脇の黒ずみ【原因・消す】正しいケアで改善する方法

脇の黒ずみ【原因・消す】正しいケアで改善する方法
お手入れしてもなかなか消えてくれない脇の黒ずみ。暑い時期になると短い袖の服を着たり水着を着たりする機会が増えてきます。海やプールに行ったとき、脇が気になって思い切り楽しめないのは悲しいですね。

この黒ずみ、どんな対策を取ったら解消することができるのでしょうか。この記事では脇が黒ずんでしまう原因やそれを消す方法について、できるだけ多くの情報をお伝えすべくまとめてみました。

また、口コミで人気のワキの黒ずみ対策クリームを使い比べた感想も記載しています。


もくじ

脇が黒ずむ原因は?

脇のムダ毛は体毛の中でもとりわけ太くしっかりしています。体毛が多く生える部位=守られるべき場所とはよく言いますが、確かに脇の皮膚はとても薄くてデリケート。肌トラブルも起こりやすくなっています。黒ずみもそうしたトラブルのひとつだと言えるでしょう。

脇の黒ずみの原因は主に、

・自己処理の際の刺激による色素沈着
・間違った自己処理による埋没毛(埋もれ毛)
・古い角質や皮脂汚れなどの毛穴のつまり
・肌の乾燥やターンオーバーの乱れ

などが挙げられます。当てはまるものが1つだけのケースもあれば、複数のケースも考えられます。ではこれらをもう少し詳しく見ていくことにしましょう。

最も多い、刺激による色素沈着

ムダ毛処理の際にカミソリを使用している方に起こりがちなケースで、脇の黒ずみに悩んでいる大半の方がこれにあたると言われています。

肌は摩擦や紫外線などによって刺激を受けると、メラニン色素が生成されて角質層が厚くなります。日に当たった後に肌が黒くなる日焼けはまさにこの状況。これはわたしたちの体が肌を守ろうとして自然に起こす防御反応で、ダメージが肌の奥深い部分にまで届かないようにガードするものです。

この刺激がそれほど強いものでなく、ターンオーバーが色素をスムーズに排出できれば肌に黒ずみが残ることはありません。しかし刺激が強かったり頻度が多かったりした場合、もしくはターンオーバーが十分に働かなかった場合には色素が沈着して残ってしまいます。

カミソリでの脇の処理は肌に大きな負担をかけることになります。多くの場合で一度ならず何度も肌の表面を削ってしまいます。

まして毛の流れとは逆にカミソリを滑らしたり古い刃をいつまでも使っていたりしたらどうでしょう。その刺激は相当なものになってしまいます。

もしプレケア(肌を清潔な状態にしてから処理する、剃る際にはフォームやクリームを使う)やアフターケア(しっかり保湿する)などを怠っているのなら、色素の沈着する確率はより高くなると考えられます。

カミソリでの処理が最も大きな理由ではありますが、それ以外にも脇の刺激が黒ずみを生む可能性はいくつも存在しています。

例えば衣類によって摩擦が起こるケース。きつい衣服や汗脇パッドが繰り返し触れることで刺激となり、それが黒ずみにつながることがあります。

さらにはケアしているつもりが逆効果になっているケースもあります。例えばお風呂でのスクラブの使いすぎやゴシゴシとこすり洗いをすることで黒ずみが起こることがあります。

またレーザー脱毛の際に受ける刺激によって黒ずみができるケースも。この場合はせっかく時間とお金をかけて脇をきれいにしようとしていただけに、泣くに泣けない話になってしまいます。

そして肌が乾燥することで刺激を受けやすくなり、黒ずみができる可能性もあります。脇は汗をかくのでなんとなく保湿できていそうですが、実はインナードライ状態になっている方がかなり多いのです。お風呂上がりのボディケアの際にはぜひ脇も一緒に保湿することをお勧めします。

脇毛の間違った自己処理

脇毛を毛抜き(ツィザー)やピンセットなどで抜いていませんか? 確かに他の自己処理方法よりムダ毛の伸びは遅いですし、処理した直後はスッキリするかもしれません。でも抜いてしまうというのは非常にトラブルの多い処理方法。肌にとって最もお勧めできない方法なのです。

ムダ毛を抜くと毛穴そのものやその周辺の皮膚組織は大きなダメージを受けます。肌が荒れて凸凹状態になれば、それだけでグレーの肌に見えてしまうのです。

場合によっては毛穴に細菌が入って毛嚢炎などの炎症を起こすことも……。その後再び伸びてきた毛が内側から皮膚を押すことで毛孔性苔癬(または毛孔性角化症。いわゆる肌のブツブツ)を起こすこともあります。

また、このような処理を繰り返していると、徐々に角質層が厚くなってしまいます。すると肌の中で行き場をなくしてしまったムダ毛がそのまま毛穴の中にとどまり、それが埋没毛に。この埋没毛も黒ずんだ脇に見せてしまう犯人のひとつなのです。

埋没毛はつい無理に引き出したくなってしまいますが、その行為はさらに埋没毛のできやすい肌を作ってしまいます。これが繰り返されることで毛穴周辺に色素沈着まで起こすので要注意です。

毛穴汚れ、皮脂などのつまり

脇は汗をかきやすいうえ、その汗も他の部位より脂っぽいものになっています。トラブル回避のためには丁寧な洗浄が必要なのですが、洗い方が不十分でそれが黒ずみにつながってしまうことが少なくありません。

洗い残した脇汗は酸化して毛穴に黒ずみを作ってしまいます。特にムダ毛を抜いた後にケアを怠っていると、毛穴が開いた状態が続き、そこに汚れが溜まりやすくなるのです。

汗だけでなく、夏場によく使われる制汗スプレーやボディークリーム、パウダーなどはどれも毛穴に詰まりやすく、しかも落としにくい性質を持っています。こうしたケア製品をよく使用する方は特に洗浄をきちんとするよう心がけたいですね。

そして夏場は特に衣類のチョイスにもひと工夫を。できるだけ通気性の良いものを選んで、汗をかいた脇に雑菌が繁殖しにくい環境を作りたいものです。デオドラントシートは手軽に脇をスッキリさせられるので便利ですが、汚れを毛穴に押し込んでしまいがち。くれぐれも使いすぎには注意しましょう。

ターンオーバーの乱れによる角質の蓄積

肌細胞のターンオーバー(代謝)がスムーズに行かず、古い角質が肌表面や毛穴の中にたまってしまうケースもあります。

ターンオーバーの基本サイクルは28日なのですが、この日数は年齡とともに長くなっていきます。つまり年齡を重ねれば重ねるほど肌の黒ずみは作られやすくなるんですね。

もちろんターンオーバーが乱れる原因は年齡の他にもたくさんあります。具体的には食事の内容や生活リズムの乱れ、冷え性や血行不良、運動不足、ストレスなどが考えられます。

古い角質が蓄積していると皮膚が分厚くなって、脇全体がグレーのようなくすんだ色に見えてしまいます。しかしこういう場合にはトラブルが起こっている部位は脇だけではないのでは? 単に脇のケアだけでなく、トータルで生活を改善する必要があるのかもしれません。

ホルモンバランスのくずれ

女性ホルモンの分泌のバランスによってメラニン色素が増え、脇が黒ずんでしまうことがあります。とりわけ妊娠中や授乳中などには黄体ホルモンとして働くプロゲステロンの分泌が増えることから起こりやすくなります。

黒ずむのは脇だけでなく、乳首デリケートゾーンなども同様ですが、これはむしろ身体の正常な反応。ある程度は仕方のないものと割り切ってしまいましょう。

ケアも特別なことをするというよりは、保湿などを中心に穏やかなケアを。時期が過ぎ、ホルモンバランスが正常な状態に戻れば黒ずみ部分も徐々に改善されていくので安心してください。

ただこうした時期的なものとは別に、ストレスや生活習慣、病気、加齢などによってもホルモンバランスが乱れることがあります。この場合には何が原因なのかをつきとめることが先決だと言えます。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎や怪我などのように肌そのものに炎症が起こり、それが原因となってメラニン色素が沈着するケースもあります。まずは炎症を治めることが重要なので、適切な治療を受けるかケアを行いましょう。

脇の黒ずみをセルフケアで改善する

脇の黒ずみの改善方法の中で最も高い効果が期待できるのはやはり専門的なケアを受けることです。でもできれば人に知られることなく自宅で改善したいと考える方も多いのではないでしょうか。

そこで黒ずみ改善のためのセルフケアにはどんな方法があるのかを探ってみることにしましょう。

黒ずみ専用クリーム「アットベリー」を買ってみた

黒ずみ専用クリーム「アットベリー」を買ってみた

脇の黒ずみケアに圧倒的な人気を誇るジェルクリーム、アットベリー(メニーナ・ジュー)をお試しすべく購入してみることにしました。アットベリーの人気の秘密は何?!

アットベリーの成分は?

