柿の葉茶の味は?【効果・口コミ】実際に飲んで確かめた


柿の葉茶の味は?【効果・口コミ】実際に飲んで確かめた
オレンジ色に実る秋の味覚、柿は日本人にとってとてもなじみの深い果物です。その実にはビタミンCやミネラルなどが豊富。食物繊維も多く含まれているので、美容にも健康にもダイエットにも素晴らしい働きをしてくれます。

そして何より特徴的なのはその味。よく熟した柿には独特の甘さと香りがあり、子供からお年寄りまで幅広く好まれています。

そんな柿ですが、果実に負けず劣らず葉の方にもたくさんの栄養素がつまっていることはご存知でしょうか? と言っても、柿の葉はごくわずかな例を除き、食べるのではなく刻んだものをお茶にしていただくことがほとんどなのですが。

このページでは「柿の葉茶ってどんな味?」「どんな成分が含まれていて何に対して効果が期待できるの?」といった疑問にお答えしていきます。実際に柿の葉茶を購入した試飲レポートも掲載していますので、ぜひご覧ください!

スポンサードリンク

 


もくじ

柿の葉茶とは

東アジアを中心に生息する柿は元々は中国の長江流域が原産だと言われています。栄養価が非常に高いうえに数多くの働きが認められていることから、古くから漢方薬や民間薬の材料としてよく用いられてきました。

柿の学名は日本語のkaki(カキ)がそのまま使われていることからもわかるように、とりわけ日本では親しみ深く、長い歴史とともに生活の中で幅広く利用されています。

実を食べるのはもちろん、木は家具などの材料として使われるのが有名。柿渋は石鹸や化粧品の成分として利用されています。

柿の葉はお茶にするのが一般的ですが、殺菌効果を持つことから酢飯を包んだり敷いたりする柿の葉寿司に利用されることもあります。また面白いところではヘタにも薬効があることが知られています。

柿の葉茶は刻んだ柿の葉を煎じてお茶としていただくものです。柿の葉茶がいつ頃から飲まれるようになったのかは定かではありませんが、すでに2000年前の漢の時代には現代とさほど変わらない飲み方が登場していたとの説もあります。

薬効の高さについては以前からよく知られていましたが、最近になってアレルギー症状を緩和する働きににわかに注目が集まり、花粉症の時期を中心に話題に上ることも増えてきています。

スポンサードリンク

 

市販の柿の葉茶を買って飲んでみました

柿の葉茶の効果とともに、やはり気になるのは味や飲みやすさ。そこで柿の葉茶を実際に購入し、飲んでみることにしました。購入したのは某メーカーの柿茶お試しセット。

こちらは日本産で無農薬、無添加。しかもお手軽なティーパック入りということで選びました。

楽天市場店で注文したら4日めで到着しました。メール便ですので少し時間はかかりましたが、その分送料が無料なので、仕方のないところでしょう。

メール便で送られてきた柿茶お試しセットです。
001kakinohacha

柿の葉茶はこのようにアルミの袋に入っています。
002kakinohacha

ティーパックはテトラ型なので、よりお茶が出やすいのではないでしょうか。
003kakinohacha

柿の葉茶の入れ方

こちらの柿の葉茶のティーパックは1L用です。煮出すのではなく沸かしたお湯にパックを入れてお茶を作ります。
袋の裏側に入れ方が掲載されています。
004kakinohacha

急須やティーポットを使う場合にはお湯に入れた後、3~5分ほど置き、好みの出具合になったらいただきます。1パックで2~3回出すことができます。

やかんを使う場合にはお湯の量によって2~3パックを入れ、20~30分ほど置いてからいただきます。その間、お湯は煮立てません。

煮立てて作るタイプのものは?

商品によっては煮出して作るものもあります。ティーパックタイプでないものはお湯1Lに対して大さじ2~3杯のお茶を入れ、煮立てるというのが一般的です。

ただ、煮立てることで栄養素が壊れやすくなったり、タンニンが多く出て苦味が出てきたりもします。味については好みがあるでしょうが、タンニンに関しては摂りすぎは良くないため(ページ最後のQ&Aの項で解説しています)、煮出す必要のない蒸らして作るタイプの商品の方が勧められると言えそうです。

冷たい柿の葉茶の作り方は?

