まつ毛が抜ける原因と予防方法 まつ毛美容液比較・レビュー
目元の印象が薄くなった、寂しくなった、目が小さくなったと感じることはありませんか?もしかすると、それはまつ毛のせいかもしれません。
長さがしっかりあり、生え揃っていて、ボリュームがあるまつ毛だと、しっかりした印象の目元になりますし、目が強調され、大きく感じられます。
この作用を利用し、より魅力的にするために、つけまつ毛やマツエクなどが流行しているのですね。
しかし、何らかの理由から、必要以上にまつ毛が抜け落ちやすくなることがあります。こうなってしまうと、つけまつ毛等をつけてもボリュームに物足りなさを感じてしまうこともありますし、地まつ毛がなければエクステを施すことも出来ませんね。
今回は、まつ毛が抜け落ちてしまう原因、抜け毛の予防法などを解説します。
さらに、口コミで人気のまつ毛美容液を3種類試してみたので、その使用感や、効果などもまとめてみます。

まつ毛が抜ける原因
食生活やストレスなど、生活習慣によるものであったり、メイク方法やケア方法によるものであったり、まつ毛が抜ける原因は様々です。
正常なまつ毛も抜ける
まずは、正常な脱毛についてお話していきたいと思います。
実は、まつ毛も、髪の毛などと同様に正常な毛周期というものがあります。その為、毎日数本ずつ古いまつ毛が抜け落ちているのです。
これは誰のまつ毛にも起こることで、正常な脱毛と言えます。こうして抜け落ちるまつ毛と、新しく生えてくるまつ毛のバランスが整っていれば、まつ毛のボリュームが減ることはありませんね。
このような正常なサイクルが繰り返されることで、まつ毛はシッカリと育ち、強く美しい状態を維持することが出来るのです。
ただ、この場合の脱毛には、気付かない方がほとんどです。洗顔時や寝ている間等、気付かないうちに自然と抜け落ちているものなので、まつ毛が抜けることが気にならないという方は、「正常な毛周期」と考えていいでしょう。
抜けたことに気づかないから、古いまつ毛がいつまでも残っているのではないか、と心配する必要はありません。
今回、注意してもらいたいのは、以下のような方です。
・抜け落ちたまつ毛が気になる
・まつ毛のボリュームが減ったと感じる
・まつ毛の長さが短くなったと感じる
・まつ毛の長さにばらつきがあり、生えそろっていない
このような方は、正常な毛周期以外の原因で抜け毛が増えていると考えられます。
まつ毛の正常な本数・長さは?
まつ毛と言うのはだいたい何本くらいあるものなのでしょう?一般的な数字は以下の様になっています。
・下まつ毛の本数(片目で)・・・平均は約40本前後(少ない人は40本未満、多い人は50~80本以上)
個人差があるので、まつ毛の本数にはばらつきがあるのですが、平均値よりも少ない場合はボリュームに物足りなさを感じるかもしれませんね。
また、まつ毛の平均的な長さは6~7㎜で、最長でも10㎜程度と言われています。伸び方も、髪の毛よりもずっと遅くなっています。
まつ毛の生え変わる周期は?
まつ毛の毛周期には、以下のような段階があり、このサイクルを繰り返しながら自然とまつ毛は生まれ変わっているのです。
②成長期・・・まつ毛が皮膚の表面に出て来て、太く長く伸びる時期です。まだ長さは足りないけれど徐々にコシのある強いまつ毛に育っていきます。
③退行期・・・まつ毛がしっかりと伸びきって、成長が止まる時期です。目を守る役割をシッカリ行っている状態です。
④休止期・・・役目を果たしたまつ毛が抜け落ち、次の毛が生えるまでの準備期間です。
一般的には、まつ毛の毛周期は1~3ヵ月程度で繰り返されると言われています。
ただし周期には個人差があるため、誰でも同じ期間で生え変わるわけではありません。
早い方だと、3週間程度で生え変わる方もいますし、遅い方だと、4カ月程度かかる場合もあります。
一日に何本くらい抜けるの?
毎日3~5本程度抜けるのが一般的です。
多くても、7~10本程度ですので、それ以上抜けるようであれば、正常な毛周期によるものとは考えにくいです。
しかし、これは自然と抜け落ちる分に限って言える事です。
例えば、ビューラーをした後に5本一気に抜けてしまった、などと言う場合は注意が必要です。
5本なら正常の範囲内と考えてしまいがちですが、ビューラーで刺激を与えた後で、さらに一気に抜け落ちているということは、まつ毛が抜けやすい状態になっていたり、ビューラーの使い方が悪い、まつ毛に必要以上のダメージを与えているという事も考えられます。
数本でも一気に抜けてしまった場合、まつ毛に負担をかけるようなことをしていなかったか、その前の行動を思い返して考えてみましょう。
また、抜けたまつ毛を見ることができた時は、その毛が退行期のものか、成長期のものか確認してみましょう。
シッカリと伸びきって強く長いまつ毛の場合は、退行期で、役割を果し抜け落ちたものと考えられますが、もし、まだ毛が細く弱い状態で、長さも充分ではなかった場合、それは成長期のまつ毛だと考えられます。
まだ抜けるはずのない成長期のまつ毛が抜けるということは、ダメージを与える何かがあったからでしょう。これは正常な周期による脱毛とは考えられないので、注意が必要です。
季節の変わり目にまつ毛は抜けやすい
季節の変わり目には髪の毛も抜けやすくなりますが、それと同じで、まつ毛も抜けやすくなると言われています。
特に春や秋ですね。
冬の間は、空気が冷たく乾燥しやすいですね。この様な乾燥した空気の中にさらされた毛は、栄養分や水分が奪われやすくなり、季節が終わる春頃に抜けやすくなってしまうのです。
そして、夏の間は、強い日差しや紫外線を浴びることになります。これによってダメージを受けた毛は、同じく季節が終わる頃の秋口に抜けやすくなるのです。
ビューラーの間違った使い方
ビューラーはまつ毛をカールさせ、目元を華やかにさせる為に使用するものですが、実はビューラーの間違った使い方によって、まつ毛の量を減らしてしまっていることも考えられます。
では、間違った使い方とはどの様なことを言うのか、見ていきましょう。
ビューラーを強くやりすぎる
本来、ビューラーというのは、優しくまつ毛を挟み、少しずつ癖をつけ、真っ直ぐのまつ毛をカールさせるというのが正しい使用方法なのですが、急いでいたり、短時間でしっかりと癖をつけたい時などは、ビューラーを使う手に力が入りすぎたりしませんか?
ギュッと挟んだ後、強い癖をつけるために、まつ毛を引っ張るようにして持ち上げる方もいるのではないでしょうか?
・力を入れすぎる
・ギュッと挟みすぎる
・まつ毛を引っ張るようにしてカールさせる
・何度も使用する
このような使い方をしてしまうと、まつ毛にも、まつ毛の根元にも負担がかかってしまいます。すると、ダメージを受けたまつ毛は、まだ成長途中だったとしても抜けやすくなってしまうのです。
ビューラーを使う際は、力を抜いて、優しく段階的に挟みながら、まつ毛に少しずつ癖をつけるように、カールさせましょう。
また、マスカラを付けた後、マスカラが完全に乾く前にビューラーを使用するのもよくありません。使用したことがある方はわかると思うのですが、乾く前のマスカラは粘着力があるため、まつ毛ごとビューラーにくっつき、くっついたまつ毛がビューラーから剥がれにくくなってしまいます。
こうなったまつ毛をビューラーから剥がそうとすると、無理矢理まつ毛を抜くこととなってしまうのです。これでは無駄な抜け毛が増えてしまいますね。
目元は皮膚が薄く、ダメージを受けやすいので、まつ毛が傷つかないよう、まつ毛の根元に負担をかけないよう、細心の注意を払う必要があります。
ビューラーのゴムが古い
ビューラーは、まつ毛を挟む部分にゴムが入っていますね。これはまつ毛への負担を減らしながら、キレイにカールするためのものです。
しかし、ゴムは使用するたびにどんどん劣化していってしまいます。ゴムが劣化すると、ゴムの間に溝が出来、カクッと角のあるカールになってしまったり、まつ毛が溝にはまり、切れたり抜けたりしやすくなってしまうのです。
挟む力も弱まってしまうため、必要以上に力を入れる事になってしまい、結果的にまつ毛に負担をかけることにもなってしまいます。
さらに、出来てしまった溝が深くなると、そこにまつ毛が絡まってしまうこともあります。こうなってしまうと、絡まったまつ毛が抜けやすくなりますし、まつ毛への負担が増え、もろくなっていってしまいます。
これでは、せっかく美しいまつ毛を演出するためのビューラーの意味が無くなってしまいますね。
ホットビューラーの熱が高すぎる
ホットビューラーは熱を発するので、通常のビューラーよりもまつ毛をカールさせやすく、さらにそのカールも長持ちする傾向にあります。
そのため、ホットビューラーを愛用している方も多いと思うのですが、この場合、ビューラーの熱が高すぎないか、確認してみましょう。
短時間でより効果を高める為に、高温にしたくなる気持ちはわかるのですが、髪の毛がアイロンで傷むのと同じように、まつ毛も高温のビューラーによって、傷み、細くなったり、もろくなり切れやすくなったり、抜けたりしてしまうことがあるのです。
また、低温でも、長時間当て続けたり、1日に何回も使用するなどしてしまうと、やはりまつ毛にダメージを与えてしまいます。
落ちにくいマスカラが原因
マスカラは、付けることでまつ毛を長く見せたり、太さを強調し、目元を華やかに演出してくれますね。
しかし、健康なまつ毛をコーティングすることになるため、まつ毛に負担をかけてしまうことは避けられません。
マスカラの重みによって、まつ毛がダメージを受けることもありますし、つけたマスカラを落とす時にもまつ毛に負担をかけてしまいます。
特にウォータープルーフの場合、クレンジングでも落ちにくい為、落す際にまつ毛を引っ張ったりこすったりしてしまいがちです。
これではまつ毛が抜けるのを手助けしているようなものです。
エクステ・つけまつげが原因
エクステとは、接着剤などを使用して、元々ある毛に人工的な毛を取り付ける事です。
髪の毛に施して、長さやボリュームをアップさせる方法は有名ですが、これと同じように、まつ毛にもエクステを行う事が出来るのです。
これによって、つけまつげよりも自然にまつ毛を長く見せたり、ボリュームを持たせることができます。また、つけまつげのように毎日付け外す必要もないので、便利ですね。
しかし、せっかく生えてきたまつ毛に接着剤を付けるということは、それだけでまつ毛に負担がかかる事になるでしょう。さらに重みが増すため、エクステが施されたまつ毛はその重みに耐えきれず、抜け落ちてしまうこともあるのです。
