クレンジングオイル おすすめは?【口コミ・ランキング】
クレンジングオイルは、ばっちりメイクがいちばん落ちると言われていますが、汚れ落ちが良い分、必要な皮脂まで落としてしまい肌の乾燥を招きやすいとも言われていますよね。
メイクをしっかり落としてなるべく肌にやさしいオススメのクレンジングオイルはどれなのか、7種類のクレンジングオイルを実際に使ってみて、汚れ落ちや肌乾燥などを検証してみました!
クレンジングオイルの正しい使い方、ネットでささやかれているオリジナルの使い方などについてメーカーに確認した回答も掲載していますので、ぜひご覧くださいませ。

クレンジングオイルとは
クレンジングオイルはメイクなどの油性の汚れを落とすための洗顔剤です。
メイク落としアイテムにはいくつか種類がありますが、クレンジングオイルはメイク汚れをすっきりと落とすことができるので、バッチリフルメイクの方、密着度の高い下地やファンデーションを使っている方などにおすすめです。
その他のクレンジング剤の種類
クレンジングミルク
クレンジングミルクは乳液のようなテクスチャーのメイク落としアイテムです。肌が荒れている方や乾燥が気になる時期などにオススメです。
洗浄力はクレンジング剤の中でももっとも弱めです。そのため、ウォータープルーフタイプのメイク剤などをしっかり落とすことは苦手なので、落ちにくいメイクはポイントリムーバーなどを併用して落とすようにしましょう。
クレンジングジェル
クレンジングジェルはゲル状のプルン・とろんとしたクレンジング剤です。
クレンジングジェルにはさらに種類があり、大きく分けると4種類にわかれます。
オイルフリー水溶ジェルタイプ
油分が使われていないクレンジングジェルです。洗浄剤(界面活性剤)でメイク汚れを落とすタイプのクレンジング剤ですが、汚れ落ちはあまり良くありません。オイルフリー水溶ジェルタイプのクレンジング剤で汚れ落ちが良いものは界面活性剤が多く含まれていると考えましょう。
基本的には油分厳禁のマツエクをしている方向けのクレンジング剤になります。フルメイクをばっちり落としたい方には向いていません。
オイルイン水溶ジェルタイプ
洗浄剤の界面活性剤に油分が少し配合されているクレンジング剤です。
今、市販されているクレンジングジェルはほとんどがこのタイプになります。
メイクとのなじみを良くするためにオイルが加えてあるので、オイルフリーと比較するとメイク落ちも良くなっています。
どうしてもオイルを避けたい方には向いていませんが、オイルが添加されていると言ってもクレンジングオイルとくらべるとごく少量です。ただしばっちりメイクをすっきり落とすのは難しいと思います。
油性ジェルタイプ
水分と油分の割合が半々くらいのクレンジングジェルです。メイク汚れも落としやすく肌も乾燥しにくいです。
ただオイルを避けたい方には向いていないので、オイルが苦手な方は別のタイプのクレンジング剤を選びましょう。
クレンジングクリーム
クリームタイプのクレンジング剤でとても汚れとなじみやすくソフトに使用することができます。
使用量が少ないと肌に伸びず摩擦の負担がかかってしまうので、必ず適量を使用するようにしましょう。
※クレンジングリキッドについては以下をご覧ください。
クレンジングオイルの使い方
クレンジングオイルは基本的に乾いた手、乾いたお顔に使います。お風呂でも使えるものもありますが、お顔や手がとても濡れているときはタオルで軽く水分を取ってからクレンジングオイルを使用します。
2.人差し指、中指、薬指の3本でクレンジングオイルを顔の内側から外側に向かって動かしていきます。
摩擦しないようにオイルで指を滑らせるように動かしていきましょう。
メイクが残りやすい小鼻周り、フェイスラインにもしっかりなじませます。
なお、クレンジングオイルはオイルマッサージには向いていません。マッサージはしないでくださいね。
3.アイメイクを落とします。クレンジングオイルが目に入らないように目をつぶってアイメイクとクレンジングオイルをなじませます。
お湯でオフできるマスカラやアイライナーを使っている場合は、目元に少しぬるま湯をのせると落としやすくなります。
4.クレンジングオイルをぬるま湯でしっかり洗い流します。水が冷たいと毛穴が締まってしまい汚れが落ちにくくなり、熱すぎると必要な皮脂や潤いが奪われてしまいます。
髪の生え際、フェイスラインはクレンジング剤が残りやすいので、気を付けてすすいでください。
わたしの体感ですが、お風呂で使えるクレンジングオイルでも、乾いた顔・手で使用した方がメイク汚れが落ちやすいような気がします。
ダブル洗顔が必要なクレンジングオイルも多いので、説明書きは必ず確認してくださいね。
クレンジングオイルの選び方
クレンジングオイルはメイク汚れをしっかり落とせるのですが、その分刺激が気になる方もいらっしゃると思います。
肌があまり強くない方は、
・無添加
・香料不使用(無香料)
・アルコールフリー
・パラベンフリー
などの記載をチェックして、肌に優しい製品を選ぶようにしましょう。
オリーブオイルやホホバオイルなど植物原料が主成分のクレンジングオイルも肌にやさしいと言われています。
美容成分が配合されている高価なクレンジングオイルもありますが、スキンケアアイテムにはそれぞれ目的があり、メイクを落とすものに美容成分が必要?と言われると必ずしも必要ではないと思います。
適正価格でなるべく肌にやさしく、使用しているメイクにあった洗浄力がしっかりあるものが理想のクレンジングオイルということになりますね!
