ネイルシール【使い方・デザイン集】自作ネイルシールの作り方も
今やセルフネイルでは欠かせないと言っても過言ではないアイテムがネイルシールです。アクセサリーの部分シールからフルカバータイプのネイルシールまでと幅広くアイテムが充実しています。
今回はそんなネイルシールを活用して、もっとセルフネイルを楽しめる方法やデザイン集、基本的な使い方、自作のネイルシール作りなども紹介していきます。ネイルシールをより身近により簡単に感じることができるはずです!

ネイルシールの基本的な使い方や扱い方
ネイルシールには、「部分使い」「フルカバータイプ」「転写タイプ」と種類によって使い方や貼り方も変わります。
また、オフのやり方なども頑固に剥がれないネイルシールも中にはありますね。そういったネイルシールの特徴とコツも説明していきます。扱い方ひとつでセルフネイルが何倍も楽しくなりますよ!
部分使いの場合
部分的なネイルシールは比較的使いやすく、初心者の方でも簡単に使うことができます。今回は夏にピッタリなマリンネイルを見本に紹介していきましょう。
台紙から剥がす
まずはネイルシールを台紙から剥がしていきます。その時にあると作業しやすいアイテムを紹介します。左からピンセット、ネイル用のハサミ、ウッドスティックです。どれも100円ショップでも購入することができる身近なアイテムです。
マリンネイルで使うネイルシールは、100円ショップ「キャンドゥ」のネイルシールです。夏の定番ネイルシールなので手軽にマリンネイルが楽しめます。
台紙から剥がす時、シールがヨレてくっついてしまわないようにすることが大切です。そのため、ピンセットなど細かい作業をしやすいものを使います。また、台紙自体を丸めることでネイルシールが剥がしやすくなります。
爪に貼る時のコツ
次に爪に貼る時のコツを紹介していきます。
ベースコート、カラーを2度塗りした状態から初めます。
マリンネイルのボーダーシールを貼っていきます。爪の曲線に沿うように直線に貼りカットします。自爪の場合もネイル用のハサミだと綺麗にカットができます。
白がベースカラーになるので、赤と青を交互に等間隔でネイルシールを貼っていきます。
横のラインはポリッシュでおこなうのが難しいので、初心者の方でも簡単にボーダーラインを作ることができます。シールを貼る時に、ネイルシールは爪に馴染みやすいよう柔らかい素材でできているため、強く引っ張ったりこすったりすると剥がれたり破れることがあるので注意しましょう。
さらにボーダーの上から水兵の制服をモチーフにしたネイルシールと「marin」の文字シールを貼っていきます。バランスを考えて、上下非対称にするとバランスのいいネイルシールの貼り方ができます。
ハートのネイルシールをフレンチラインに沿って貼っていきます。文字シールも入れてネイルシールでしかできないデザインを作ってみましょう。
ラインストーンなどを組み合わせる
薬指には赤のラインストーンを組み合わせて、さらにデザインを凝ったものにしていきます。ネイルシールを使うと簡単に思い通りのデザインが出来るので、ラインストーンやアクセサリーを組み合わせてオリジナリティを出すのもいいですね。トップコートを塗って仕上げます。
剥がし方
よくある質問で、「ネイルシールの部分だけが剥がれにくい。」と聞きます。ネイルシールの部分は自爪にしっかり貼り付いている状態になるので、除光液が浸透しないと取れにくいことがあります。ここでは、爪を傷めないようにネイルシールを使ったデザインネイルのオフの方法を紹介します。
まずは除光液で落とす前にアクセサリーを取っておきます。この場合、ラインストーンですね。ウッドスティックや爪楊枝でもラインストーンは取ることができます。
ラインストーンを取った状態です。大振りなアクセサリーは除光液の前に取って爪の上をフラットにしておきましょう。
除光液を使う時に皆さんはどのようなものを使われていますか?