柿の葉茶をアイスで飲みたいときには水で出すのではなく、お湯に入れて出来上がった柿の葉茶をポットなどに入れ、それを冷やしていただきます。
柿茶本舗さんによると、ホットで飲むときよりもやや薄めで作るのがポイントとのこと。

今回はティーポットを使い、ホットで柿の葉茶を作ってみました。色はあまり濃くありませんがやわらかな香りがあり、ほんのり甘い柿を連想させます。
005kakinohacha

柿の葉茶の飲み方

柿の葉茶にはカフェインが入っていませんので、基本的にはどのタイミングでも飲むことができます。ただ、胃腸の粘膜に影響のあるタンニンが入っているので、胃が空っぽのときや便秘のときには控えたほうがいいでしょう。殺菌効果にすぐれるので、食後に飲めば口の中を爽やかな状態に保つのに役立ちます。

また、柿の葉茶に多く含まれているビタミンCは、一度にたくさん摂っても吸収されず体外に排出されてしまいます。一度に大量に飲むのではなく、何度かに分けて少しずつ飲むことをお勧めします。

柿の葉茶を飲んでみた感想

さっぱりした口当たりでほんのり甘みがあるとても飲みやすいお茶ですね。味にも匂いにも、クセらしいクセが全くありません。まろやかでどこかホッとする味なので、万人に受け入れられるのではないでしょうか。苦いお茶が苦手な方に、特にお勧めしたいですね。

006kakinohacha
そして、そのお茶を冷やしたものも飲んでみました。
琥珀色がきれいですね。風味に関しては特に渋みや苦味が出ることもなく、温かいお茶とほぼ同じ印象でした。ごくごく飲めますし、これなら夏場にも気軽に飲めるなと感じました。

スポンサードリンク

 

柿の葉茶をお風呂に!柿茶入浴法のススメ

柿の葉を入浴剤代わりにお風呂に入れると「柿の葉湯」「柿湯」と呼ばれる薬湯として楽しむことができます。生の柿の葉が手に入るのならそれを利用してもいいですし、柿の葉茶として販売されているものを流用することもできます。柿の葉湯についてご紹介します。

柿の葉茶をお風呂に入れる効果は?

柿の葉湯は弱酸性なので肌にやさしいですし、湯冷めしにくくなるため冷え性の方にもお勧めです。柿の葉のやわらかな香りにはリラックス効果もあります。

しかしやはり注目したいのは、柿の葉に含まれている有効成分でしょう。柿の葉には抗酸化作用を持つ成分がたくさん含まれていることから、美肌作用が望めるのです。中でもビタミンCは非常に豊富に含まれているため、美白作用も期待することができます。

また、カキタンニンには収れん効果があり、毛穴を引き締める働きがあります。消臭効果も高いことから、体臭や加齢臭対策にも活躍してくれます。

殺菌効果、消炎効果にすぐれるアストラガリンも含まれていますので、乾燥して肌荒れしがちな肌にもニキビや吹き出物ができやすい肌にも効果的です。

柿の葉湯の作り方

生の柿の葉が手に入る場合には、水洗いした上で陰干ししてよく乾燥させ、適当な大きさに刻んだものを保存しておきましょう。葉は渋柿のものでも甘柿のものでも構いませんが、花の頃から夏にかけての若葉はより有効成分が豊富に含まれています。

入浴するときにはひと掴みからふた掴み程度の葉を袋状の布やガーゼなどに入れ、お湯に入れてよくかき混ぜます。お湯の中で柿の葉を少し揉むようにすると、より成分がお湯に出やすくなります。

市販の柿の葉茶も生の柿の葉と同様に入浴に使うことができます。バラのものなら同じように袋などに適量を、ティーパックならそのまま適量をお風呂に入れます。

分量は、筆者が購入した柿茶のパックなら5袋が適量とのこと。お茶をお風呂に入れるなんてちょっともったいない……という方もご安心を! ティーパックは飲用後のものも使用することができます。その際には数を多めに入れてくださいね。

柿の葉湯の注意点

市販の入浴剤などとは違い、柿の葉はお湯には溶けません。バスタブが茶渋で汚れたり排水口がつまったりする恐れがあるので、注意を払いながら使用するようにしてください。

柿の葉はお風呂に入れても良いですが、足湯や半身浴に利用してもいいでしょう。

スポンサードリンク

 

柿の葉茶の主な成分

「柿が赤くなると医者が青くなる」とまで言われるほどの栄養の宝庫、柿。有効成分は、一般的にはオレンジ色の実を食べることからの摂取が考えられますが、葉にも実を上回る豊かな栄養素が含まれています。柿の葉にはビタミン、ミネラル、ポリフェノールが特に豊富に含まれています。