特にエクステをしたまつ毛が、成長初期の、完全に伸びきっていないものだった場合、まだ弱くもろい状態のため、より抜けやすくなってしまいます。
エクステを行う際は、毛の種類や本数なども選ぶことが出来るため、まつ毛の状態を見ながら少しでも負担を減らす方法を考える必要があります。
また、つけまつげは、今や常識というほど、使用している方が増えてきましたね。しかし、これは、まつ毛の根元に接着剤をつけた重みのあるまつ毛を付けることになるので、エクステ同様、本来あるまつ毛やまつ毛の根元に負担をかけないわけがありません。
さらに、つけまつげはつけたままにするわけにはいかないため、メイクを落とす際には、毎回接着部分を引っ張りながら外す必要があります。これにより、健康なまつ毛も引っ張られて抜けてしまうことがあるのです。
このような行為を毎日行っていると、自然とまつ毛の本数は減っていってしまうでしょう。
実は、エクステよりも、毎回取り外す必要のあるつけまつげの方が、まつ毛に負担をかけやすいと言われています。
毎日つけまつげを行うくらいなら、定期的にエクステをした方が、まつ毛の脱毛を防ぐことが出来るかもしれませんね。
しかし、どちらにしても負担がかかることには間違いありません。
健康で強く逞しいまつ毛であれば、それ程問題がなかったとしても、もし普段の間違ったケアなどによってまつ毛がもろく抜けやすい状態になっていたとしたら、エクステやつけまつげをすることで、抜け毛をさらに加速させてしまいます。
毛周期自体も変わってしまうため、なかなか生えなくなり、場合によって、まつ毛がほとんどなくなってしまうということも考えられます。
まつ毛パーマが原因
まつ毛にパーマをかけて、カールを維持するという方法があります。パーマであれば、長期間ビューラーを使用する必要はなくなりますし、メイク時間も短く済ませることが出来るので、便利ですね。
しかし、まつ毛に使用するパーマ液も、髪の毛に使用するものと同じものになります。まつ毛だからと言って、弱い液等を作っているわけではないのです。
こう考えると、まつ毛にいいわけがないことはおわかりいただけますか。
髪の毛も、パーマを繰り返していると、傷み、細くもろくなり、切れやすくなったり抜け毛が増えたりしてしまいますね。まつ毛は髪の毛よりも弱いため、パーマ液によって抜けやすくなるのは当然です。
実際、まつ毛パーマを繰り返すことで、突然まつ毛がごっそり抜けてしまった方や、まつ毛が短くなり生えそろわなくなってしまった方、抜けた部分からまつ毛が生えてこなくなってしまった方も、たくさんいらっしゃいます。
ただし、まつ毛パーマが全て良くないかと言うとそうでもありません。
パーマをしない代わりに、毎日何度も、力を入れてビューラーで引っ張りながらまつ毛を持ち上げる様な事をしていると、その方が大きな負担となってしまう場合もあります。
誤ったクレンジング方法
アイメイクをした場合、クレンジング方法によってはまつ毛を抜けやすくさせてしまうことがあります。
特にマスカラを付けた場合は注意が必要です。通常のメイク落としと一緒に、クレンジングで目元をゴシゴシしながら落とすような行為はまつ毛にいいわけがありませんね。
なかなか落ちないマスカラを取り除くため、引っ張ったり、こすったりするのはもっての他です。まつ毛だけではなく、まつ毛が生えるはずの根元までも傷つけてしまいかねません。
だからと言って、優しく取り扱いすぎてメイク落としが不十分だった場合は、いつまでもまつ毛にマスカラがついていることになるので、瞼や毛根に負担をかけ、健康なまつ毛が生えにくい環境を作ってしまいます。
ストレスが原因
ストレスは、全身の不調につながりますね。
精神面が不安定になったり、免疫力が低下して病気になりやすくなる、充分な睡眠がとれなくなる、イライラするなど、ストレスから発生する不調は様々です。
また、頭にできやすい円形脱毛症も、原因はストレスだと言われています。
実は、この円形脱毛症は、眉毛やまつ毛にも起こり得る現象なのです。つまり、ストレスが原因で、髪の毛の様にまつ毛がごっそり抜け落ちてしまうという事も、もちろんあるのです。
さらに、ストレスがたまると、ホルモンバランスも乱れてきます。
すると乱れたホルモンバランスによって肌や毛根にも影響が及ぶのです。これによりまつ毛の毛根がダメージを受けたり、まつ毛そのものが細くもろくなったりして、抜けやすくなることもあります。
目をこする
目をこすってしまうと、それがまつ毛にも毛根にも刺激となり、まつ毛が抜けやすくなってしまいます。以下のような方は注意が必要です。
・目をこすることが癖になっている
・花粉症などで目に痒みがある
・前髪が長く、目にかかっている
・毎日しっかりとアイメイクしているため、刺激を感じている
・うつぶせで寝ている
・アイメイクをシッカリ落とせていない、もしくはメイクをしたまま寝てしまう
癖は知らず知らずのうちに行ってしまうものですが、もし気づくことができたらすぐにやめるようにしましょう。また、痒みがある場合は、こするのではなく、清潔なタオルで冷やすなどして、こすらずにケア出来る方法を考えましょう。
洗顔時も、瞼をゴシゴシこすったり、洗顔後タオルで拭くときもゴシゴシしていては刺激となってしまいます。常に優しく、ダメージを与えないよう心がけることが大切です。
また、うつぶせで寝ている方は寝ている間に枕にこすれてまつ毛が抜けてしまうこともあります。枕との摩擦が刺激となって抜けやすくなってしまうことも有ります。
まつ毛の抜け毛が気になる方で、うつ伏せで寝ている方は寝方を変えてみるといいかもしれませんね。
顔ダニが原因
あまり想像したくないとは思いますが、誰の顔にも、「顔ダニ」というものが存在しています。
しかし、ストレスや睡眠不足、疲労などで、常在菌のバランスが崩れてしまうと、いつも以上に顔ダニが増えてしまうのです。必要以上に増殖した顔ダニは皮膚の環境を悪くしてしまいます。
そして、肌荒れを引き起こすだけではなく、まつ毛にも影響を与えるのです。
増殖した顔ダニはまつ毛にまで広がり、まつ毛や毛根の健康も奪い、これにより痒みが発生してしまうこともあるからです。
痒みも、冷やすなどして対処するといいのですが、こすったり掻いたリしてしまうと、それが原因でまつ毛は抜けやすくなってしまうでしょう。
こすることにより炎症が起こったり、瞼がただれてしまうこともあります。もし汗や涙、埃などが同時に混ざりあってしまうと、さらに顔ダニは増殖して行き、炎症を引き起こしやすくなってしまいます。
目薬が原因
目薬は目に使用するもので、瞼に使用するものではありません。
目薬を差した後、瞼に目薬が付着していてもそのままにしている方を多く見かけますが、実はこれもまたまつ毛に刺激を与える原因になってしまうのです。
目薬は目だけに使用し、瞼にあふれてしまった分は、すぐにティッシュなどでふき取るようにしましょう。
この場合、ゴシゴシこするのではなく、優しくプッシュするように取り除くことが大切です。
加齢が原因
加齢によっても、まつ毛は抜けやすくなってしまいます。これは加齢によって、目元が乾燥しやすくなったり栄養不足になったりしてしまうからです。
加齢を止めることは出来ないので、仕方ないのですが、頻繁なアイメイクを控えるようにしたり、瞼を休ませ、保湿効果のあるクリームや美容液を付けるなど、疲れた瞼を癒すことが大切です。
乾燥を防ぎ、栄養と潤いを与えると、加齢による抜け毛も落ち着かせることができます。
喫煙・飲酒が原因
お酒は大量に摂取すると分解するときに肝臓に負担がかかってしまいます。さらに、肝臓で分解するときに、まつ毛を育てるためのエネルギーも消費されてしまうのです。
そして、毛となるべき栄養分も分解の為に使用され、毛を作ることが出来なくなってしまいます。こうなると新しいまつ毛が生えにくくなりますし、栄養が不足した毛根から毛が抜けやすくなります。
また、喫煙は言うまでもなく、体にもいいものではありませんね。血流が悪くなり、様々な臓器に悪影響を及ぼしますし、当然血流の悪さによって、毛根に栄養が運ばれなくなってしまいます。
すると、これもまた同じように栄養不足になった毛根からまつ毛が生えづらくなってしまいますし、栄養が不足した瞼からまつ毛が抜けやすくなってしまいます。
病気が原因の可能性
マスカラやまつ毛パーマ、エクステ等による刺激、加齢、皮膚疾患などによって起こるまつ毛の脱毛は、まつ毛貧毛症と言います。まさに、今お話している、様々な要因によって起こる状態ですね。
これらはケア方法を見直したり、皮膚疾患の場合はその治療に専念することで改善させることは可能になります。
これとは別に、ある病気によってまつ毛が抜けているという事も考えられます。
考えられる病気をいくつか挙げておきますね。
円形脱毛症
頭に出来る円形の脱毛が有名ですが、同じ症状がまつ毛にも起こることがあります。ストレスが主な原因になるので、まずはストレス解消を目指し、まつ毛の生えやすい環境を整え、自然とまつ毛が生えてくるのを待ちましょう。
眼瞼炎、結膜炎
刺激の強いリムーバー、クレンジング剤、薬剤、化粧品、マツエクのグルー、まつ毛パーマの薬剤等、目に入ってはいけない成分が目に入り込み、炎症が起こる病気です。目や目の周辺がただれ、痒みを伴ない、ひどい場合はアレルギー症状を引き起こすこともあります。
瞼がただれた時は眼瞼炎、結膜に炎症が起こった時は、結膜炎と言います。
瞼は非常に皮膚が薄く、刺激に負けやすい部分です。ここでパーマ液や接着剤などの化学物質を使用するのですから、ダメージを受けるのは当然と言えば当然です。
その化学物質が結膜に入りこめば、炎症を起こす可能性が高いのも当然です。
このように炎症が起こってしまった場合、まつ毛がごっそり抜け落ちてしまったり、毛根自体が影響を受け、毛が生えづらくなってしまうこともあります。
まつ毛パーマ、マツエク、つけまつげ、念入りなアイメイク等を行っている方は、誰にでも起こりうる病気なので、気を付けましょう。
貧血
鉄分やカルシウムなどの栄養が不足してしまうと、髪の毛はもちろんのこと、まつ毛も生えづらくなってしまいますし、抜けやすくなってしまいます。
栄養バランスを考えた食事を心がけることも大切です。
甲状腺機能低下症
喉の辺りに存在する甲状腺が、なんらかの影響を受け、機能低下してしまうと、新陳代謝を促すホルモンである「甲状腺ホルモン」が減少してしまいます。
すると、抜け毛を引き起こしてしまうのです。髪の毛もそうですが、同じ毛であるまつ毛にも当然起こります。
適切な治療を受けると完治させることが出来るので、医療機関を受診しましょう。
まつ毛が抜けるのを放置するとどうなる?