アットベリーの公式サイトを見てみると、成分のかなり充実したクリームだということが見て取れます。まずはどんな成分が配合されているのかを働きごとにまとめてみました。

【美白成分】
プラセンタ…新陳代謝を活発化させて肌からメラニン色素を排出しやすくする認可美白成分
グリチルリチン酸2K…肌のキメを整えて白く明るく見せる成分。甘草由来で消炎効果もある
甘草フラボノイド…メラニン色素を作り出す酵素チロシナーゼの活性を抑えて黒ずみを予防
エイジツ(営実)エキス…抗酸化作用による美白作用、抗炎症作用を持つノイバラ由来成分
トウキ(当帰)エキス…メラニンの生成を抑制、抗炎症、血行促進、保湿などの作用を持つセリ科植物由来成分

【保湿成分】
セラミド…バリア機能を高める。敏感肌でも使えるほど肌にやさしいのが特徴
コラーゲン…エイジングケアでおなじみ、肌に弾力性を与える保湿成分
ヒアルロン酸…わずか1gで6Lもの水分を保持。脅威の保水力を誇る成分
エラスチン…肌に弾力性を与え、ハリや柔軟性をもたらす成分
トレハロース…保水力や保湿力、抗炎症作用にすぐれる。食品に添加されることも
アラントイン…肌細胞の代謝をアップさせ古い角質を除去。抗炎症・保湿効果も高い

【ニオイケア成分】
桑エキス…抗菌作用により脇に雑菌が繁殖するのを防ぐ
天然ビタミンE…強力な抗酸化成分。脂質の酸化を防ぐことでニオイ成分ノネナールの生成を抑える

【その他の植物由来成分】
アロエエキス(美白・保湿)、シャクヤクエキス(収れん・保湿・抗炎症・血行促進)、ニンジンエキス(代謝促進・血行促進・肌荒れ予防)、クララエキス(収れん・美白・血行促進)、ワレモコウエキス(抗菌・消炎・収れん)

※着色料、シリコン、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤、鉱物油、アルコール、パラベンは不使用。
※国内工場で製造した安心の日本製!

こうして並べてみると顔につけるクリームや美容液に勝るとも劣らない豪華さですね。実際、このクリームは顔に使ってもいいのだそうです。美白についてはもちろんですが、保湿は新たな黒ずみを予防するために必要不可欠なので、この両面がカバーされているのに納得。

ちょっとおもしろいなと感じたのは、保湿成分のコラーゲンとヒアルロン酸は分子をナノ化して肌の角質層までをケア。ヒアルロン酸はあえて大きな分子のままにすることで肌表面をケアするという発想です。確かに黒ずみ対策としては肌表面がきれいになってくれないと困りますからね。

そしてオールインワンタイプになっているというのは、ケアの手間を減らすことで不要なメラニン色素の生成を防ぐ狙いもあるよう。行き届いたコンセプトに感心させられます。

アットベリーを実際に使ってみた

今回はお試しということで単品購入しました。が、定期購入にすると初回が半額以下とかなりお安くなっています(2回継続したら休止・中止は自由です)。初回限定で180日間は返金保証付き!
アットベリーが注文した翌日にはもう届きました
注文した翌日にはもう届きました。早いですね。

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ダンボールを開けてみると、蓋部分にメッセージカードが貼られていました。女性ユーザーを意識した商品らしい心遣いが感じられます。

アットベリーのパンフレット
同梱パンフレットも少しだけ。そのパンフレットもなんだか可愛い感じです。

アットベリークリームの塗り方
パンフレット内部の一部。クリームの塗り方が丁寧に解説されています。
ではクリームの方をさっそく使ってみることにしましょう!

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1個が約1ヶ月分とのことですが、60g入りなのでかなりたっぷり使えます。測ってみたら容器の直径は6.1cm、高さは4.6cmありました。

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蓋を開けてみると、中身はクリームというよりは、もっと軽いジェルに近い感じです。匂いはほのかに植物系の清潔感ある香りがしました。

アットベリーを塗ってみる
手に取ってみましたが、これで1回分の半量くらいになるでしょうか。
そして実際に脇に塗ってみると、とてもよく伸びます。「2度塗りがオススメ」とあったので、試しに片方の脇は1度塗り、もう片方は2度塗りしてみました。

塗ってすぐは若干ペタペタしますが、10秒ほど経つと1度塗りの方はさらさらになります。2度塗りの方は若干塗った感じが残るもののさほど気になりません。使い心地は悪くないですね! 軽いけれど保湿力はあるようで、塗った後の肌が柔らかく感じます。

黒ずみやすい小鼻の周りにもオススメとのことなので、試しに顔にも塗ってみました。やはり軽くて伸びが良く、使いやすいですね。

これなら朝のケアに使っても邪魔になりません。ただ乾燥肌の方ならもうちょっと保湿力が欲しいと感じられるかも。他のアイテムと上手に組み合わせたいところです。

イソフラボンの効果!豆乳ローションを使ってみた

イソフラボンの効果!豆乳ローションを使ってみた
美白成分というとイソフラボンも有名ですね。そしてイソフラボンが配合されたスキンケアシリーズと言えば豆乳ローション! というわけで、今回は鈴木ハーブ研究所の「パイナップル豆乳ローション」を購入してみることにしました。

豆乳ローションは抑毛のイメージのほうが強いですが、そもそも抑毛することで自己処理する頻度が減らせるし、高い保湿力で肌を保護できる。つまり二重、三重に黒ずみ対策できそうです。では気になる成分の方をチェックしてみましょう。

パイナップル豆乳ローションの主な成分

【イソフラボンを含む成分】
ダイズ種子エキス、豆乳発酵液、イリス根エキス…美白作用、保湿作用、抗酸化作用
ターンオーバーを高めることでメラニン色素を排出しやすくする仕組みです。ちなみにイリス根エキスが採れるアイリスは、ダイズとの成分的な相性が良いために採用されたとのこと。

【美白成分】
マンダリンオレンジ果皮エキス、ザクロエキス…角質をなめらかにすることで光の反射を整え白く見せる

【ピーリング成分】
パイナップル果実エキス、パパイン…たんぱく質分解酵素により古い角質を除去

【皮脂汚れを取り除く成分】
エタノール

【浸透を助ける成分】
テトラヒドロピペリン(コスモペリン)…黒胡椒由来、血行促進作用も持つ

美白成分に加えてピーリング成分が含まれているのがパイナップル豆乳ローションのポイントでしょうか。成分から見る限り、毛穴汚れや肌が荒れた状態でくすみが目立つケースに効果を発揮してくれそうです。ただ、メラニンを還元するものが含まれていないため、色素の沈着が激しい場合にはちょっと厳しいかもしれません。
抑毛できるという機能性に加え、エイジングケアや保湿ができる点、浸透を助ける成分が配合されている点は面白いですね。

パイナップル豆乳ローションはどこで買える?

パイナップル豆乳ローションは有名な商品なのでもしかしたら近所でも買えないかな?と何軒かドラッグストアを回ってみましたが見つかりませんでした。

やはりパイナップル豆乳ローションはインターネット限定商品のよう。楽天市場やアマゾン、Yahoo!ショッピングでも取り扱っていました。

でも買うなら公式サイトのほうが安心。公式からなら初回に限り30日間の全額返金保証がついてきます。……ということで、筆者も鈴木ハーブ研究所の公式サイトから申し込んでみました。

豆乳ローションを実際に使ってみた

注文から3日で到着しました。
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中身はローション1本と説明書やパンフレットなど。ごちゃごちゃと入っていないのがいい感じです。
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パンフレットには使用方法がしっかり掲載されています。1日に1~2回(お風呂上がり推奨)、普通のスキンケアローションと同じように肌につけるだけ。簡単ですね!
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100mL入りなのでちょっと小ぶりのボトル。パイナップルのイラストは一見してムダ毛や黒ずみケアをイメージさせるものではなく、なんだか可愛いです。
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使用量となる100円玉大の量をお皿に出してみました。まるで水のようにさらっとしています。粘性は全くありません。ほとんど無色透明ですね。
豆乳ローションのテクスチャー

少し気になったのが匂いです。豆乳のような匂いと言ったらいいのでしょうか。ちょっと独特な、香ばしいような匂いがします。この匂いに関して口コミを調べてみた限りではむしろ好きという意見しか見当たらなかったのですが、個人的にはあまりに素朴すぎると言いますか……。もう少しパイナップルの香り寄りだったら良いのになと思ってしまいました。

ただし以前手作りに挑戦したことのある豆乳ローションに比べると、かなり薄い匂いではあります。

脇に塗るとかなりさっぱりした感触です。塗った後はさらさら、つるつる。ベタベタ感は一切なく、この使用感はかなり好みです。

単純にスキンケア用のローションとしても使えるんじゃないでしょうか。これでムダ毛と黒ずみのケアが一度にできるのなら本当に楽々ですね!

