トラネキサム酸 美白化粧水・美容液【口コミ・比較】シミ撃退

トラネキサム酸 美白化粧水・美容液【口コミ・比較】シミ撃退
今回は、シミ改善に役立つと言われるトラネキサム酸を配合している美白化粧水、美白美容液4種類を実際に使用した感想をご紹介して行きます。

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もくじ

 

トラネキサム酸とは

トラネキサム酸は、自然に存在している成分ではなく、必須アミノ酸の一種であるリシンを科学的に合成して作られた成分です。

また、最近では、化粧品に配合されている成分として知名度が高くなったトラネキサム酸ではありますが、本来は抗アレルギー薬や止血剤など、医療の現場で治療薬として用いられてきたようです。

では、トラネキサム酸にはどのような美容効果を期待することができるのでしょうか?

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トラネキサム酸の効果

トラネキサム酸は、化粧品に配合されているほか、医療機関で内服薬として処方されることもあり、以下の効果を期待することができます。

シミ改善効果

シミは、おもに紫外線の影響を受けて表面に浮かび上がってきます。

お肌が直接紫外線を浴びると、細胞内の核を傷つけ、DNAの破壊や細胞の死滅などの原因となります。そして、そうならないための自己防衛機能が働くと、メラニン色素が生成されて真皮層を守ります。

つまり、本来であれば、メラニン色素の生成は真皮層を守る大切な働きをしているということです。

ということは、若いころから紫外線を浴びない、あるいは紫外線をしっかりとブロックする対策を行っておけば、メラニン色素が生成される頻度が少なくなり、将来的なシミもできにくいということになります。

とはいえ、できてしまったシミは、とりあえずケアしなければなりません。

トラネキサム酸には、表皮細胞(ケラチノサイト)が受けた刺激によって産生されるメラノサイト活性化因子であるプラスミンやプロスタグランジンの働きを抑制する作用がありますので、現在表面に浮かび上がってきているシミの改善や、これから現れてくる可能性のあるシミの予防に役立つと考えられています。

そしてもうひとつ、シミは紫外線だけではなく、急激なホルモンバランスの崩れによってできることがあり、これは肝斑である可能性が高いと考えられます。

肝斑の特徴は、両頬の右対称にできるという点にあり、ぼんやりと広がったタイプ、筆でなぞったようなタイプ、目尻際に小さく広がって現れるタイプがあります。

そして、肝斑の場合であっても、それを改善するためにはメラノサイト活性化因子の働きを抑制することが大切ですので、ここでもトラネキサム酸が役に立ちます。

ニキビ跡改善効果

抗プラスミン作用により、ニキビ跡の改善効果を期待することができます。
ただし、トラネキサム酸で改善を見込むことができるのは色素沈着のニキビ跡のみで、皮下組織のダメージによって赤くなったニキビ跡や、クレーター状のニキビ跡改善効果は期待することができません。

赤く残ったニキビ跡やクレーター状のニキビ跡でお困りなのであれば、ひとまず美容外科や美容皮膚科に相談してみましょう。

このようなニキビ跡は、トラネキサム酸治療ではなく、レーザー治療などで改善できることがあります。

抗アレルギー・止血効果

メラノサイト活性因子であるプラスミンは、血管内ではタンパク質分解酵素としての働きを持っています。そして、なんらかの状況によってプラスミンの働きが活性化されると花粉症や喘息などのアレルギー症状が現れやすくなります。

そして、このようなときに役立つのが、抗アレルギー作用を持つトラネキサム酸です。
さらに、トラネキサム酸には血液凝固作用もありますので、鼻血などの急な出血が起こった際の、止血剤として用いられることもあります。

