということでした。
ただ、当然のことながら、リーズナブルなプレミアムボディミルクと専用クリームと比べると、配合されている美容成分に大きな違いがあるため、妊娠線に対するケア機能は劣ってしまいます。
妊娠線ケア専用クリームの多くは、単純な保湿機能だけでなく、細胞分裂を促すための葉酸や、有効成分の浸透を高めるためのビタミン類、そしてコラーゲン・ヒアルロン酸・プラセンタなどの美容成分が贅沢に配合されているので、その分、価格も高めに設定されています。
手軽に購入できるのはプレミアムボディミルクの魅力ではありますが、あくまでも、ボディ用乳液として、妊娠線ケアには、補助的に使うのが良さそうです。