ヨーグルトに含まれる「ホエー」の美白効果!

市販のヨーグルトを使って脇の黒ずみをケアする方法もあります。……と言うと「食べるの?」と思われるかもしれませんが、食べるのではなくヨーグルトに含まれるホエーという成分を取り出してパックをします。その方法をご紹介しましょう。

ホエーとは?

ホエーというのはヨーグルトの上部に出て来る水分のこと。ホエイ、乳清と呼ばれることもあります。ホエーにはビタミンや必須アミノ酸、ラクトフェリン、α‐ヒドロキシ酸などの成分が豊富に含まれています。

この中で特筆すべきなのがα‐ヒドロキシ酸。AHA、フルーツ酸とも呼ばれるこの成分にはピーリング効果があります。またターンオーバーを活性化させる働き、アンチエイジング作用もあるとされ、多くの化粧品にも配合されています。

ホエーパックの作り方

水切りヨーグルトを作って、出てきた成分でパックします。

【所要時間】
1時間~一晩

【用意するもの】
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▼無糖ヨーグルト…肌につけるものなので余計な成分の入っていないものを選びましょう。フルーツも砂糖も入らない、シンプルなプレーンヨーグルトでOK
▼コーヒードリッパー(※1)・コーヒーフィルター(※2)…100円ショップにあるもので十分です。
▼ホエーを受ける容器…お手持ちのカップなど。
▼コットン数枚

※1 ざるを使用してもできますが、コーヒードリッパーのほうがコンパクトですね。
※2 キッチンペーパー、ガーゼでも代用できます。

【作り方】
1.コーヒードリッパーの上にフィルターを敷き、下に受けるための容器を置きます。
2.フィルターの上からヨーグルトを適量入れます。
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3.すぐに下の容器の中にホエーが溜まっていきます。
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4.そのまま必要な量が得られるまで待つだけです。ホコリが入らないように上からラップをかけておいてもいいでしょう。写真は2時間ほど経過した水切りヨーグルトです。
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ホエーを取り出すだけなら1~2時間程度でもかなり溜まります。が、水を切ったヨーグルトの方も料理に使えるので、ヨーグルトが好みの硬さになるまで待つ方が多いようです。

ちなみに一晩の水切りで元のヨーグルトの半分程度の量のホエーが得られます。一晩寝かせる場合には容器ごと冷蔵庫に入れておきましょう。

※注意点
ホエーは保存が利きません。傷んだり雑菌が繁殖したりしたものは使えないので、せいぜい冷蔵庫で数日、冷凍しても1週間程度です。保存料代わりに少量のアルコール(消毒用エタノール)を加える方法もありますが、あまりお勧めしません。できるだけ早く使い切ってしまいましょう。

ホエーパックの方法

1.あらかじめ脇をきれいに洗っておきます。
2.取り出したホエーをコットンに染み込ませます。
017wakikurozumi3.気になる部位に置いて5~10分程度パックします。コットンを置いた状態でラップを巻いてもいいでしょう。コットンを固定しやすくなりますし、成分もより浸透しやすくなると言われています。

※注意点
ヨーグルトは食品なので肌にやさしそうなイメージがありますが、ピーリング成分も含まれているため肌に刺激があります。パックは週2回、最長10分を限度としてください。少しでも違和感があった場合にはただちにパックを中止してください。肌が弱い方はあらかじめパッチテストをされることをお勧めします。

実際にホエーパックをしてみた

ホエーはかなりさらさらで粘性が全くありません。コットンにひたひたにすると流れてしまい、最初はその加減がわからず大変でした。
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コットンを置いた状態で2~3分経った頃にムズムズしてくる感じがあったのでパックは終了。早めに外したので幸い赤みやかゆみなどは出ませんでした。

パックをした箇所はさらさら、つるつるになりますね。その外側の部分との手触りの対比が面白いほどです。

ただ、気になったのは匂いです。酸っぱい匂いがかなりきついですね。ヨーグルトは決して嫌いではないのですが、これを週1~2回行うのは躊躇するというのが正直なところでしょうか。

ヨーグルトをそのまま使う方法も

今回は脇の黒ずみケアに特化した方法としてホエーを抽出しましたが、ヨーグルトをそのまま脇に塗ってしまう方法もあります。

水を切らない状態でヨーグルトパックをする場合には、塗りやすい硬さに調整するために少量の小麦粉をまぜる方法が主流です。パックの方法は同じで、脇に塗って5~10分ほど置き、あとは水で洗い流します。

また、テレビ番組で小麦粉の代わりに無糖のココアパウダーを使う方法が紹介されていました。これらのパックに少量のハチミツを加えるレシピもあります。ココアもハチミツもポリフェノールが豊富なので美肌作用が期待できます。

ホエーパックのメリットとデメリット

安価で手に入ること、食品なので安全性が高いこと、作り方が簡単なことからケアの方法としては敷居の低いホエーパック。ホエーにはピーリング作用があることから、毛穴の汚れや古い角質が蓄積して黒ずんでいるケースには効果が期待できます。

ホエーにはターンオーバーを活性化させる作用もあるのですが、ただしこちらの作用は緩やかなものです。メラニン色素が沈着した状態の黒ずみに対しては、効果を実感するまでにかなり時間がかかるのは間違いありません。美白クリームなど他の方法を取ったほうが効率的だと言えそうです。

アットノンで脇の黒ずみは改善する?

アットノンで脇の黒ずみは改善する?
傷跡や火傷の跡、角質化した肘や膝の改善に効果を発揮する小林製薬のアットノン。できてから1~2年以上経過したものにも使えるとあって、脇の黒ずみへの効果が期待できますが、実際にはどうなのでしょうか。

4タイプあるアットノン

アットノンには次の4つの種類があります。

アットノンクリームEX
スタンダードとも言えるクリームタイプのアットノンで、しっとりとした使い心地。肌に優しい処方で子供の傷跡にも使うことができます。

アットノンジェルEX
透明なジェル状のアットノン。さらっとした使い心地でべたつかないのですぐに服を着ることができます。

アットノンローションタイプ
簡単に広げることができるので、広範囲の患部に使用しやすいタイプ。肌にさっとなじみ気軽に使えます。

アットノンコンシーラータイプ
傷跡を隠しながら治すのに便利な色付きタイプ。ただし敏感肌や子供の肌への使用はお勧めしないとのこと。

アットノンの有効成分

次にアットノンの有効成分を見てみましょう。タイプごとに若干処方が異なっているので、まずはクリームタイプのアットノンの成分をご紹介します。

グリチルリチン酸二カリウム…赤みや炎症を抑え、傷跡の治癒を促進する成分。グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸2Kなどとも呼ばれます。ステロイドに近い作用があると言われていますがステロイドではなく、トローチや胃薬に配合されたり甘味料として食品に添加されることもあります。ちなみにこの成分は上に掲載したアットベリーにも配合されています。

ヘパリン類似物質…血行促進や保湿、抗炎症作用を持つアットノンの主要成分。ターンオーバーを促進して新しい細胞が作られるのを助けます。他の保湿成分と比べて浸透力が高く、肌の奥深くの基底細胞にまで達する点が大きな違いです。

アラントイン…損傷した表皮の組織の再生を促進する成分で、荒れやひび割れにも効果を発揮します。

クリームタイプと同様にジェルタイプのアットノンにも上の3つの成分が配合されています。しかしローションタイプとコンシーラータイプに入っているのはヘパリン類似成分のみ。効果を重視するならクリームタイプかジェルタイプを選べばいいということになりそうです。

※アットノンEXの「EX」についてですが、2017年2月から発売された新処方のアットノン(クリームとジェル)からこちらの名称になっています。旧処方のアットノンクにはグリチルリチン酸二カリウムとアラントインは配合されていませんでした。

アットノンを購入してみた

最寄りの薬局やドラッグストアで簡単に手に入るのがアットノンの良いところですね。さっそくクリームタイプのアットノンを購入してみました。

チューブには細い穴が空いていて、後ろから押すと少しずつクリームが出てきます。あまり硬くない比較的ゆるめのクリームですね。そして伸びがいいです。どの程度の分量を塗り込むと効果があるなどといった説明がないので不明ですが、常識的な使い方をするなら15g入りの小さいチューブでもまあまあ持ちそうです。
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非常にさらっとした使い心地で塗ってもベタベタ感は全くありません。購入する際にジェルタイプとどちらにしようか迷ったのですが、これなら脇に塗っても抵抗はありません。
もちろんジェルタイプはもっとさっぱりしているのだと思います。冬場はクリーム、夏場はジェルと使い分けても良さそうです。

アットノンは脇の黒ずみに効果あるの?