クレンジングオイルおすすめランキング
お値段が数百円の安価でドラッグストアでも買える手軽なものから、3,000円の製品まで、7種類のクレンジングオイルを実際に使ってみて、良かった順にランキングでご紹介します。
公平にテストするために、
・黒いアイシャドウ
・お湯でオフするタイプのアイライナー
・日焼け止めを兼ねたベース
の3つを手の甲に塗って、それぞれのクレンジングオイルの使い方に従ってメイク落ちや洗い上がりの肌感などを検証してランキングにします。
1位:アテニア スキンクリアクレンズオイル
内容量:175ml 約2か月分
価格:1,836円
ラインナップ:柑橘系のアロマタイプ、無香料
その他:350ml入りのエコパックもあります。価格は3,291円で別売りのエコパック専用ホルダー(270円)にセットして使用します。
アテニアは20代中盤の頃に使っていたブランドなのですが、その頃にはこの「スキンクリアクレンズオイル」はなかったので、使ってみるのがすっごく楽しみです!
数量限定になりますが、今ならアテニア スキンクリアクレンズオイルとドレスリフトローション(ハリ肌向けの化粧水です)のセットをスキンクリアクレンズオイル1本分のお値段でお試しができます。
アテニア初めて利用の方限定って書いてあるんですけど、アテニアに会員登録してる(と思う)わたしもこのキャンペーンを利用できました。
届いたセットがこちら♪
アテニア スキンクリアクレンズオイルとドレスリフトローション、それからプレゼントでハンドクリームをいただきました!
アテニア スキンクリアクレンズオイルはメイクを落とすだけじゃなくて肌色まで明るくするクレンジングオイルなんです。
くすみの原因として考えられるのが色素沈着や血行不良ですが、第3の原因として「肌ステイン」の存在があるのだそうです。新しい発想ですね~!
肌ステインは紫外線や外的ストレスなどの刺激によって増えすぎた活性酸素が角層のタンパク質と結びついてできるのだそうです。毎日毎日作られるので、年齢を重ねると自分の力で取り除くのが難しくなって蓄積されていくのだとか。
アテニア スキンクリアクレンズオイルに配合されている「ロックローズオイル」が肌ステインをゆるめて洗い流し、「イモーテルオイル」が肌ステインが増えないように活性酸素を取り除きます。
クレンジング+肌ステイン除去効果があるってことですね!
さらに、うるおいを守るバオバブオイル、毛穴、角栓、皮脂をケアするアルガンオイルの2つのオイルが配合してあります。
アテニア スキンクリアクレンズオイルはキレイな化粧箱に入っています。個人的には箱は要らないからその分お値段を・・・と思うんですけど、アテニアの製品はこの箱が説明書代わりにもなっていて、詳しい使い方などが箱の内側に書かれているんです。
説明書によると、3プッシュ分くらいを手に取り、やさしくマッサージするようにメイクとなじませて、水かぬるま湯で洗い流すそうです。
ダブル洗顔は不要です!
こちらがアテニア スキンクリアクレンズオイルです。今回はアロマタイプにしてみました。見てるだけで元気になりそうなビタミンカラーですよ!
これがワンプッシュ分です。思ったよりテクスチャーがゆるゆるで、オイルと水分の中間くらいな感じ。
レモングラス、ベルガモットなどのややすっきり系とラベンダーの癒し系の香りがふわっと漂ってきて、幸せな気分になります~!
クルクルスタートです!
アイシャドウはぐんぐん落ちてきます。下地兼日焼け止めもゆるんできてるのがわかりますよ。お湯でオフするタイプのアイライナーにはあまり変化がありませんね。
洗い上がりです!アイシャドウと下地はすごくキレイに落ちました。触ってみても日焼け止めの質感は全くありません。
洗い流す前にぬるま湯を少し混ぜてアイライナーをクルクルしてみたのですが、少し残っていますね。
アテニア スキンクリアクレンズオイルを使ってみた感想
スキンクリアクレンズはゆるゆるのテクスチャーなので、オイルポンプをプッシュするとビュッという飛び出す感じで出てきてしまいます。最初はゆっくり押してみて下さいね!ホントに飛び出してきますよ!
お顔のクレンジングにもアテニア スキンクリアクレンズオイルを使ってみました。説明書どおりに3プッシュ分を手のひらに出してお顔にのせようとしたのですが、量が多すぎてお顔にのせるときに手のひらから垂れてしまいました・・・。ワンプッシュ分ずつのせた方が焦らずクレンジングできると思います。
メイク落ちはかなり良いのですが、やっぱりアイライナーだけは少し残ってしまいます。どのクレンジングを使ってもお湯でオフするメイクってたまにこうなっちゃうので、これはアテニア スキンクリアクレンズオイルが悪いんじゃなくて、わたしの洗い方の問題です。
その他の使用感はかなり好きでした!お顔を洗っている間も、洗い流してタオルドライした後も癒しの香りが続きますし、乾燥する~!という感じもありません。
テクスチャーがゆるめなおかげで指がスルスル動くので、洗っていて摩擦も少ないだろうなーと安心感があります。
わたしはこの香りも気に入ったのですが、けっこう強めなので苦手な方も絶対いるだろうな~と思います。そもそもお顔に使うものに香りはいらない!という方は無香料タイプを選んだ方が良いかも。
香りはいかにも香料みたいな安っぽい感じではありませんが、香りのあり・なしで選べるってすごく親切だと思います。
1,836円というお値段なのに、この使い心地は価格以上のものがありますし、肌ステイン除去にも期待できるのは、素直にさすがアテニアだと感じます。肌ステイン除去効果で肌色がアップするといいな♪
※女子リキの他の美容ライターもアテニアスキンクリアクレンズオイルを試していますので、その時のレビューを紹介します。
2位:ちふれ クレンジングオイル
内容量:220ml
価格:700円
ラインナップ:詰め替え用(600円)もあります。
その他:公式サイトに全成分、配合目的、配合割合の記載があります。
ちふれのクレンジングはぬれた手でも使えますが、落ちにくいメイクを落としたいときは乾いた手、お顔に使った方が良いそうです。
ちふれは安全性を保ちつつも安さも提供してくれているようなメーカーですよね。安さに不安になる方もいらっしゃると思いますが、ボトルにも全成分と配合割合の記載があるので、口コミに惑わされずに自分で判断することができますよ。
ちふれの化粧品が安い理由のひとつに徹底したコストカットがあるんです。
これ(笑)
ちふれ クレンジングオイルのボトルをギュッとにぎるとへこむんです。今回使ってみる7商品の中でボトルがここまでベコッとへこむのは、ちふれ クレンジングオイルだけでした。もちろん中身には全く問題はありませんが、こういうところにもコストカットの影響が出てるのかも。
ちふれ クレンジングオイルは無色透明です。鼻を近づけてみるとかなりうっすらと化粧品っぽい匂いがしますが、ほぼ無臭と言って良いと思います。
テクスチャーはちょっととろみが強めで、粘度の高いオイルという感じがします。とろみは7商品でいちばん強いと思います。
使い方は、ポンプ2~3プッシュ分を手に取ってお顔になじませるようにしながらメイクを落としていきます。ダブル洗顔も行います。
メイク落とし中です!アイシャドウはほぼ浮いていますね。下の方に白く垂れているのはベースメイクなので、下地もしっかり落ちているのがわかります。
アイライナーはほんのすこーし薄くなってきたかな?という感じ。
洗い終わりました!
