斎場御嶽(せーふぁうたき)沖縄最高パワースポットの1つに行ってきた

斎場御嶽(せーふぁうたき)
「女子リキ」読者のみなさまこんにちは!
沖縄にはパワースポットがたくさんありますが、なかでも琉球王国最大の聖地である「斎場御嶽(せーふぁうたき)」をご存知ですか?

2000年12月には「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつとして世界遺産に登録されてもいます。今回はそんな「斎場御嶽(せーふぁうたき)」についてご案内いたします!

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もくじ

 

1.斎場御嶽(せーふぁうたき)の歴史

「遥か昔、大海原の彼方・二ライカナイから南の島のある浜辺に神が降り立った。神の名はアマミキヨ(アマミク、アマミキュ、アマミチューなどとも呼ばれます)といった。アマミキヨは城(ぐすく)を構え、子を産み、稲を植え、そして人々の世を創った。いつしかアマミキヨは人々から祖霊神と呼ばれるようになり、「御嶽(うたき)」にまつられ、国家安泰や五穀豊穣の祈りの対象となった。」

<参考>http://okinawa-nanjo.jp/sefa/

琉球(沖縄)にはこのような伝説があります。
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アマミキヨがはじめて降り立ったと言われる島が、斎場御嶽からも眺めることができる東方に浮かぶ島「久高島(くだかじま)」。久高島は現在でも「神の島」として特別な位置づけにある島です。

神様がまつられた「御嶽(うたき)」は、現在では沖縄本島を含む南西諸島の「聖地」となり、約900の御嶽が南西諸島にはあると言われています。

そのなかでも久高島を望むことができる「斎場御嶽」は、琉球王国において最高の聖地と呼ばれるようになったのです。
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(※駐車場の敷地にある観光案内所「がんじゅう駅・南城」では無料で斎場御嶽に関する展示と解説ビデオの上映をやっています)

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琉球王国の神事は伝統的に女性によって執り行われ、国王と王国を守護するのは「聞得大君(きこえおおきみ)」と呼ばれる位につく王族の女性。彼女をはじめとする「祝女(ノロ)」は御嶽(うたき)で祈りをささげる神女たちです。

なかでも、斎場御嶽は、1470年の初代聞得大君から1875年の15代聞得大君までの400年にわたり、聞得大君という最高の神職に就任するための「御薪下り(おあらおり)」という儀式が行われた特別な場所なのです。

また、斎場御嶽がある近辺の知念(ちねん)・玉城(たまぐすく)は琉球を作った神さま「アマミキヨ」が上陸した土地と言われており、アマミキヨが住んだと言われる場所がいくつもあり、それぞれが聖地とされています。

それらを回る「東御廻り(あがりうまーい)」(琉球では東のことを太陽が昇ることから「アガリ」といいます)と呼ばれる行事も今に伝わっています。

<参考> http://www.kankou-nanjo.okinawa/tokusyu/view/agariumai

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そんな斎場御嶽ですが、神女が管轄することもあり、かつては国王も含めて男子禁制。現在はもちろん男性観光客も入れますが、観光客のマナー問題もあり、ときおり「男子禁制に戻してはどうか」という意見がニュースになるような場所なのです。

斎場御嶽の入り口では、入場する前にマナーについてのビデオを見る時間があります。(約3分/日本語・英語対応)
決して賑やかに行く場所ではないので、ご注意くださいね。

2.斎場御嶽(せーふぁうたき)へのアクセス

(1)斎場御嶽(せーふぁうたき)に車で来る場合の駐車場

斎場御嶽は、沖縄本島の東南、南城市知念(ちねん)にあります。那覇市からですと車で40分程度です。

斎場御嶽 駐車場
「斎場御嶽(せーふぁうたき)」とマップに入れると、斎場御嶽そのものを指示してしまうのですが、駐車場は斎場御嶽からやや離れた「南城市地域物産館」と観光案内所「がんじゅう駅・南城」と兼用になっていますので、こちらを探してきてくださいね、

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なお、この駐車場が満車の場合は、奥の「第二駐車場」へ停めることになります。第二駐車場の「岬公園」は「知念岬」といって隠れた絶景がある場所なので、時間があれば行ってみて下さいね。

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(2)斎場御嶽(せーふぁうたき)にバスで来る場合

バス会社は1時間に1~2本程度走っています。東陽バス、38番線です。
↓こちらが時刻表です。
http://toyobus.jp/jikoku_hyo.php?NUM=38&YOBI=WD&UD=DOWN
始発は「上泉」です。「上泉」バス停は沖縄バスターミナルの近くで、有名な「オハコルテベーカリー」のすぐ近くです。ゆいレールですと最寄り駅は「旭橋」になります。

