亀戸天神社「藤まつり」に行ってきました

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「亀戸天満宮」「亀戸の天神様」と広く親しまれている亀戸天神にやってきました。亀戸天神は、新宿から電車で20分のJR亀戸駅から徒歩15分のところにあります。亀戸駅はJR総武線の他に東武亀戸線が利用できます。

私が行った時はちょうど「藤まつり」の時だったのでラッキーでした。ここでは亀戸天神のアクセス方法、太鼓橋や御嶽神社、本殿など境内の案内、船橋屋など周辺のお店の案内などなど亀戸天神の魅力をレポートしたいと思います。

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もくじ

亀戸天神への行き方

1.亀戸駅からのアクセス「徒歩」

亀戸天神まで亀戸駅から歩くと15分ほどかかります。亀戸駅から亀戸天神に行くには、亀戸駅北口(アトレ口)から出ます。北口は改札を出ると2つの出口がありますが、正面の出口を利用しましょう。
駅を出て正面の横断歩道をわたります。
亀戸駅北口

横断歩道を渡ると亀戸十三間通り商店街があります。
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この商店街をまっすぐ北に進むと、亀戸四丁目交差点があります。道の駅「亀戸梅屋敷」の火の見櫓が目印です。ちなみに梅屋敷は無料の休憩所もあり、各種イベントや落語の寄席も開催されています。

亀戸梅屋敷

亀戸四丁目交差点を左折して、しばらく進むと「亀戸天神 東門」と書かれた赤い柱が見えてきます。
亀戸天神 東門

正面から入るなら、その先の「亀戸天神 正門」から入りましょう。
亀戸天神 正門

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2.亀戸駅からのアクセス「バス」

亀戸天神は駅から距離があるので、バスで行くのもおすすめです。亀戸北口(アトレ口)改札を出て正面の出口からでます。駅を出ると左手にバスロータリーがあります。
亀戸天神に行くには「のりば④」に向かいます。

亀戸駅からバスで亀戸天神へ

都営バス「草24 浅草寿町 行」「上26 上野公園 行」に乗って2つ目のバス停「亀戸天神前」で降ります。
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降りたら通りを西に進むとすぐ亀戸天神の正門の看板が見えてきます。

3.亀戸天神へのアクセス「自動車」

首都高速道路7号小松川線の錦糸町出口から出て蔵前橋通りを東に進むと亀戸天神に着きます。駐車場は無料で開放されていますが、藤まつりなどお祭り開催期間中はかなり混みあうため、公共機関の利用が望ましいでしょう。

学業成就のご利益がある亀戸天神

亀戸天神は、菅原道真公を祀っており、学問の神様として多くの方々に親しまれています。古くは本社にあたる九州太宰府天満宮に対して「東宰府天満宮」または「「亀戸宰府天満宮」と呼ばれていました、が昭和11年に「亀戸天神社」が正称になりました。

道真公の子孫である菅原大鳥居信祐公が九州太宰府天満宮の神官を勤めていたころに神のお告げを受け、道真公ゆかりの飛び梅の木で天神像を作り、日光や盛岡などを巡り歩いて亀戸村にたどり着き、ご神像を祀ったとされています。

神社では、祈願料(5,000円~)を支払うと学業成績・試験合格を祈願してくれます。毎年受検シーズンは受験生でいっぱいになるそうです。

コンパクトなスペースに約100の碑が建てられている亀戸天神の境内

亀戸天神の正門から入ってみましょう。
る亀戸天神の鳥居

正門を入ると大鳥居があり、お祭りのときには鳥居の前に屋台が出て賑わいます。亀戸天神はひととおり見て回るのに30分くらいとコンパクトな境内です。それでは大鳥居の前から順に見ていきましょう。

太鼓橋(男橋)

太鼓橋(男橋)
正門を入ったら正面に見えるのが太鼓橋(男橋)です。心字池に架けられた3つの橋は九州太宰府天満宮にならって作られたそうです。男橋からは鮮やかな色のつつじや藤などが見渡せるだけでなく、東京スカイツリーもとても大きく見えて迫力がありました!

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弁天社

弁天社

男橋と女橋の間にあります。心字池の湖畔に祀られていることから、当時の文人が上野にある不忍池になぞらえて「弁財天堂」などと称したことから「弁天社」と呼ばれるようになりました。

ちょうど満開になった藤を背景に建てられているため、思わず見入ってしまいます。弁天様は七福神の一神で福徳福智、芸能成就の神様として信仰されています。

太鼓橋(女橋)

太鼓橋女橋

男橋を渡ってしばらく進むと本殿が見えてきます。本殿に渡る橋が太鼓橋(女橋)です。
池と橋は「三世一年の理」といい、人生に見立てています。男橋が過去を、平橋が現在を、女橋が希望の未来を現しています。そして、3つの橋を渡ると身を清められて神前へ向かうという意味が込められています。