化粧下地とアイシャドウはきちんと落ちていますが、アイライナーはちょっと残っていますね。
ちふれ クレンジングオイルはダブル洗顔が必要なのですが、この後のダブル洗顔でアイライナーもキレイに落とすことができました。
ちふれ クレンジングオイルを使ってみてどうだった?
ウォータープルーフのアイライナーや落ちにくいリップなどには別のリムーバーが必要だと思いますが、その他のメイクは十分落ちると思います。
価格帯はビオレ メイク落とし パーフェクトオイルと近いですが、ちふれ クレンジングオイルは乾燥も感じないし、お湯でオフできるアイテム以外はきちんと落ちます。
しっかり落ちるのにビオレ メイク落とし パーフェクトオイルよりも脱脂力が穏やかで、「しっとり」まではいかないんですけど「サラサラ」に整います。
全成分と配合割合を見て、納得できるようなったらちふれ クレンジングオイルでも良いんじゃないかな?と思いますよ。
ちふれ クレンジングオイルは、まさに「メイクを落とすために必要最低限のものが使用されているクレンジングオイル」だと思いました。
安すぎるクレンジングオイルは不安だけど、品質に見合った適正価格の製品をお探しの方に試してみていただきたいです。
ワンランク上のクレンジングオイルが良いならアテニア スキンクリアクレンズオイルがおすすめです!
3位:DHC薬用ディープクレンジングオイル
内容量:120ml(M)
価格:1,604円
ラインナップ:Lサイズ 2,477円など
その他:スペイン産有機栽培オリーブから作られるオリーブバージンオイル配合。無香料、無着色、パラベンフリー、石油系界面活性剤不使用、鉱物油不使用、天然成分配合
オリーブオイル配合でおなじみのDHC薬用ディープクレンジングオイル。コンビニでもトライアルサイズが販売されていますし、使ったことがある方も多いと思います。
見た目がすでにオリーブオイルっぽいですよね!
DHC薬用ディープクレンジングオイルは肌に必要なうるおいを残してメイク汚れ、毛穴汚れをすっきり浮き上がらせる作りになっています。水に触れると親水性に変化するので、オイルが肌からスッキリ離れて肌には残りません。
肌をザラザラにする角栓もしっかり落としてくれるそうですよ!
DHC薬用ディープクレンジングオイルは、オリーブオイルをほんの少しサラッとさせたようなテクスチャーで、オイルらしいヌルつきがあります。
数滴だけポタポタと出してみると、美容液に見えてきます。
使い方は、3プッシュくらいを取って手のひらで温めるようにしてからお顔にのせます。メイクとなじませて洗い流したら、洗顔料を使ってダブル洗顔をします。
DHC薬用ディープクレンジングオイルをのせて、3回くるくるしたところです。下地とアイシャドウはもう見えないくらい落ちています。
アイライナーはちょっと浮いてきたかなーという感じです。
洗い上がりはこんな感じです。かなりうっすらですがアイライナーだけ残っています。DHC薬用ディープクレンジングオイルはダブル洗顔が必要なので、この後洗顔剤で洗い流したのですが、スッキリ綺麗に落ちました。
ランキング的には順番が逆になってしまうのですが、ダブル洗顔でアイライナーが落ちた結果はファンケル マイルドクレンジングオイルと同じなんですけど、わたしはファンケルよりもDHCの方が満足度が高いです。
その理由はDHC薬用ディープクレンジングオイルの説明にファンケルみたいにウォータープルーフのマスカラ・アイライナーもこすらずにすっきり落とせるみたいな具体的な書き方がされていなかったから。
そしてDHC公式サイトには、ポイントメークを落とす際は、DHCポイントメークアップリムーバーがおすすめとの記載もあるので、ポイントメイクを落とすのは苦手なのね、ということもわかります。
DHCって包み隠さないメーカーだなーと思っていたのですが、ちょっと気になることも・・・。
成分をチェックしたのですが、「医薬部外品 指定成分:なし」としか記載がなくて、箱にも容器にも全成分が書かれていないんです。
調べてみると、DHC薬用ディープクレンジングオイルは医薬部外品で、医薬部外品は全成分を表示する必要がないということがわかりました。
肌トラブルを招く恐れのある指定成分が含まれている場合は記載しなくてはいけないのですが、その指定成分は配合されていないですよ、ということだけが書かれているんですね。
医薬部外品ということは、厚生労働省に安全性や効果が認められているということですが、利用者としては自信があるなら公開して欲しいというのも素直な気持ちだと思います。
汚れ落ち、使用感が良くて、肌トラブルもなければ問題ないのかもしれませんが、DHCの意外な一面を見た!という感じでちょっとモヤモヤも残りました。
4位:ファンケル マイルドクレンジングオイル
内容量:60ml 約1か月分
価格:トライアル価格500円、通常価格1,080円
ラインナップ:120mlで1,836円、10包で540円など。
その他:使い終わった容器はフタを開けて洗ってから破棄することができます。
ファンケルは、わたしの中で無添加の代名詞という感じのブランドです。ちなみにアテニアはファンケルのグループ会社です。ファンケルは香料や防腐剤を一切使わない無添加化粧品代表!みたいなブランドなのですが、質が高い分どうしても価格がお高めになっちゃうんです。
アテニアはファンケルのこだわりを保ちつつも、安全性の高い必要最低限の添加物を使ってお値段にも配慮したブランドという感じ。肌質やお財布に合わせてお好みのブランドを選んでね、ということですね!
