福州園【沖縄】本格的な中国庭園に行ってきた

福州園【沖縄】本格的な中国庭園に行ってきた
那覇市にある“福州園(ふくしゅうえん)”ってご存知ですか?
国際通りから、北に向かって徒歩約10分程度の場所にあるこの施設は、中国の伝統的な建築様式で作られた庭園。
その完成度は非常に高く、欧米からの観光客から根強い人気があるスポットというばかりでなく、本場の中国人観光客も感嘆する出来栄えの庭園なのです。

那覇市の中心部でありながら、中に入ると静かで古式ゆかしい中華風の佇まい。異国情緒あふれる世界となっています。庭園の横にはレストラン「GOOD FARMS KITCHEN」を擁するクニンダテラスも設けられており、どこを切り取ってもフォトジェニックな場所。

今回はそんな“福州園”に行ってきましたので、見どころの紹介はもちろん、隣接するカフェレストランやアクセス方法、近くの駐車場、入園料金などの案内を記載します。ライトアップした福州園も素敵でしたので是非ご覧ください。

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もくじ

福州園とは

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“福州園”は、那覇市制70周年記念、ならびに中国の福州市との友好都市締結10周年を記念して、現地の資材や石などを使って作り上げた中国の伝統的な庭園です。

 
福建省にある福州市の位置はこちら。台湾の対岸にあります。
福州市は紀元前からの歴史があり、港湾都市として栄えてきました。
明・清の時代には琉球館が設置され、琉球王国との交易の指定港ともなっています。

“福州園”のある那覇市の久米(くめ)は、いまから600年ほど前に、福州市から当時の琉球王国に移住してきた人々が住み始めたところとして、福州とはゆかりの深い場所なのです。

久米は現在、那覇市の中心部となっており、国道58号線沿いには多くのオフィスビルが立ち並ぶ場所。久茂地(くもじ)交差点から海側にまっすぐ歩いていくと、福州園があります。

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福州園の総面積は8,500㎡。
中国の福州地方独特の伝統的な建築様式を取り入れた庭園となっていて、建設にあたっては、福州市から資材を搬入しているだけでなく、工事の基本設計、建物や石贓物の加工及び技術の指導を受けて作り上げられました。

中国でもこうした伝統的な庭園は、現在珍しいものとなっており、沖縄観光に訪れた現地の方も、その忠実な再現度に驚かれるほどだそうです。

それを聞いた時、「本場の中国の方がわざわざ外国まで行って、中国式庭園を見るの?」と思いましたが、私たちも、海外旅行に行って、現地の日本庭園を見たりしてその美しさに感動したりする(※)ので、同じ楽しみがありますよね。

例えば海外の日本庭園はこちら

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どこを切り取っても絵になるフォトジェニックな風景なので、カメラ女子からの人気も高く、インスタ映えする写真を撮ることができますよ。

また、写真撮影といえば、福州園はコスプレイヤーの方の撮影にも人気だとか。

本格的な中国庭園の噂がクチコミで広まり、その世界で有名な方も写真撮影に訪れたことがあるそうです。さらに、撮影される方向けに更衣室も用意されています。

福州園へのアクセス・駐車場

最寄り駅は、沖縄都市モノレール ゆいレールの「県庁前」駅。

「県庁前」駅から「福州園」まではほぼまっすぐ1本道。久茂地(くもじ)交差点で国道58号線を渡り、徒歩7分程度です。

福州園近くのコインパーキング
自動車でお越しの場合は、福州園の向かいにある「松山公園」の奥にコインパーキングがあります。
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料金は最初の60分は無料、それ以降は60分につき100円です。

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福州園の営業時間と入園料

福州園の営業時間と入園料

福州園の門に窓口がありますので、チケットを購入して中に入ります。

入園料は、以下の通り。

◆営業時間:9:00~18:00(最終入園は17:30)(水曜日定休・水曜日が休日の場合は翌日)
【個人】 大人(高校生以上):200円・小人:100円
【団体(20人以上)】大人(高校生以上):200円・小人:100円
※小学生未満は入園料は無料です。

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また、福州園では18:00~22:00の時間帯で夜間開園も行っています。
今までは10~3月の金・土・日のみの期間限定だったのですが、好評につき2018年4月より、定休日の水曜日以外なんと毎日行うことになりました!