<参考>http://www.pref.tokushima.jp/docs/2014102300294/files/20150407181206.pdf

トラネキサム酸と他の美白成分との違い

一般的に知られている美白成分には、ビタミンC誘導体ハイドロキノンがあります。

それでは、これらの美白成分の特徴と、トラネキサム酸の違いについて、少しだけ触れておくことにしましょう。

ビタミンC誘導体とトラネキサム酸の違い

ビタミンCは抗酸化力が強く、体内の活性酸素の働きを抑える作用があります。活性酸素の大量発生は、肌細胞を傷つけて老化を促進する原因となりますので、食品からのビタミンCの摂取、または化粧品からのビタミンC誘導体の補給によって、アンチエイジング効果を期待することができます。

ですが、ビタミンCやビタミンC誘導体は、メラニン色素の生成に関わるチロシナーゼという酵素の働きを抑制するに留まり、抗プラスミン効果を期待することはできません。

また、肝斑を改善するためにビタミンCまたはビタミンC誘導体を活用するのであれば、トラネキサム酸内服薬と併用する必要があると考えられています。

ハイドロキノンとトラネキサム酸の違い

皮膚の漂白剤とも呼ばれ、高い美白効果を持つハイドロキノンには、メラノサイトそのものの数を減少させる効果を期待することができます。

そして、ハイドロキノンにブドウ糖を結合させた成分がアルブチンですが、これらはともに、抗プラスミン効果を期待することができません。

また、ハイドロキノンもまた、トラネキサム酸内服薬との併用によって肝斑の改善効果を期待することができると考えられています。

ただし、ハイドロキノンを高濃度で配合している化粧品の場合では、使用後に紫外線を浴びないなどの注意が必要になります。

トラネキサム酸配合の美白化粧水・美白美容液を使ってみた

それでは早速、4種類のトラネキサム酸を配合した美白化粧品のレビューをご紹介して行きます。

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資生堂 HAKU メラノフォーカス3D

資生堂 HAKU メラノフォーカス3D

<配合全成分>
4-メトキシサリチル酸カリウム塩、トラネキサム酸、ユリエキス、塩酸グルコサミン、濃グリセリン、ハス種子乳酸菌発酵液、ルムプヤンエキス、ヒアルロン酸ナトリウム(2)、精製水、ジプロピレングリコール、ベヘニルアルコール、エタノール、α-オレフィンオリゴマー、メチルポリシロキサン、キシリット、ピバリン酸イソデシル、N-ステアロイル-N-メチルタウリンナトリウム、ワセリン、ポリエチレングリコール1000、ミリスチン酸ミリスチル、ポリオキシエチレン(14)ポリオキシプロピレン(7)ジメチルエーテル、ステアリルアルコール、マルチトール液、ポリエチレングリコール20000、ジイソステアリン酸グリセリル、1、3-ブチレングリコール、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、エデト酸二ナトリウム、クエン酸、1-メントール、クエン酸ナトリウム、イソステアリン酸、ピロ亜硫酸ナトリウム、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、L-セリン、3-○-エチルアスコルビン酸、フェノキシエタノール、β-カロチン

資生堂「HAKU メラノフォーカス3D」に含まれる成分をひとつひとつ確認してみると、合成ポリマー合成界面活性剤が配合されていることがわかりましたが、人体への安全については問題ないようです。
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ワンプッシュでこれくらいの量が出てきます。見た目はやや硬めの美白クリームのように見えますが、実際にお肌に伸ばしてみると実に伸びが良く、すぐにお肌に浸透して行きました。

使用後のべたつき感はまったくありませんが、乾燥肌の方の場合では、顔全体に伸ばすとするのであれば、この量では少々足りないかもしれません。

ただし、この製品は美白美容液ですので、化粧水や乳液と併用するのであれば、この量で1回分は賄えるでしょう。

香りはほとんどありませんので、香りが気になる方にもおすすめできそうです。

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資生堂 アクアレーベル シミ対策美容液

資生堂 アクアレーベル シミ対策美容液

<配合全成分>
トラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウム、ヒアルロン酸ナトリウム(2)、精製水、デカメチルシクロペンタシロキサン、ジプロピレングリコール、ポリオキシエチレン(14)ポリオキシプロピレン(7)ジメチルエーテル、ベヘニルアルコール、メチルポリシロキサン、トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル、グリセリン、バチルアルコール、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、ベヘニン酸、イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、エデト酸ニナトリウム、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液、オレンジ油、ピロ亜硫酸ナトリウム、ラベンダー油、水酸化カリウム、フェノキシエタノール