マイルドクレンジングオイルは、メイク落ちの良さアンケートで91%の方が落ちが良いと回答していて、アイライナー、マスカラのなじみの良さも80%の方がなじみが良いと評価しています。これはアイライナーの落ちにも期待できそうです!
ファンケル マイルドクレンジングオイルが入っている箱です。
箱の内側は説明書になっています。箱にはミシン目が入っているのですが、ちょっと開けにくかったです。箱の開けやすさはアテニアの方が上でした。
使い方は、手のひらに2プッシュくらいを出して、肌の上ですべらせるようにメイクとなじませます。
濡れた手、顔にも使えますが、びしょびしょに濡れている場合は、タオルで軽くオフしてから使った方が良いそうです。メイクを落としたらダブル洗顔をします。
お湯でオフするタイプのメイク汚れは落ちにくい場合があるので、ファンケル マイルドクレンジングオイルをのせる前にぬるま湯をなじませてメイクをふやかしてから使うと落ちやすくなるそうです。
今回購入したのは60ml入りのトライアルサイズなので、手のひらにちょこんと乗るくらいの大きさです。旅行に持っていくのにすごく良さそう!
ファンケル マイルドクレンジングオイルは無色透明で香りもまったくありません。
メイクとなじませてみましたが、アイシャドウも落ちてきていますし、下地が早くも白く浮いていますね。アイライナーにはほぼ変化がありません。
くるくるしているとここまで落ちましたが、やっぱりお湯でオフするタイプのアイライナーだけが濃く残っています。
説明書にあったように、最初にぬるま湯で浮かせておいた方が良いのかも。
アイシャドウと下地はしっかり落ちてそうなので、アイライナーだけやり直してみます。
お湯でオフするタイプのアイライナーをがっつりひきました。これをお湯だけで落ちるところまで落とします。
お湯でかなりクルクルして、ここまで落としました。話がそれるんですけど、ここまで落とすのに目元だったらかなり負担になっちゃうんじゃ?と思うくらいかなりクルクルしたんです。温度も40度くらいだったので、「お湯でオフできる」っていっても、簡単にスルンと落ちるわけじゃないってことがよぉぉぉくわかりました。
軽くお湯でなじませてから、ファンケル マイルドクレンジングオイルをなじませているところです。
残念ながら、ファンケル マイルドクレンジングオイルを使っても、これ以上アイラインは落ちませんでした。
最終的な洗い上がりはこちら・・・。
落ちてるじゃん!って感じですけど、違うんですよ~。
ファンケル マイルドクレンジングオイルはダブル洗顔が必要なので、洗い流した後にいつも使っている洗顔剤で洗ったんです。その結果がコレです。
つまり、ファンケル マイルドクレンジングオイルで落ちたんじゃなくて、洗顔剤+ぬるま湯で落ちたってことになります。
ファンケル マイルドクレンジングオイルを使ってみてどうだった?
ユーザーアンケート結果も評判が良かったし、わたしも期待値が高かっただけに微妙な結果に複雑な気持ちです・・・。
下地とアイシャドウはすっきりキレイに落ちました。洗い流しもぬるま湯でOKなので、ひどく乾燥する~という感じもありませんでした。
問題はお湯でオフするタイプのアイライナーです。ダブル洗顔で落ちたから結果的には良かったのかもしれませんが、ここまで落ちないんなら説明書きにこんなこと書かないで欲しいなって思ってしまいました。
今回試したアイライナーは「dejavu ラスティンファイン」なので、ウォータープルーフのお湯でオフできるアイライナーです。こういうのがこすらずにスッキリ落とせるってことじゃないんでしょうか・・・。
いくら無添加で安全性が高くても、落としたいものが落ちないなら意味がありません。
ファンケル マイルドクレンジングオイルは、ウォータープルーフタイプの落ちにくいアイメイクをしている方にはオススメできません。普段のメイクに合わせて選ぶ必要がありそうです。
※女子リキの他のレビュアーさんもファンケル マイルドクレンジングオイルを試しているようです。
5位:イプサ クレンジングオイルEX
内容量:196ml
価格:3,000円
ラインナップ:なし
その他:見た目がかっこいい!ぬれた手でも使えます。
イプサ クレンジングオイルEXの情報を調べようと公式オンラインショップをチェックしてみてビックリ。不正アクセスがあったとかで、今閉鎖されているんです。
成分などはAmazonで確認できたのでわたしはAmazonから購入しました。今Amazonも商品が届かないなどの問題があることもありますが、イプサ クレンジングオイルEXの出品者はイプサさんなので安全だと思います。
イプサ クレンジングオイルEXは今回お試しするクレンジングオイルの中でいちばんお高く、価格は196mlで3,000円です。
安価なメイク落としとはどう違うのでしょうか?
イプサ クレンジングオイルEXは透明度がものすごく高いクレンジングオイルです。ラベンダー油が配合されていますが匂いはほぼ感じられません。
使用量の目安は3プッシュ程度です。ぬれた手でも使うことができますよ。
イプサ クレンジングオイルEXをのせてクルクルしています。アイライナーも落ちてきていますね!見えにくいですが、下地兼日焼け止めも浮き始めていますよ。
洗い上がり・・・なんですけど、マルのところにご注目下さい。黒くなっているのはアイシャドウなんです。その下の線はアイライナーです。
イプサ クレンジングオイルEXを使ってみてどうだった?