◆夜間開園 18:00~22:00 (最終入園は21:30)
(2018年3月まで金・土・日のみ、2018年4月以降は水曜日以外毎日)
特別観覧料:大人(高校生以上):600円・小人:(小学生)300円
https://www.naha-navi.or.jp/fukusyu-en/

後述しますが、ライトアップされた福州園は、昼間とはまた違った美しさを楽しめます。
繁華街に近いこともありますし、ぜひ足を延ばしてみてはいかがでしょうか?

福州園の見どころスポット

福州園の見どころ

それでは、福州園の中をご紹介していきますね!

入口大門で石獅子がお出迎え

福州園 入口大門
門の手前にいるのは沖縄のシーサーを思わせる「石獅子」(せきじし)。
もともと古代オリエントのライオンを源流とし、エジプトのスフィンクスからシルクロードを経て、中国では「石獅子」となったそうです。
ここから琉球では「シーサー」、日本では「狛犬」の概念が産まれたとも言われます。
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琉球で「石獅子」が「シーサー」という概念になって広まったのは300年程前のこと。それまでは琉球石灰岩で作った「石獅子」を集落の入口などに守り神として配置していました。

そのため、現在でも各地で「石獅子」と呼ばれる彫刻を見ることができます。

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門をくぐるとそこは異国情緒たっぷりの空間

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チケットを買って中に入ると、もうそこはオリエンタルな世界。
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こうした回廊も、映画に出て来そうな感じですね!
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那覇の中心部とは思えません。
左側の木は見事なガジュマル、そして右側の塔は鳥塔(うとう)という御影石で作られた塔。中国の庭園にガジュマル?と思うかもしれませんが、福州は中国でも華南地方にあるので、街中でも水路や堤防に沿ってガジュマルが植えられているので、実はおなじみの光景。

福州の別名は“榕城(ようじょう)”ともいうのですが、これは福州に榕樹(中国語でガジュマルの樹のこと)が多くあることから来ています。
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烏塔(うとう)は、奥に見える白塔(はくとう)とともに、福州の烏山(ウシャン)・于山(ユウシャン)にある同名の烏塔・白塔という福州のシンボルである双塔を模したものとなっています。
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こちらは「東冶堂(とうやどう)」という、福州の古い地名である「東冶(とうや)」を冠したお堂になっています。「卑弥呼」が登場することで知られる「魏志倭人伝(ぎしわじんでん)」には、
「邪馬台国は会稽、東冶の正に東」と記されているのですが(“会稽(かいけい)”とは、三国志にも出てくる当時の呉の中心的な地域のこと)、

東冶が福州市のあたりとすると、「正に東」だと、邪馬台国は……???
歴史のミステリーですね……

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「東冶堂(とうやどう)」の中に、水墨画や美しい陶器も展示されています。
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また、入口の柱の龍の彫刻が素晴らしい。
ここは記念撮影スポットですね。
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福州園は、中央に池を配してその周りをぐるりと歩くように設計されているので、実際の面積よりも広く感じます。

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池を眺める建物でくつろぎながらご飯やお茶もOK

福州園 池を眺める建物 三十六鴛鴦館
園内には、このように池(欧冶池(おうやいけ)といいます)を臨む東屋のような建物がいくつも配置され、様々な角度から庭園を眺めることができるようになっています。

こちらは“三十六鴛鴦館(えんおうかん)”と呼ばれる場所で、中には腰掛けるスペースもあり、休憩ができるようになっているのですが……実は園内は飲食可能!買ったものを持ち込んで食べることができるのです。
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こんな場所でピクニック気分が味わえてしまいます!
後ほど紹介する、素敵なカフェレストラン「グッドファームズキッチン」でも、テイクアウトメニューを出しているのですよ~
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もちろん、食べた後のゴミは持ち帰りましょうね~

殿様気分?鯉にエサをあげてみよう!