斎場御嶽の最寄りバス停
斎場御嶽の最寄りバス停は「斎場御嶽入口(せーふぁうたきいりぐち)」です。こちらは那覇から来た場合のバス停です。「南城市地域物産館」・観光案内所「がんじゅう駅・南城」と同じ敷地内にあります。
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こちらは那覇方面へ行く帰りのバス停。往路から300mほど離れています。

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路線バス以外に、南城市のオンデマンドバス(予約制)の「おでかけなんじい」もあります。観光客の方もWELCOMEなので、南城市内の観光地を回りたい方はぜひ予約してみては。

<参考>http://odekake-nanji.jp/

3.斎場御嶽の入場券について

斎場御嶽の入場券
斎場御嶽の入場券は、入口前ではなく、南城市地域物産館の1Fで販売しています。
入場料は大人300円 子供150円(中学生まで)です。

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また、斎場御嶽近辺は夜には真っ暗になりますので、チケット販売の終了時間が早いのでご注意ください。

チケット販売時間は、3月~10月 17:15まで/11月~2月は16:45までです。
また、年に2回休息日があります。休息日は旧暦の5月1日~3日・10月1日~3日のため、毎年異なります。大型連休などがかかってもお休みになります。(以前、シルバーウィークにかかっていた時もありました。)
詳しくはこちらをチェックしてください。

http://okinawa-nanjo.jp/sefa/#btn004

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斎場御嶽は世界遺産登録されたこともあり、多くの方が訪れるようになった結果、かなり気軽に来る方が多いようで、歩く距離や靴についての注意事項がありました。
ざっとまとめると…
・ここから入口まで500m
・さらに御嶽内は30分程度山道を歩く
・ヒール不可。入り口で無料の靴貸出アリ
・聖地なので露出の激しい服装はNG

なんでも想像よりも入場券売り場から斎場御嶽入口までが遠く、坂道も多かったりしたためにクレームが出たことがあったとか…

確かに、昔は入口まで車で行けたこともあったのですが、その当時は付近の道は週末ともなると大混雑で路上駐車だらけ、付近の住民の方が大迷惑だったそうなので必要な処置であったと思います。

4.斎場御嶽(せーふぁうたき)へGO!

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入場券を手に入れたら、斎場御嶽に向かいます。
さて、斎場御嶽の入口にまでには、注意事項にある通り500mほど歩きます。
参道まで信号を渡って110mほど。ここから390mの広い道が斎場御嶽入口まで続いています。

基本的には歩行者優先(入口には守衛の方がいます)で歩きやすく、道沿いにはお土産もの屋さんやカフェがいくつかあるのですが、日差しを遮るものが全くないので、帽子・サングラスでのガードはマスト。日傘が欲しいところですが、御嶽内では邪魔かも…

暑い日は水分補給しつつ斎場御嶽を目指しましょう。
御嶽内は原則飲食禁止ですが、熱中症予防のための水分補給はOKです。
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入口手前にお手洗いがあります。御嶽内にはもちろんトイレがないので心配な方はここですませましょう。

5.斎場御嶽(せーふぁうたき)に入場

斎場御嶽(せーふぁうたき)に入場
さて、この建物から斎場御嶽への入口です。マナー注意のビデオを見るのはここです。

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(1)久高島遥拝所(くだかじまようはいじょ)

久高島遥拝所
本ブログのトップ画の入口から200mほど歩いて階段を上ると「久高島遥拝所(くだかじまようはいじょ)」があります。

斎場御嶽は王家の御嶽ということもあり、庶民は入れなかったのでここから祈りをささげたそうです。さらに男子禁制ということもあり、国王もここから入るときは女装したとか

(2)御門口(うじょうぐち)

御門口
ここからが本当の聖地の入口です。
急な坂になっているので、濡れたらすべるためゴムマットが敷いてあります。でも滑るので雨の日や雨の次の日は要注意です。ぺたんこ靴でも靴底がツルツルのものは厳しいかも…
手すりがありますので無理せずつかまって登りましょう。
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木立が濃い影を落とす中を進んでいきます。来るまでの道が暑くても、ここに入ると不思議とひんやりします。

(3)大庫理(うふぐーい)

大庫理
斎場御嶽にはいくつか拝所(はいしょ)という祈りをささげる場所があるのですが、この「大庫理(うふぐーい)」もその1つ。段の上は聖域のため登ることはできません。