もしまつ毛が抜けても、またいつか生えてくると放置してしまう方が多いかも知れませんが、そのまま何のケアもしなかったらどうなるのでしょう?
毛周期が乱れる
まつ毛は、成長初期、成長期、退行期、休止期というサイクルを定期的に繰り返すことで生まれ変わっています。しかし、本来休止期に抜け落ちるはずのものが、何らかの原因によって成長期や成長初期の段階で抜け落ちてしまうと、毛周期が乱れてしまいます。
一度毛周期が乱れてしまうと、もとに戻るまでに時間がかかってしまうので、その間、まつ毛が生えてこなかったり、まだしっかり育っていないまつ毛が生えてきたりしてしまいます。
これでは十分な長さの強いまつ毛を維持することはできませんね。当然生えてこない間、まつ毛のボリュームは落ちてしまいますし、生えそろうまで長さも足りない状態が続いてしまいます。
まつ毛が生えてこなくなる
もし毛根にダメージが与えられ、それを放置していると、毛そのものが生えてこなくなってしまいます。
何らかの刺激により、毛根そのものにダメージが与えられ、抜けるべき時ではない時にまつ毛が抜けてしまう時もそうですが、毛根はまだ元気だったのに、ビューラーなどに引っ張られることにより、成長途中のまつ毛が抜けてしまった場合もまた、抜けることによって毛根が傷ついてしまいます。
毛根が傷ついてしまうと、通常の毛周期通りに毛が育たなくなってしまいます。一度細胞を修復するための修復期に入ってしまうのです。この後、しっかり修復されまた生えてくる場合はいいのですが、修復が上手くいかないとその毛根からは毛が生えなくなってしまいます。
すると、まつ毛の量は当然減ってしまいますね。1~2本ならいいのですが、一度に大量の毛根にダメージが与えられるとまつ毛が無くなってしまうことも考えられます。
弱いまつ毛しか生えてこなくなる
毛根が傷ついても、細胞が修復されれば、また新たなまつ毛が生えてくることになるのですが、修復が上手くいかないと、せっかく生えても、弱く細いまつ毛しか生えてこない場合もあります。
これでは、また小さな刺激ですぐに切れたり抜けたりしてしまいます。
休止期ではない時期に何度も抜けてしまうと、その毛根からは毛が生えたとしても、このような弱い毛しか生えなくなってしまうこともあるのです。
まつ毛は目元を華やかにさせる事もできますし、もちろん目を埃などから守る役割の大切なパーツでもあります。このまつ毛が無くなってしまうということは、目にとっても決していい事ではありませんね。
そのためには、上に挙げたような刺激からまつ毛を守る必要がありますが、それでも抜けてしまう場合は、放置するのではなく、美容液を使用するなどして対処する必要があります。
そこで、ここから、まつ毛が抜けた場合の対処法についてお話していきたいと思います。
口コミで人気のまつ毛美容液を3つ試してみた
まつ毛の為の美容液というものがある事をご存知ですか?
まつ毛や瞼など目の周辺に塗って使うのですが、これはまつ毛に必要な栄養と潤いを効果的に与えてくれるものになります。
これにより、以下のような作用が期待できます。
・まつ毛の成長を早めることができる。
・まつ毛が抜け落ちるのを予防できる。
・既に生えているまつ毛1本1本を、強く、太く、長く、育てることができる。
・栄養を与えるため、弱くもろい状態だったまつ毛も改善させることができる。
これらの作用により、早い段階で、ボリュームのある長いまつ毛を実現させることが出来るでしょう。
様々な原因からまつ毛が抜け落ちてボリューム不足が気になっている方も、美容液を使用することで毛根が元気を取り戻し、もしかするとつけまつげやエクステも不要な状態にまで戻せるかもしれませんね。
そこで、口コミで人気のあるまつ毛美容液3種類を実際に購入し、使用してみました。その使用感、使用後の状態などもお伝えしてみたいと思います。
まつ毛ケアを考えている方で、どのまつ毛美容液を購入したら良いのか迷っている方は是非、参考にしてみてくださいね。
リバイブラッシュ
雑誌などでも取り上げられ、「効果がすごい」と口コミでも広がっている、有名な美容液「リバイブラッシュ」。ランキングでも常に上位にある為、名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
気になる方は、考えるよりもまず購入してみてほしい1本になります。
というのも、リバイブラッシュには60日間返金保証サービスがついているからです。もし肌に合わなかったり効果を感じられなかったとしても、返品するとお金も返してもらえるので、安心ですね。
人の肌は千差万別であるため、自分の肌に合うかどうかは、どんなに良い口コミを確認してもわからないというのが実際のところですね。それならこのような返品保証付の商品を購入して、まず使ってしまいましょう。
こちらはまつ毛のエクステをしていても、まつ毛パーマをしていても使用できるタイプなので、マツエクしているから、パーマをしているからと言って、諦める必要はありません。
リバイブラッシュを実際に購入してみた
私もリバイブラッシュを実際に購入してみました。
少し日数がかかりましたが、注文してから6日目にリバイブラッシュが届きました。土日を挟んだせいと、住んでいる場所にもよるのかもしれません。
ダンボールを開けると茶色い紙があり、めくるとリバイブラッシュとパンフレットが出てきました。
リバイブラッシュのパッケージやパンフレットを見ていると、外国製の様な雰囲気を感じますが、この商品は安全安心の日本製になっています。
海外製品は刺激や香りが強いものが多いのですが、日本製だと、日本人の肌や好みに合わせて作られているため、安心ですね。
見た目はマスカラと変わりませんね。手のひらサイズなので、化粧ポーチに入れて持ち運ぶのにも便利です。
フタを開けると、先端が白いチップになっていて、透明の、とろみのある液体がチップを覆っていました。
先端が少し斜めになっているので、この部分を瞼やまつ毛の際に当てると塗り易そうです。
リバイブラッシュの使い方
実はこのリバイブラッシュ、今生えているまつ毛だけではなく、まつ毛の生え際や瞼、眉毛にまでも使用できるものとなっています。
その為、まつ毛は勿論のこと、これから生まれてくる予定のまつ毛にもしっかりと栄養を与えることが出来ますし、乾燥しがちな目もともふっくらさせ、整えすぎて不自然になってしまった眉にも、自然な毛を復活させることが出来ます。
使用方法は簡単です。
フタを開け、取り出した白いチップを、瞼やまつ毛に沿って線を引くように塗るだけです。
目に入らないように注意しながら、量を調節して以下の部分に塗ってみましょう。
・上下のまつ毛の生え際
・上下のまつ毛
・瞼
・眉毛
リバイブラッシュを使ってみた感想
まずはリバイブラッシュを使用する前の私のまつ毛を見てみましょう。
昔は「まつ毛長いね」と褒められることもあった私ですが、今、まじまじと見て驚きました。びっくりするほど短くなっています。
普段まったく手入れしていなかった上に、マスカラや劣化したゴムがついたビューラー等を力任せに使用してしまっていたからでしょう。
いつの間にかまつ毛もダメージを受け、こんなにも弱々しく短い状態になっていたなんて、残念です。
このようなまつ毛も復活させることが出来るのでしょうか。
実際にリバイブラッシュを取り出して塗ってみます。
チップを取り出すと、美容液がたっぷりついて来ました。あまり多い量を一気に塗ってしまうと目の中に入り込む心配があるため、容器の口元でしごいて量を調節するといいようです。
程よい量になったら、サッとひと塗りしてみます。
チップはとても柔らかい為、刺激は一切ありません。一瞬スーッと冷たい感覚はあるものの、乾くのが速いので、いつの間にかサラサラの状態になっていました。
もっとべたべたして乾くまで時間がかかるかなと思ったのですが、案外すぐに浸透してくれました。メイク前、なかなか乾かなくて困る、ということがないので、安心ですね。
ただ、たっぷりつけてしまうと、まつ毛の根元などにだまになってくっついてしまうので、乾くまでに時間がかかってしまいます。
量を調整してからつけるといいですね。
まつ毛の根元につけると、しみるかなと思いましたが、少しもしみることはありませんでした。まつ毛につけると瞬きなどで目の中に入るのでは?と思ったけれど、目に入って困るという事も1度もありませんでした。
毎日使用しても、全く刺激がないので、安心して使用できます。
つけることで瞼が赤くなったり、痒みが生じたりすることも有りませんでした。
リバイブラッシュの成分について
リバイブラッシュは使用されている成分の安全性が高い事でも有名です。
例えば、様々な化粧品に使用される以下のような成分が排除されています。
・石油系界面活性剤
・合成着色料
・合成香料
・鉱物油
・殺菌剤、防腐剤
・着色料
リバイブラッシュには肌に刺激を与える様な成分が一切配合されていないため、刺激を受けやすい瞼にも安心して使用することが出来ますね。
さらに2017年にリニューアルされたリバイブラッシュは、従来のものよりも高い効果が得られるよう、以下の様な改善がなされています。
①新たな美肌成分を追加
従来の成分に、さらに以下のような美肌効果の高い成分を追加し、値段と量はそのままで提供されています。
・グリセリルグリコシド(復活の木エキス)
保湿効果、メラニン生成を抑制する作用などがあります。
実はこれはアフリカの砂漠で育つミロタムヌスと言う植物から抽出された成分になります。ミロタムヌスは乾燥した砂漠でも生き抜くため、ほんの少しの水でも育つことが出来るのです。
また、一見枯れたように見える状態でも、水を足すとまた青々とした葉に復活することで有名です。このことから、「復活の木」とも呼ばれています。
実際、復活の木(ミロタムヌス)から抽出されたグリセリルグルコシドを他の切り花に与えたところ、通常の2倍長持ちしたという実験結果もあります。
そのため、この成分が持つ保湿力・保水力は、どんなに過酷な環境でも維持されると言われています。
この成分が美容液に配合されているということは、瞼がどんなに乾燥する環境下にあったとしても保湿してくれる様な気がしますね。
・アルガニアスピノサ核油
栄養価が高い天然のアルガンオイルです。活性酸素を除去し、老化防止効果が期待できますし、代謝が促進され、くすみを除去してくれます。保湿効果も高いため、乾燥しやすい目元を守り、ケアしてくれます。
・パントエアバガンス/(リンゴ液汁/ウメ果実)発酵エキス液
保湿作用があるので、乾燥しやすい目元を守ってくれます。
・加水分解オクラ種子エキス(マイオキシール)
抗シワ作用、抗酸化作用があるため、老化の進行を抑えてくれます。