しかしアットノンには直接黒ずみを美白するような成分が含まれていません。抗炎症作用はあるので、脇がざらついてグレーに見える肌、ブツブツのできやすい肌には改善が期待できるでしょう。

ターンオーバーを促進することはできますが、メラニン色素自体は還元できませんし、刺激を和らげる働きもないので、黒ずみに効果があるかと言われればちょっと疑問符がついてしまいます。

加えてお値段。今回購入したクリームタイプもジェルタイプも15g入りで1,404円(税込価格)。美白成分なしのクリームだと考えると、決してコスパがいいとは言えないのではないでしょうか。

重曹パックで手軽に黒ずみケア

料理や掃除などにマルチな活躍をする重曹。この重曹に脇の黒ずみを解消するパワーがあると言われているのをご存知でしょうか?

重曹とは別名炭酸水素ナトリウム、重炭酸ソーダなどとも呼ばれる白い粉。弱アルカリ性なので、弱酸性のわたしたちの肌にやさしいピーリング効果をもたらします。その働きによってスキンケアに利用されることもしばしば。

重曹には純度の高いものから医療用、食用、工業用(掃除用)とグレードが3種類あり、黒ずみケアのパックでは医療用または食用のものを使用します。お値段と安全性を考えてコストパフォーマンスのいい食用のものを利用する方が多いよう。1キロ500円程度と安く手に入る食用の重曹。もしこれが脇の黒ずみにも効果があれば嬉しいですね。

重曹パックのやり方は?

重曹を水などに溶いて気になる箇所に塗るだけなのでとても簡単です。一番シンプルなのは水に溶くというものですが、その他オイルに混ぜる方法などもあり、アレンジの利きやすさも魅力です。

入浴の際などに脇を洗うとき、ボディソープや石鹸に少量の重曹を混ぜて洗う方法が最もお手軽でしょうか。

パック等のレシピや詳しいやり方、注意点などはこちらのページでわかりやすくご紹介しています。

重曹パックは脇の黒ずみに効果あり?

重曹そのものには美白効果がある成分は含まれていません。メラニン色素が沈着したタイプの黒ずみにはあまり効果は期待できないでしょう。

でも重曹にはピーリング効果がありますので、毛穴の汚れ、角質の蓄積などによるくすみが原因の黒ずみケアには効果的だと言えます。もちろん重曹パックには即効性があるわけはありません。続けていくうちに少しずつ改善が望めるものなので、気長なケアが必要です。

脇の下のクレンジング

脇汗や脇のケア製品(制汗剤、クリーム、日焼け止めなど)は落としにくく、普通の石鹸での洗浄では汚れが残ってしまうことがあります。これが脇の黒ずみの原因となってしまうことは少なくありません。

特に脂分や油性の汚れを落としたい場合には、メイクを落とすのと同じようにクレンジング剤を使ってみるといいでしょう。油脂汚れは酸化すると嫌なニオイの元になるので、ニオイ対策としても有効です。

脇の下のクレンジングでのケア方法は?

クレンジング剤はボディ用のものがベストですが、顔用のクレンジングオイルでも効果的に汚れを落とすことができます。メイクをクレンジングするのと同じように脇の下のお肌によくなじませ、一旦お湯で洗い流した後、普段と同じように石鹸などを使って洗浄します。

クレンジングで効果があるのは毛穴のつまりの改善、角質の除去など。黒ずみの重症化も予防できます。しかしすでに脇の下に沈着しているメラニン色素自体を薄くすることは難しいでしょう。

脇の下のスクラブ

脇の下のスクラブによるケア方法は細かい粒によって肌をこすり、肌にとって不要なものを取り除くというもの。

マッサージ効果はもちろん、好みの香りのものを選べばリラックス効果も期待できるので、顔やボディのケアに普段から取り入れている方も少なくないのでは? これを脇の黒ずみケアにも取り入れてみましょう。

スクラブは肌がざらついた状態になっているもの、古い角質が毛穴に詰まっている状態の黒ずみに効果的です。ただし色素沈着したものには効果は期待できません。

脇の下スクラブケアの方法

ひと口にスクラブといっても粒の形状や硬さは様々。粒の硬いものや粗いものは肌を傷つける恐れがあるので慎重に選びたいものです。最近では粒の柔らかなこんにゃくやポリマーなどの素材のものが人気を博しています。

家庭にあるもので簡単にスクラブを作ることも可能です。最もスクラブ効果が高いのは塩を使ったもの(ソルトスクラブ)で、古い角質がかなり溜まってしまっている状態のものに効果を発揮します。でもその刺激がかえって新たな黒ずみを生む恐れも……。

より刺激がマイルドなものとして、砂糖を使って作るシュガースクラブを推します。こちらに詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

脇の下ピーリング

埋没毛を見つけるとついつい引き出してしまいたくなりませんか? でもそれは絶対にやめてください。黒ずみ対策としても肌にとっても厳禁です。

埋没毛をケアするには週に1~2回ピーリングするのが効果的です。ピーリングとは古い角質を溶かして取り除く手法。上で紹介したホエーを使ってもいいですし、豆乳ローションにもゆるいピーリング効果があります。

それらを試しても改善しない場合には、市販のピーリング剤をワキに試してみましょう。肌へのやさしさ重視で選ぶのならAHA(アルファヒドロキシ酸[acid]。果物から抽出したものが配合されることが多いので、フルーツ酸とも呼ばれる)などの入った石鹸がお勧め。このAHAは洗顔フォームやローションなどにもよく使用されている成分です。

家庭にあるものでピーリング剤を作ることもできます。その代表的なものとしてはクエン酸ピーリングが挙げられます。

クエン酸の効果やピーリング剤のレシピ、ケアのやり方は、こちらで詳しく解説しています。

ピーリングの際の注意点

ピーリングをすると肌がすべすべになるので気持ちが良いのですが、新たな黒ずみの原因となりかねないので、週に1~2度の使用に留める、あまり強いピーリング剤は使用しないなどの工夫が必要になります。

AHAよりも強いピーリング剤でよく配合されているものにはBHA(β-ヒドロキシ酸)があります。その代表例がサリチル酸。プロアクティブの洗顔料などに配合されている成分です。

サリチル酸はニキビケアには有効ですが、肌質によってはピリピリ感があるので、黒ずみのケアを目的として使用する際には注意しましょう。

わき毛の自己処理方法を見直す

脇に黒ずみを作らないためにはムダ毛の自己処理をやめてしまうのが最も効果的なのですが、全くしないというわけにはいかないのが難しいところですね。現実的な方法としては次のような対策が考えられます。

・自己処理の頻度を落とす
・自己処理する際は電気シェーバーなど肌への負担が小さいものを使用する
・毛抜きは使わない
・カミソリも勧められないが、どうしてもという場合にはシェービングフォームやクリームを使用する。男性用のカミソリは女性の肌には合わないので使用不可
・自己処理の後は保湿をしっかりする
・ケア製品にはビタミンC誘導体プラセンタアルブチントラネキサム酸などの美白成分が配合されたものを選ぶ(ハイドロキノンは刺激があるので使用は慎重に)

脇の黒ずみ「セルフケア」のメリット・デメリット

脇の黒ずみのセルフケアには利点も欠点もあります。利点としてはプライバシーが守られること、自分のペースでケアできること、そして費用を抑えることができることの3つが挙げられるでしょう。

しかし同時に欠点があるのも事実です。まずは効果が保証されているものではないということ。脇の黒ずみは非常に頑固なので、満足できる状態に改善するまでにはどうしても時間がかかってしまいます。また長い期間にわたって手をかけても、必ず結果に結びつくとは限らないのがつらいところです。

また、ここでご紹介したセルフケアの方法のほとんどは特定の原因に対して効果を発揮するものです。自分の黒ずみの原因を正しく把握せずに行ったのでは成果が上がらない可能性が高くなります。

肌質によっては合わない方法もあるでしょう。自己流で行ってかえって黒ずみが悪化したり、アレルギーが出た際の対応が遅れて別のトラブルが起こったりしたのでは元も子もありません。無理はせず、自分の肌に合う方法でセルフケアを行いましょう。

脇の黒ずみを皮膚科・美容外科で消す

セルフケアで対処できない脇の黒ずみは専門家の処置を受けたほうがいいでしょう。
医療機関で脇の黒ずみを消すのなら皮膚科と美容外科の2つの選択肢があります。

どんな症状がどちらに適しているのかは迷うところでしょうし、最近は皮膚科でも美容面に力を入れているところが増えているため、それぞれの境界が曖昧になっていますが、基本的には、

皮膚科…あくまでも治療
美容外科…美しくなることが目的

だと考えるとわかりやすいでしょう。皮膚科と美容外科とでは治療・施術の内容やかかる費用、期間に差が出てきます。黒ずみ治療の実績が多いかどうかをチェックして選ぶのもひとつの方法です。

皮膚科・美容外科の治療内容の違いは?