ポリフェノールというのは植物に含まれている色素や苦味の成分。ポリフェノールを含む代表的な食品に美容、健康への作用から注目され大ブームとなった赤ワインやチョコレートなどがありますが、柿の葉にも赤ワインに決して劣らないほどのポリフェノールが大量に、しかも数多くの種類が含まれています。

なお、ポリフェノールは植物由来の天然化合物フィトケミカル(ファイトケミカル)の一種でもあります。よく五大栄養素としてたんぱく質、脂質、炭水化物、ミネラル、ビタミンが挙げられますが、最近ではこれに食物繊維とフィトケミカルを加えて七大栄養素と呼ばれるなど、かなり重要視されています。

では具体的に柿の葉茶にはどのような成分が含まれているのでしょうか。主要なビタミン、ミネラルとともに特徴的なポリフェノールについて、簡単にご紹介してみましょう。

ビタミンC

ビタミンCには非常に強力な抗酸化作用があり、血管や肌が老化するのを防止したり免疫力の向上させたりといった働きを担っています。しかしビタミンCは人の体内で作り出すことができない上に溜めることもできないため、こまめな摂取が求められます。

健康にとっても美容にとっても毎日摂ることの欠かせないビタミンCが、柿の葉にはレモンや緑茶の約20倍、ほうれん草の約10倍の量が含まれています。そもそも柿はビタミンCを多く含む果実の代表的な存在なのですが、葉にはなんと果実の15倍ものビタミンCが含まれているというのだから驚きです。これだけでも葉を活用しない理由はないと言えるのではないでしょうか。

しかも柿の葉から摂取できるのはビタミンCの前駆体にあたるプロビタミンCと呼ばれるものです。通常のビタミンCは熱によって壊れてしまいますが、このプロビタミンCは熱に強いという特徴があるため、お茶として飲むのにとても適しているのです。

β-カロテン

緑黄色野菜や柑橘系の果物など主に植物系の食材に多く含まれるβ-カロテンにも、ビタミンC同様に豊かな抗酸化作用があります。目や粘膜、肌の健康を守るほか、免疫機能の正常化には欠かせない栄養素です。

β-カロテンは摂取すると必要な分量のみがビタミンAに変化する性質があります。動物系の食材から摂取できるビタミンA(レチノール)には過剰摂取することで肝臓に負担をかける恐れがありますが、植物系のβ-カロテンにはその心配がありません。

ビタミンAには他の栄養素の働き、とりわけビタミンCやビタミンEの作用を高める働きがあるので、ぜひ欠かすことなく摂取したいところですが、現代人の食生活にはとかく野菜が不足しがちです。柿の葉茶を毎日飲むことには野菜不足を少しずつでも補えるという利点もあります。

ビタミンE

若返りのビタミンと称されるビタミンEにも非常に強力な抗酸化作用があります。特に血行の促進にはすぐれた作用があり、体を温め、高血圧や悪玉コレステロールがたまることによる生活習慣病(心筋梗塞、脳卒中など)を予防する働きがあります。

そんなビタミンEが柿の葉には豊富に含まれています。ビタミンEはビタミンC、Aとお互いの作用を高めあう関係にあるので、この3つのビタミンを同時に摂れる柿の葉茶を飲むのは美容と健康への近道だと言えるのです。

ビタミンK

普段あまり耳慣れないビタミンKという存在ですが、出血時に血液を凝固させたり、カルシウムが骨に沈着するのを助けたりする重要な働きを持っています。骨粗鬆症の治療薬として使用されることもあるビタミンです。

ビタミンKは明日葉やほうれん草、そして納豆に多く含まれていますが、これらをあまり食べないという方には、柿の葉茶は非常に手軽な摂取方法になるのではないでしょうか。

葉酸

葉酸はビタミンB9、ビタミンMなどとも呼ばれるビタミンB群のひとつです。最もよく知られるのはお腹の赤ちゃんの正常な成長には欠かせないということ。

そして葉酸が不足すると貧血になる可能性が高いということです。妊婦さんをはじめ小さな子供からお年寄りまで不足しないよう、気をつけて摂取することが求められる栄養素です。

葉酸は食品ではレバーやほうれん草、モロヘイヤ、納豆、アボカドなどに多く含まれていますが、不足分を補うためにサプリメントで摂取されている方も多いことでしょう。さらに柿の葉茶を飲むことでより効果的に葉酸を摂取することができるようになります。