シワを改善させるボトックス注射と同じような作用があります。注射よりは効果は低いものの、安全性が高く長期的に使用していることで、より高い効果が得られると言われています。
ふっくらとした目元を実現できそうですね。
・加水分解アナツバメ巣エキス
新陳代謝を促進させる作用があります。
また、皮膚細胞を増殖させる効果(ローヤルゼリーの約200倍)もあるため、表皮の大部分を占めているケラチノサイトや、皮膚の奥の真皮層でエラスチンやコラーゲンを産生する線維芽細胞も増殖させることが出来ます。
これらの作用により、肌にキメ・ハリ・滑らかさが与えられ、アンチエイジング効果が期待出来ます。
・アセチルヒアルロン酸Na
従来のリバイブラッシュにもヒアルロン酸は配合されていたのですが、ただのヒアルロン酸Naでした。
リニューアルされた商品は、ヒアルロン酸Naではなく、アセチルヒアルロン酸Naを配合しています。これは、従来のヒアルロン酸Naに比べ、分子量も小さいため肌馴染みもよく浸透力も高くなっています。保水力も約2倍に増加するため、「スーパーヒアルロン酸Na」とも呼ばれています。
・フィトステロールズ
肌に潤いを与え、バリア機能を高める作用があります。
②ペプチド10%増量
今まで配合されていた以下のペプチドも、さらに10%も増量されています。
・オリゴペプチド-24・・・ハリ感を与えます。
・オリゴペプチド-41・・・コシを与えます。
・アセチルデカペプチド-3・・・ツヤ感を与えます。
・オリゴペプチド-20・・・しなやかさを与えます。
従来商品に配合されていたキャピキシル(アセチルテトラペプチド-3)も、変わらず5%のまま配合されている為、今まで以上にまつ毛のボリュームやハリ・艶をアップさせることが期待できるでしょう。
③ヘアサイクル成分を2倍に増量
プロへリンβ4(オクタペプチド-2)は成長因子の一種になるのですが、毛包幹や色素幹の細胞を活性化させる働きがあります。
この働きによって、毛の元となり、毛に栄養分を運ぶ働きもある毛母細胞も活性化し増殖するため、栄養が効果的に補給され、毛が自然と生えやすくなり、抜けづらくなります。
この、「ヘアサイクル成分」と呼んでいるプロへリンβ4も、従来の商品の2倍も配合されているため、更なる育毛・抜け毛防止効果が期待できます。
こんなにも栄養価の高い成分が豊富になっていて、従来の商品よりも大きな効果が期待できそうなのに、量も価格も今まで通りというのは、とても良心的ですね。
リバイブラッシュ 価格について
リバイブラッシュは、「単品購入」と毎月定期的に送ってもらうことが出来る「定期コース」、まとめて買う「まとめ買いコース」があります。それぞれ1本当たりの価格も違ってくるので、細かく見ていきましょう。
・リバイブラッシュ1本(6g)・・・4,720円+送料0円(定期購入申し込んだ場合、初回も2本目からもずっとこの価格です)
・リバイブラッシュ3本セット・・・14,160円+送料0円(1本あたりは4,720円で、定期コースと変わりません)
※クレジットカード決済とした場合は手数料無料ですが、代金引換やコンビニ後払いなどに設定すると、手数料324円がかかってしまいます。
定期購入をした方が1本あたりの価格が安くなりますね。お得の様に感じますが、ここで心配になるのは、「定期購入してしまうと、もし効果が得られないなど不都合なことがあったとしても、解約できないのでは?」という点ではないでしょうか。
しかし、リバイブラッシュの場合は商品配達日の10日前であれば、2本目からでも解約手続きができるので、安心です。しかも、電話ではなくインタ―ネットを利用して簡単に手続きをすることが出来ます。
最初に注文したときのマイページから、「定期コースの確認・変更」をクリックし、「お届け情報の確認・変更」をさらにクリック、そして「解約・キャンセル」を行えば、簡単に完了です。
電話で解約理由等細かく聞かれることもないので、安心ですね。
勿論インターネットが苦手な方は電話からでも手続き可能ですし、カスタマーサポートにメールで解約を伝えるという方法もあります。
解約方法を色々選べるのも、嬉しいですね。
60日間返金保証サービスについて
商品に満足できなかった場合は、商品到着してから60日間であれば返金してもらうことができるというサービスもついています。
美容液というのは、やはり実際に使用してみて、その効果を確認しなければ、いいものなのかそうでないのか、肌に合うのか合わないのか、わからないですよね。
しかし、高い美容液を一か八か購入してみるというのは、勇気がいるものです。
こんな時、このような60日間返金保証サービスが付いている美容液があれば、安心して試してみることが出来ますね。
さらに、この返金保証サービスを利用出来る期間というのは「商品到着から60日間」です。
他社の返金保証サービスは、「注文してから」、「購入申し込みをしてから」、等という表現をして、商品を手に取った時点からさかのぼって経過した日にちを数える必要がある場合が多いのですが、リバイブラッシュの場合は商品が手元に到着してから数えることが出来るので、分かりやすく、安心です。
ただし、このサービスを利用するためには、以下のようないくつかの条件をクリアしなければなりません。
・初回の注文である事
・1家庭1回のみである事
・商品到着から60日以内である事
・2本以上まとめて購入し、2本目が開封されていない場合
・届いた商品の容器全てを返品する事
・返品したい旨の電話連絡を必ずする事
・返品にかかる送料は負担する事
これらの条件をクリアできれば、使用済みの美容液でも、返金してもらうことが出来ます。
60日間もあれば、じっくり使用し、効果のありなしや肌に合う合わないもわかりますね。
少しも効果が感じられないと思えば、返品して戻ってきたお金でまた別の商品を購入することも出来るので、このようなサービスがあるなら、気軽に注文することができそうですね。
エマーキット
「エマ―キット」と聞くと、オシャレな英語の名前、と感じますね。
アルファベットで書くと「EMAKED」です。
実はこの名前を、後ろからローマ字読みすると、面白いことがわかります。「DE・KA・ME」つまり、「デカ目」ですね。実は日本語の「デカ目」を反対にして作った名前なのです。
アメリカ発の本格派まつ毛美容液として有名ですが、日本語の「デカ目」から命名されているというのは驚きですね。
こちらのまつ毛美容液も、実際に購入して、その効果のほどを確認してみました。
エマーキットを実際に購入してみた
エマーキットは、注文してから6日目にポストに投函されていました。ヤマトメール便なので送料も安上がりになりますし、誰にも会うことなく受け取ることが出来るのは便利ですね。
しかし、袋を受け取って、とても慌ててしまいました。
というのも、こんな文字が書かれていたからです。
こんなことが書かれていると、すぐに開封しないと危険なのかな?と思ってしまいますね。当然、受け取ってすぐに開封しました。
しかし、ただ普通にパンフレットと商品が入っていただけです。
ちょっと、「驚かさないで欲しい・・・」と思ってしまいました。
パンフレットは、カラーで印刷された小さなものの他に、ホチキス止めされた手作り感満載の7枚つづりのものが入っています。
その手作り風の紙を見ると、表紙には私のフルネームが漢字で印刷されていました。付箋を貼っている部分です。この様に、一人一人購入者の名前を印刷して送付するという事にも驚いてしまいました。
とても手間をかけてくれているようです。
ホチキスを外して、並べてみます。
エマーキットの使い方や、その効果を示す写真、定期購入申し込み方法、受賞履歴などが細かく書かれていました。
とても丁寧なのは嬉しいのですが、受賞履歴があり、大人気の商品であればあるほど、購入者それぞれの名前を印刷して、このようにホチキス止めする暇があるだろうか?と、ふと思ってしまいました。
もちろん、大人気の商品でありながら、手間を惜しまない姿勢を崩さないでいるのであれば、とてもありがたい事です。
次にエマ―キット本体を見てみましょう。
このようにプチプチ(気泡入り緩衝材)にしっかりと包まれているので、簡易包装でも破損などの恐れはありませんね。
箱から中身を出してみます。
箱の中にも、ドキッとするような注意書きの紙が入っていました。
2度塗りしてはいけないそうです。なんだか、すごく危険な成分が入っている様な気がしてしまいます。リバイブラッシュの様に、肌に刺激を与える様な成分が排除されているという記載もないため、界面活性剤等の添加物がたくさん含まれているのでは?と考えてしまいます。
それでは以下でエマーキットの成分について見ていきましょう。
エマーキットの成分について
なんとなく、添加物が多いように感じますが、ひとつずつ見ていきましょう。
①保湿作用のある成分
・ヒアルロン酸Na・・・優れた水分保持機能を持つムコ多糖類の一種です。保湿効果が期待できます。
・カプリリルグリコール・・・優れた抗菌性のある、安全性の高いアルコールです。保湿作用もあります。
・パルミトイルペンタペプチド-4・・・コラーゲン生成を促し、肌に弾力を与えます。シワ改善効果も期待できます。
・乳酸Na・・・グリセリンと同じような作用があり、優れた保湿効果があります。
・PCA-Na・・・強力な保湿効果のある天然保湿因子です。
・プロリン・・・アミノ酸の一種で、一度破壊されたコラーゲンを修復する力があります。
・チャ葉エキス・・・ベビーローションにも配合されている、安全性の高い保湿剤です。殺菌、消炎作用もあります。
・シルクアミノ酸・・・肌馴染みの良い、保湿成分です。抗酸化作用や紫外線をカットする作用があります。
②美白作用のある成分
・カンゾウ根エキス・・・抗アレルギー作用、抗炎症作用、メラニン生成を抑え、美白効果が期待できます。
③老化防止作用のある成分
・パパイア果実エキス・・・高い抗酸化作用、角質を除去する作用、細胞活性化作用があります。
・ブドウ種子エキス・・・抗酸化作用があります。
④抜け毛予防・育毛効果のある成分
・ビオチン・・・水溶性のビタミン。皮膚病の予防や治療にも利用されます。
・パンテノール・・・安全性の高い水溶性ビタミンです。新陳代謝を高め、育毛効果、抜け毛予防効果が期待できます。
⑤抗炎症作用のある成分
・ホクベイフウロソウエキス・・・ホクベイフウロソウから抽出される成分です。鎮静、抗炎症作用があります。
⑥収れん作用のある成分
・塩化Na・・・皮膚引き締め、収れん作用のある成分です。
⑦添加物
・リン酸Na・・・添加物ですが、結着力、保水力があります。
・フェノキシエタノール・・・添加物です。防腐剤、殺菌剤になります。
・クロスポリマー・・・表面を滑らかにする作用があります。
・ポリソルベート20・・・界面活性剤です。乳化剤として使用されます。