ティッシュでは除光液を吸い込んでしまうので、コットンを使いましょう。真ん中から半分に割って毛羽立っている方を爪側に使うと効果的です。
また、写真のようにコットンにたっぷり除光液を浸けた状態で、ネイルに密着させて3分程度(取れなければもう少し時間を置く)しっかり除光液を浸透させます。
すると、コットンに浮き上がるようにネイルシールごと剥がれます。何度もこすったり、シールの部分を取ろうと部分的に無理矢理剥がそうとすると爪を傷めてしまいます。できるだけ除光液でネイルシールも溶かすようにオフをしましょう。
綺麗に取れたら爪の根元にキューティクルオイルを塗って、爪の乾燥を防ぐケアをしましょう。
フルカバータイプの場合
フルカバータイプのネイルシールの基本的な使い方を紹介していきましょう。比較的簡単で凝ったデザインが楽しめるのもフルカバータイプのネイルシールの特徴です。慣れないと難しいという方もいらっしゃいますが、マスターすれば簡単に指先が華やかになります。
台紙から剥がす
今回使用したフルカバータイプのネイルシールは100円ショップ「セリア」のものです。フルカバータイプのものはサイズが豊富なものを選ぶと簡単に貼ることができるので、サイズのバリエーションが豊富なものを選ぶと初心者の方でも簡単に爪に貼ることができます。
台紙から剥がす方法は、部分ネイルシールと同じようにピンセットなどでシールが変形しないようにゆっくり剥がします。剥がす前に自分の爪のサイズと比較してハサミで爪の根元の部分のサイズ感を合わせておくだけでも貼りやすくなります。
爪に貼る時のコツ
貼る時のコツも紹介していきましょう。
まずは爪全体にベースコートを塗ります。
自分の爪に合わせるようにフルカバータイプのネイルシールを貼ります。前もってハサミでカットしてもOKですが、曲線になっているので幅が足りないという失敗もあるので、今回は爪に貼ってからカットをする方法を紹介します。
ベースコートを塗って貼るのですが、ヨレてしまうことがあります。そういう場合は、ウッドスティックや綿棒などで中心から外側にシワを伸ばすようにします。爪に密着させるイメージですね。
しっかり密着させることができたら、甘皮処理で使うカッターを使用します。(ない場合はウッドスティックやネイル用のハサミでもOKです)
爪と皮膚の境にカッターを入れて爪の根元のサイズをピッタリに合わせていきます。
皮膚に面している部分は密着させてカットできるのでおすすめです。写真のようにカットできます。
ネイルシールの削り方
次はネイルの先の削り方を説明していきましょう。
ネイルシールの余った部分をグッと下に引っ張ります。この時、引っ張りすぎるとネイルシールが切れたり、破れてしまうので破れない程度に下に引っ張ります。
ヤスリを使って要らない部分のネイルシールを削ぎ落としていきます。
ヤスリは「下に下に」という風にかけることでシールがヤスリで剥がれることがありません。サイドも下にヤスリをかけると剥がれにくいのでできるだけ下に引っ張りながらヤスリをかけましょう。
また、ネイルの長い方は爪の裏に余ったシールを引っ掛けるように貼ることで持ちも良くなります。
ネイルシールが貼れたら、トップコートを塗って仕上げます。ベースコート、トップコートの種類によって、フルカバータイプのネイルシールが伸びやすくシワになりやすい場合もあります。そういった場合は再度、綿棒のようにシールを剥がしてしまわないようなアイテムで表面のシワを外側に伸ばしてくださいね。
剥がし方
フルカバータイプのネイルシールの剥がし方はネイルシールの中でも一番簡単です。
ウッドスティックやピンセットを使って剥がします。
爪の根元からウッドスティックを爪とネイルシールの間に入れて爪先へと剥がしていきます。ベースコートなどでガッチリ着いてしまっている場合は、取れる範囲までこの方法で取ってから、残りを除光液でオフすると爪への負担も少なくなります。
写真のように綺麗に剥がれます。剥がした後に爪のケアとして、残ったベースコートを除光液でオフします。指先が乾燥しがちになりますので、キューティクルオイルで甘皮の周りに保湿のケアをしましょう。
転写タイプの場合
ネイルシールでも、そのまま貼るタイプと一旦台紙に転写するタイプがあります。ここでは転写タイプのネイルシールを使ったデザインネイルを紹介していきます。
転写シールでも、台紙に残るタイプとフィルムに残るタイプの2パターンがあります。台紙に残る場合はまた違った貼り方になりますので、
転写シートを使った作り方
を参考にしてくださいね。
台紙から剥がす
今回使用したのは、100円ショップ「キャンドゥ」のしずくウォーターネイルシールです。ネイルシールでも、転写タイプは水を使って爪に転写していくので、普通のネイルシールに比べると薄くシール感がないので、自然な仕上りになりネイルアートに溶け込むように使えるのも特徴です。
初めて使う方には難しいかもしれませんが、覚えるととてもかわいいナチュラルアートができますよ!
