クレンジングシート【口コミ・人気5商品使い比べ】おすすめは?
仕事でボロボロに疲れたときや飲み会の帰りなどは、メイクを落とさずにそのまま休んでしまいたいと思うことがあります。
ですが、メイクを落とさずにそのまま休んでしまっては、毛穴詰まりや色素沈着を作り出す原因になりますので、メイクは必ず落とさなくてはなりません。
このようなときに役立つのがクレンジングシートですが、クレンジングシートにはメリットもあればデメリットもあります。
また、肌質によってはクレンジングシートに配合されている成分が合わないことも考えられます。
今回は、口コミで人気のクレンジングシート5製品を使い比べして、筆者が使用した体験談をご紹介します。おすすめのクレンジングシートはどれ?

クレンジングシートのメリット・デメリット
まず、クレンジングシートのメリットとデメリットについて解説します。
クレンジングシートのメリット
クレンジングシートには、以下のメリットがあります。
遅い時間に帰宅したときメイク落としがラク
仕事などで遅い時間に帰宅すると、クレンジングが面倒になることがあります。このようなときにクレンジングシートがあれば、さっとひと拭きでメイクを落とすことができます。
短時間でメイクオフ
仕事や育児でクタクタ…というときにも活躍するのがクレンジングシートです。たとえば、クレンジングオイルやクレンジングクリームの場合では、オイルやクリームをメイクを馴染ませてから拭き取る、あるいは洗い流すという流れでメイクを落としますので、最低でも5分程度は必要です。
ですが、クレンジングシートであれば1~2分程度でメイクを落とすことができますので、メイク落としの時短につながります。
出先など、水が使用できない環境
出先などで、水が使用できない環境でも、クレンジングシートなら、カバンからさっと出して、その場でメイク落としすることができます。クレンジングオイルやクレンジングリキッドなど、水で洗い流すタイプのメイク落としの場合は、出先で使用するのは難しいです。
ポイントメイクだけを落とすことが可能
ファンデーションは薄付きであっても、アイメイクやリップは、がっつりとつけているという方は多いのではないでしょうか?
このようながっつりメイクには高い洗浄力を誇るクレンジングオイルがおすすめですが、クレンジングオイルは拭き取りタイプ、洗い流しタイプともにW洗顔が必要になる製品がほとんどです。
ですが、ファンデーションが薄付きなのであれば、わざわざクレンジングオイルを使用必要はなく、このようなときにはシートクレンジングでポイントメイクだけをしっかりと落とすという使い方もできます。
クレンジングシートのデメリット
メリットが多いクレンジングシートではありますが、デメリットがあるということも忘れてはなりません。
界面活性剤の配合量が多い
ほとんどのクレンジングシートは、拭き取るだけでメイクを落とすことができるという特徴を持っていますが、これだけでメイクが落ちるということは、界面活性剤の配合量が多いことが考えられます。
それにより、敏感肌の方の場合では、クレンジングシートによるクレンジングで乾燥や肌荒れを起こす可能性があります。
クレンジング時の摩擦が大きい
クレンジング時にお肌に強い摩擦力がかかるのがクレンジングオイルですが、クレンジングシートもまた、お肌に強い摩擦力がかかるタイプのメイク落としです。
それは、クレンジングシートでお肌を撫でることにより、お肌がシートの繊維による刺激を受けやすくなるからです。
しっかりメイクは落としきれないことも
ポイントメイクだけではなく、油分の配合量が多いファンデーションを使用している場合では、メイクをしっかりと落としきれないこともあります。
メイクをしっかりと落としきれていないまま休んでしまうと、毛穴詰まりや色素沈着、ニキビ肌の方の場合では、ニキビを悪化されることも考えられます。
クレンジングシートの種類・選び方
それでは次に、クレンジングシートの種類、選び方について紹介します。
オイルフリータイプ
オイルが配合されていないタイプのクレンジングシートです。このタイプのクレンジングシートは、オイルによるお肌への摩擦が気になる方や、マツエクをしているかにおすすめできます。
ただし、お肌やまつ毛を強く擦ってしまうとお肌には大きな負担がかかり、マツエクが取れてしまう可能性が考えられます。