カルシウム

カルシウムは丈夫な骨や歯を作るための材料となることがよく知られていますが、イライラの緩和や気持ちの安定にも欠かせないミネラルです。

カルシウムは全年代の方に必要不可欠ですが、特に成長期のお子様や骨の健康が気になる更年期以降の方はしっかりと摂りたい栄養素。ぜひ柿の葉茶からも手軽に摂取しましょう。

マグネシウム

骨を丈夫にする=カルシウムのイメージがありますが、カルシウムとのバランスにより働くマグネシウムが不足していたのではカルシウムの効果は十分に発揮されません。

骨粗鬆症の予防のためにも精神の安定のためにも、カルシウムと一緒にマグネシウムも摂ることが重要。その両方を含む柿の葉茶を飲めば、効率的な摂取が可能となります。

カリウム

体内から不要な水分や塩分を排出するのに役立つミネラルです。水分や塩分はいずれも人の体にとっては不可欠な成分ですが、必要以上に摂取すると血圧が上昇し、それがもととなって起こる心筋梗塞や脳卒中などの原因ともなりかねません。そうしたリスクを軽減するのに役立ってくれるのがカリウムなのです。

柿の果実にはカリウムが多く含まれていますが、柿の葉にも豊富に含まれています。柿の葉茶なら適度に水分が補給できるため、体内の水分バランスを上手に保つことができます。

カキカテキン

柿の葉に含まれるカテキン、カキカテキンはポリフェノールのひとつであるフラボノイドの一種です。カテキンは柿の葉以外にもお茶に含まれていることが多く、茶カテキンは体脂肪の燃焼に役立つとしてトクホの認定を受けているお茶商品は少なくありません。

カテキンはさらに抗酸化作用、食後の血糖値や悪玉コレステロール値の上昇を抑制する働き、抗アレルギー作用など健康に対しての幅広い働きが認められるほか、抗菌作用を活かしてウェットティッシュや歯磨きなどにも利用されています。

ケルセチン(クエルセチン)

こちらも強力な抗酸化作用を持つフラボノイド。玉ねぎやそばなどにも多く含まれている黄色い色素成分です。ビタミンPと呼ばれることもありますが、実際にはビタミンではありません。

ケルセチンはいわゆる血液サラサラ成分と言われるもので、血圧を下げる、コレステロールを分解する、血管を強化する、血行を改善するなどの働きがあると言われ、動脈硬化への予防効果が期待されています。また抗炎症作用にもすぐれています。

イソクエルシトリン

イソクエルシトリンは上記のケルセチンの配糖体(糖が結合したもの)で、中性脂肪を分解する働きがあるとして注目されている成分です。サントリーのトクホ商品「特茶」に有効成分として含まれているのがこのイソクエルシトリン。柿の葉のほか、薬草として用いられるどくだみにも多く含まれています。

ルチン

ルチンもケルセチンの配糖体でフラボノイドの一種。こちらもビタミンPと呼ばれることがあります。そばの実に含まれていることが有名ですが、柑橘類や柿の葉にも含まれています。

ルチンには抗炎症作用があります。また、豊かな抗酸化作用を持ち、血流の改善や血圧の上昇の抑制に効果的。血管を強くする作用もあります。ルチンはビタミンCとの組み合わせで働きがより強まるため、同時に摂取することで動脈硬化や生活習慣病の予防にも有効であると考えられます。

アストラガリン

アストラガリンもフラボノイドの一種で、ケンフェロールの配糖体です。ヒスタミンの分泌を抑える作用があり、アレルギー症状の緩和、花粉症対策に注目されている成分です。

カキタンニン

タンニンというとお茶の渋味成分が思い出されますが、柿にもタンニンが含まれています。渋柿の強い渋みもタンニンによるものです。

タンニンには収れん作用があります。消臭効果や抗菌効果にもすぐれることから、石鹸や化粧品などに配合されることが少なくありません。また、カキタンニンには強力な抗酸化作用があります。コレステロールの蓄積による血圧の上昇を抑えて血管の健康を守る働きなどがあるとされています。

アントシアニン

こちらもポリフェノール、フラボノイドのひとつとなる成分。紫色の色素で、特にブルーベリーやビルベリー、カシス、茄子などに多く含まれています。

アントシアニンには強力な抗酸化作用があります。また、ヒスタミンの放出を抑える働きを持っており、花粉症などアレルギー症状の緩和が期待されます。

アントシアニン=目の健康に良いものというイメージから、視力の向上に効果があると思われがちですが、現在のところ報告が上がっているのは白内障や緑内障の予防、眼精疲労の軽減などにとどまっており、アントシアニンの効果に対してはまだ未知数のところが多いようです。