アイライナーはお湯でオフできるタイプなので、イプサ クレンジングオイルEXだけで落ちなかったこともまぁ納得できるんですけど、今回の7種類の中でアイシャドウが落ちなかったクレンジングオイルはイプサ クレンジングオイルEXだけです。
この後、お顔のフルメイクにも何度か使ったのですが、黒いアイシャドウが下まぶたに残ったり、フィルムタイプのマスカラがダマになって残ることが多くて、洗い上がりに不満があります。
ただ、わたしの肌には合っていたようで、スッキリするのに突っ張らないところは気に入っています。
でもこのお値段を出すなら、わたしはアテニア スキンクリアクレンズオイルとかDHC薬用ディープクレンジングオイルで良いかな?って思います。
6位:KOSE コーセー ソフティモ ディープ クレンジングオイル
内容量:230ml
価格:449円(Amazon購入時の価格)
ラインナップ:詰め替え用200ml
その他:マスカラクリア成分、角栓クリア成分配合!ウォータープルーフマスカラもスルリ!
上戸彩ちゃんがコマーシャルしているクレンジングオイルです。パッケージにも彩ちゃんがいますよ!
KOSE ソフティモ ディープ クレンジングオイルは、毛穴クリア系のクレンジングオイルで、メイクと一緒に角栓やザラザラも落としてすっきり肌に整えてくれます。
角質クリア成分はマカデミアナッツ油、コメヌカ油で、美容オイルとしてローズヒップオイル、サフラワーオイルも配合されています。
使用量の目安はポンプ3回分なのですが、たっぷり入っているのでケチらず適量を使えそう。
今のところ気になっているのは、どうしてこんなに安いの???ということ。わたしはAmazonで買ったのですが、230mlも入っているのに449円なんですよ。安いのは嬉しいんですけど、この量でこのお値段は、今回試してみるクレンジングオイルの中でいちばん安いんです。
公式サイトの情報も少ないので、使ってみて判断したいと思います!
KOSE ソフティモ ディープ クレンジングオイルはうっすらとしたオレンジ色です。柑橘系の香りがするのかな?と思ったのですが、かなり鼻を近づけてみてもほとんど香りは感じられません。
1回あたりの使用料は3プッシュ分になります。ぬれた手には使えないので、お風呂に入る前に使用しましょう。
KOSE ソフティモ ディープ クレンジングオイルをのせてほんの少しくるくるするだけで、アイシャドウと下地が溶けるように落ちていきます。アイライナーにはあまり変化がないように見えますが・・・
洗い上がりはこんな感じ!アイライナーもほぼ落ちています。
KOSE ソフティモ ディープ クレンジングオイルを使ってみてどうだった?
KOSE ソフティモ ディープ クレンジングオイルの使用感はこの次にご紹介するビオレ メイク落とし パーフェクトオイルと似てるな~と感じました。
やっぱりこの量で1,000円を切る価格帯だと使用感も似てくるのかも。
KOSE ソフティモ ディープ クレンジングオイルは、汚れ落ちはとても良いのですが、皮脂を取るチカラもすごく強い気がします。
ボトルに「洗い流し専用」と記載があるのですが、ダブル洗顔については書かれていません。皮脂も落としてしまうような強い成分を水やぬるま湯で洗い流すだけできちんと落とせるのか不安になります。
公式サイトもチェックしましたが、わたしが調べた限りでは記載がありませんでした。
書かれていないということは不要なのかもしれませんが、それくらいは記載しておいて欲しいと思います。
落ちにくいポイントメイクを落とすには向いていると思いますが、肌が弱い方にはオススメしたくないです~。
7位:ビオレ メイク落とし パーフェクトオイル
内容量:230ml
価格:973円(Amazon購入時の価格)
ラインナップ:50mlミニタイプ、詰め替え用210mlもあります。
その他:お顔と手が濡れていても使えます。香りはリフレッシュアロマ。
ビオレ メイク落とし パーフェクトオイルは、コマーシャルでよく見かけるような気がします。知名度は高いと思いますが、個人的にはKOSE ソフティモ ディープ クレンジングオイル同様にお値段が安すぎるのが気になっています。
公式サイトには手や顔が濡れていても使える、ウォータープルーフマスカラや毛穴のメイクもぐんぐん溶かして落とすと記載があるんですけど、値段が安くて汚れ落ちが良いということはコスパが良いという見方もできるのですが、界面活性剤が多いんじゃないの?という気がするんですよね~。
使い方はポンプ4プッシュ程度をメイクとなじませて、よく洗い流すだけです。
手やお顔がすっごく濡れているときは軽く水をきると良いそうです。
色は透明で、かなりヌルつきがあります。いかにもオイルタイプ~という感じです。
クレンジングオイルなので、洗い上がりが良ければテクスチャーはそこまで気にならないのですが、匂いがすごいです。
香料が使用されているのですが、キッチンのお皿洗い用洗剤を思わせるような匂いなんです。正直なところ、すごく安っぽい匂いでこれなら配合しない方が良いんじゃ?とすら思えてきます。
メイクとなじませてみました。汚れ落ちはものっすごく良いです。アイライナーもみるみるうちに溶けてきます。
ぬるま湯をちょっとだけのせてくるくるしている途中です。アイライナーもほとんど落ちていますね。汚れ落ちは本当に良いと思います。
はい!洗い上がりです。どこに塗ってたっけ?って自分でも思うくらいアイシャドウ、アイライナー、下地全てがスッキリと落ちています。
ビオレ メイク落とし パーフェクトオイルを使ってみてどうだった?