オイルフリータイプであっても、お肌やまつ毛に優しいということはありませんので、お肌やまつ毛に使用する際には優しくメイクを拭き取る感覚で使用することが大切です。
オイルインタイプ
文字通りオイルが配合されているクレンジングシートで、油分が多いファンデーションやメイクアップ製品を使用している方におすすめできます。
ただし、全般的にオイル分に加えて界面活性剤の配合量が多いものが多いですので、クレンジングシートでメイクオフしたあとには、Wクレンジングが必要になることがあります。
クレンジングシートの中ではお肌にかかる摩擦が最も大きいと考えられますので、敏感肌の方には不向きでしょう。
ウォータープルーフタイプのマスカラでも楽に落とすことができますが、マツエクは取れてしまう可能性がありますので、マツエクをしている方には不向きです。
アルコールフリータイプ
アルコールには殺菌作用がありますが、お肌の水分も奪ってしまう可能性が考えられますが、アルコールフリータイプであればクレンジング後にお肌が乾燥する可能性がグンと低くなります。このタイプは、乾燥肌や敏感肌の方におすすめできるでしょう。
オーガニックタイプ
厳選されたオーガニック植物由来成分を主成分としたクレンジングシートです。界面活性剤には、石油由来界面活性剤と植物由来界面活性剤があり、オーガニックタイプには植物由来界面活性剤が配合されています。
つまり、化学合成物質によるアレルギーが心配な方、あるいは、乾燥肌の方におすすめできるということですが、クレンジングシートである以上、お肌への刺激がゼロではありません。
また、しっかりメイクの場合では1回のクレンジングで落としきれないことも考えられますので、少々手間がかかるタイプだといえます。
W洗顔不要タイプ
クレンジングと洗顔の役割を果たすタイプのクレンジングシートです。
しかし、このタイプのクレンジングシートであっても、メイクを落としきれていない場合は色素沈着の原因になりますので、あまり真に受けないほうが良さそうです。
<参考> http://www.skincare-univ.com/article/005902/
クレンジングシート人気5商品を使い比べてみた
それでは早速、人気のクレンジングシート5製品を使い比べてみましょう。
今回は、油分の配合量が多いリップと、リキッドアイライナーで5つのクレンジングシートのメイク落ちを試してみます。
コーセー ソフティモ ホワイト メイク落としシート
水、DPG、エタノール、BG、イソステアリン酸PEG-8グリセリル、アスコルビン酸硫酸2Na、キラヤ樹皮エキス、EDTA-2Na、PEG-3コカミド、PEG-8、クエン酸、ポリソルベート80、リン酸2Na、リン酸Na、フェノキシエタノール、メチルパラベン
合成界面活性剤(ヤシ+石油)のPEG-3コカミドが配合されており、乳化剤の役割をしているようです。この成分は多少気になりますが、配合量がそれほど多くなささおうなので、それほど心配ないでしょう。ただし、アレルギーをお持ちの方や敏感肌の方の場合では、注意が必要です。
また、メチルパラベンが防腐剤として配合されていますが、この種類のパラベンはお肌への刺激が弱く、なおかつ配合量が少ないためお肌への悪影響は心配ないでしょう。
1回目ではまだリップもアイライナーも残っています。そして、4回目でようやくすべて落とすことができました。
ほんのりとした香りがありますが、筆者は割と好きな香りです。
シートにはかなりたっぷりと水分を浸み込ませてありますので、シート1枚がずっしりと重い感じです。擦らずに4回でメイクが落ちましたので、お値段に見合ってお得感が強いクレンジングシートだと思います。
お肌に異常は現れませんでした。
ビフェスタ うる落ち水クレンジング シート ブライトアップ
水、エタノール、グリセリン、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、PEG-6(カプリル酸/カプリン酸)グリセリズ、ジイソステアリン酸PEG-20グリセリル、ステアロイルグルタミン酸Na、クエン酸Na、キサンタンガム、EDTA-2Na、クエン酸、乳酸、ビスグリセリルアスコルビン酸、フェノキシエタノール、メチルパラベン
エタノールが配合されていますので、アルコールに弱い方は注意が必要です。また、ジイソステアリン酸PEG-20グリセリルという成分は合成界面活性剤ですが、お肌への悪影響はほぼ心配ないと思います。
<参考>: 化粧成分オンライン