藤に目を奪われて何となく渡ってしまった太鼓橋ですが、形あるものはどれも見えない人の思いを込めて作られているのだとしみじみ思いました。

5歳菅公像(ごさいかんこうぞう)

5歳菅公像
5歳のときの菅原道真公の像です。女橋を渡って本殿に向かう道の左手にあります。像には道真公が5歳の時に庭の梅を詠んだ句が刻まれています。

道真公の像は、5歳とはいえ大人のような静かな落ち着きが感じられる像です。政略に翻弄された波乱の人生を弱冠5歳にして静かに受け止めているようにも見え、こちらも思わず背を正してしまうオーラがありますね。5歳菅公像と鷽の碑を囲む塀にはたくさんの絵馬がかけられていました。

鷽の碑(うそのひ)

鷽の碑
5歳菅公像の並びに置かれている鷽の碑には、鷽の縁起が記されています。鷽(うそ)は幸運を呼ぶ鳥といわれ、「うそ」はふりかかった災厄を「嘘」として幸運を招き入れるとされています。5歳菅公像と鷽の碑を囲む塀にはたくさんの絵馬がかけられていました。

本殿

女橋を渡ると本殿へと続く石畳が見えてきます。
亀戸天神本殿
学問の神様として知られる菅原道真公が祀られています。複雑な形状の塔を多数配置する八棟造りになっています。威風堂々とした重厚な造りの屋根です。
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御嶽神社(みたけじんじゃ)

御嶽神社

本殿の東側にあり卯の神として知られています。菅原道真公の学問の先生が祀られており、1月の初卯、二の卯、三の卯は、卯槌(うずち)、卯の神札が配られます。火災除、雪除、商売繁盛、開運の神様です。

御神牛

御神牛

本殿の西側に置かれている牛の像です。手を触れることで知恵を授かると言われていて、さっそく触ってきました!ところどころ剥げている部分が、今まで触ってきた人たちの思いを表しているようです。道真公は農業にいそしむ牛をことのほか愛したそうですよ。

累卵塔(るいらんとう)

累卵塔
お盆の上に卵を横にして縦方向に7つ積み重なっている線絵が刻まれています。これは累卵といい、崩れやすいので命が危篤な状態を指します。明治天皇の主治医を務めた千葉愛石が人の命は常にあやういものだという意味を込めて奉納しました。

燐寸塚(マッチづか)

燐寸塚
御神牛からさらに西に入っていくと裏道沿いに建てられています。日本発のマッチの国産化に成功した清水誠氏の碑です。清水氏の姿を描いた彫刻が精巧に作られているので、とても見応えがあります。

紅梅殿

紅梅殿
菅原道真公が左遷され、京都から九州の大宰府へ渡ったときに道真公を慕って飛んできたと言われる飛び梅の実生(みしょう)を祀っています。毎年大宰府天満宮から紅梅の梅が奉納されます。大宰府へ渡ったときに詠んだ句がかの有名な「東風吹かば 匂い起こせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ」ですが、5歳のときに初めて詠んだ句も梅の花。梅の花は道真公にゆかりが深いですね。亀戸天神では毎年2月から3月にかけて梅まつりが開催されます。

花園社

花園社
紅梅殿とは池の反対側の端にあります。道真公の奥様で宣来子(のぶきこ)の方とそのお子様たちが祭られています。道真公の左遷のときは母子が全国各地に別々に流されたという深い悲しみの霊を慰める杜です。安産、子宝、育児、立身出世の守護神として信仰されています。

筆塚

筆塚
大鳥居をくぐって太鼓橋を渡る手前の右側にあります。空海、小野道風と並ぶ能書家で「筆の神」と言われた道真公。筆塚祭では、書道上達や学問上達を願う方々が使い古した筆を納めます。

昼も夜も藤の美しさは格別!亀戸天神「藤まつり」

亀戸天神「藤まつり」
訪れたときはちょうど藤まつりの真っ最中。2017年の藤まつりは4月15日(土)~5月7日(日)まで開催されました。伺ったのは5月2日でしたが、境内に100株以上あるという藤はちょうど満開でした!さすが東京一と呼び声の高い亀戸天神の藤。心字池のきらきら輝く水面に藤が写りこんでとてもきれいです。

藤まつりの期間中、日没から22時まで境内の藤棚がライトアップされます。藤は昼間の淡い青紫色の花も美しいのですが、夜、光に照らされて浮かび上がる藤はなんとも幻想的でため息がでるほど。とても見応えがあります。

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藤だけではなく、つつじもたくさん咲いていて目を引きました。藤まつりでは神楽殿で歌謡ショーや文楽、茶会などのイベントも開催されます。