段の上にある四角い石のようなものは祈りをささげる時に使う香炉です。
「大庫理(うふぐーい)」というのは、国王が住んでいた首里城にも同じ名前を持つ場所があり、斎場御嶽と王家の深い関わりがわかります。

ここでは琉球王国の王家の女性が「聞得大君(きこえおおきみ)」という最高の神職に就任するための「御薪下り(おあらおり)」という儀式が行われる場所で、神女たちは手前の石畳の広間で聞得大君を祝福し、王国の繁栄を祈ったと伝えられています。

(4)斎場御嶽(せーふぁうたき)の艦砲穴(かんぽうあな)

斎場御嶽の艦砲穴
ここは池ではなく、第二次世界大戦中にアメリカ軍が砲撃した跡です。終戦直後にはこのような穴が島中至る所にあったそうですが、現在はほぼ埋められて残っていません。この穴は御嶽の中ということもあり戦争遺跡として保存されています。
前日が雨だったので大きな池のようになっていました。

(5)寄満(ユインチ)

寄満
次の拝所は「寄満(ゆいんち)」と呼ばれています。こちらも首里城内に同じ名前の建物があり、そこは厨房でした。斎場御嶽の「寄満(ゆいんち)」では、その年の王国の繁栄や吉兆を占ったと言われています。

なお、南城市にはこの名前を冠した「ユインチホテル」というホテルがあります。天然のかけ流し温泉(沖縄にもあるんです)やスポーツクラブなどが充実しているほか、地産地消の食事も美味しいのでおススメですよ。
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「寄満(ゆいんち)」の後ろを振り返るとクワズイモがたくさん茂っていて、南国のジャングルに迷い込んだような気持になります。

(6)シキヨダユルアマガヌビーとアマダユルアシカヌビーの壺

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ここには小さな壺が2つ配置されています。この壺は上の岩からしたたる水を受け止めており、この中に入っているのは聖水とされており、かつてはこの水で琉球王国の王子と聞得大君の吉兆を占ったり、お正月のお水取りをされていたりしていたそうです。もちろん手を触れることは禁止です。

なぜここだけカタカナかというと、琉球言葉に漢字をあてるのが困難な名前だったからでしょう。琉球王国では日本語とは全く違う言葉を話されていたことを実感します。

(7)三庫理(さんぐーい)

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正面にある三角岩は「斎場御嶽(せーふぁうたき)」といえばこれ!みたいな感じで良くパンフレットなどに載っている場所です。天然の大きな岩が寄り添うように支え合っています。
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三角岩の下をくぐっていきます。
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岩の下から見上げるとこんな感じ。壁に沿ってはっているのはガジュマルの根っこです。
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岩の向こうの突き当りが「三庫理(さんぐーい)」と呼ばれる拝所と、右側に「チョウノハナ」と呼ばれる拝所がそれぞれあります。
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斎場御嶽の最奥まで到着しました。ここには勾玉などが収められていたそうです。もちろん触ることは禁止です。
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ブロック…ではなく香炉が並べられています。ここが「チョウノハナ」こちらも神聖な場所なのでこの香炉に触ることは禁止です。

「三庫理(さんぐーい)」も「チョウノハナ」もやはり首里城にもその名があったそうですが、首里城は第二次世界大戦で焼失したこともあり、「三庫理(さんぐーい)」については諸説がある模様です(現在の首里城は復元)

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曇ってしまっていて残念なのですが、左側からはやはり「久高島」を排することができます。琉球王国の人にとって久高島というのは本当に特別な場所なのですね。

ちなみに、久高島はここから近くの安座間(あざま)港から船に乗って15分ほどで普通に渡れます。1日5便程度の船が往復出ていますので日帰りできます。少ないですが宿泊所や食事処もありますので、よろしければ行ってみてくださいね!

6.斎場御嶽(せーふぁうたき)ツアーについて

個人旅行でレンタカーを借りて回るのであれば、到着日や最終日の空き時間に回ることができる本島の南部観光ですが、この近辺には有名な観光地がいくつかありますので、各旅行会社からオプショナルバスツアーも多数発売されています。

たとえば、近畿日本ツーリストからは以下の3つのプランが発売されています。
(2017年5月現在)

せっかくの沖縄旅行ですから、見どころをおさえたツアーで回ってみるのもいいかもしれませんね。

斎場御嶽は、琉球の信仰に触れることのできる貴重な場所。
特にスピリチュアルに傾倒していなくても、ここが大切に守られてきた土地だということは訪れた方であればお分かりいただける場所です。
ビーチリゾートとはまた違う趣の斎場御嶽観光にぜひいらしてみませんか?

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