そして、ステアロイルグルタミン酸Naという成分が配合されており、この成分は目に刺激を与える可能性がありますので、使用中には目に入らないように注意してください。
<参考>化粧成分オンライン:
なお、販売メーカーの公式サイトを確認してみると「W洗顔不要」となっていますが、肌荒れが心配であれば、使用後には洗い流しておくことがベストです。
1回目でそこそこのメイク落ちを実感し、3回目でほぼ綺麗に落とすことができました。
シート1枚は水分が少々足りないような感じがしましたが、実際に使ってみるとしっかりメイクを落とすことができました。ただし、水分がやや足りない分、お肌にかかる摩擦は若干大きいような気がします。
香りは、駅弁などに付属しているお手拭きシートのような感じ。癖はありませんが、使う方によってはお手拭きシートを連想することがあるかもしれません。
このシートもプチプラの割には、しっかりメイクを落とすことができるので満足できるでしょう。
ビオレ ふくだけコットン うるおいリッチ
水、イソドデカン、BG、PPG-9ジグリセリル、ジカプリリルエーテル、ヒアルロン酸Na、ヒドロキシエチルセルロース、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、水酸化K、ラウリン酸PEG-12、フェノキシエタノール、メチルパラベン、香料
合成界面活性剤のPPG-9ジグリセリルが乳化剤として配合されていますが、この成分は保湿剤としての効果もあります。アレルギーをお持ちの方は別ですが、お肌に悪影響を及ぼす可能性については、それほど心配する必要はないでしょう。
ラウリン酸PEG-12も合成界面活性剤ですが、この成分はヤシ油由来ですので、過剰に心配する必要はなさそうです。
1回目でかなり落ちるな…と感じましたが、すべてを綺麗に落とすまでには8回かかりました。香りがほとんどない使いやすいクレンジングシートです。
価格は安価ですが、メイク落ちの部分ではあまりおすすめできないかもしれません。お肌にかかる摩擦がやや大きいように感じましたので、特に敏感肌の方は注意が必要でしょう。
エコリュクス オールインワン アロマ クレンジングシート
水、プロパンジオール、グリセリン、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、グリチルリチン酸2K、褐藻エキス、ビルベリー果実エキス、オレンジ果実エキス、レモン果実エキス、サトウキビエキス、サトウカエデエキス、ラベンダー油
石油系合成界面活性剤、鉱物油、パラベン、フェノキシエタノール、BG、着色料、 アルコール、合成香料は不使用
コットンは未漂泊の100%オーガニックコットンを使用
配合成分には問題がないようですので、敏感肌の方でも比較的安全に使用することができそうです。
最も配合成分に問題なさそうなクレンジングシートですので、メイク落ちはあまり良くないかも…と予想していました。
ところがです!実際に使ってみたところ、1回でほぼメイクが落ちました。1回目のクレンジングで腕にぽつんと残っている黒い点は、ほくろではなくてアイライナーです。
2回目では綺麗にメイクが落ちましたので、かなり優秀なクレンジングシートなのではないかと思います。
香りはほとんどありませんので、香りが苦手な方にもおすすめできます。しっとりとしたクレンジングシートで、お肌にかかる摩擦は小さい感じです。
オルビス クレンジングマイルドシート
水、PEG-8(カプリル/カプリン酸)グリセリル、BG、PEG-20、オレンジフラワー水、塩化Na、ベタイン、トコフェロール、クエン酸Na、クエン酸、フェノキシエタノール、メチルパラベン
合成界面活性剤のPEG-8(カプリル/カプリン酸)が配合されていますが、お肌の負担はそれほど心配なさそうです。
<参考>: 化粧品成分オンライン
化粧品の成分によってメイク落ちが変わると感じたクレンジングシートです。
画像で確認していただければと思いますが、リップよりもアイライナーのほうが残っています。
結局、リップは2回で落ちましたが、アイライナーは6回でようやく落ちました。もちろん、これは筆者が今回使用したリップとアイライナーに限ったことですので、また別のリップやアイライナーであれば、異なった結果となることも考えられます。
今回使用したクレンジングシートの中では最も香りが強いと感じましたが、嫌な香りではありません。