ビオレ メイク落とし パーフェクトオイルはその名に恥じないメイク落としだと思います。
汚れ落ちは抜群に良くて、目元に濃く太くひいたウォータープルーフのアイライナーも見事に落としてくれました。
汚れ落ちは良いんですけど・・・良いんですけど・・・、やっぱりわたしは匂いがダメでした。例えが悪いんですけど、洗剤でクレンジングしているような気持ちになってしまって、本当に肌に良いものかどうかわからないんです。
皮脂を落とす力も強いようで、肌の油分をゴッソリ持っていかれる感じもありました。特に頬と口回りに乾燥を感じて、使い続けると乾燥によるシワが進行しちゃうんじゃ?とも思えてきます。
今回はもっと価格の高いクレンジングオイルも試しているので、ビオレ メイク落とし パーフェクトオイルは値段相応という感じがします。
自分がビオレ メイク落とし パーフェクトオイルを使うとしたら、どうしても落ちないパーティメイクとか、アイメイクにだけポイント使いをするかなーという感じです。
肌が弱い方にはオススメしません。
7つの内、ウォータープルーフのマスカラが落とせるクレンジングオイルはどれ?
ウォータープルーフでお湯でオフできるアイライナーは落ちにくかったですが、マスカラはどうでしょうか?
ランキング順にウォータープルーフマスカラの落ち具合を発表します!
アテニア スキンクリアクレンズオイル
スルンという感じではないですが、マスカラがクレンジングオイルに溶けるような感じで落ちてきました。
スッキリ落ちました!ダマ残りもありません。
アテニア スキンクリアクレンズオイルはクレンジングオイルにしてはサラッとした使用感なので、顔にオイルが残る感じがないところがすごく良いと思います。
ちふれ クレンジングオイル
クレンジングオイルとマスカラが混ざってどろどろ感がありますが、落ちてきています。
下まつげのマスカラまでしっかり落ちています。洗っているときはヌルつきがちょっと気になったのですが、洗い上がりはすっきりします。
DHC薬用ディープクレンジングオイル
クレンジングオイルなので仕方がないのですが、洗っている最中のヌルヌルがいちばん気になるのがこのDHC薬用ディープクレンジングオイルです。
ただメイクとのなじみはすごく良いし、ぬるま湯でさらさら~っとクレンジング剤が落ちていくのはすごい技術力の高さだと思います。
洗っている最中はふつうのオイルで洗顔してるみたいと感じるくらいヌルッとするのですが、本当に水でさらさら流れていくし、まつげに密着したマスカラにもすぐになじんで浮いてきます。
DHC薬用ディープクレンジングオイルはウォータープルーフマスカラとの相性がとても良いと感じました。
ファンケル マイルドクレンジングオイル
ファンケル マイルドクレンジングオイルを目元にのせて数回クルクルした状態です。しっかり落ちてきていますね!
なかなか良さそう!と思っていたのですが、ちょっと残念なことが・・・。
写真がわかりにくいのですが、下まぶたにマスカラのカスみたいなつぶつぶが残ってしまったんです。
ファンケル マイルドクレンジングオイルはウォータープルーフマスカラには弱いと感じました。やっぱりナチュラルメイク向けなのかな~。
イプサ クレンジングオイルEX
イプサ クレンジングオイルEXとマスカラをなじませているところです。7商品の中でいちばんゆっくり落ちてくるように感じました。
マスカラはちゃんと落ちましたが、やっぱり他の商品よりも時間がかかりました。
KOSE コーセー ソフティモ ディープ クレンジングオイル
マスカラにのせたとたん溶けてくるような感じで、ものすごい速さで落ちてきます。ちょっと怖いです・・・。
マスカラの残りはぜんぜんありません。しっかり落ちました。
でも、こんなにぐいぐい落ちるってどんな成分が使われてるんだろ?と思えてしまって、すぐに保湿をしたくなります。
ビオレ メイク落とし パーフェクトオイル
マスカラが落ちる感じがKOSE ソフティモ ディープ クレンジングオイルに似ている気がします。すごい速さでマスカラが溶けるように落ちてきます。
マスカラはきちんと落ちました。ホントに溶けるように落ちるのでダマ残りもありません。
ただ、肌質によるものかもしれませんが目元がすごく乾く気がします。メイク落としに毎日使うのはちょっと嫌かも!
ウォータープルーフのマスカラが落とせるクレンジングオイルはどれ?「まとめ」
どのクレンジングオイルでもかなりきれいに落とすことができました。ウォータープルーフアイライナーと比べるとマスカラの方が落ちやすいと思います。
落ちが良いのはKOSE ソフティモ ディープ クレンジングオイルとビオレ メイク落とし パーフェクトオイルでしたが、怖いくらい落ちて肌の乾燥が激しい気がするので、毎日使うのはどうなんだろう?と思えてしまいます。
ウォータープルーフマスカラの落ち方、使用感がいちばん良かったのもアテニア スキンクリアクレンズオイルです。ポイントリムーバーもダブル洗顔も要らないので1回のクレンジングで洗顔が終わるのも嬉しいところ!
洗っている途中のヌルつきが気にならない方はDHC薬用ディープクレンジングオイルも良いと思います。メイクがスルスル落ちるのにぬるま湯でクレンジング剤がサクッと落ちる感じは気持ちが良いですよ。
7つのクレンジングオイルを試した感想
同じ条件でクレンジングオイルを比較すると、メイク汚れの落ち具合の違いや、洗顔後のつっぱり感の違いなどがすごくよくわかります。
高いものほど良いとは言い切れませんが、安すぎるクレンジングオイルは、やっぱり安全性は認められているけどそれなりの成分でできているのかな?というのがわたしの素直な印象です。
1位のアテニア スキンクリアクレンズオイルは、2か月分で1,836円と適正価格ですし、メイクと一緒に肌ステインが洗い流されてくすみも取れるとしたら、かなり新しいクレンジングオイルじゃないですか?