一般的な皮膚科の場合には塗り薬が処方されることが多く、保険が適用される治療の範囲内ならかなり費用を安く抑えることができます。

一方、美容外科(または美容皮膚科)で行われる黒ずみ治療はもっと幅広く、ケミカルピーリングや医療レーザーなどを用いて黒ずみに対処することが多いでしょう。こちらは保険が適用されない内容のものが多いため、その分費用は高額となります。

皮膚科にしても美容外科にしても医療機関ですので、エステ等に比べるとちょっと敷居が高いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかしどちらの場合も、施術によって何かトラブルが起こった場合にすぐに対処してもらえる利点があります。

注意しておきたいのは、治療費以外に最初に初診料として3,000~5,000円ほどの費用がかかるところが多い点です。

また、治療に必要となる期間は数カ月から1年程度だと考えられますが、一旦良くなったからといって今後黒ずみが全くできなくなるということではないので、家でのケアも併せて行う必要があります。

塗り薬ハイドロキノンの処方

今すでにできてしまっている黒ずみに対して、目に見える成果が最も出やすいのがこのハイドロキノンという成分です。ハイドロキノンは「肌の漂白剤」とも言われ、

「肌のメラニン色素を還元する(薄くする)」「新陳代謝を高めて色素を排出しやすくする」「メラニン色素を作る酵素チロシナーゼに働きかけて色素を作りにくくする」……と、何重もの美白作用を持っています。美白成分と言えばビタミンC誘導体が有名ですが、このような美白成分の何倍もの強力さを持っているのがハイドロキノンなのです。

ハイドロキノンは化粧品への配合が許可されていますが、比較的肌トラブルが起こりやすいことから濃度は2%までと厳しく制限されています。

しかし処方薬のハイドロキノンは10%までの濃さが認められているため、黒ずみに対しての効果も大きなものが期待できます。ハイドロキノンは白斑やかぶれなどの副作用も起こりがちなので、実際には安全性を考慮して4~5%程度のものを処方されることがほとんどですが、それでも化粧品の倍以上の濃さになっています。

ハイドロキノンの処方は保険の適用とはなりません。自費診療となるため医療機関によって費用は異なりますが、だいたい1ヶ月分として2,000円~5,000円程度の負担になることが多いようです。

塗り薬トレチノインの処方

ハイドロキノンと一緒に処方されることが多いのがトレチノインという塗り薬です。トレチノインはレチノール(ビタミンA)誘導体で、ターンオーバーを劇的にアップさせる働きがあります。

治療の初期段階では塗った部分の皮が剥け、赤くなったりヒリヒリしたりしますが、これは黒ずみ部分を新しい皮膚に生まれ変わらせるための通過点です。激しい症状なので黒ずみ以外の部位にはつけないように注意する必要があります。

トレチノインも保険が効かないので自費診療となります。1ヶ月分をだいたい5,000円~10,000円程度としているところが多いようです。

内服薬の処方

黒ずみを消すのは簡単なことではなく、外側からだけの治療では不十分なことも少なくありません。多くの皮膚科、美容外科では内側からも治療していくために内服薬を処方しています。

よく処方されるのはビタミンCとパントテン酸(ビタミンB5)が配合された「シナール錠」やトラネキサム酸。どちらも皮膚科で処方されれば保険の適用となるので安く手に入ります。シナールに関しては市販もされています。

レーザーで黒ずみを治療する

美容外科でよく行われるのが、黒ずみ部分にレーザーを照射する方法です。黒ずみの状態によって色素を直接破壊するものや角質を除去するもの、毛穴の状態を改善するものなどがあります。よく使用されているレーザーには次のようなものがあります。

・レーザートーニング
・ルビーレーザー
・ジェネシスレーザー
・カーボンレーザー

この中で特にレーザートーニングは最新の治療法と言えるものです。これまでのレーザー治療は出力が高すぎて肌に刺激を与え、かえって黒ずみを増す結果になる可能性もあったのですが、このレーザートーニングはパワーが十分にコントロールされ、非常に頑固な黒ずみから顔にできる肝斑、くすみまで幅広く対応できるものとして人気を呼んでいます。出力が弱いので痛みが少ないのもいい点です。

レーザー治療の費用はどれくらい?

レーザー治療は1度だけで終わるものではありません。肌の状態により3~4週間ほど間を空けて何度か通うことになります。少ない場合では3~5度程度、多ければ十数回とかなり個人差があります。費用は1度につき10,000円からとなるでしょう。

レーザーは保険が利かないので、場合によってはかなりの高額になってしまう可能性がありますが、美容外科によっては決まった回数で割引料金が設定されていることもあります。事前にしっかりカウンセリングを受け、納得して治療を受けられるようにしてください。

また、取り扱っている機器は美容外科によってかなり違いがあります。どんなレーザー機器を置いているのかサイトで公開している美容外科も多いので、ぜひ事前にチェックしておきましょう。

フォトRF(光治療)

光を当てることでメラニンを壊すのと同時に肌細胞の新陳代謝を活発化させる治療法です。フォトRFは光レーザーと比べて刺激がマイルドで痛みもわずかなため、フェイシャルケアとしても人気のメニュー。ただ、肌へのやさしさはレーザートーニングのほうがよりすぐれています。こちらも保険の適用外となります。

ケミカルピーリング

毛穴の黒ずみや角質の蓄積が原因の黒ずみにはケミカルピーリングが効果的。ピーリングというと市販されているものもありますが、美容外科などが取り扱うピーリング剤は高濃度で、処方に様々な工夫が凝らされています。

脇の場合には刺激の少ない乳酸ピーリングが行われることが多いでしょう。薬剤を塗った状態でしばらく置くだけのものなので簡単ですし、痛みもありません。黒ずみの状態によって数回から10回程度行われます。

ケミカルピーリングには保険は適用されません。費用は内容によるところもあるのでばらつきが多く、1回につき5,000円~15,000円程度となります。ケミカルピーリングはエステでも受けることができます。

イオン導入

イオン導入はイオンの働きによって薬剤を肌の奥底にまで浸透しやすくするという手法です。導入されるのはビタミンC誘導体やトラネキサム酸、プラセンタエキスなど。ただ塗るだけとは浸透度が全く違うため、格段の作用が期待できます。ピーリングを行った後のタイミングでイオン導入が行われることも多いでしょう。

イオン導入には保険は適用されません。1回につき5,000~10,000円程度の費用がかかります。イオン導入は1度では結果が出ませんので、数回~十数回行うことが必要となってきます。こちらもエステで受けることが可能なメニューです。

脱毛サロンやクリニックで脇脱毛する

脱毛サロンやクリニックで脇脱毛することによって黒ずみが改善できるケースもあります。どんな場合に脇脱毛が有効なのかを見てみることにしましょう。

自己処理などの摩擦による黒ずみ

脇の黒ずみは何度となく脇を剃ったときの刺激が原因となるケースが最も多くなっています。この場合だと脇を脱毛してしまうことによって自己処理しなくても良くなり、肌の負担がぐっと軽くなるため、脇の状態もある程度の改善が見込めます。

ただし脱毛で直接的に黒ずみを改善できるわけではありません。他のケア方法を併用しないのであれば、元のきれいな状態になるまでには長い時間がかかると考えたほうがいいでしょう。

埋没毛や毛穴汚れによる黒ずみ

脇の黒ずみの原因が埋没毛や毛穴汚れである場合には、脇脱毛によって直接的な改善が期待できます。とはいえ、脱毛することで毛穴自体がなくなってしまうわけではないため、安心してケアに手を抜くうちにいつの間にか毛穴が目立っていた……などということも十分に有り得る話です。脱毛後もしっかりセルフケアを続けていく必要があります。

脱毛は脇の黒ずみ対策に効果的?

このように、脱毛によって解決できる黒ずみとできない黒ずみが存在します。自己処理をしなくて良くなるというのはとても大きいことで、予防や悪化を防止するという視点では間違いなく有効であると言えます。

しかし長年の摩擦による色素沈着が黒ずみの正体であるケースでは改善までに時間がかかります。加えて脱毛をすると脇がより見えやすくなるため、脱毛プラスαの対策が急務となるのが悩ましいところです。

脱毛した後には脇のケアも併せて行われますが、それは美白専門のケアではなくあくまでも脱毛のアフターケアの位置づけです。

幅広いトラブルをカバーできるクリニックならともかく、低料金を売りにしている脱毛専門サロンの中にはスタッフを含め美白ケアの知識やノウハウを持たないところもあるのです。

逆に独自のボディケアブランドを立ち上げて脱毛後の美白ケアに対応しているサロンもあります。こうした点を含めて慎重にサロンやクリニックを選ぶべきでしょう。

脇の黒ずみが恥ずかしくてサロンに行けない?

黒ずみ対策として脱毛は有効だけれど、その黒ずみが気になって脱毛に行くのが恥ずかしいと考える人も多いのでは?