・TEA・・・トリエタノールアミンというアルカリ剤です。増粘剤として化粧品によく使用される成分です。界面活性剤の原料としても使用されます。
・メチルパラベン・・・防腐剤
・エチルパラベン・・・防腐剤
・プロピルパラベン・・・防腐剤
・ブチルパラベン・・・防腐剤
・イソブチルパラベン・・・防腐剤
確かに、保湿作用や美白作用、老化防止作用、育毛・抜け毛予防効果のある成分はしっかりふくまれているのですが、やはり気になるのは、添加物の多さです。
通常の化粧品などにも配合される添加物ではあるものの、この商品は目の際ギリギリに使用するものなので、万が一目に入った場合、刺激のあるものではあってほしくないのです。
ですから、ファンデーションなどよりもずっと、安全性の高い商品であってほしいし、添加物も極力減らしてほしいと考えてしまいます。
けれど、どちらかというと、必要以上に添加物が配合されているように感じられてしまいます。
特に、パラベンですね。
成分表示は配合されている量が多い順に記載されていて、パラベンの順番は最後になっているので、もちろん配合量は少ないのだと思います。
しかし、たいていの化粧品では、「メチルパラベン」のみの場合が多いのに比べ、ここでは、5種類ものパラベンが使用されています。
目に使用するものなので、確かに雑菌などが入り込んではいけないため防腐剤が必要なのはわかるのですが、こんなにも配合する必要があるのでしょうか。
パラベンは体内に蓄積されやすく、特にブチルパラベンは、過剰摂取したマウスが死んでしまうという実験報告もあります。
さらに、頻繁に使用していると、シワやシミの原因にもなり得る成分なのに、目元の改善の為に使用するべき美容液になぜ、多くの種類のパラベンが配合されているのか、疑問が残ります。
また、TEAという成分も気になります。
これは、他の化粧品にも配合されることのある成分ではあるのですが、一緒に配合する成分との組み合わせや配合量に注意しないと、目に違和感を与えたり、髪や肌を乾燥させたり、アレルギー反応を引き起こす危険性のある成分です。
過剰に摂取した場合の発がん性の報告もあると言われています。
勿論、他の成分とのバランスや量の調整がしっかりされているのであれば、問題はありませんが、「目元に使用するもの」と考えた時に不安が残ります。
目元の為の美容液だからこそ、私も商品に対する視線が厳しくなってしまうのですが、安心かつ安全だと自信をもってお勧めできる商品であってほしいというのが、本音です。
エマーキットの価格について
※送料無料で、ガットラッシュ(アイライナー)のプレゼント付きになっています。但し、定期コースを申し込むと、3回以上継続的に購入しなければならない決まりとなっています。
・エマ―キット2ml・・・5,500円+送料200円(税抜きで、単品購入の場合の価格です)
・エマ―キット2ml 3本セット・・・13,200円+送料0円(税抜き価格です)
60日間返金保証サービスについて
エマ―キットも60日間返金保証サービスがついています。使ってみて、もし気に入らなくても、返金してもらうことが出来るなら、安心して注文することができますね。
ただし、やはりリバイブラッシュ同様、サービスを受けるにはいくつか条件があります。
以下のような条件をクリアしないと、このサービスを利用することが出来ません。
・連絡してから7日以内に商品を返送する事。
・返送する際の送料は自己負担となります。
・返金保証サービスは、初回購入の1本目のみ可能となります。
・まとめ買い、もしくは定期購入で、2本目を開封してしまうと返金保証の対象外となります。
定期購入をした場合は、3回以上継続的に購入しなければならないという決まりがあるのですが、返金してもらいたい場合は3本購入しなくてもいいのだろうか?と思った私は、カスタマーセンターへ問い合わせてみました。
すると、定期コースを申し込んでいても、1本目でもし肌に合わないということがわかれば、2本目を開ける前であれば、返品し、返金してもらうことが出来るそうです。
また、この60日間全額返金保証サービスは、定期購入した場合だけではなく、単品で購入した場合にも受けることが出来るそうです。
エマーキットの使い方
エマ―キットも、このようにマスカラと同じようなサイズになっています。
実は、フタを開けて、ここでも一つ驚くことがありました。エマ―キットを購入して、3度目の驚きです。
EMAKEDとピンクの文字で書かれた、長い部分に液体が入っていて、反対側がフタ兼ブラシになっていると思って開けたのですが、逆でした。
短い方が液体、長い方がフタになっているようです。「こっち?」と驚いてしまいました。
更に出てきたブラシは、とても細くなっています。パンフレットでは「ブラシ」と呼んでいますが、ブラシと言うより、極細の筆のようですね。
使い方は簡単です。1日1回、まつ毛の際に、アイライナーを引くようにサッと伸ばすだけでいいようです。しかも、両目に対して、ブラシについている液量だけでいいそうなので、美容液の持ちは良さそうですね。
このブラシの先に着いた液量で両目の上下まつ毛に行き渡るの?と思ってしまいますが、口コミを覗くと、とにかく高い評価のものがたくさん並んでいます。
そのどれもが、使ってすぐ効果があった、まつ毛が伸びた、というものばかりです。
有用成分が高濃度配合されているからこそ、なのかもしれませんね。
エマーキットを使ってみた感想
正直、使用するのに躊躇いを感じてしまいました。少しだけこのまつ毛美容液に対する不信感の様なものが消えないからです。
それは以下の理由からです。
・TEAという、配合量の調整によっては副作用を引き起こす危険性のある成分が入っている。
・1本2mlと、量が少ないのに対し、5,940円という値段が高いように感じる。
・定期購入は3か月継続しなければならないという縛りが厳しく感じる。
・「アメリカ発の本格派」という言葉はあるものの、アメリカっぽさを感じる部分がどこにもない。
・アメリカ発なのに、命名は日本語の「デカ目」から。
・有用性分が濃いと記載されているけれど、実際どのくらい配合されているのか、その配合量については不明。
・高評価の口コミが並ぶ中、数件、皮膚トラブルが発生した、目の充血がひどい、等という口コミもあった。
まつ毛美容液というのは、目の粘膜ギリギリのところで使用するものなので、もしトラブルがあると視力にも影響を及ぼすことも考えられなくはありません。
ですから、安心できるものだけを使いたいですよね。
そこで、このような疑問を解消させてから使用してみようと思い、カスタマーセンターへ問い合わせてみたのです。
しかし、残念ながら、私の疑問を解消してもらえるような回答はいただけなかったのです。
担当の方「アメリカ発祥ということです」
私「アメリカで作られたものを輸入しているのですか?それとも本社がアメリカにあるんですか?アメリカ発祥なのに、名前の由来は日本語のデカ目なのですか?」
担当の方「そうですね、ええと・・・いいえ、本社は日本ですし、作っているのも販売しているのも日本です。ただ、原産国はアメリカとなっています。なんて言えばいいんですかね~ええと、原産国がアメリカで、日本で販売しているものであって・・・なので、アメリカ発祥です」
私「元々アメリカで作られた商品を日本で改良しているということですか?原料となるものがアメリカ産ということですか?」
担当の方「ええと、原産国がアメリカで、作っているのは日本なんです。なんて言ったらいいのかなぁ・・・・・原産国がアメリカって書いてあるんですよね」
このような感じです。
そして、確認いたしますので少々お待ちください、と待たされた後の回答がこのような形でした。
私「原産国がアメリカとおっしゃっていたので、エマ―キットの原料となるものがアメリカ産なのかなと思ったのですが、そうではないんですか?」
担当の方「少々お待ちください」
ここでさらに待たされます。
私「アメリカ発祥なのに、名前の由来は日本語のデカ目なんですか?」
担当の方「それを考えたのは日本人だということです・・・」
これ以上聞くとなんだか悪いことをしているような気がしてしまって、とりあえずわかりました、と伝えました。
そして、次にパラベンについて質問してみました。
担当の方「いいえ。理由はありません」
私「え?理由はないんですか?」
担当の方「あ~はい、えっと、日本で定められた量である1%だけ入っているので、問題はありません・・・。ええと、この商品を開発したものが、防腐剤として必要と考えたゆえのことです」
安心できる説明をもらい、安心してこの商品を使用したかったのですが、電話をかけることにより、さらに不安になってしまったというのが本音です。
ただ、もし全く効果がない商品であれば、口コミも「効果がなかった」という評価が並ぶはずだと思うのです。しかし、効果があった方の方が明らかに多いのはなぜでしょう。
それだけの効果を示す商品だからなんですよね、きっと。
ということで、目に使うのが怖いと感じた私は、これを眉毛に使用してみることにしました。
眉毛であれば、目ほど強い副作用はないのでは?と感じたからです。
もし本当に効果があるなら、この、薄くなってしまった眉毛もフサフサになるはずですね。
眉毛につけてみると、特に刺激は感じませんでした。
ただ、筆が極細ですので、サッとひと塗りするとすぐ筆が乾いてしまいます。使用量は、「両目に対して、ブラシについている液量だけでいい」ということでしたが、片目につけだけで筆について液はなくなってしまうのでは?と思ってしまいます。
眉毛には、数回液をつけ直して塗ってみることにしました。
つけた後、痒みや赤みなどの刺激を感じることはなかったので、成分に不安があった分、少し安心することが出来ました。
※エマーキットも女子リキの他のライターさんがレビューを書いていますので宜しければご覧ください。
スカルプDボーテピュアフリーアイラッシュ
ネットのランキングでも上位を維持してしますし、ネットだけではなく薬局でも手軽に手に入れる事が出来るまつ毛美容液です。更に、価格が上の2つの商品に比べて安くなっているので、いつでも誰でも手軽に試すことが出来そうですね。
CMなどでもお馴染みなので、知名度も高く、まつ毛美容液に興味がある方はスカルプDの効果が気になっているのではないでしょうか。
また、渡辺直美さんがイメージキャラクターになっている為、目鼻立ちがしっかりしている外人のモデルさんや、美しい女優さんが宣伝しているよりも、何となく親しみやすさを感じてしまいます。
ただ、値段の安さには理由があるのでは?と感じてしまう部分もあります。
価格を抑えるために、有効成分の配合量が少なかったり、もしかすると有効成分そのものが入っていなかったりするのでは?