資生堂「アクアレーベル シミ対策美容液」にも合成界面活性剤が配合されていますが、人体への悪影響の心配はほぼなく、また、配合量が多いわけではありませんので、化学合成物質に対するアレルギーがないのであれば、ほぼ心配はないでしょう。

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やや薄い乳白色で、さらっとしたテクスチャーです。1プッシュでこれくらいの量が出てきて、お肌に伸ばしてみると、驚くほど伸びが良いことがわかります。

さらに、あっという間に浸透しますので、顔全体に伸ばすのであれば手早く行う必要があるでしょう。

この美白美容液も、単品ではやや保湿力に欠けますので、化粧水や乳液と併用はすすると良いでしょう。

香りはほとんど気になりません。
トラネキサム酸の配合量が多いので、特にシミが気になる部分には、重ねづけをすると良いかもしれませんね。

資生堂 アクアレーベル ホワイトアップ ローション

資生堂 アクアレーベル ホワイトアップ ローション
資生堂アクアレーベル「ホワイトアップ ローション」は。さっぱりタイプとしっとりタイプがあり、筆者はしっとりタイプで試してみました。

<配合全成分>
トラネキサム酸、D-グルタミン酸、エーデルワイスエキス、アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム(2)、精製水、ジプロピレングリコール、濃グリセリン、エタノール、ポリエチレングリコール400、ポリエチレングリコール1500、ポリオキシエチレン(17)ポリオキシプロピレン(4)ジメチルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル、カルボキシビニルポリマー、エデト酸二ナトリウム、キサンタンガム、ピロ亜硫酸ナトリウム、フェノキシエタノール、パラオキシ安息香酸エステル、香料

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資生堂アクアレーベル「ホワイトアップ ローション」を手のひらに出してみましたが、ほとんど水のようなテクスチャーです。

やや驚いたのは、手のひらに出した数秒間で、手のひらの皮膚から美白化粧水がすぐに浸透し始めたという点です。これだけの浸透力ですから、手のひらに出したらすぐに顔につけないと、手のひらに化粧水のほとんどを持って行かれてしまうかも。

また、化粧水はコットンでもつけることができますが、筆者の経験上、手のひらでお肌に馴染ませて、そのままハンドプッシュで成分を馴染ませるという方法がおすすめできます。

若干の香りはありますが、強い香りではありませんので、気になることはないでしょう。

トランシーノ 薬用ホワイトニングクリアローション

トランシーノ 薬用ホワイトニングクリアローション

<配合全成分>
トラネキサム酸、ハス種子乳酸菌発酵液、アンズ果汁、トレハロース硫酸Na、ポリメタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン液、水酸化大豆リン脂質、水、クエン酸、クエン酸Na、グリセリン、濃グリセリン、水酸化K、BG、カルボキシビニルポリマー、POE水添ヒマシ油、PEG(30)、ジグリセリン、ソルビット液、フェノキシエタノール、メチルパラベン

トランシーノ「薬用ホワイトニングクリアローション」には大豆由来成分が配合されていますので、大豆アレルギーをお持ちの方は、使用を控えることがベストでしょう。

また、メチルパラベンが配合されていますが、これは化粧品の品質維持のために配合されているものと思われ、お肌への悪影響の心配はないでしょう。

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手のひらに出したときにはわかりませんでしたが、実際にお肌に伸ばしてみたところ、お肌への浸透が早く、保湿力が高いことがわかりました。