コリン

脂質の代謝をサポートする働きを持つビタミン様物質のコリン。悪玉コレステロールが蓄積するのを防ぎ、血圧の上昇を抑制することで動脈硬化を予防するなどの生活習慣病対策が期待できる成分です。また脂肪肝を予防する効果もあるとされています。

日本ではあまり注目されていませんが、アメリカでは必須栄養素のひとつとして1日あたりの推奨摂取量が設けられています。柿の葉のほかには主にレバーなどに多く含まれています。

オレアノール酸

サポニンの一種でブドウの実の表面につく白い粉の主成分です。柿の葉の他にはオリーブなどにも含まれています。

オレアノール酸には強力な抗酸化作用があります。アンチエイジング作用をもたらすほか、体脂肪を減らす働き、虫歯や歯周病の予防、疲労軽減作用が期待できます。

ベチュリン酸

ベチュリン酸は白樺の樹皮に多く含まれる樹脂でこちらもサポニンの一種。昔から北欧、東欧、ロシアを中心とした地域で、毒素の排出作用や抗菌作用などの薬効が注目され、民間薬としてよく利用されてきました。

ヘルペスウイルスの増殖を抑える作用が知られていましたが、最近になって癌やエイズへの効果が注目されるようになり、研究が進められています。

ウルソール酸

りんごの皮やプルーン、ローズマリーに含まれるウルソール酸はとても幅広い働きを持っています。筋肉の量を増やして脂肪を減らす作用、コラーゲンを増やす作用があり、スポーツをする方にはサプリメントが、美肌を求める女性には化粧品が人気を博しています。

健康面への作用についても、血糖値の上昇を抑制する作用や抗炎症作用、抗菌作用など非常に注目すべきものがあります。

ウルソール酸は柿の葉にも含まれていますが、実は柿のヘタの方に多く含まれています。こうした面でも柿は非常にユニークな存在だと言えそうです。

柿の葉茶の効果

柿の葉茶を特徴づけている豊富なビタミンCにミネラル、ポリフェノール。これら様々な成分が一度に摂れる柿の葉茶によって、どんな効果が期待できるのでしょうか。その主なものをご紹介しましょう。

柿の葉茶の9つの効能

動脈硬化、生活習慣病対策

柿の葉茶に含まれているビタミンCやE、β-カロテン、ポリフェノールはいずれも強力な抗酸化作用があり、脂質の酸化を防ぐ働きがあります。またカテキン、ケルセチン、イソクエルシトリン、ルチン、コリンなどといったいわゆる血液サラサラ成分や、食後の血糖値の上昇を抑える成分も豊富。ケルセチンやルチンには血管を強くしなやかにする働きもあります。

これらの働きから動脈硬化によって引き起こされる心疾患や脳卒中などの生活習慣病を予防する働きが期待できます。

脂肪の燃焼

柿の葉茶にはカテキン、イソクエルシトリン、オレアノール酸、ウルソール酸といった、脂肪の吸収を抑えたり分解を早めたりする話題の成分が数多く含まれています。

これらの成分の摂取により脂肪が燃焼されやすくなると、基礎代謝が上昇するため、ダイエットにつながりやすくなります。栄養価が高いのにもかかわらずノンカロリーなので、ダイエット中の飲み物としてもよく活用されています。また、ファスティング(断食)をする際に摂取する水分として利用されるケースも少なくないようです。

脂肪の燃焼によりエネルギーが生み出されるので、普段から疲労がたまりやすい方や体がだるくなりがちな方にも勧められます。

むくみ改善、デトックス作用

柿の葉には果実と同様、カリウムが含まれています。カリウムには利尿作用があり、むくみを改善することが可能です。柿の葉には毒素の排出作用にすぐれるタンニンやベチュリン酸も含まれていることから、効果的にデトックスすることができます。

免疫力の向上

柿の葉にはビタミンCやβ-カロテン、カテキンをはじめ免疫力をアップさせる栄養素が豊富に含まれています。同時に抗菌作用も持っており、風邪やインフルエンザなどの予防に役立ちます。

アレルギー症状の緩和

免疫力を高める成分と同時にアレルギー症状を緩和させる働きを持つ成分も同時に摂れるのが柿の葉茶の良いところです。アストラガリン、カテキン、アントシアニンといった物質は現代病でもあるアトピーや花粉症への効果が期待できます。