そこで、この不安を解消すべく、この商品もまた購入して使ってみることにしました。
また、こちらも、まつ毛エクステ、まつ毛パーマをしている方でも使用できるタイプとなっています。
スカルプDボーテピュアフリーアイラッシュを実際に購入してみた
インターネットで注文して、3日で届きました。今回試してみたまつ毛美容液3種類の中で、1番早い到着です。欲しいと思った時にすぐ手に入れる事が出来るというのは嬉しいですね。
ダンボールを開けると、このようなパンフレットと商品が顔を出しました。
しかし、パンフレットの内容は、他の2つの美容液とは明らかに違っていました。スカルプDのパンフレットは、発毛促進効果のあるシャンプーや育毛トニック、ボリュームをキープするトリートメント、髪に必要な栄養を補給するプロテインなどがメインになっています。
勿論まつ毛美容液の宣伝もありますが、スカルプDは、目元よりも、頭皮の健康を守り、発毛を促進させることに力を入れているブランドですので、他のまつ毛美容液の様に、目元のケアだけに集中したパンフレットではないのですね。
ただ、これが逆に、私は「効きそう」と感じてしまいました。
と言うのも、頭皮の環境、状態などに関する研究を重ねてきたスカルプDだからこそわかることが、たくさんあるのでは?と思うからです。
そして、頭皮の発毛促進の実績があるからこそ、信頼できる気がするのです。
では、ケースの中身を見てみましょう。
上の2つの美容液よりも小ぶりですが、シッカリと6ml入っています。リバイブラッシュと同じ量で、エマ―キットの3倍ですね。
ケースは小さくても、内容量は充分です。
フタを開けてみます。
これもまた、リバイブラッシュと同じで、先端が白いチップになっていますね。先端が少し斜めになっている点も、チップの触り心地も、リバイブラッシュと似ています。
液のテクスチャーは、若干スカルプDボーテピュアフリーアイラッシュの方がサラッとしているように感じます。
リバイブラッシュの方が少しだけトロミがある感じですね。
瞼につけても、リバイブラッシュはトロミがあり、ボテッと液が付きすぎてしまうことがあるのですが、スカルプDボーテピュアフリーアイラッシュの方は、サラサラしているので液ダレや付け過ぎの心配はなさそうです。
スカルプDボーテピュアフリーアイラッシュの使い方
洗顔後、スキンケアをする前に使います。
つい、化粧水や乳液をつけて肌を落ち着けてから、まつ毛美容液に取り掛かってしまいがちですが、最初にまつ毛美容液です。
フタを開けて、チップを取り出したら、上まつ毛と下まつ毛の両方の生え際にたっぷり塗りましょう。さらに、まつ毛にも、根元から毛先に向かってしっかり塗ります。
チップの先端を使って、下まつ毛にも根元から毛先まで塗り、最後に目尻の際を塗りましょう。
1日2回、朝晩に使用します。
エマ―キットのように、「2度塗りはしない」「1日1回のみ」「少量だけ」という厳しい決まりがないので、安心して目の周りに使用できますね。
ただし、だからと言って目の中に入っても大丈夫ということではありません。目に入らないよう、付けた後目を擦ったりしないよう、充分注意しましょう。
万が一目に入ってしまった場合は、すぐに水で洗い流しましょう。
スカルプDボーテピュアフリーアイラッシュを使ってみた感想
スカルプDボーテピュアフリーアイラッシュは、右のまつ毛に使用してみました。
まずはスカルプDを使用する前の右まつ毛の写真です。
こちらも左と同じように、短くなっていますね。
スカルプDの美容液はそれ程とろみがないので、サッと取り出して塗り易くなっています。サラサラしているので、リバイブラッシュより物足りなさは感じてしまいますが、液がダマになってつきすぎてしまうことがないので、安心です。
たっぷり使っていい様なので、安心して瞼にもまつ毛の根元にもつけることができますし、まつ毛そのものにもぬることが出来ます。
得に目にしみるということもなく、刺激も感じないので、これはリバイブラッシュやエマ―キットよりもたっぷりつけてみることにしました。
リバイブラッシュよりも乾くのが速いので、メイクにすぐ取り掛かることが出来る点も嬉しいです。
スカルプDボーテピュアフリーアイラッシュの成分について
リバイブラッシュと似ているスカルプDボーテピュアフリーアイラッシュですが、成分には違いがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
ざっと見た限りでは、育毛成分が多そうです。また、パラベンも入っていないことに、とても安心してしまいました。
また、「ピュアフリー処方」という表示があります。以下のような目元に刺激を与える成分が使用されていないようです。
・オイル
・アルコール
・シリコン
・パラベン
・合成香料
・合成着色料
・界面活性剤
これなら安心ですね。
では、ひとつずつ見ていきます。
①育毛効果のある成分
・オリゴペプチド-20・・・細胞分裂、新細胞再生促進作用があるため、乱れたヘアサイクルも早い段階で成長期に戻してくれます。コラーゲンの生成作用もあります。
・アセチルデカペプチド-3・・・血流を促進させ、ターンオーバーを正常化させてくれます。コラーゲンやヒアルロン酸を生成する細胞も活性化させてくれます。
・オクタペプチド-2・・・発毛の司令塔である「バルジ」という部分を活性化させ、髪の元となる毛母細胞の生成を促進させる働きがあります。
・ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド・・・育毛の為に開発された成分です。血流を促進し、毛乳頭に栄養を送る作用があります。その為、太く抜けづらい毛にすることが出来ますし、発毛促進効果もあります。
・シスチン・・・皮膚、髪、肌の健康を守る働きがあります。シスチンの中に含まれている「イオウ」という成分に、皮膚や髪を作り出す作用があります。
・オタネニンジン根エキス・・・血流を改善させ、新陳代謝を促進させます。抗酸化作用もあり、肌荒れ、シワ、ニキビ、脱毛などを予防します。
・酢酸トコフェロール・・・ビタミンE誘導体です。抗酸化作用や、血行を促進させる作用があります。細胞分裂も活性化させるため、発毛効果も期待できます。抜け毛防止効果も期待できます。
・パンテノール・・・新陳代謝を促進させ、抜け毛を予防します。傷んだ毛に潤いを与え、補修する作用もあります。
・水溶性ケラチン・・・まつ毛の主成分になります。毛の修復を行います。
②保湿作用のある成分
・グリセリン・・・安全性の高い保湿剤です。
・加水分解コラーゲン・・・保湿作用があります。肌に潤いやハリ、弾力を与えます。
・グルタミン酸・・・アミノ酸の一種で、水分保持機能があります。
・加水分解シルク・・・保湿効果、皮膜形成効果があります。
・グルコシルセラミド・・・角質細胞を繋ぎあわせ、バリア機能を強化する作用があります。保湿効果もあります。
③抗炎症作用のある成分
・サリチル酸シランジオール・・・ピーリング剤です。殺菌、防腐作用もあります。
・α・グルカン・・・細胞の働きを活性化させ、アレルギー症状を抑制する作用があります。
④抗酸化作用のある成分
・白金・・・強い抗酸化作用があります。肌を整える作用もあります。
⑤見た目を良くするための成分
・ホウケイ酸・・・細かいガラスビーズです。光沢感を出すためにアイシャドウなどにも使用されています。
⑥殺菌剤、添加物
・アクリレーツコポリマー・・・粘着剤、結合剤として利用されています。
・カルボマー・・・人工的に作られた化合物で、乳化剤として利用されています。
・炭酸水素Na・・・人体に無害の洗浄剤です。
・酸化銀・・・殺菌、消臭作用があります。肌の酸化を促進させる危険性もあります。
・水酸化K・・・アルカリ剤です。乳化を安定させる作用があります。皮膚表面を柔らかくし、滑らかにする作用もあります。
・フェノキシエタノール・・・殺菌、防腐効果があります。
やはり頭皮の発毛に力を入れている会社だけあって、育毛成分がとても豊富に配合されているのがわかります。これなら、まつ毛も効果的に伸ばすことが出来そうですね。
さらに、この商品はリニューアル後のもので、従来の商品に配合されていた成分に、さらに、育てたまつ毛をシッカリとキープさせることが出来る成分が追加されています。
この美しさをキープする力を与える成分のことを、ここでは「ワイドラッシュTM」と呼んでいます。
ワイドラッシュTMとは以下の3つの成分です。
・ビオチノイルトリペプチド-1
・パンテノール
・グリセリン
さらに、まつ毛のハリとコシを与えるための以下の成分も新しく配合されています。
・ピディオキシジル(正式名称 ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド)
・シスチン
また、美肌成分をシッカリと浸透させるために、成分をナノ化させ、カプセルに閉じ込める方法をとりました。これが、独自開発の「ラッシュDカプセル」です。このカプセルの中には以下の成分が入っています。新配合の成分も含まれていますね。
・白金
・ビオチノイルトリペプチド-1
・パンテノール
・グリセリン
・ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド(ピディオキシジル)
・シスチン
・グルタミン酸
分子が大きいままだと浸透しにくかった成分も、ナノ化されたことで、より効果を発揮しやすくなっています。
ただ、成分をよく見てみると、見た目を良くするためだけに入っているホウケイ酸は少し気になります。
目元ギリギリに使用するものですし、洗顔後寝る前にも使用するため、ここで光沢感を求めるのは違うかなと思ってしまいます。
ただ、アイシャドウなどにも使用されている成分ですので、朝使用するのであれば、問題ないのかもしれません。
そして、もう一つ気になるのは、添加物です。
防腐剤、乳化剤、しっかり配合されていますね。
ただし、パラベンを使用せず、パラベンと同じだけの防腐効果があるけれど刺激が弱いというペンチレングリコールを使用してくれているのはとても良心的だと思います。
フェノキシエタノールも刺激が強いイメージがありますが、目元だからこそ雑菌が入り込まないよう殺菌効果を重視する気持ちもわかります。
低刺激なのが一番いいのですが、雑菌が繁殖したものを毎日目の粘膜ギリギリに使用する方が危険ですよね。
肌を酸化させる作用のある酸化銀も気になりますが、白金による抗酸化作用が期待出来るので、もしかするとプラスマイナスゼロになるのかもしれません。