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新しい年に幸運を呼び込む鷽替え神事

毎年新しい鷽に取り替えると昨年の辛い出来事が“うそ”になり、今年一年が開運、出世などに恵まれるとして「鷽替え」は信仰されてきました。

亀戸天神では毎年1月24・25日に行われ、檜を手彫りして作った鷽鳥を納めて、この日しか手に入れることができない新しい鷽鳥と取り替えます。鷽の字は学の旧字に似ていることから鷽は天神様とゆかりが深いとされています。

期間限定の御朱印もある亀戸天神の御朱印

御朱印は本殿の東側にある社務所で初穂料300円で分けていただけます。美しい文字で社名が書かれています。御朱印帳もあります。今回は藤まつりの開催中ということで、期間限定の御朱印を手に入れることができました!
御朱印

「初天神」、「梅まつり」、「藤まつり」でそれぞれ期間限定の御朱印がいただけるそうで、また季節になったら訪れたいですね。

学業成就以外にもいろいろある亀戸天神のお守り

亀戸天神では、社務所に立ち寄ると御朱印の他にもいろいろなお札やお守りをいただくことができます。一番人気があるのは学業成就のお守りですが、今回は訪れた時にいただいたお守りをご紹介します。

うそ守り 700円

うそ守り
手彫りの鷽のお守りはうそ替え神事のときにしか頂くことができないため、うそ守りをいただきました。

「幸運を招く うそ守り 亀戸天満宮」と書かれたケースの中にうその姿が彫りこまれたお守りが入っています。お財布の中に入れておけるようなとても小さなお守りです。
鷽も人気があるようで「うそカード型」というのもありました。

藤の花鈴守り 700円

藤の花鈴守り
この藤の季節にふさわしいお守りですね。少し揺れただけでも軽やかな鈴の音を鳴らすお守りです。鈴には藤の絵の紫色と「亀戸天神社」と彫りこまれた赤い文字が美しいです。

船橋屋を初めとした老舗がズラリ!亀戸天神周辺のお店

亀戸天神の周辺には魅力的なお店がたくさんあります。参拝時に寄りたいお店をご紹介します。

船橋屋

船橋屋
大鳥居の前の蔵前橋通りを亀戸天神からさらに両国方面に西に進むと船橋屋があります。歴史ある建物と池があるので通るとすぐにわかります。創業1805年、「元祖くず餅」の看板を掲げています。

店に到着すると平日にもかかわらずたくさんの人が並んでいます。並んでいる人たちは喫茶室の席が空くのを待っています。船橋屋は、亀戸には亀戸天神前本店と駅南側にある亀戸駅前店があります。

船橋屋といえば、なんと言ってもくず餅。小麦粉の澱粉質と地下天然水を使用してなんと15か月熟成させるという、気の遠くなるほど手の込んだ和菓子です。

テイクアウトで購入したのは白玉あんみつ510円。くず餅と白玉あんみつが楽しめます。黒蜜と白蜜から選ぶことができるため、黒蜜を選びました。船型のプラスチック容器に詰めて提供されるのはなんとも趣があります。
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くず餅はなめらかな舌触りで後味がスッキリ。沖縄産の黒砂糖をベースに数種類の砂糖をブレンドした秘伝の黒蜜は、食べるとねっとりした食感と単に甘いだけではない、奥行きのある味が感じられます。
白玉はふんわりやわらかくなめらかな舌触りですが、もちもちした歯ごたえもあり、あんこも上品な甘さで大満足でした。

若福

若福
亀戸天神の境内にある江戸懐石料理のお店です。木の大きな水車と伝統ある日本家屋の塀なんともいえない趣をかもし出しています。名物は厚焼玉子や梅とろろ。藤棚に面したカウンター席があって、ライトアップした藤を眺めながら懐石料理に舌鼓を打つ・・・なんてぜいたくな時間が過ごせます。

ベッ甲イソガイ

ベッ甲イソガイ
「磯貝」と言う字を甲羅に背負う亀のかわいいイラストが目印のこちらのお店は、大鳥居をくぐる手前の右手にあります。べっ甲というのはタイマイという海カメの甲羅から作られるんですね。

店内ではべっ甲で作られたアクセサリーや和装小物などが売られています。代表の磯貝 實氏は東京優秀技能者知事賞受賞。亀戸に工房を構え、子の世代まで受け継ぐことのできるベッ甲の作品を作り続けています。

亀戸天神の見応えのある季節の花と石碑の数々、じっくり見て楽しもう!

亀戸天神の境内はコンパクトなスペースなのですが、四季折々の花が美しくて目を奪われます。祀られている神様や石碑も多いのでひとつひとつじっくり見ていくとおもしろいです。

石碑などは見過ごしがちなので何度来ても新たな発見があります。新年の参拝だけではなく、季節ごとに訪れたい場所です。

☆亀戸天神社
〒136-0071東京都江東区亀戸3丁目6番1号
http://kameidotenjin.or.jp/
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