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福州園の池には、沖縄の庭園には珍しく、“鯉”がいます。
そしてこんな鯉のえさの自動販売機が!
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購入してみました。
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ちょっとえさを撒くと・・・・・・・めちゃくちゃ鯉がやってきます!
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「あの鯉にあげたい」とか無理です。
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なんというか、生存競争の激しさを思い知りました……(笑)

滝が流れる場所―冶山・冶亭(やざん・やてい)

福州園 冶山・冶亭
石で作られた人工の冶山(やざん)の上の建物は冶亭(やてい)。
流れ落ちる滝と共に、福州の名勝である冶山の水景を模したものです。
パンフレットなどによく使われているのはここの光景。
左側から撮影すると、電線が映り込んでしまいますので、右から撮影するのがポイント。
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端から通路があって、滝の裏側をくぐることもできるようになっているんですよ。

小高い山の上に登ってみよう

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こちらは屏山(びんざん)と呼ばれる場所で、ちょっと小高い展望台のようになっています。
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上に登ってみると、松の木などの緑に縁どられた欧冶池(おうやいけ)の様子を眺められます。
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気を付けて降り、建物の回廊をたどると、そろそろ園内の散歩は終了です。
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こうして最初の場所に戻ってきます。
1周だけと決まっているわけでないので、再度回ってみると新しい発見があって面白いかも。

福州園の園内には3ケ所にガイド案内

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福州園内の受付・方亭門(ほうていもん)、三友斎(さんゆうさい)にはタッチパネルのガイド案内があります。こちらは三友斎(さんゆうさい)の内部。
福州園のマップ
特にマップは現在地と施設の名前なども多言語表記でわかるようになっています。
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ベンチもあって、日陰でちょっと休憩したい場合にも使えますよ。

ぜひ訪れたい!福州園の夜のライトアップがとっても素敵!

福州園の夜のライトアップ
福州園では、午後6時から10時まで園内をライトアップして、夜間開園を行っています。
この夜間開園は、毎年10月~翌年3月までの金・土・日限定だったのですが、
好評につき、2018年4月より定休の水曜日以外毎日行うことになりました。
夜の福州園を、このコーナーで一部ご紹介いたします。
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ライトアップされた福州園は、昼間の景色とはまた違って、幽玄の美が感じられる美しさです。灯りがピンク色なのも幻想的なムードを盛り上げてくれます。
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沖縄だって冬場は、もちろん寒い日もありますが、本土ほどは寒くないので、ほとんどの日は散策するのに問題はないです。
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写真を撮るねらい目の時刻は、完全に暗くなる前。スマホでもこんな感じの素敵な風景が撮れちゃいます。
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夜間入園には特別観覧料が必要ですが、その価値あり!ぜひ見に行ってくださいね。

■福州園 夜間開園
・10月~3月の金土日(2018年3月まで)2018年4月以降は水曜日(定休日)以外毎日
・開園時間:18:00~22:00
・特別観覧料:大人600円 小人(小学生)300円
※小学生未満は入場無料

そのほか、福州園では週末は二胡の演奏が行われたり、イベントも数々行われています。
WEBサイトFACEBOOKにて告知していますので、お出かけ前にチェックしてみて下さいね!

福州園に来たら食事はここ!カフェレストラン「GOOD FARMS KITCHEN」

福州園 カフェレストラン
次は、福州園に来たら(来なくても)おすすめしたいレストラン”グッドファームズキッチン”をご紹介します。

福州園に隣接する「クニンダテラス」にある「GOOD FARMS KITCHEN」(グッドファームズキッチン)です。
福州園 GOOD FARMS KITCHEN
福州園の中からも入れるようになっており、散策の途中で休憩してランチやお茶、夜間入園の際はディナーを楽しむことが可能。
福州園 グッドファームズキッチン 店内
お店は2階建てで、2階からは福州園を借景として、豊かな緑あふれる風景が楽しめるようになっています。
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1階に降りて見ると、こちらもまた非常にアーティスティックなお洒落空間となっており、どちらに座ろうか迷ってしまうほど。
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まさにインスタ映えは間違いなしの場所です。
スタッフの方がお洒落な動画を作成しており、店内の雰囲気はこちらの動画でも味わえます。


