新宿御苑に遊びに行ってきましたのでレポートします

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今回訪れたのはJR新宿駅の近くにある国民公園、新宿御苑です。広さ58.3ha(約18万坪)、周囲3.5kmの敷地では、たくさんの美しい草花や木を見ることができます。大都会新宿にあるのに都会の喧騒とは全くかけ離れた別世界の大自然を満喫できます。

新宿御苑は明治39年(1906年)、江戸時代に信州高遠藩主、内藤氏の屋敷のあった場所に皇室の庭園として造られ、昭和24年(1949年)に国民公園として一般に開放されました。

ここでは、新宿御苑のアクセス方法、入園料、駐車場の案内や新宿御苑の見どころを紹介したいと思います。

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もくじ

新宿御苑へのアクセス

新宿御苑はいろいろな駅から行けるアクセス至便な場所にあります。最寄り駅は丸ノ内線の新宿御苑前駅です。出口1の右手に新宿御苑のすぐ外の散策路が見えてきます。

散策路を右に進むと新宿門に、左に進むと大木戸門があります。JR新宿駅南口を出て、正面の道を東側にまっすぐ歩くと新宿門が見えてきます。

また、JR新宿駅東口または西武新宿線西武新宿駅から新宿通りを東にまっすぐ進み、新宿二丁目交差点を右に曲がると新宿門が見えてきます。

JR・京王・小田急線 新宿駅南口より 徒歩10分
西武新宿線 西武新宿駅より 徒歩15分
東京メトロ丸ノ内線 新宿御苑前駅出口1より 徒歩5分 四谷三丁目駅出口1より 徒歩5分
東京メトロ副都心線 新宿三丁目駅E5出口より 徒歩5分
都営新宿線 新宿三丁目駅C1・C5出口より 徒歩5分
JR総武線 千駄ヶ谷駅より徒歩5分

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新宿御苑の開園・閉園時間は?

新宿御苑は毎週月曜、年末年始12/29~1/3は閉園となっています。ただし、3月25日~4月24日、11月1日~15日の期間中は無休となっています。事前にホームページで確認しておきましょう。
開園・閉園時間は以下の通りです。

・9:00~16:00(16:00入園終了、16:30閉園)
・温室9:30~15:30(15:30入館終了、16:00閉館)
・食堂(レストランゆりのき・カフェはなのき)9:00~16:00
・茶室10:00~16:00(不定休)
・インフォメーションセンター(アートギャラリー)9:00~16:30
・散策路9:00~16:30

新宿御苑の入園料は?

新宿御苑への入園は有料となっています。入園料は一般200円、小・中学生50円、幼児無料(30名以上の団体の場合は一般150円 小・中学生25円)となっています。頻繁に利用する人のために、おトクな年間パスポート大人2,000円/高校生1,000円/小中学生500円もあります。

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新宿御苑の入り口はどこにある?

新宿御苑には、新宿門、大木戸門、千駄ヶ谷門の入り口があります。門の窓口に申し出ると当日内に限って再入場することができます。

・新宿門
新宿御苑の新宿門
丸ノ内線 新宿御苑前駅、副都心線・都営新宿線 新宿三丁目駅、JR新宿駅、西武新宿線西武新宿駅から近い門です。母と子の森が近くにあります。

・大木戸門
新宿御苑の大木戸門
丸ノ内線 新宿御苑前駅・四谷三丁目駅から近い門です。大温室や玉藻池が近くにあります。

・千駄ヶ谷門
新宿御苑の千駄ヶ谷門
JR総武線千駄ヶ谷駅、都営大江戸線国立競技場駅から近い門です。フランス式整形庭園や旧御凉亭が近くにあります。

新宿御苑に駐車場はある?

新宿御苑には大木戸門の近くに駐車場があり、新宿御苑の開園日の8:00~20:00まで利用することができます。

整理清掃協力費として以下の料金がかかります。

・普通車 3時間まで 500円、以後30分毎100円
・大型車 3時間まで2000円、以後30分毎400円

新宿御苑に行くときに注意することは?