メイクとのなじみも良いですし、その後の洗い流しでもぬるま湯でさっぱりと落ちるところも気に入りました。
クレンジングオイルなのにぬるぬるが少なくて肌の上で指が滑るような使用感もかなり好きです。
2位のちふれ クレンジングオイルは、徹底したコストカットで品質をキープしているところが好印象でした。安いクレンジングオイルではあるのですが、安かろう悪かろうという感じはありません。今回は比較をしたので2位となりましたが、毎日使うメイク落としとして十分機能すると思います。
3位のDHC薬用ディープクレンジングオイルは、いちばんオイル感があるのですが、洗い流しがとても簡単なクレンジングオイルだと思いました。メイクとなじませているときにはオイル特有のヌルつきが強いのですが、ぬるま湯を含ませるとスルスル落ちていくんです。
ダブル洗顔は必要ですが、メイクを含んだクレンジングオイルが落ちやすいのはすごく良いことだと思います。
4位のファンケル マイルドクレンジングオイルは、ナチュラルメイク向けだと強く感じました。朝メイクをして夜のお風呂のときにマイルドクレンジングオイルでメイクを落としたのですが、アイライナーが想像以上に落ちませんでした。
クレンジングオイルは全体的にウォータープルーフのお湯でオフできるアイライナーとは相性が悪いという結果になったのですが、その中でも特に落ちが悪かったです。
5位のイプサ クレンジングオイルEXは良さがわかりにくい!1位~3位を適正価格と考えると、ちょっとお高いかな~。
6位のKOSE ソフティモ ディープ クレンジングオイルと7位のビオレ メイク落とし パーフェクトオイルは、価格相応の成分が配合されている典型的な安価なクレンジングオイルという印象です。
肌が強い方でメイクが簡単にしっかり落ちれば良い方にとっては使いやすいと思いますが、わたしは肌があまり強くないので、毎日使うと乾燥したりトラブルを招いてしまいそうです。
お肌の様子をよく見ながら使ってみることをオススメします。
クレンジングオイルに関するQ&A
クレンジングオイルをぬるま湯で乳化させると汚れ落ちが良くなるとか、クレンジングオイルはおへその掃除にも使えるとか、ネットでウワサになっているクレンジングオイルの様々な疑問と回答をQ&Aでご紹介します!
クレンジングオイルでいちご鼻(毛穴・角栓)の悩みを解消できる?
メイク汚れも毛穴詰まりの原因なので、クレンジングオイルならいちご鼻も解消できそうな感じがしますが、逆にクレンジングオイルは毛穴トラブルを起こしやすいと聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
これはクレンジングオイルの洗浄力が強すぎるために肌の乾燥を招き、角質やメイク汚れが毛穴に詰まってしまうことでおこります。
汚れ落ちも良いけど、落としすぎることもあるってことですね。
毎日きちんとクレンジングオイルを使用していてもいちご鼻が改善されない場合は、いったんクレンジングオイルを中止して、洗浄力が優しいクレンジングクリームなどに変えてみると少しずつ毛穴が目立たなくなることもあります。
毛穴汚れが目立つと、ついクレンジングオイルで小鼻周りをゴシゴシしたくなりますが、これはいちご鼻を悪化させる原因になります。
クレンジングオイルはメイク汚れを落とすためのものなので、クレンジングオイルだけで毛穴や角質の悩みを改善するのは限界があると覚えておきましょう。
クレンジングオイルはマツエクしてても使える?
クレンジングオイルの油分でグルーが取れてしまうことがあるので基本的にはNGですが、マツエクに対応しているクレンジングオイルもあります。
今回試したクレンジングオイルのマツエク対応はこうなっています。
・アテニア スキンクリアクレンズオイル
シアノアクリレート系成分のグルーはOK。それ以外は不可。
・ちふれ クレンジングオイル
記載なし。不可だと思われます。
・DHC薬用ディープクレンジングオイル
使えます!ただし、グルーの種類、接着状況によっては使えない場合があると但し書きがあります。
・ファンケル マイルドクレンジングオイル
シアノアクリレート系成分のグルーはOK。ただしこすらないように。グルーの種類によっては取れる可能性もあり。根元から毛先に向かってオイルをなじませるとさらに良いです。
・イプサ クレンジングオイルEX
記載なし。不可だと思われます。
・KOSE コーセー ソフティモ ディープ クレンジングオイル
記載なし。不可だと思われます。
・ビオレ メイク落とし パーフェクトオイル
記載なし。不可だと思われます。
マツエクOKなクレンジングオイルには使っても大丈夫と記載があります。書かれていないものは使用を避けるようにしましょう。
キャリアオイルでもクレンジングできる?
キャリアオイルは植物から抽出されたオイルで、精油と混ぜてオイルマッサージなどに使用します。
1種類の植物から抽出したものもあればブレンドされたものもあるので、洗顔に適したオイルを選べばクレンジングに使うことができます。
クレンジングに使用できて購入しやすいキャリアオイルはホホバオイルです。
肌質を選ばずに使うことができますし、オリーブオイルよりもベタつきが少ないですよ。
キャリアオイルクレンジングには使用するオイルによって肌が変わっていくという嬉しい効果もあるのですが、クレンジングオイルよりも高価、慣れるまでに時間がかかる、クレンジングオイルと比べると扱いにくい、メイク汚れが落ちにくいなどのデメリットもあります。
メイクをサクッと落としてすぐ寝てしまいたいような疲れている日には向いていません。
キャリアオイルでクレンジングをするなら、オイルの種類と働き、メリットとデメリットをきちんと調べてから長期的にチャレンジすることをおすすめします。
クレンジングオイルの使用期限は?
クレンジングオイルには食品の賞味期限のような記載はありませんが、何年でも使えるというわけではありません。
医薬品医療機器等法では「製造又は輸入後適切な保存条件のもとで3年以内に性状及び品質が変化するおそれのある化粧品」については記載が必要となっています。
特に記載がないものは3年以内だったら使えるということになりますが、クレンジングオイルは1か月、長くても3か月くらいで使い切れるようになっていますよね。
肌のためにもあまりにも時間が経ちすぎたものは使用しない方が良いと思います。
ちなみにファンケル マイルドクレンジングオイルの使用期限は120日、アテニア スキンクリアクレンズオイルは開封後は半年から1年、未開封なら3年となっています。
クレンジングオイルはおへその掃除にも使える?