後は、使ってみないことにはわかりませんね。
刺激がないか、効果はあったのか、感想のコーナーでお伝えしたいと思います。
スカルプDボーテピュアフリーアイラッシュの価格について
スカルプDの価格は他の2種類の商品よりわかりやすくなっています。
・スカルプDボーテピュアフリーアイラッシュ 6ml・・・1,471円(税込で、定期購入を申し込んだ場合、初回からずっとこの価格です)
この2通りの価格しかありません。
ただし、定期購入の場合は、3回以上継続し購入することが条件です。最初は単品購入して使ってみて、納得してから申し込んだ方が安全かもしれませんね。
定期購入の解約手続は、3本目を受け取った後から行うことが出来ます。
電話での受付になってしまうのですが(0120-059-595 9時~21時)特別な理由がない場合は、通常価格との差額分を請求することがあるそうです。
きちんと使用し、その上で解約する場合は、理由をシッカリと説明しましょう。
そして、この商品には残念ながら、全額返金保証サービスはついていません。
※スカルプDボーテピュアフリーアイラッシュは、女子リキの他のレビュアーさんもレビューを書いています。
おすすめは?3つのまつ毛美容液を使ってみた感想・ランキング
リバイブラッシュは左まつ毛、エマ―キットは左眉毛、スカルプDボーテピュアフリーアイラッシュは右まつ毛に使用し、1週間様子を見てみました。
効果はどうなのでしょう。
まずはリバイブラッシュをつけ続けた左まつ毛がどうなったのか、使用前と使用後の写真を見比べてみましょう。上が使用前の写真で、下が使用後の写真になります。
そして次が、エマ―キットです。左眉毛がどうなったのか、こちらも使用前と使用後の写真を見比べてみましょう。上が使用前の写真で、下が使用後の写真になります。
最後は、スカルプDボーテピュアフリーアイラッシュです。スカルプDボーテピュアフリーアイラッシュをつけた右まつ毛がどうなったのか、使用前と使用後の写真を見比べてみましょう。上が使用前の写真で、下が使用後の写真になります。
実は、残念ながら、どの美容液も大きな変化を感じることは出来なかったのです。
まつ毛ですが、左右で違う美容液を使用しているので、その長さに若干の違いが出るだろうかと思ったのですが、まるで違いはありません。以前の写真と見比べてもそれぞれ長くなった、濃くなったという感じは得られませんでした。
また、眉毛の濃さも、一週間経過後、左右で見比べてみたけれど、特に変わりはなく、濃くなった、長くなったと感じることも有りませんでした。
しかし、だからと言って、美容液に全く効果がないかというと、そうではありません。
実際、髪の毛も、育毛剤をつけて1週間で変化が表れるという事はありませんね。長い月日をかけて薄くなったり弱くもろくなっていったものは、同じだけの月日をかけて元の状態に戻していく必要があります。
つまり、1週間使用しただけでは、美容液の効果はわからなかったけれど、もっと長期的に使用すると、大きな効果が得られるかも知れないという事です。
まつ毛のサイクルも、髪の毛よりは早いのですが、それでも早い人で30日、遅い人で100日程度と言われています。
少なくとも1か月は使用を続けてみないと、美容液が持っている本来の効果はわからないのかもしれませんね。
ただ、毎日まつ毛に美容液を塗っていると、まつ毛そのもののハリや艶は出てきたように感じました。さらに、どちらかというと、左まつ毛(リバイブラッシュを使用した方)の方がハリや強さを感じました。
髪の毛も、トリートメントをつけるかつけないかで翌日の髪の潤いやハリ、コシが違ってきますね。それと同じで、まつ毛にとっても、美容液を付けることで、潤いが与えられ、潤いによって外部の刺激からまつ毛を守ることが出来るため、何もしていない時よりハリが感じられたのだと思います。
では、ここでまつ毛美容液のおすすめしたい順を発表してみたいと思います。
エマ―キットはやはり「信頼性」という部分で残念な気持ちになってしまいました。配合されている成分も、防腐剤などの添加物が多いため、目元に使用するには不安になってしまいます。
電話での対応がもっと改善され、質問に対しても、丁寧かつ分かりやすい回答を頂けると、受け取り方も違ってくると思います。今後に期待したいです。
また、リバイブラッシュですが、3種類の中でまつ毛のハリや強さを感じられたため、第1位としたいところですが、育毛そのものの効果は感じられませんでしたし、値段が少し高めになっています。
リニューアルされ、保湿成分などは豊富になっていますが、育毛成分はスカルプDに比べると少なめですので、このような点から第2位にしました。
スカルプDは、今回育毛効果やハリなどを感じることは出来なかったのですが、育毛成分が3種類の中で1番多い為、長期的に使用することで効果が得られそうな気がするのです。
頭皮の発毛を促進させる事に力を注いでいる会社だからこそ、まつ毛を育毛するのにも効果的な成分が豊富に含まれている様な気もします。
さらに、3種類の中で1番値段が安い事、薬局などで簡単に手に入れられること、知名度が高い事、瞼に塗った時にダマになりにくい事、塗った後乾きやすい事などから考え、お勧めしたい第1位のまつ毛美容液はスカルプDボーテピュアフリーアイラッシュとさせていただきました。
さらに、美容液だけに頼るのではなく、美容液を付けながら、次に紹介するような予防法を実践すると、より美しく健康なまつ毛を目指すことが出来るでしょう。
その他、まつ毛が抜けないように予防できること
勿論、美容液でまつ毛をケアすることで抜け毛を予防するのもいいのですが、美容液だけ塗っていればいいというものでもありません。
美容液を塗っているからと、まつ毛を雑に扱ってしまうと、美容液を止めたとたんにすぐ短く弱いまつ毛に戻ってしまいます。
そうならないために、やはり、普段からまつ毛を大切にする習慣を身につけておきましょう。
少し気を付けるだけで、まつ毛の状態も大きく変える事が出来ます。いくつか、予防法を上げておきますので、出来そうなことから始めてみましょう。
生活習慣の見直し
まずは生活習慣が乱れていないか、チェックしてみましょう。
特に、睡眠不足・バランスの悪い食事・ストレスは、体の様々な箇所に不調をもたらす要因となります。勿論、まつ毛にとってもいいわけがありませんね。
睡眠は充分とれているか、ストレスは解消されているか、食生活はどうだったか、今一度振り返ってみましょう。
食生活の見直し
まつ毛は、私たちが食べたものの栄養によって作られています。
残念ながら、まつ毛だけに影響を与える栄養素というものは存在しないのですが、育毛に効果的な栄養素を摂取することで、まつ毛を健康に導くことは出来ます。
そこで、いくつか、育毛に効果的な栄養素についてお話していきたいと思います。
①たんぱく質
ケラチンというたんぱく質がないと、まつ毛を作ることが出来ません。ですから、まずは良質なたんぱく質を摂取することが大切です。
タンパク質と言うと、乳製品、大豆、卵、肉類、魚、ゴマ等ですね。
②L.シスチン
L.シスチンは、毛や爪、肌などの健康を守る働きがあります。L.シスチンに含まれるイオウという成分が、皮膚や体毛、爪等の元となるたんぱく質を作ってくれるからです。
L.シスチンは牛・豚・鶏などの肉類、納豆や豆腐、味噌などの大豆食品、卵、小麦粉などに含まれています。
③メチオニン
メチオニンはアミノ酸の一種ですが、L.シスチンの原料ともなる栄養素です。
かつお、マグロ、しらす干し、つぶ、サザエ、エビ等の魚介類、豚・鶏・牛などの肉類、ヒジキやワカメなどの海藻類、卵、ゴマ、大豆製品、チーズ等に含まれています。
④ビオチン
ビオチンはビタミンBの一種です。
ビオチンが足りなくなってしまうと、アミノ酸からたんぱく質を作ることが出来なくなり、たんぱく質を主成分とする、体毛(まつ毛も含む)や皮膚、粘膜の生成が難しくなってしまいます。
すると、抜け毛も増えてしまうと言われています。
ビオチンを含む食べ物は、カレイやあさりなどの魚介類、ナッツ類、卵黄、レバー、のり、ヒジキ、昆布などの海藻類、キノコ類などですね。
⑤亜鉛
亜鉛はミネラルの一種で、血液や皮膚、骨、肝臓、毛などの細胞に存在しています。皮膚や毛の生え代わりも促進させる働きがあります。
亜鉛が含まれている食べ物は、生牡蛎、鶏肉、豚肉、カボチャ、卵、チーズ、レバー、ゴマ、納豆等です。
⑥鉄分
甲状腺機能が低下してしまうと、抜け毛を引き起こしてしまいます。しかし、鉄分は甲状腺ホルモンの分泌を整えてくれる作用があるのです。鉄分を摂取すると、甲状腺機能低下による抜け毛を予防することが出来るでしょう。
鉄分は豚・鶏レバー、ヒジキ、高野豆腐、ほうれん草、ゴマ等に含まれています。
⑦ポリアミン
ボリアミンは細胞分裂を促進させ、ターンオーバーを正常化させてくれます。不足すると老化が進行してしまうと言われています。
ポリアミンは、大豆発酵食品、チーズ キノコ類に多く含まれています。
⑧ヨード
ヨードは、甲状腺の働きを活性化させ、発毛を促進する働きがあります。
ヨードを含む食べ物として昆布やヒジキなどの海藻類が有名ですが、さらにタンパク質と一緒に摂取することでより効果が高ります。
⑨ビタミンE
ビタミンEは血行を促進させる働きがあります。そのため、摂取することで抜け毛を予防できます。
ビタミンEはナッツ類や玄米、胚芽米等に含まれています。
ただし、せっかく上に挙げたような栄養のある食事を心がけていても、喫煙や多量のアルコール摂取、加工食品の過剰摂取などが続いてしまうと、せっかく摂取した栄養も失われて行ってしまいます。
タバコは血流を悪くしてしまいますし、アルコールを大量に飲んでしまうとせっかく摂取した栄養分が肝臓で大量に使われてしまいます。
加工食品には添加物がたくさん含まれていますね。添加物は、せっかく摂取した亜鉛やカルシウム等の栄養素の吸収を妨げてしまうのです。
また、ビタミンEがいいからと、ナッツばかりを食べたり、タンパク質を摂取しようと乳製品だけを摂り入れるのでは、良質なまつ毛を作ることが出来ません。
それぞれの栄養素を、毎日バランスよく摂取することで、体の健康が守られ、肌や髪、爪などに栄養が行きわたる事となるのです。
睡眠の見直し
私たちの体は、日中紫外線などを浴びて少なからずダメージを受けていますね。もちろん、まつ毛も同じです。紫外線や埃、メイク、摩擦などにより、ダメージを受け、そして弱ってしまうのです。
しかし、人の体は寝ている間に修復することが出来ます。
