新宿ワシントンホテル ラウンジ「カフェ&バー バロン」口コミ・行ってみた感想
新宿ワシントンホテル ラウンジ「カフェ&バー バロン」に行ってコーヒーやパンケーキをいただいてきましたので、店内の雰囲気やアクセス方法など詳しくレポートしたいと思います。
新宿ワシントンホテルにやってきました。
1983年に西新宿にあるビジネスホテルで、藤田観光が運営しています。真っ白な建物で一部がS字型で細くなっており、スタイリッシュで印象的な外観です。道に迷ってもすぐに見つけられます。
新宿ワシントンホテルには本館とアネックス新館があります。2つの建物は隣接しており、館内に互いに行き来できる通路があります。本館・新館合わせて客室1,648室と新宿エリア随一のキャパシティを誇ります。
本館だけでも京王プラザホテルと匹敵する客室数となっています。アネックス新館は新宿駅から見て奥側にあります。
今回訪れたラウンジ「バロン」は本館の3Fにあります。

新宿ワシントンホテル ラウンジ「カフェ&バー バロン」の特徴
新宿ワシントンホテルには、B1階にチェーン店などの飲食店がたくさんあり、外に行かなくてもリーズナブルに食事をすることができます。そのため、ホテルのレストランは少なく、本店25階の「マンハッタンテーブル」、アネックス新館1階の「ステーキ&しゃぶしゃぶ ふじた」そして、このバロンの3つだけです。
洗練された内装のバロンは、ホテルのラウンジですが、18時まではサービス料がつきません。価格も比較的リーズナブルで利用しやすいでしょう。
ランチは平日だけですが、カレーを中心に1,000円以内で食べられるので、仕事の合間にちょっとゆっくり昼食したいというときもおすすめです。
席数は74席と、とても広々としています。まわりを気にせずゆっくり過ごせる、余裕を持たせた空間になっており、予約もできるので大人数での利用も可能になっています。
貸し切りパーティープランもやっていて、洋食10品+2時間飲み放題で6,000円(税・サービス料込)、和洋食10品+2時間飲み放題で7,000円 (税サ込)で30名~60名で利用できます。
この貸し切りはよくやっているようで、夕方訪れた時に入れなかったことがあります。心配な場合は、事前に確認をしておくとよいでしょう。
また、2次会プランもあります。おつまみ2品+2時間飲み放題で2,600円(税・サービス料込)、おつまみ4品+2時間飲み放題で3,600円(税・サービス料込)があり、2名から利用できます。オリジナルカクテルもあるので、2次会で利用するのもおすすめです。
なお、全日6:30~13:00の間は、店内全席禁煙です。
ラウンジ「カフェ&バー バロン」の店内の雰囲気
お店に入ると、テーブル席に案内されます。入り口近くには大きなバーカウンターがあり、照明に美しく照らされています。花が活けられたガラスの花瓶も素敵です。
古いホテルなので、設備の古さは否めないのですが、内装はとても素敵です。椅子のクッションもふかふかしていて、ゆっくりと過ごせるように設計されています。朝食も提供しているせいか、中央の花が飾られている大きな花瓶のそばに新聞が置かれていて、自由に見ることができます。
ビジネスや女子会などで来ている人が多いように見受けられました。シックな内装の雰囲気からか、年齢層は高めです。席につくと、メニューを届けてくれるので、その中から選びます。
ラウンジ「カフェ&バー バロン」でオーダーしたもの
訪れたのはカフェタイムの時間帯。飲み物やケーキなどが中心なのですが、カレーやトーストといった軽食も用意されています。
オーダーしたのがこちら。パンケーキとコーヒーか紅茶がつくお得な「パンケーキセット」です。オーダーすると、まず先に飲み物がサーブされ、そのあと5分ほどでパンケーキが運ばれてきました。
コーヒー 500円 パンケーキとセットの料金
ドリップマシーンで注がれているコーヒーは普通の味かと思いきや、さすがはホテルのラウンジ、味に深い奥行きがあります。苦みも上品に仕上がっています。小ぶりに見える白いカップですが、量はたっぷり入っていて、楽しめました。