・歩きやすい靴で
新宿御苑の散策路は基本的にコンクリートなのですが、砂利道や土の道もあり、傾斜の大きな階段もあります。歩きやすい靴でくるとよいでしょう。舗装されていない道はみどころマップをみるとわかります。

・夏でも長袖、長ズボンで
草木が茂っているので夏場は蚊が多いです。長袖、長ズボンで行きましょう。虫よけスプレーの携帯も忘れずに。

・ハチには注意
手で払ったり、茂みに入ったりするとハチに刺される危険があります。

・飲酒禁止
風光明媚な景色を眺めながらお酒でも飲みたいところですが、園内での飲酒は禁止されています。

・みどころマップは忘れずに
園内はとても広いので、くまなく見て回るためにはみどころマップは必須です。みどころマップは園内窓口で配布しています。また、ホームページからもダウンロードすることもできます。

新宿御苑のインフォメーションセンター・カフェはなのき

新宿御苑のインフォメーションセンター・カフェはなのき
新宿門の外側にあります。館内では新宿御苑の歴史や見どころを展示しています。またアートギャラリーもあり、展示会を開催しています。

併設されている「カフェはなのき」ではシャーベットやケーキなども提供されているので、散策中の休憩にもピッタリです。休憩してからもう一度入場したい場合は、ゲートを出るときに窓口で再入場できるチケットをもらっておきましょう。

門から入場して一通り見たい時は、新宿御苑の外周を歩くとよいでしょう。深い森の中にいるような道が続きます。
新宿御苑外周

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大温室

新宿御苑の大温室

新宿御苑に初めて温室が作られたのは、明治8年(1875年)です。明治4年(1871年)に作られた青山試験場とともに、日本でもっとも古い温室とされています。

中へ入ると、熱帯雨林にいるかのような湿気を感じます。天井もガラスになっていて太陽の光をしっかりと取り込めるようになっています。秋の涼しい時期でしたが、中は蒸し暑い状態になるので、上着を脱いでいる人もいました。
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館内では地域でエリアを分けており、地域に生息している植物が並んでいます。まるで南国のようです。
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ウツボカズラ

新宿御苑のウツボカズラ
食中植物の仲間です。袋の中から昆虫を引き寄せる物質を分泌して、中に落ちた虫を消化吸収しています。形も独特ですね。

オオオニバス

新宿御苑のオオオニバス
館内には滝や池もあり、池ではオオオニバスなどの植物を見ることができます。

アフリカスミレ

新宿御苑のアフリカスミレ
セントポーリアの和名です。ケニア南部とタンザニア北部の山地に生息しています。

アカバナナ

新宿御苑のアカバナナ
訪れた時にちょうど実がなっていました。生食用の栽培品種です。

サンゴノボタン

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インドネシアのジャワ島を原産地とする常緑小低木です。花の形が珊瑚に似ているところから名づけられました。色も形も個性的ですね。

旧洋館御休所

旧洋館御休所
温室の隣にある重要指定文化財で、1896年に創建されました。当時は天皇や皇族が温室で見学した後の休憩場所として使われていました。

そのころアメリカで流行したスティックスタイルを基調としています。玄関ポーチの屋根の縁が複雑な模様になっており、細かいところを見ると趣向を凝らした装飾がされていて驚きます。

訪れた時は中には入れませんでしたが、毎月第2・第4土曜日に特別公開されていて、新宿御苑パークボランティアによるガイドもあります。

大木戸休憩所

大木戸休憩所
大木土門近くにある休憩所です。休憩所から眺める庭園「玉川園」(現在の玉藻池)は絶景です。
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玉川園は江戸時代の名園のひとつとされてきました。玉藻池には橋がかけられていて、池の向こう側へ渡ることができます。美しい日本庭園を眺めながらお弁当を食べるスポットとしてもおすすめです。
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フランス式整形庭園

フランス式整形庭園

左右対称に造られた美しい庭園です。バラ花壇にはたくさんのバラが植えられています。その数110種類約500株!お花好きの人にはたまらない場所ですね。訪れたときも、たくさんの種類のバラが咲いていました。色鮮やかで高貴な姿のバラはとても見ごたえがあります。

・ロミオ
ロミオ

・ラ パロマ
ラ パロマ

・バフビューティー
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・ゴールドバニー
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・アイスバーグ
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バラの見ごろは春と秋の2シーズン。新宿御苑のホームページを見るとバラの咲き具合がわかるので、チェックするのがおすすめです。

そしてフランス式整形庭園のもうひとつの見どころはプラタナスの並木です。約200メートルにわたって計156本のプラタナスの並木が続きます。枯葉散る時期だったので、とても絵になる風景でした。
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旧御凉亭

新宿御苑の旧御凉亭
皇太子(後の昭和天皇)のご成婚を記念して、台湾在住邦人の有志が献上した中国風の建物です。戦前は皇族方が使用していました。外から見ても大きな樹木を背景にしてまるで時が止まったような重厚な雰囲気があります。