ネットでクレンジングオイルを使ったおへそのお掃除方法が紹介されていますが、そもそもメイク落としを体に使っても良いのでしょうか?
ランキングベスト3のメーカーさんに問い合わせてみたところ、各社バラバラの回答が返ってきました。
スキンクリアクレンズオイルにはクレンジング成分が入っているのでメイク落とし以外の使用はおすすめはしておりません。どうしても使用なさりたい場合は、様子を見ながらやさしく行ってみてください。
☆わたしのコメント:スキンクリアクレンズオイルのボトルに書かれているフリーダイヤルに電話をしてみたのですが、美容相談窓口に電話を繋いでくれてとても丁寧に回答してくださいました。
スキンクリアクレンズオイルがお顔に問題なく使えているかどうかも聞かれたので、肌に合っているということが前提なのだと思います。
お顔以外へのご使用はおすすめしておりません。
☆わたしのコメント:当然ですよね・・・という感じのアッサリした回答でした。
薬用ディープクレンジングオイルにはメイクを浮かせて落とす成分が含まれていますし石けん洗顔が必要な商品ですので、そういったご使用には適しておりません。DHCの製品に綿棒にオリーブオイルを染み込ませた「DHCオリーブバージンオイル綿棒」というものがございますので、こちらをご使用ください。
☆わたしのコメント:こういう製品があったことを知らなかったので、DHCのラインナップの広さに素直に感心しました!
<参考>DHCオリーブバージンオイル綿棒
クレンジングオイルを使ったおへその掃除はメーカー推奨ではないので自己責任ということになりますが、やり方は簡単です。
●クレンジングオイルを使ったおへそ掃除のやり方
1)おへそにクレンジングオイルを垂らします。
2)5分ほどそのままにして、汚れを浮かします。
3)綿棒をくるくると回しながら汚れをかき出します。1回で全部取ろうとせずに何度かにわけて取りましょう。
4)ボディソープでクレンジングオイルを洗い流します。
おへそは意外とデリケートな部分なので、実践するならやさしく行ってくださいね!
クレンジングオイルを乳化させると?
乳化とは簡単に言うと水と油を混ぜることで、クレンジングオイルを乳化させてから洗い流すと、肌にやさしい洗顔ができると言われています。
ネット上の噂レベルの話かと思いきや、今回試していないメーカーの公式サイトにも乳化させることがポイントと書かれているのを発見したので、信憑性はありそうですよ。
サラダドレッシングを見てもわかるとおり、普通、水と油は混ざりませんよね。でも、ボトルを振ると層がひとつになります。ドレッシングの場合は、振ることで乳化を行っているんです。
クレンジングオイルの乳化は、メイクとクレンジングオイルをなじませた後に少量の水分とクレンジングオイルとなじませることで行います。
実際にやってみましょう!
1.下地兼日焼け止めを塗りました。
2.クレンジングオイルをなじませました。
3.逆の手のひらをサッと濡らして、クレンジングオイルになじませました。
クレンジングオイルと水がまざって白くなっていますね。これが乳化です。
4.洗い流してタオルドライした状態です。
●乳化ってやった方が良いの?
乳化させてからクレンジングオイルを洗い流すと、すすぎにかかる時間が短くなるとか、メイク汚れを含んだクレンジングオイルが落ちやすいと言われていますが、アテニア スキンクリアクレンズオイルの場合、乳化しなくてもサラッと落ちていくので特に必要ないんじゃ?と思いました。
乳化が効果を発揮するのは、もっとトロッとしたテクスチャーで落ちにくいクレンジングオイルなのかもしれません。
高品質なクレンジングオイルは乳化しなくてもきれいサッパリ落ちるというのがわたしの結論です。
日焼け止めを落とすのにクレンジングオイルは必要?
日焼け止めの種類によるので、使っている日焼け止めを確認しましょう。
「専用クレンジング不要」と書かれているものは、クレンジングオイルで落とすことができます。
「クレンジング不要」「石けん・洗顔料で落とせます」と書かれているものは、クレンジングオイルを使う必要はありません。
「お湯で落ちます」と書かれているものは、お湯で落とすことができるのですが、肌に成分を残さないためにもボディソープは使った方が良いと思います。
日焼け止めの落とし方とSPF・PAの高さは関係ありません。必ず落とし方をチェックして正しく落として下さいね。
クレンジングオイルが目に入ったら?
濃いアイメイクを落とすときにどうしても目に入りやすくなるのですが、クレンジングオイルには界面活性剤も入っていますしアルコールが含まれていることもあり、目にたくさん入ってしまうと障害を起こすこともあります。
万が一クレンジングオイルが目に入ってしまったら、ヒリヒリとした痛みがあるのですぐにわかります。
まずは流水で洗い流します。まぶたも含めて何度も丁寧に洗ってください。
洗い流しても痛みが残っている場合は、迷わず眼科を受診しましょう。
目にクレンジングオイルが入ってしまった場合の対応をファンケルに確認してみました。
マイルドクレンジングオイルをご使用なさる際は、目をしっかりつぶってくださいね。万が一目に入ってしまったら、流水でしっかり洗い流してください。
コンタクトレンズは外してから洗顔していただきたいのですが、もしコンタクトレンズをしたままで目に入ってしまったら、コンタクトレンズも流水か洗浄液でしっかり洗って、成分が残らないようにしてください。
わたしもついコンタクトをしたままクレンジングしてしまって、目が痛くなったりコンタクトが曇ってしまうことがあるのですが、本当はとっても良くないことですよね。
今回、クレンジングオイルについて調べたりメーカーに確認をしたことで、改めてきちんと使わないといけないなぁと感じました。
5年後、10年後の肌のためにも、ぜひお使いのクレンジングオイルの使い方をもう1度チェックして正しく使ってくださいね。