香りはほとんどなく、見た感じは水のようですが、お肌につけるとしっとりしますので、乾燥肌の方にもおすすめできる「トラネキサム酸配合美白化粧水」だと思います。

トラネキサム酸化粧水・美容液を使ってみた感想

今回は、4種類のトラネキサム酸配合の美白化粧水・美白美容液を試してみましたが、どの美白化粧品もお肌への浸透が早いという印象を持ちました。
2種類の美白美容液は、それぞれ単品では保湿力に欠けますが、2種類の美白化粧水に関してはどちらも保湿力が優れていますので、乾燥肌の方におすすめできるのではないかと思います。

これらのトラネキサム酸美白化粧品は、どれも甲乙つけがたい実力派という印象を持ちましたが、高い保湿力を求めるのであれば、トランシーノ 薬用ホワイトニングクリアローションがおすすめといったところでしょうか。

トランシーノは第1種医薬品と第3種医薬品の内服薬も用意されていますので、身体の内外からシミをケアして行くのであれば、これらの内服薬と美白化粧水を併用してみても良いでしょう。

また、今回のラネキサム酸配合美白化粧品は使用期間が短かったため、はっきりとしたシミ撃退効果を確認することはできませんでしたが、それぞれに使い続けてみる価値はあるというのが、筆者の感想です。

美白成分「トラネキサム酸」に関するQ&A

トラネキサム酸に副作用はある?

トラネキサム酸はもともと医薬品として開発された成分であり、抗アレルギー作用のほか、止血作用もあります。

そして、トラネキサム酸配合の化粧品では、特に副作用が現れる心配はないとされていますが、トラネキサム酸内服薬を服用した場合には、以下のような副作用が現れることがあるようです。
・おう吐
・発疹
・食用不振
・下痢
これらの副作用が挙げられ、また、止血作用が強く働いた場合では、血栓ができる可能性もあるといわれています。

トラネキサム酸内服薬は医薬品ですので、トラネキサム酸配合の化粧品と内服薬を併用したいという方は、まずは医療機関に相談し、トラネキサム酸の服用に際して問題がないことを確認した上で服用するように注意しましょう。

また、トラネキサム酸は女性ホルモンに影響を及ぼすのでは?という不安をお持ちの方も医師に直接相談してみると良いでしょう。

トラネキサム酸配合化粧水・美容液の選び方は?

トラネキサム酸配の美白化粧品を購入する前には、必ずトラネキサム酸の配合量を確認しましょう。今回試してみた美白化粧品は、どれもトラネキサム酸の配合率が高く、なおかつお肌に悪影響を及ぼす可能性がある成分は配合されていません(アレルギー指定成分は除く)でしたので、ひとまず信頼性が高いと判断することができます。

ところが、市販されている美白化粧品の中には、トラネキサム酸配合を謳っていても、実際にはトラネキサム酸の配合量が少なく、あまりありがたくない化学合成物質が多く配合されている製品もあります。

また、今回のトラネキサム酸配合美白化粧品では、1種類のみアレルギー指定成分由来の成分が配合されていましたが、市販されている美白化粧品の中には、大豆やコメ、小麦などのアレルギー指定成分が配合されているものもあります。

特に敏感肌やアレルギー肌の方の場合では、この部分に注意を払い、トラネキサム酸配合化粧品を選んでみると良いでしょう。

トラネキサム酸化粧水は手作りできる?

インターネットの通販では、トラネキサム酸粉末が販売されていますので、トラネキサム酸配合の手作り化粧水を作ることは可能です。

ですが、手作り化粧水は冷蔵庫で保管する必要があり、また、約1週間を目途に使い切る必要がありますので、このような管理が面倒な方には不向きでしょう。

今回筆者が試してみたトラネキサム酸配合の美白化粧品は、どれも驚くほど高額な価格ではありません。

材料費や管理の問題を考えるのであれば、トラネキサム酸配合の化粧水は、手作りするよりも既成品を購入する方が合理的なのではないかと思います。

また、手作り化粧水作りにチャレンジしてみたいという方は、トラネキサム酸粉末製品の使用説明書に必ず目を通し、正しい分量で使用すること、そして、衛生面と保管方法にも十分に注意を払い、安全に使用することを心がけて下さいね。

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