コーヒーはなんと、お代わり自由!セットでもお代わりできるそうです。ゆっくりおしゃべりしたい時などに嬉しいサービスですね。
セットはコーヒーか紅茶しか選べませんが、他にドリンクのメニューにはカフェラテや、ソフトドリンクがあります。ペリエをグリーンアップルやパッションフルーツ、ロイヤルミルクティーと合わせた、ノンアルコール・カクテルもおすすめです。
パンケーキ 600円
薄く焼き目のついたパンケーキが2枚、大きなお皿にのせられています。パンケーキの上には、やさしい甘みのあるはちみつとパウダーシュガーがかけられています。
パンケーキは生地がしっとりとした安心・定番の味。ふんわりとした口当たりとコクのある生地にはちみつがよく合います。食べ応えはありますが、ケーキの生地はくどい味ではないので、胃がもたれるようなことはありません。
パンケーキは、このまま食べてもおいしいのですが、お皿に盛りつけられている生クリームをつけて食べると、また一味違います。生クリームはとても濃厚です。
生クリームのほかに、凍ったラズベリーとイチゴが添えられていて、これがパンケーキの生地にとても合っていておいしかったです。
生クリームのふんわりとした口当たりと、フローズンフルーツのシャリシャリした食感の組み合わせが楽しい。こっくりした生クリームを爽やかに引き締めてくれます。
さらにミカンシャーベットとバニラアイスがついてくるのも嬉しいところ。パンケーキにのせて食べたり、口替わりにそのまま食べたりと、最後まで楽しめるスイーツになっています。
ミカンシャーベットは爽やかな果実味が感じられる、さっぱりとした味です。バニラアイスは意外にあっさりとしていて、パンケーキを食べたあとにも食べやすいような味になっています。
スイーツは、パンケーキのほかにもケーキが8種類ほど用意されています。ニューヨークチーズケーキ、ガトーショコラ、ブルーベリータルトなどがあり、お皿も美しく盛り付けてくれるので、目で見ても楽しめます。
ケーキ以外にも、コーヒーゼリーやブルーベリーヨーグルトなど、試してみたいスイーツがたくさんありました。
新宿ワシントンホテル ラウンジ「バロン」へのアクセス
新宿ワシントンホテルは新宿駅から徒歩8分。新宿駅、都庁前駅と地下道で直結しており、ビジネスや観光の拠点として利用されています。
新宿駅(地上ルート)からのアクセス
新宿駅の南口改札を出ます。
改札を出てすぐ前の道路が甲州街道です。バスタ新宿を正面に見ながら右折して、甲州街道沿いにルミネ1の方向に進みます。
そのまままっすぐ歩いていくと、新宿ワシントンホテルの行き方が図解された看板が見えてきます。アネックス新館へ行く道順、本館へ行く道順がとてもわかりやすく説明されています。
なるほど、徒歩8分で新宿駅から多少距離がある上に、甲州街道をひたすらまっすぐ歩くので、この看板を見ると正しい道順で来ているのがわかって安心感があります。
ホテルへの道順も決してわかりにくくないのですが、本館とアネックス新館が分かれているので、わかりづらいかもしれません。でもわかりやすい案内板があれば安心です。
さらにまっすぐ歩くとドトールのお店が右側にあるので、信号を渡って右折します。
そしてすぐ次の角を左折します。
そのまま進むと新宿ワシントンホテルのエントランスが見えてきます。このエントランスがホテルの2階になります。
この通りを隔てて向かい側に印象的な造形の都庁があります。
エントランスを入るとサイネージに館内の案内が表示されていて、こちらも、どの階にフロントやお店があるのかわかるので、とても便利です。
新宿駅(地下ルート)からのアクセス
新宿駅の南口改札を出ます。改札を出たら外まででず、駅内の通路でルミネ1の方向「都庁方面」へ向かいます。都営新宿線/大江戸線改札への案内板が見えてくるので、案内板に従って進みましょう。
地下へ向かうエスカレーター、階段があるので、乗って地下まで降ります。