でも心配はありません。スタッフはたくさんの人の脇に対処してきているプロ。そもそも脇に黒ずみがあるのはそんなに珍しい話ではないので恥ずかしがる必要はありません。一番良くないのは間違った自己処理を続けてしまうこと。その間にどんどん黒ずみは悪化してしまいます。

脇の黒ずみは、間違った自己処理をしながらでは絶対に良くなることはありません。もし現在脱毛を考えているのなら、早めにスタートしたほうがいいでしょう。特にサロンでの脇脱毛はワンコインだったりと驚くほどの低価格設定のところが多いですね。

ただしクリニックのレーザー脱毛と違って、サロンで受けられる光脱毛は出力が弱いため、永久脱毛ではありませんが……。それでもかなり長い間にわたって肌を休められるので、効果的であることは間違いないでしょう。

脇の黒ずみを食べ物や生活習慣で予防する

脇の黒ずみ対策にぜひ摂りたい栄養成分や、普段の生活において気をつけたいことをまとめてみました。これだけで直ちに黒ずみが改善するといったものではありませんが、効率を考えるとどれも外せないものばかりです。直接的なケアと併せて取り入れてみましょう。

黒ずみ対策になる食べ物は?

食品の黒ずみ改善への役割は、ターンオーバーを整えて肌を生まれ変わらせることと、うるおいのある強い肌をつくること。それにはどんな栄養素を意識して取り入れたらいいのでしょうか。

たんぱく質(コラーゲンペプチド)

わたしたちの体は主に水とたんぱく質でできていると言っても過言ではありません。肌細胞も同様。肌のターンオーバーのためには良質なたんぱく質を摂る必要があります。

美肌にはコラーゲンが欠かせませんが、コラーゲンもたんぱく質の一種です。でもコラーゲンを食べたからと言って、それがそのまま美肌のために使われるわけではありません。

コラーゲンも他のたんぱく質も、食べたら一旦アミノ酸に分解されて体内に摂取され、わたしたちの体の材料となります。まずは筋肉や腱、軟骨といった緊急性の高いところから使われ、肌は後回し。逆に言えば良質なたんぱく質を十分に取らないと黒ずみの改善にもつながらないということになりますね。

効率を考えるなら普通のコラーゲンよりも吸収のいいコラーゲンペプチドか、たんぱく質、アミノ酸を摂ったほうがいいでしょう。

たんぱく質を多く含む食品は肉類や魚介類、卵の他、乳製品や大豆などにも豊富。コラーゲンはフカヒレ、鶏軟骨、手羽先などに含まれていますが、コラーゲンペプチドを摂るならサプリやドリンクを飲むのがお手軽です。

ビタミンC

抗酸化作用を持ち、美容のために大活躍してくれるビタミンCは美白作用も強力。肌を黒く染めるメラニン色素が作られるためには体内で活動する酵素チロシナーゼの働きが必要なのですが、ビタミンCにはこの働きを阻害する作用があります。それに加えてビタミンCはコラーゲンの合成にも必要不可欠な成分。脇の黒ずみ対策のためにもぜひ積極的に摂取しましょう。

ビタミンCは必要な分だけ吸収され、余った分は体外に排出されるので、いくら摂っても過剰摂取になる心配はありませんが、その分こまめに摂取する必要があります。

ビタミンCはいちごや柑橘系の果物に多く含まれています。野菜ならブロッコリーや赤・黄パプリカ、ピーマン、じゃがいもなど。

ビタミンE

血行を改善する働きのあるビタミンEは美肌には欠かせない栄養素です。抗酸化作用も高いため、肌の老化やトラブルを防ぐためにしっかり摂っておきたいですね。ビタミンEはビタミンCやAと一緒に摂ることでお互いの作用を高め合い、より効率的に働いてくれます。

ビタミンEは体内に蓄積されます。普通の食事では過剰摂取の恐れはほとんどありませんが、サプリメントで摂取する場合には1日の上限を越えて大量に摂取しないように気をつけましょう。
ナッツ類、かぼちゃ、モロヘイヤ、うなぎなどに多く含まれています。

ビタミンA

ビタミンAは肌や粘膜の生成に直接関わる栄養素です。新陳代謝を正常化する働きもあるため、美しい肌の維持には欠かせません。

ビタミンAには動物由来のレチノールと植物由来のカロテン(β-カロテンが有名)があります。動物性のものを摂りすぎると体に蓄積して脂肪肝などを引き起こす可能性がありますが、植物性なら必要な分だけがビタミンAに変換されるので、過剰摂取の恐れがありません。

植物性のものなら緑黄色野菜、特にかぼちゃやにんじん、ピーマン、ほうれん草、モロヘイヤなどに多く含まれています。動物性ならレバーやうなぎ(蒲焼き)、マーガリンなどに豊富です。

ビタミンB群

黒ずみ予防にはビタミンB群の働きも欠かせません。ビタミンB群はどれかひとつでも不足するものがあれば他の働きも不十分なものになってしまうので、バランスのいい摂取が望ましいのですが、中でもビタミンB2とB6は特に黒ずみ予防に大きく関係しています。

ビタミンB2は肌の生まれ変わりを助けます。エネルギー代謝にも関わるため、疲労を感じているときには不足している可能性が高いでしょう。過剰分は排出されるので積極的に摂取して構いません。食品ではレバーや納豆、うなぎ、乳製品に多く含まれます。

ビタミンB6はたんぱく質の代謝・合成を助ける働きがあります。不足すると肌や粘膜にトラブルが起こりやすくなるので不足しないようにしましょう。ビタミンB6はレバーや魚介類、卵、大豆製品に含まれるほか、バナナにも含まれています。

イソフラボン

女性の健康に大きな関わりを持つエストロゲン(女性ホルモン)に似た性質を持つイソフラボン。不足することでコラーゲンが作られにくくなり、肌の乾燥も目立つようになってしまいます。

またターンオーバーを活性化させ、メラニン色素を排出する働きもサポートしています。イソフラボンは美肌を作る成分として化粧品によく配合されていますが、外側から塗るほか経口摂取でも大きな効果を発揮します。
イソフラボンは納豆や豆腐など大豆製品に多く含まれています。

これらの栄養素を全て食事で摂取できるのならそれが最も望ましいのですが、現代人の食生活ではなかなかそれも難しいところ。不足する分はサプリメントを賢く利用しましょう。

そして忘れてはいけないのが水分をしっかり摂るということ。十分な水分の摂取なしには代謝も滞りがちになってしまいます。水分は1日1.5~2L程度の摂取が理想とされています。でも無理な大量摂取は勧められません。塩分(ミネラル)も適切に摂るようにしましょう。

黒ずみに悪影響!避けたい食べ物は?

糖質や脂質の摂り過ぎは肌の状態を悪くしやすいことがわかっています。添加物の多いジャンクフードも悪影響があるのでできるだけ控えましょう。

肉はいけないのかと思われがちですが、例えば鶏肉は脂質が少なめでたんぱく質が豊富。豚肉や牛肉もビタミンが豊富なので敬遠する必要はありません。要は野菜とのバランスをよく考えて食べるのが一番なのです。

良質な睡眠をとる

肌のスムーズな生まれ変わりには質の良い睡眠が重要です。午後10時~午前2時のいわゆる「シンデレラタイム」に成長ホルモンが分泌されるので、肌の修復にはそれより早く入眠することを勧める説もよく聞かれますが、午後10時にすでにベッドに入っているのはなかなか難しいですね。

最近の研究で眠りにつく時間帯以上に重視されているのが入眠してからの数時間の睡眠の質です。寝る前の2時間は食事を避け、照明や寝具も心地良さを感じるものを選びましょう。寝る前までスマホを見ていると脳が休まりません。スマホも翌朝までお休みしてください。

ストレスをためない

黒ずみとストレス?と不思議に思われるかもしれませんが、いつもストレスにさらされていると知らず知らずのうちにターンオーバーまで乱れていることがあります。なかなか難しいことですが、できるだけストレスを溜めないように、上手にストレスを解消する方法を見つけましょう。

入浴とその後のケア

毎日のお風呂も黒ずみ対策には重要。脇を清潔な状態を保つのと同時に、血行を促進したりストレスを解消したりといった様々なメリットがあります。

脇は洗浄料をよく泡立てて洗いましょう。ゴシゴシ洗うのはNG。刺激の強いナイロンのタオルは使わないようにします。手で洗うのもいいでしょう。そして入浴後は他の部位と同じように脇もしっかりと保湿します。

全身浴だけでなく半身浴も効果的。体温を上げて代謝をアップさせる、体内の毒素を排出するなどの効果が期待できます。

適度な運動を

血行を良くし、スムーズに肌細胞を代謝させるのに一役買ってくれるのが運動です。それにはあまり激しい運動をするよりは、定期的に続けられる程度の有酸素運動がぴったりです。ジョギングやウォーキング、自転車、水泳などでもいいですし、自宅で行える踏み台昇降や階段昇降などもいいでしょう。

紫外線対策

メラニン色素を生み出す紫外線は絶対に避けたいところ。脇の下はあまり紫外線を浴びる機会はないのではと思われがちですが、夏場にノースリーブを着ているとアスファルトから反射した紫外線を思いの外浴びていることがあるので、ぜひガードを。特に脱毛中は要注意の期間。絶対に紫外線を浴びないようにしましょう。

肌に優しい素材の衣類を

衣類の摩擦で肌が黒ずんでしまうこともあります。特に下着選びは重要で、肌触りが良く締め付けのないデザインのものも選びましょう。肌が弱い方はレースなども避けたほうが賢明です。

脇の黒ずみを隠す方法

これまで脇の黒ずみを解消する方法をいろいろ探ってきましたが、残念なことにこれらには即効性がありません。

ターンオーバーを考えると、肌の生まれ変わりには短くても3ヶ月はほしいところ。「そんなことを言っても水着や脇の開いた服を着る日がそこまで迫っているのに!」という人もきっと少なくないのでは?