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特筆すべきはこだわりの素材を使った多彩なメニュー。
メニューの構成も雑誌のようにスタイリッシュ。
「GOOD FARMS KITCHEN」(グッドファームズキッチン)は名前の通り多くの提携農家(ファームズ)さんから新鮮野菜を仕入れており、野菜を豊富に使ったメニューがたくさんあるのが特徴。
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こちらの「農園野菜のしゃぶしゃぶ」は代表的な人気メニューのひとつです。
さらに、左ページにもあるように、お肉にも力を入れており、
和牛は石垣産の美崎牛・馬肉・ジビエ・やんばる若鶏・子羊のほか、
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神戸牛や日替わりの焼肉などもおすすめです。
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沖縄料理ももちろんあります。
おなじみの海ぶどうや各種チャンプルー、ラフテー、さらには石垣島から取り寄せたハーブ山羊など多彩です。
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メニューの数がとても多く、しかもどれも美味しそうなので迷ってしまい、お店の方に相談しました。
すると、“ローストビーフ丼”がおすすめとのことで、さっそくランチとしていただくことに。
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質の良い牛肉で作られた柔らかなローストビーフが、ご飯の上にぎっしりと敷き詰められており、酸味のあるポン酢ソースとワサビがほんのり効いた和風テイストの味。
卵を崩しながら黄身を絡めていただきます。
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糖質が気になる方には、ご飯をスクランブルエッグにした、スクランブルエッグとローストビーフも用意されています。
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お食事だけでなくスイーツやドリンクメニューも充実。
有名な京都祇園のボローニャを使ったハニートーストや各種スムージー、
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テーブルの上でフローズンに仕立ててくれるフローズンヨーグルトや、庭園の風景に溶け込む和のスイーツなどもおすすめです。
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各種アルコールのほか、ノンアルカクテルもそろっています。
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こちらは、ノンアルコールで作っていただいたアサイー×モヒートのカクテル、“アサイーベリーモヒート”です。アサイーの甘みとミントの風味が爽やか。
ドリンクのほか食事メニューでもテイクアウトできるものがあるので、福州園の散策のお供にするのも良いですね。

■GOOD FARMS KITCHEN(グッドファームズキッチン)
住所:
〒900-0033
沖縄県 那覇市久米2丁目-30-1
電話:098-988-9789
営業時間:
[月〜金]
11:00〜16:00 (料理L.O 15:00 ドリンクL.O 15:00)
[土・日・祝]
11:00~16:30 (料理L.O. 16:30 ドリンクL.O. 16:30)
[全日]
17:00~23:00 (料理L.O. 23:00 ドリンクL.O. 22:30)
※お知らせなどはFACEBOOKから

http://wassyoifamily.com/shop-list/good-farms-kitchen/

福州園の隣「クニンダテラス」にも立ち寄ってみよう

福州園の隣「クニンダテラス」
福州園の隣にある「クニンダテラス」はその昔「クニンダ」と呼ばれたこのあたり「久米村」の歴史資料が展示されています。
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福州園に対する知識がより深まりますので、ぜひ立ち寄ってみてください。
クニンダテラスは入場無料。9:00~18:00まで。水曜は定休(水曜日が休日の場合は翌日休み)です。
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2階のテラスはちょっとした庭園になっていて、福州園の風景を眺めることもできます。

異国情緒あふれる「福州園」ぜひ行ってみよう!

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那覇市の中心から、気軽に尋ねることができるエリアに広がる異国の庭園「福州園」
園内にはフォトジェニックな空間が広がり、小旅行気分も楽しめます。
ちょっと気分を変えたい時、次のお出かけ候補地にしてみてはいかがでしょうか?

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