京王新線の改札があるので、都庁方面の案内板に従って進みます。京王新線の改札が左手にあり、「KEIOMALL」が右手にある状態で、都庁第二本庁舎方面に進みます。
「KEIOMALL ANNEX」のショッピングストリートが見えてきますので、その通路をそのまま進みます。さきほど出てきた「KEIOMALL」とは違うので注意しましょう。
KEIOMALL ANNEXを抜けると、再び都営新宿線の改札が見えてきます。
その少し先の「ワンデーストリート」の地下通路を進みます。
地下通路を道なりに都庁方面に向かいます。
道なりに歩くと、突き当りが見えます。
突き当りの案内に従って左側に進むと、新宿ワシントンホテル本館地下1階入り口へ到着します。
地下1階はレストラン街になっていて、リーズナブルな飲食店が並んでいます。吹き抜けになっていて、開放感がありますね。
そのままエスカレーターで3階までのぼります。
地上ルートの方がシンプルな道順なのでわかりやすいのです。かかる時間も少し短いような気がします。で
も、地下ルートは雨に濡れないだけでなく、段差がほとんどないので、スーツケースを持っている場合は、地下ルートがおすすめです。実際に、地下ルートにはスーツケースを転がして歩いている人を多くみかけました。
<空港からのアクセス>
羽田空港、成田空港からリムジンバスが運行しています。ホテル本館1階正面玄関前から運行しているので、大きな荷物があるときに便利ですね。
<車でのアクセス>
首都高速4号新宿線の新宿出入口から1.4kmです。駐車場は160台収容可能です。料金は、08:00~22:00の時間帯は30分250円、22:00~08:00の時間帯は30分100円となります。
本館からラウンジ「カフェ&バー バロン」への行き方
本館のエスカレーターで3階まで進みます。本館3階インフォメーションカウンター前の入り口が見えます。
入り口を入ると本館フロントがあります。このフロントの前をまっすぐ進みます。
本館フロントは全面ガラス張りになっていて、新宿の街並みが見渡せます。
突き当りを左折すると、左手にエレベーターホールがあります。
エレベーターホールを横切って進むと、エレベーターホールの向かい側にホテルのラウンジ、バロンがあります。色や模様が違う木材を組み合わせた外壁は、シックな灯りに照らされて、とても洗練された雰囲気です。
新宿ワシントンホテルに来たら寄ってみたいスポット
新宿ワシントンホテルの裏手には、韋駄天尊神が祀られています。赤いのぼりに「新宿ワシントンホテル 韋駄天尊神」と書かれています。絵馬を奉納する場所もありますね。
韋駄天尊は足の神様です。疾足鬼(しょうしつき)という鬼が、仏舎利を奪い去った後を瞬時に追いかけ取り戻した伝説から、足の速い様子を「韋駄天のごとし」と表現するようになりました。この伝説から、韋駄天尊は健脚健康の神として祀られています。
祠の隣に、韋駄天尊神を深く信仰し、私財を投じて祠の建立に尽力した野村専太郎夫妻の像があります。
奥様が韋駄天尊神を向いて祈る姿がとても切実な様子に見えますね。胸に強く残りました。
エントランスの近くにあるので、ぜひ行ってみてください。
ホテルのラウンジの雰囲気は本格派、そのうえリーズナブルにお茶やスイーツが楽しめるところがバロンの魅力です。新宿に来た時には、また寄りたいです!
〒160-8336 東京都新宿区西新宿3-2-9 3F
03-3344-6109
<営業時間>
カフェ&バー バロンは、朝食からディナーまでいろいろな用途で利用できます。バロンの営業時間は以下の通りです。
・朝食6:30~10:00(平日)、6:30~11:00(土・日・祝)
・カフェ10:00~18:00
・ランチ(平日)11:30~14:00
・バー 18:00~23:30(フード L.O. 22:30、ドリンク L.O. 23:00)
・予約受付時間9:00~20:00(平日)/9:00~17:30(土日祝)