玄関に入ると木で造られた大きな円窓があります。窓には天子を賛美する言葉が施されています。
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室内は、濡縁(ぬれえん)の手すりや欄間(らんま)の装飾が外の美しい景色と一体化して独特の空間を作り出しています。
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東屋

新宿御苑の東屋
新宿御苑にはいくつかの東屋があります。なかでも旧御凉亭近くのこの東屋は、新海誠監督のアニメーション映画「言の葉の庭」に頻繁に登場します。

映画ではヒロインが東屋でビールを飲んでいる象徴的なシーンがありますが、実際には飲酒は禁止されているのでご注意を。東屋から眺める日本庭園の景色もすばらしく、映画のシーンにあるような雨の新宿御苑も見てみたいですね。

翔天亭

翔天亭
新宿御苑が作られた時と同じ時期に建てられましたが、太平洋戦争により焼失したため昭和29年に再建しています。現在は売店としても使用されています。

楽羽亭

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昭和62年に建てられた茶室です。立礼席(りゅうれいせき)ではお抹茶と季節の和菓子をいただくことができます(一服700円)。休みの場合も多いため、前もって電話で確認しておきましょう。

日本庭園

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池に沿って造形された池泉回遊式の庭園です。美しく配置された草木が池に映えてみる場所によってさまざまな表情を見せてくれます。当初は鴨場として作られ、その後日本庭園として改装されました。

日本庭園をバックにした旧御凉亭も重厚感があります。旧御凉亭を設計した建築家の森山松之助は「水の上に建つ御休息所」を意図したと語っています。
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イギリス風景式庭園

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広々とした芝生と自然のままに育った巨樹が特徴の庭園です。広い芝生の解放感とうっそうとした巨樹が生い茂り、その向こうには新宿の高層ビルを眺めることができます。

ユリノキ

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新宿御苑のシンボル・ツリーです。威風堂々としたなかにもたおやかな雰囲気を感じさせてくれる木でした。

ヒマラヤシーダー

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新宿門近くにあります。荘厳な枝ぶりに見惚れてしまいます。

マルバチシャノキ

マルバチシャノキ
若葉がチシャ(レタス)の味に似ていることから名づけられました。黄色いぷっくりした実が可愛らしいです。

ジュウガツザクラ

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江戸時代から栽培されている木です。秋と春の年2回咲きます。訪れた時も白い可憐な花が咲いていました。

ウメモドキ

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真っ赤な実が遠目でもあざやかな木です。葉の形や枝ぶりが梅に似ていることからウメモドキと名付けられました。

レストランゆりのき

新宿御苑 レストランゆりのき
イギリス風景式庭園の中にあります。120席ある広い店内の窓側はガラス張りになっていて、森を眺めながら食事ができます。もともと新宿御苑は宮中の御料農場で野菜や果樹の栽培研究を行っていて、民間への普及にも取り組んでいました。

レストランではそんな新宿御苑ゆかりの食材を使った料理やスイーツが提供されています。園内にあるただひとつのレストランです。併設されている「食の情報コーナー」では、野菜の歴史や季節の食の楽しみ方が展示されています。

母と子の森

新宿御苑 母と子の森

生き物とふれあうことのできるエリアです。西休憩所を出発点として、1周430mの「かんさつの道」をまわることができます。木の茂る細い道を自然に触れながら歩いていきます。

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道中には小川や池があり、変化にとんだ自然が楽しめます。子どもたちと来るとちょっとした探検ができるのでおすすめです。

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訪れた時にはちょうどサザンカも咲いていました。
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広いだけでなく、見どころも満載なので、1日かけてもなかなか全部はまわりきれません。行きたい場所がある場合は、前もって地図を見て確認しておきましょう。

もちろん、目的のないそぞろ歩きも新たな発見があって楽しいです。芝生でボーッとするのもよし、見ごろの植物を探し歩くのもよし、いろいろな楽しみ方ができるのも新宿御苑の魅力です。

現在は周辺が近代化されて新宿御苑だけ自然が取り残された形になっています。野鳥は新宿御苑と明治神宮の森を行き来できますが、モグラなど地中で生息する生き物は新宿御苑の中で閉じ込められてしまっているのだそうです。せめて新宿御苑の自然だけでも守っていきたい、と思う大自然の中でのひとときでした。

※新宿御苑は酒類持込禁止、遊具類使用禁止です。
⇒新宿御苑公式サイト
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