血行を良くする

柿の葉に含まれるビタミンEやケルセチンには血行を促進する働きがあります。血行が良くなることによって肩こり、頭痛などが改善する可能性があります。

美肌・美白効果

ビタミンCやポリフェノールなど、柿の葉茶には抗酸化作用を持つ成分がいっぱい! 肌を老化させる活性酸素を除去し、アンチエイジング作用をもたらします。

豊富に含まれるビタミンCには、抗酸化作用のほかに美白作用やコラーゲンを増やす働きがあり、美肌づくりのためにはぜひ積極的に摂りたい栄養素。お茶で摂るなら文句なく柿の葉茶が勧められます。

口臭改善・歯周病予防

柿の葉茶には抗菌作用を持つ成分が多く含まれているため、その性質をオーラルケアに役立てることができます。

タンニンには体臭や口臭を除去する働きがあります。またオレアノール酸には抗菌作用とともに抗炎症作用があり、歯周病を予防する働きが見込めます。

柿の葉茶を飲んでももちろんいいのですが、うがいをするだけでも効果が発揮されます。

リラックス作用

柿の葉茶に含まれるカテキンやカルシウム、マグネシウムには精神を落ち着ける作用があります。ホッとする香りも気持ちをリラックスさせてくれます。

柿の葉茶はカフェインゼロ!

このように栄養面でいいこと尽くめの柿の葉茶。さらに良いことには、柿の葉茶にはカフェインが入っていないため、夜間でも飲めるというメリットがあります(ただし利尿作用を持つ成分も含まれているため、就寝直前は避けたほうがいいかもしれませんが……)。

小さなお子様やカフェインに弱い方、カフェインの摂取を控えている方でも安心。自分の好きなタイミング気兼ねなく飲んで、美容と健康が手に入るのならこんなに嬉しいことはありませんね。

柿の葉茶に副作用はある?

柿の葉茶に関して特に副作用があるような報告は上がっていませんが、大量に摂るのは控えたほうがいい成分も含まれています。その代表的なものがタンニンです。

タンニンが便秘を招く可能性も

柿の葉茶に含まれるタンニンには腸の粘膜に作用して下痢を改善する働きがあるのですが、普段から便秘の方が飲むと便秘を悪化させることにもつながりなりかねません。便秘気味の方は柿の葉茶を一度にたくさん飲むのは避け、様子を見ながら少しずつ飲むようにしましょう。

貧血の人に柿の葉茶は合わない?

タンニンは鉄分の吸収を妨げるという性質が気になる方も多いことでしょう。柿の葉茶には鉄分も含まれているのですが、せっかくの鉄分がタンニンの存在によって摂取しにくい状態になるというわけです。

ただコーヒーや紅茶、緑茶などと比べると、柿の葉茶に含まれるタンニンの量は控えめ。そしてカキタンニンは低分子なので鉄と結びつきにくいことを根拠に、鉄が吸収される割合への影響は無視できる程度であるとコメントをしている柿の葉茶メーカーもあります。
出典:柿茶のタンニンによって鉄分の吸収が阻害されることはありません

また柿の葉茶には鉄分のほか、葉酸をはじめとするビタミンB群、鉄分の吸収率を高めるビタミンCが含まれています。これらの栄養素の補給は貧血の方の助けになることが考えられます。

もしタンニンが心配であれば、

・食事や鉄剤を飲んでから2時間ほどは柿の葉茶を飲むのを控える
・タンニンが出にくい70度前後のお湯で淹れる

などの対策をするといいでしょう。

柿の葉茶は妊娠中や授乳中も飲んでOK?

妊娠中、授乳中の柿の葉茶の飲用に問題はないのでしょうか。この件について、前出の柿の葉茶メーカーである柿茶本舗さんのサイトを確認してみると「妊娠中の飲用は勧められる」旨は記載されていましたが、授乳中に飲むことについては言及が見当たりませんでした。そこでこの件について直接問い合わせしてみました。

すると、「柿茶は授乳中に飲んでも問題ありません。柿茶はノンカフェイン、また徳島産、無農薬で育てていますのでご安心ください」とのこと。

また、聖路加国際病院の聖路加産科クリニック(聖路加助産院)でもこちらのメーカーの柿の葉茶が飲まれているとのことでした。

<まとめ>
アレルギー対策や栄養補給のための健康茶として注目されることの多くなっている柿の葉茶ですが、香り豊かでやさしい味わいがとても魅力的です。ぜひ古来より多くの人々に愛されてきた風味を堪能しながら、自然なかたちで幅広い効能を体に取り込んでみてください。

スポンサードリンク

PAGETOP