シートには水分がたっぷりと浸み込ませてありましたので、お肌への摩擦はほとんど感じることがなく、お肌に異常は現れることもありませんでした。
おすすめは?5つのクレンジングシートを使った感想
それでは、5種類のクレンジングシートをランク付けしてみることにしましょう。
第1位:エコリュクス オールインワン アロマ クレンジングシート
配合成分が最もおすすめできるポイントですが、使い心地、メイク落ちともに満足できるクレンジングシートです。
価格がもう少し安価なら…という部分が唯一の難点でしょう。ですが、毎日使用せず、緊急事態に使うのであれば、最も安心して使用できるのではないかと思います。
第2位:オルビス クレンジングマイルドシート
お肌にかかる摩擦力が弱いという点、まずまず満足できるメイク落ちを期待できるということで、第2位としました。
香りについては好き嫌いがあるのではないかと思いますが、筆者は割と好きな香りでしたので、この部分についても気に入りました。
第3位:コーセー ソフティモ ホワイトメイク落としシート
水分の含有量が多く、滑らかな使い心地が気に入りました。メイク落ちもまずまず、安価という部分も評価を上げた要因となっています。
今回クレンジングシートを使い比べてみて感じたことは、どの製品もまずまずのメイク落ちを実感できたという所ですが、ここにひとつの落とし穴があるとも感じました。
それは、目ためでメイクが落ちたと感じても、実際には毛穴の内部にメイク汚れや皮脂汚れが残るのではないか?ということです。
クレンジングシートによっては「W洗顔不要」となっている製品もありますが、よほどの緊急事態を除いては、クレンジングシートによるクレンジング後にはW洗顔をすることがベストなのではないか?というのが、筆者の率直な意見です。
クレンジングシートの使い方
クレンジングシートは何種類にも分類されていますが、基本的な使い方は同じです。
ポイントメイクから先に落とす
どのようなクレンジング剤でも、ポイントメイクから落とすのが基本です。特にクレンジングシートの場合では、ポイントメイクを先に落とさずにシートで顔全体を拭ってしまうと、アイメイクやリップの色素を顔全体に広げてしまうことになります。
こうなってしまうと、それらの色素を落とすための時間が余分にかかることになりますし、万が一色素がお肌に残ってしまったら、その部分に色素沈着によるシミができることも考えられます。
素早くメイクを落とせることがウリのクレンジングシートではありますが、まずはポイントメイクから落とし、次に顔全体のメイクを落とすという手順だけは必ず守りましょう。
しっかりポイントメイクには30秒パックがおすすめです。方法は簡単、ポイントメイク部分にクレンジングシートを乗せて、そのまま30秒押さえ、あとはサッと拭き取るだけです。
クレンジングシートをケチらない
クレンジングシート1枚の面積は意外と狭く、1枚では顔全体のメイクを落としきれないことがあります。
ここで注意して頂きたいのは、もったいないからと、1枚のクレンジングシートですべてのメイクを落とそうとしないということです。
クレンジングシートはお肌にひと滑りさせるだけでメイクを落とすことができますが、一度使用した部分を使いまわしてしまうと、クレンジングどころか、メイクの色素をお肌に戻してしまうことにもなりかねません。
クレンジングシートをお肌にひと滑りさせて別の部分のクレンジングをする際には、必ずひと滑りごとに新しい面を使用する、2枚目、3枚目のシートを使用するなどの工夫をし、お肌にメイクを残さないことが大切です。
クレンジング時に擦らない
しつこいようですが、クレンジングシートはお肌に摩擦がかかるクレンジング剤です。そのため、擦ってメイクを落とすとお肌にはさらに大きな摩擦がかかることになり、肌荒れを起こす原因になります。クレンジングシートは、優しくお肌の上を滑らせるようにして使用するのが鉄則です。
使用後にはW洗顔する
W洗顔不要タイプのクレンジングシートであっても、クレンジング後にはW洗顔をすることが望ましいです。
それは、メイクが完全に落としきれていない可能性が否めないというのもひとつの理由ですが、クレンジングシートに配合されている界面活性剤を流さずに休んでしまうと、乾燥肌や色素沈着、ニキビや吹き出物の原因になる可能性があるからです。
界面活性剤は、その種類によって乳化剤や洗浄剤の役割を果たしますが、洗浄剤の役割を果たす界面活性剤がお肌に残ったままでは不安ですよね?