夜10時~2時までの間をゴールデンタイムと言うのですが、この間に成長ホルモンが分泌されます。その成長ホルモンは新陳代謝を活発にし、ダメージを受けた細胞の修復をしてくれるのです。
また、毛母細胞も活性化させてくれるため、髪の毛、まつ毛なども成長させてくれます。
ただし、眠りが浅かったリ、夜中2時過ぎに寝てしまうと、成長ホルモンを分泌させることが出来ません。
ですから、まつ毛をシッカリ成長させ、健康な状態を維持するためには、ゴールデンタイムに質の良い睡眠を充分とることが大切なのです。
その為には以下のことに気を付けてみましょう。
①寝室を整える
人によって落ち着く環境と言うのは違うかもしれませんが、蛍光色や赤や黄色と言った派手な色遣いの部屋だと、どうしても気持ちは興奮してしまうものです。
寝室のインテリアは、出来れば、落ち着いた配色で揃えるといいでしょう。難しい場合はシーツや布団カバーを変えるだけでも効果的です。
また、物があふれていたり、床に物が散らばっている状態だと気持ちも落ち着きません。
スッキリと片づけ、眠りやすい環境に整えてみましょう。
②入眠儀式を行う
活発に行動していたのに、眠る時間だからといきなり布団に入っても、なかなか眠りには付けないものです。
布団に入ったらすぐに眠れるよう、布団に入る前に、体も心も落ち着ける必要があります。
その為に、お気に入りの香りのアロマを焚いたり、好きな音楽を聴いたリ、ストレッチをする等、眠りに入りやすい自分なりの儀式を行うようにしてみましょう。心身共に落ち着き、眠りにつきやすくなります。
毎日同じように儀式を行っていると、その儀式をすることで自然と睡魔がやって来るようになります。
③睡眠前の飲食を控える
眠る直前に食事をしてしまうと、寝ている間も消化器官が働き続けることになります。すると体は成長や細胞の修復に専念することが出来なくなってしまうのです。
体が、成長や修復に専念できるよう、食事は睡眠の3時間前までには済ませておきましょう。
④就寝前のスマホやパソコンの使用を避ける
スマホやパソコンのブルーライトは脳を刺激し、興奮状態にしてしまいます。
すると、眠りに導くためのメラトニンというホルモンが分泌されにくくなってしまうのです。これでは、布団に入ってもスムーズに眠りにつくことが出来ませんし、深い眠りに落ちづらくなってしまいます。
睡眠前のスマホやパソコンの使用は避けましょう。
⑤入浴を、睡眠の1時間前までに終わらせる
入浴後は体が温まっている為、そのまま布団に入ると眠りにつきやすい様な気がしますね。しかし、眠気というのは、体温が上がった後、下がり始めた時にやってきます。
そのため、入浴後すぐだと体温が上がったままの状態なので、すぐに眠りにつくことが出来ません。
入浴後1時間経過していると、ちょうど体温も下がってくるころなので、スムーズに眠りにつくことが出来ます。
⑥寝る姿勢を変える
横向きや仰向けなど、人によって寝る姿勢は違ってくると思いますが、熟睡出来ないようであれば、寝る時の体勢が自分に合っていないのかもしれません。
基本的には仰向けで手足を伸ばした状態がいいとされています。しかし、いびきをかきやすい人は仰向けだと重力によって舌が喉に落ち、呼吸が苦しくなる場合があります。
また、うつ伏せ寝だと肺が圧迫され、これもまた呼吸がしづらくなってしまいます。
更にうつ伏せ寝だと、枕の摩擦によってまつ毛が抜けやすくなってしまいます。顔を横に向けていても、下になっている方のまつ毛は寝具にくっついてしまい、ダメージを与えてしまうでしょう。
まつ毛を守りながら深い眠りを実現させるためには、仰向けか横向きなど、なるべくうつ伏せを避けて、寝やすい体勢を考えるといいでしょう。
ストレスが溜ったままになっていないか
ストレスが溜まってしまうと、体調不良になったり、精神面が不安定になる等様々な不調を引き起こしてしまいますが、このようなストレスによる不調は、まつ毛にも起こります。
例えば円形脱毛症です。
ストレスにより、髪の毛がまとまって抜けてしまう症状ですね。これは実はまつ毛にも起こりうる症状なのです。
ですから、体の為にも、まつ毛の為にも、毎日適度なストレス解消を行うようにしましょう。
好きな音楽を聴く、好きなテレビ番組を見る、本を読む、ショッピングをする、昼寝をする、適度な運動をする、趣味に没頭するなど、自分なりのストレス解消方法を見つけられるといいですね。
まつ毛をさわる・抜く癖の見直し
目元は皮膚が薄いため、小さな刺激にも敏感に反応してしまいます。そんな目元にあるまつ毛も、とてもデリケートなので、少しの摩擦で簡単に抜けたり、抜けやすくなったりしてしまうのです。
例えば、むやみにまつ毛をさわったり、目をこすったり、クレンジングの際ゴシゴシ洗ってしまったり、ましてやまつ毛を抜く癖などは、すぐにやめましょう。
目元のメイクを落とす際は、専用リムーバーで優しく落とすことが大切です。
また、花粉症やコンタクトの違和感などで痒みを生じた場合は、目を擦りたくなってしまいますね。こんな時はコンタクトを外す、花粉症を改善させる方法を探すなど、目をこする事ではなく、こする原因となるものを排除できるように考えてみましょう。
触る癖も、知らず知らず行ってしまうものですが、もし気づくことが出来たら、気付けたときにすぐやめるようにしましょう。
病院に行く
病気が原因でまつ毛が抜けている場合は、病院へ行き、適切な治療を行うことも大切です。
例えば、眼瞼炎や結膜炎であれば、眼科で治療すると完治させることが出来ますし、元々アトピーなどの皮膚疾患を持っていて、瞼もただれているようなら、皮膚科を受診してみるといいでしょう。
もし、何科を受診したらいいのかわからない場合は、まつ毛が抜ける原因を自分なりに考えてみましょう。
まつ毛が抜けるのと同時に、体調が優れない、生活習慣が乱れていると感じている場合は、ホルモンバランスが乱れていたり、甲状腺の異常等によるものかもしれません。このような場合は内科に相談してみましょう。
ストレスや精神面から来ているようであれば、心療内科で相談してみるのもいいですね。
また、何が原因かわからない場合は総合病院を受診するといいでしょう。受付で相談すると適切な科へ回してくれます。回された科で診断が付かない場合でも、総合病院なら、その日のうちに別の科で診断してもらうことも出来るので便利です。
まつエク、つけまつげ、マスカラの使用頻度を減らす
まつ毛のエクステやつけまつげ、マスカラは、まつ毛の負担を考えるなら、しない事が一番いいのですが、今まで当たり前のようにしてきたメイクを止めるというのは難しいものですよね。
この場合、短くてもいいので、「お休み期間」を設けるようにするといいでしょう。
まつエクをしない日、付けまつげをしない日、さらにはアイメイクそのものをしない日等を作って、負担を少しでも減らすと、抜け毛を防ぐことが出来ます。
また、つけまつげを取り外す時は無理矢理引っ張るのではなく、優しく少しずつ、まつ毛を労わるようにしながら行うことを心がけることも大切です。
また、アイメイクのクレンジング方法も見直してみましょう。
肌への負担を考え、洗浄力の弱いクレンジングを使用するのはいいのですが、マスカラも同様に洗浄力の弱いクレンジングを使ったのでは、なかなか思うように落とすことは出来ないでしょう。
だからと言ってこすったり無理矢理引っ張ったりするのでは、負担は増すばかりです。
ウォータープルーフのものならなおさらですね。
この場合は、メイク落としをする前に、先に専用のリムーバーでマスカラだけを優しく取り除いておくなど、出来るだけ負担を避けるようにするといいでしょう。
また、その日によってマスカラの種類を変える事も大切です。
ウォータープルーフのものは、汗をかきやすい日・プールに行く日など、目的に合わせて使用し、普段は落ちやすいマスカラで対応するなど、まつ毛の負担を軽くする工夫をしてみましょう。
ビューラーの見直し
まずは持っているビューラーの状態を見直してみましょう。
ゴムがすり減っていたり、溝が出来たりしていませんか?
マスカラやアイシャドウなどが付着して汚れていませんか?
このような状態では、カールするたびにまつ毛が溝に引っ掛かったり、古い汚れが付着するなどして、使用するたびにまつ毛にも瞼にも負担をかけてしまいます。
ゴムが傷んでいる場合は、すぐに交換しましょう。使う頻度や使い方によっても違ってきますが、ビューラーのゴムは1~3カ月程度で交換するのが望ましいと言われています。
汚れも付着したままにならないよう、毎回、使用後きれいなティッシュでふき取るなどして、きちんとした手入れとメンテナンスを行うよう心がけましょう。
また、ビューラーの使い方も見直してみましょう。力を入れすぎていたり、まつ毛を引っ張るような使い方をしていては、まつ毛は抜ける一方です。
健康なまつ毛を維持するためには、以下のことを気を付けるようにしましょう。
・引っ張るのではなく、まつ毛を段階的に優しく挟みながらカールする。
・ビューラーを使用するのは1日1回のみ。
・出来れば、ビューラーを使用しない日も作る。
・ホットビューラーの場合は高温にしすぎない事。
・ホットビューラーも、段階的に挟むようにして、熱を当てすぎないよう気を付ける。
このように、ビューラーのメンテナンスをしっかり行い、使い方に気を付けるだけで、まつ毛の負担を軽減させることができます。
清潔を心がける
目元の清潔を心がけることは言うまでもありませんが、知らず知らずのうちに、汚れたものを瞼付近に使用してしまっている方が多いのも事実です。
・ファンデーションのパフやブラシは定期的に洗浄していますか?
・枕カバーは洗濯していますか?
・洗っていない枕でうつ伏せに寝ていませんか?
・洗っていない手で、瞼をこすっていませんか?
・髪の毛が目にかかっていませんか?
・汗をかいた後、泣いた後、そのままにしていませんか?
・アイメイクは毎日しっかり落とせていますか?
思い当たる部分がある方は、瞼の清潔を保てているとは言えません。
特に汗や涙は塩分を含んでいるため、そのまま放置すると乾燥や痒みを進行させてしまいます。汗をかいた後、泣いた後はしっかり目元を洗うようにしましょう。
また、顔ダニは、落とし切れなかったメイクによっても増殖してしまいますし、寝具が汚れていると寝ている間に増殖してしまう場合もあります。
清潔を保てないと、顔ダニによって炎症なども引き起こされてしまうので、まつ毛の為にも、皮膚の為にも、健康のためにも、夜にはしっかりメイクを落とすこと、寝具や皮膚の清潔を保つこと、規則正しい生活をして、疲れを取り除く事などを心がけましょう。