そんなときは根本的な対策はひとまず置いておいて、とりあえずその日だけ黒ずみを隠すというのもひとつの手。実は脇の黒ずみを隠すのに役立つボディ用のファンデーションがあります。

ボディ用ファンデーションで隠す?顔用じゃダメ?

わざわざボディ用を買わなくても普段使っているファンデーションじゃダメなの?という疑問が湧いてくるところですが、顔用のファンデーションはお勧めしません。脇は顔と比べて数段多く汗をかきます。普通のファンデーションではどうしても崩れてしまうのです。

また、顔と脇とではかく汗の性質も違います。脇汗で衣類に黄色いシミを作ってしまった経験のある方はいらっしゃいませんか?

脇から出る汗にはたんぱく質や脂質などが含まれるうえ、リポフスチンという黄色い色素が含まれています。

顔にかく汗はエクリン腺から分泌されるもので比較的サラッとしていますが、脇の汗はアポクリン腺から分泌されるやや粘りのある汗。ここに崩れやすいファンデーションを塗ってしまったのでは雑菌が繁殖して強いニオイのもとになってしまいます。

落ちたファンデーションが衣服に付着してしまう可能性もあります。やはり脇のことを考えて作られたボディ用のファンデーションを使用したいところです。

ボディ用ファンデーションの選び方は?

ボディ用ファンデーションにも顔用と同じようにパウダータイプやリキッドタイプがあります。パウダーは使いやすいですが、もちやカバー力が今ひとつ。

逆にリキッドはもちもカバー力もありますが、衣服につきやすいのが欠点です。室内にいてそれほど脇が目立ちにくいシーンならパウダータイプを、アウトドアならリキッドタイプを選ぶといいですね。海やプールなどで使用するならより落ちにくいウォータープルーフタイプを選ぶといいでしょう。

色が合わないと黒ずみを隠すどころか逆効果にもなってしまいかねないので、慎重に選ぶようにしましょう。できれば当日になって慌てないよう、塗った状態で1日過ごしてみるなどあらかじめテストしておくといいですね。もしアウトドアで使用するなら、外に出て太陽光線の下でチェックしてみましょう。

ボディ用ファンデーションの中には併せて脇のニオイの対策ができる商品も登場しています。そういったものを選ぶのもいいですね。

はだいろ工房ボディカバーファンデーションを買ってみた

ではボディ用のファンデーションがどんなものなのか、1つ商品を購入してみたので実際に使用してレポートします。

今回は楽天市場で検索してみて最も多くショップで取り扱われていた商品を購入しました。はだいろ工房のボディカバーファンデーションです。
はだいろ工房のボディカバーファンデーション

チューブに入ったクリームタイプ。硬さは適度な感じですが、手に出してみると思いの外濃いですね。この商品はカラーに選択肢がありません。しかし黒ずみを隠すとなると若干濃い目を選ぶのが定石。隠そうとして白っぽいものを選ぶとかえって浮いてしまうので、こういう色になっているのでしょう。
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腕の内側に塗ってみたのですが、筆者の肌はブルーベースなので若干黄みが強く見えてしまいます。こうして見ると、色の濃さより色合いのほうが重要ですね。

そもそもボディ用は顔用と比べて種類が少ないので、自分の肌色にぴったりくるものを探すのが難しそうです。
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さて、クレンジングで落とす段階になって問題発生!
筆者が普段使用しているクレンジング剤で、顔用ファンデーションを落とすのと同じような調子でクレンジングしてみたのですが、……落ちていないではないですか!
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今回端のほうの塗り方が若干厚くなっていたのと、クレンジング剤のなじませ方が甘かったのが原因なのでしょう、ファンデーションが残ってしまいました。

しかし腕でこの調子なら、脇だとかなり念入りにクレンジングする必要がありそうです。しかも今回購入したファンデーションは普通タイプ。ウォータープルーフタイプの場合にはもっと落としにくいのではないでしょうか。ファンデの落とし残しは洗わないままよりもっと肌に悪いと言われます。これは注意しないといけませんね。

……実はこの後再度念入りにクレンジングしていたら発疹が出てしまいました。ボディ用ファンデーションはやはり強力。敏感肌にはあまりお勧めできないし、そうでない場合でもここぞというときの使用に留めておくべきだなと感じました。

ボディ用ファンデーションはその場しのぎにしか過ぎない

ボディ用ファンデーションは大切な日には大活躍してくれますが、脇の黒ずみ自体を消す効果はありません。普段は美白ケアを行い、要所で使うというのが大前提の商品だと言えます。

先ほどもレポートしましたが、ボディ用ファンデーションは落ちにくく作られている分、肌への負担は小さくありません。肌を荒らしたり毛穴が詰まったりすれば、それが新たな黒ずみを生んでしまう可能性もあります。

使用が終わったらクレンジングできれいに落とすとともに、今日1日お疲れ様の気持ちで必ずしっかり保湿を。できれば翌日は肌を休ませ、連用は避けることをお勧めします。

脇の黒ずみに関するQ&A

エステサロンで脇の黒ずみは解消できる?

脇脱毛することで自己処理をしなくても良くなるので、それが脇の黒ずみの改善につながりますが、基本的にそれだけでは黒ずみは解消でません。美白のメニューはあっても脇の黒ずみ改善を全面に打ち立てたメニューを設けているエステサロンは少ないのが実情です。

比較的対処しやすいのが毛穴汚れが黒ずみとなって現れているケース、古い角質の蓄積や肌の荒れ、凹凸が黒ずんで見えてしまうケースなどです。洗浄やピーリング、美白成分のイオン導入、美白パックなどのホワイトニングケアによってかなり解消することが可能でしょう。

例えばピュウベッロには脇脱毛後の毛穴の黒ずみをケアするメニュー(クリアピーリング)があります。こちらではスクラブでの角質除去、ミネラル成分により新陳代謝を高めるローションパックなどが行われます。対応しているのは全16店舗中、脱毛のみのところを除いた9店舗のみなので、まずは最寄りの店舗のメニューを確認してみましょう。

メラニン色素が沈着した黒ずみの解消を得意としているエステもあります。
化粧品のドクターシーラボグループのシーズラボには脇とビキニラインの色素沈着をケアする専用のメニューがあります。ここでは皮膚医学理論に基づいたケアにより、オリジナルピーリングとメディカルイオン導入により黒ずみに働きかけます。

オリーブオイルやホホバオイルで脇の黒ずみは改善する?

保湿力が高く美しい肌をつくるのに大活躍してくれるオリーブオイルホホバオイル。エイジングケアもできるしダメージを受けた肌の修復にも効果を発揮するとあって、脇の黒ずみの解消にも期待が高まりますが、その効果のほどはどうなのでしょうか。

オリーブオイルもホホバオイルも、毛穴の皮脂汚れや古い角質が詰まったものが黒ずみとなっているケースには有効です。

気になる箇所に適量を塗り、やさしくマッサージしてみましょう。オイルに汚れが溶け出し、不要物を除去することができます。

しかし毛穴汚れは頑固なものですし、一度で全ての汚れがクリアできるわけではありません。効果は少しずつ現れてくるので、根気よくケアを続けるようにしましょう。すぐにきれいにならないからといって、ゴシゴシこするのは厳禁です。刺激がメラニン色素の沈着を生む可能性があります。

これらのオイルには美白成分が入っているわけではないので、メラニン色素沈着の改善には効果がありません。メラニン色素が原因の黒ずみの場合には他の対策を選ぶようにしてください。

肌の保湿が十分にできていないと黒ずみができやすくなるものです。オリーブオイルやホホバオイルを使って十分に保湿をすれば黒ずみを予防することは可能です。

ニベアが脇の黒ずみに効くって本当?