水を使用することができない場合は仕方がありませんが、そうでないのなら、クレンジングシートの使用後にはなるべくW洗顔をすることが望ましいです。
メイクや肌質に合ったクレンジングシートを選ぶ
クレンジングシートには、さまざまなタイプがありますので、ご自身のメイクや肌質に合った製品を選ぶことを心がけましょう。特に乾燥肌や敏感肌の方の場合では、オイルインタイプでお肌の状態が悪化することも考えられますので、製品は慎重に選んで下さい。
できるだけ毎日の使用は避ける
毎日のクレンジングでお肌に摩擦がかかると、やがて肌荒れが目立ってきたり、ニキビや吹き出物が目立ってくることがあります。また、乾燥肌の方は、ますます乾燥が進んでしまうこともあります。
クレンジングシートはとても便利なメイク落としですが、その反面、リスクを伴いますので、連続使用はなるべく避けることがベストです。
クレンジング後には保湿ケアを行う
クレンジングシートでクレンジング、W洗顔という作業のあとには、必ず保湿ケアを行いましょう。
クレンジングシートに限らず、界面活性剤が配合されているクレンジングの使用後には、多少なりともお肌からは油分や水分が奪われています。
そして、この状態で休んでしまうと、脂性肌の方は皮脂分泌が多くなり、乾燥肌の方は粉吹き状態になってしまうことが考えられます。
クレンジングの時短のために使用するクレンジングシートではありますが、お休み前には必ず保湿ケアを行ってお肌を保護しましょう。
クレンジングシートに関するよくある質問
最後になりますが、クレンジングシートに関するよくある質問をまとめておくことにします。
マツエクしてても使える?
オイル成分配合のクレンジングシートは、原則としてマツエクをしている目元には使用することができません。
また、クレンジングシートによっては「マツエクOK」としている製品もありますが、マツエクのグローによってはクレンジングシートの配合成分で取れてしまうこともあります。
この部分については、マツエクをお願いしている店舗に確認してみるか、マツエク部分にはクレンジングシートを使用しないと割り切るしかないでしょう。
マスカラも落とせる?
洗浄成分の配合量が多いクレンジングシートの場合では、マスカラも落とすことができます。ただし、ウォータープルーフタイプのマスカラでは、クレンジングシートでは対応することができないことも考えられますので、ポイントメイク用のクレンジング剤で落とさなくてはならないこともあります。
日焼け止めも落とせる?
日焼け止めは、お肌への密着度が高いウォータープルーフの場合では専用のクレンジング剤でないと落とせないことがあります。
そうではない日焼け止めの場合ではクレンジングシートでも対応できると考えられますが、これは日焼け止めの種類によりますので、心配な方は日焼け止めの販売メーカーに直接問い合わせてみると良いでしょう。
クレンジングシートは肌に悪いって本当?敏感肌には使えない?
クレンジングシート自体が肌に悪いとは言い切れませんが、シートがお肌に触れる分、お肌には摩擦が加わりますので、この部分だけを考えるのであれば決してお肌に優しいとはいえないでしょう。
また、クレンジングシートにはさまざまな種類がありますので、洗浄成分の配合量が少ない製品を選び、お肌を擦らずにメイクを落とすのであれば問題はないでしょう。
ただし、アレルギー肌の方の場合では、アレルゲンとなる成分には注意しなければなりません。
ニキビ・肌荒れしているお肌には使えない?
乾燥肌による肌荒れやニキビ肌の場合では、クレンジングシートの使用はおすすめできません。特にアルコール成分配合のクレンジングシートの場合では、乾燥肌を増長させたりニキビに刺激を与えたりしますので、使用すべきではありません。
また、クレンジングシートで落としきれなかったメイクが毛穴に押し込まれてしまうと、ニキビが悪化したり新たなニキビの原因になることも考えられます。
お肌になんらかの異常が現れているときには、できる限りクレンジングシートの使用を避け、クレンジングミルクなど、お肌にかかる摩擦が小さいクレンジング剤を使用して、しばらく様子を見ることが望ましいです。