豊かな保湿力によって肌のかさつきやざらざらを救ってくれるニベア。特にニベアの青缶に関しては「高級クリームのドゥラメールとほぼ同じ成分」だとしてかなり話題になりましたね。

スーパーのレジ前によく置いてありますし、ニベアを取り扱っていないドラッグストアはまずないでしょう。簡単に手に入るし価格も手頃。しかもいろいろなシーンに使われるニベアだけに、もしかしたら黒ずみにも効くのでは?という人がいるのも頷けるところです。

ニベアの青缶の成分を見てみると、ミネラルオイルにワセリンスクワランやホホバオイルなど。なるほど肌にやさしくベールをかけてくれるわけです。そのため、乾燥によってできやすくなる黒ずみをしっかり予防してくれることは間違いありません。

ただしニベアには美白成分は入っていませんね。また、ターンオーバーを高めてくれる成分も入っていません。ですので黒ずみの改善は残念ながら期待できない、ということになってしまいます。

少なくともすでにできてしまった黒ずみをケアしたいのなら、もっと専門性の高い商品を選ぶほうが確実だと言えそうです。

ただニベアシリーズの現行商品中で唯一「リフレッシュプラス ホワイトニングボディミルク」には美白成分の安定型ビタミンCとオリーブオイルが配合されています。

ビタミンCにはメラニンの生成を抑える働きがありますし、オリーブオイルには毛穴づまりを改善する働きがあります。

ニベアで黒ずみ改善を目指すならこれということになりそうですが、この商品の働きとして謳われているのがシミやそばかす止まりということで、それよりも広範囲にわたる黒ずみに対しては少々力不足なのではないでしょうか。

オロナインは脇の黒ずみに効果ある?

昔ながらの傷薬、オロナイン。何にでも効くイメージがあるし、実際に毛穴の角栓を落としたり小鼻の赤みを改善したりと美容目的に使用している人も少なくないようです。脇の黒ずみ対策にも効果があるとの口コミを見かけますが、実際のところはどうなのでしょうか。

まずはオロナインの効能を公式サイトで見てみましょう。

オロナインH軟膏をお使いいただける効果・効能のすべてです。
にきび 吹出物 はたけ やけど(かるいもの) ひび しもやけ あかぎれ きず 水虫(じゅくじゅくしていないもの) たむし いんきん しらくも

引用元:http://www.otsuka.co.jp/ohn/

美白に関するものは見られませんね。では有効成分はどうでしょうか。こちらも同じページから引用します。

オロナインH軟膏に入っている成分すべてをご紹介します。

◎有効成分(1g中)
クロルヘキシジングルコン酸塩液(20%):10mg

◎添加物
ラウロマクロゴール ポリソルベート80 硫酸Al/K マクロゴール グリセリン オリブ油 ステアリルアルコール サラシミツロウ ワセリン 自己乳化型ステアリン酸グリセリル 香料 精製水
※ステロイドは入っていません。

クロルヘキシジングルコン酸塩液の効能は消毒ですね。そしてこの中で黒ずみに対して効果が期待できそうなのはオリブ油、つまりオリーブオイルくらいでしょうか。主に毛穴汚れの改善や保湿によって黒ずみの予防には効果を発揮してくれそうです。

しかし、自己処理によって荒れた肌を修復したり消毒したりといった働きは期待できるものの、色素沈着を治せるかどうかと言えば難しいと言わざるを得ません。

黒ずみは炎症ではなく色素の沈着なので、これに対処するためにはやはり美白成分の配合が必要となるでしょう。

ヒルドイドは脇の黒ずみに効く?

「どんなアンチエイジングクリームより効く!」とネット上で話題になったヒルドイドという薬をご存知でしょうか。強力な保湿力があり、アトピー性皮膚炎の方でも使える塗り薬です。

クリーム(軟膏)とローション、スプレータイプの3種類があります。効能は肌の保湿の他、血行改善や抗炎症作用など。肌に対しての効果がよく取り上げられますが、皮膚科だけでなく整形外科でも処方されます。

このヒルドイドに脇の黒ずみを改善する効果があるとの噂がありますが、実際のところはどうなのでしょうか。

ヒルドイドの主な有効成分はヘパリン類似物質です。これは上でレポートしたアットノンにも含まれていますね。

ちなみに濃度も0.3%とアットノンと全く同じなので、この2つは同タイプの薬だと言ってもいいでしょう。

ヒルドイドにはこの他、ワセリンやスクワランなども入っていますので確かに肌のかさつきを改善するには間違いのない処方ですが、少なくとも美白成分と呼べるものは配合されていません。

筆者もヒルドイドを持っていますが、これまで使用していて美白効果を感じたことは一度もないというのが実際のところです。

またクリームタイプはかなりベタベタした使用感なので、これを脇に塗ると雑菌が繁殖しそうで躊躇します。むしろ使用感ではアットノンのほうが爽やかなので、どうしてもヘパリン類似物質の効果を試したいならアットノンのほうがいいかもしれません。

ワキララで黒ずみは改善できる?

バイソンのワキララには洗浄料のクリアウォッシュ、美容液のブライトアップエッセンスがあります。「脇のざらつき、黒ずみ、毛穴、ムダ毛のケアに」とあるので、脇の黒ずみ解消には期待大!

またお値段もクリアウォッシュが90g入りで760円(税抜価格)、ブライトアップエッセンスが120mL入りで860円(同)とお手頃なので利用している方も多いのではないでしょうか。

しかし共通成分を見てみると、

角質ケア成分としてパパイン酵素
ひきしめ成分としてグレープフルーツエキス
つるつる成分としてイソフラボン含有レッドクローバーエキス、豆乳発酵液
皮膚保護成分としてリピジュア(R)

……とあります。つまり美白のために有効となる成分は入っていません。
ただしパパイン酵素が入っているので毛穴汚れによる黒ずみに対しては改善が期待できますし、イソフラボンが入っているのでターンオーバーを正常化して少しずつメラニン色素を排出させていくことはできそうです。

つまり黒ずみに対しては効果があるものとないものがある、また作用は緩やかなものだと言うことができるでしょう。

脇の黒ずみはワキガと関係ある?

ワキガの人は脇の黒ずみができやすいという意見がありますが、これは本当なのでしょうか。

これは本当であり、本当でないとも言えます。実際には、ワキガそのものが脇の黒ずみの原因になることはありません。ワキガと黒ずみとは別のところに原因があるのです。

しかし、ワキガの人はニオイに対処しようと、デオドラントスプレーや汗拭きシートを多用してしまう傾向にあります。

上でもご紹介しましたが、デオドラントスプレーのパウダーは毛穴づまりを引き起こしやすく、それが黒ずみを作りやすくしてしまいます。また汗拭きシートを頻繁に使えばそれが刺激となり、メラニン色素が沈着しやすくなってしまうのです。

こうしたアイテムをつい使いたくなってしまうのはわかりますが、デオドラントスプレーはワキガを悪化させる可能性もありますし、それで黒ずみを作ってしまったのでは全く割が合いませんね。

まずは自分の肌に合うデオドラント方法や洗浄、食事療法などによってワキガに対処するのが先決。そして黒ずみにはこれとは別に専門のクリームなどを使用してケアすることをお勧めします。

ハイチオールCは脇の黒ずみに効く?

シミやニキビなどの肌トラブルを治す薬、エスエス製薬のハイチオールCには脇の黒ずみを治す効果はあるのでしょうか。こちらも公式サイトから引用してみましょう。

ハイチオールCプラスはシミの原因であるメラニンの過剰な生成を抑制・無色化し、肌の代謝(ターンオーバー)を助けて過剰にできたメラニンを排出します。

効能・効果
○しみ・そばかす・日やけなどの色素沈着症
○全身倦怠
○二日酔
○にきび、湿疹、じんましん、かぶれ、くすりまけ

引用元:http://www.ssp.co.jp/product/all/hc/

有効成分はL-システイン、アスコルビン酸(ビタミンC)、パントテン酸カルシウムで、このうちL-システインとアスコルビン酸には美白作用があることがわかっています。
こうなると脇の黒ずみにも良さそうですが、実際のところはどうなのでしょうか。

筆者は以前3年ほど、ハイチオールCや、ほぼ同じ処方のL-システイン製剤を服用していたことがあります。倦怠感の改善にはかなりの効果を感じましたが、小さい頃からあるそばかすを含め、美白に対しては特に効果を実感できませんでした。

もちろん個人差はあるでしょうが、内服薬のみで目覚ましい改善というのはなかなか難しいというのが実際のところなのではないでしょうか。しっかりと効果を出していくのには、やはり外側からのケアも同時に行う必要があると感じます。

脇の黒ずみ「終わりに」

脇が黒ずむ原因やその解消法について、様々な角度から掘り下げてみました。脇の黒ずみにはいくつかのタイプがあり、残念ながらそれを消すためには時間がかかることが少なくありません。

脇の黒ずみには、直接的なケアは大切ですが、それを補助する食事療法などもかなり重要です。自分の黒ずみの原因を見極めながら、様々な方法を組み合わせ、じっくりケアに取り組んでいきましょう。

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