転写タイプのネイルシールの時に使うアイテムを紹介します。まずは小さなボールのような容器に水を入れておきます。ピンセット、ネイル用のハサミ、ウッドスティックは普通のネイルシールと同じです。カットを多くするので、細かい作業がしやすいハサミは必要ですね。
まずはネイルシールを台紙ごと切り分けます。
ネイルはベースコート、ベースカラーを2度塗りした状態にしておきます。
用意しておいた水の中に台紙ごとネイルシールを浮かべます。
透明のフィルムと白の台紙からなっている転写タイプのネイルシールなので、白の台紙が水を吸い込んだ状態になったらピンセットで水から出します。
白の台紙をスライドさせるように剥がすと、フィルムの方に転写したいデザインが残ります。これでネイルに貼れる状態になります。フィルムの部分はネイルにのせて、トップコートを塗ってしまえば分からないのですが、できるだけ小さく切りましょう。
爪に貼る時のコツ
貼る時のコツとして、転写タイプは一回爪にのせるとそこから動かないので、的を定めてシールを貼るようにしましょう。写真を見て頂くとわかるように、フィルムは目立ちません。初心者の方はピンセットでつかめる範囲を多めに切っておくのも失敗しない方法ですね。
上述の方法で、転写してネイルシールを貼っていきます。このシールは水彩画風のデザインなので、転写タイプのネイルシールの持ち味を活かしていると思います。
転写タイプのネイルシールは剥がれやすい特徴があります。力を入れすぎないようにしましょう。また、よれたときなど無理矢理伸ばそうとせずに、一回剥がしてしまう方が綺麗に貼ることができます。
アクセサリーを置いていきます。ブリオンをすき間に埋めるように置くだけでも女の子らしいデザインネイルになります。このままトップコートを塗って仕上げます。
剥がし方
剥がし方は、部分的なシールと同じです。アクセサリーを先に取って除光液で落としていきます。転写タイプのネイルシールの方が落としやすいので、部分的なネイルシールよりも簡単にオフすることができます。指先の乾燥には、キューティクルオイルでしっかりケアをしましょう
ネイルシールを使ったデザイン
様々なネイルシールを実際に使って、デザインネイルを作っていきましょう。アクセサリーを組み合わせることでオリジナルのデザインネイルが楽しめます。
普段使いから、フォーマルな装いにも似合うデザインネイルもありますので、是非参考にしてみてくださいね。
ジェルネイルでネイルシールを使うときのコツ
ジェルネイルでもネイルシールは使うことができますが、コツと注意点をいくつか紹介しておきましょう。
※面積の大きなネイルシールを使う時には少しヤスリを使って貼り付けてからトップコートジェルで埋め込みましょう。
※フルカバータイプはジェルには不向きです。リフトの原因になるので、自爪に使うようにしましょう。
※転写タイプのネイルシールは薄くジェルのリフトの原因になりにくいので、ジェルに向いているネイルシールです。
ネイルシールは剥がれにくいなっているものも多く販売されています。ジェルの中に埋め込むよりも、完成した状態の上にネイルシールを貼ってトップコートで仕上げても持ちがいいです。ジェルネイルでもネイルシールを楽しみたい方も参考にしてみてくださいね。
花柄ネイルシールを使ったデザイン
花柄を使ったデザインネイルは、一つ入るだけでも女性らしさを引き出してくれます。ここでは、オフィスなどでもできる大人な花柄のデザインネイルを紹介しましょう。
今回使ったネイルシールは100円ショップ「キャンドゥ」の「しずくウォーターネイルシール」です。転写タイプなので、フラットなネイルシールでアートを楽しめます。自爪にも使いやすいネイルシールです。
まずはベースコート、カラーを2度塗りします。転写タイプのネイルシールを使うときは、少し乾燥させてからネイルシールを貼るようにしましょう。ヨレなどの防止にもなります。
使用するネイルシールを一つ一つカットしておきます。
水に浮かべて、台紙とフィルムを剥がします。
このようにフィルム側にネイルシールがついてきます。ポイントは柄をピンセットで掴むと破れたときに一からやり直すことになるので、少しフィルム部分に余裕をもたせましょう。
フィルムごとネイルに貼っていきます。フィルムはネイルに貼ってしまっても目立たないので大きくカットしても問題ありません。
ネイルシールをランダムに貼るときに、少し花柄が外側にはみ出すように貼るとバランスよくランダムに貼ることができます。また、シールの間に白のホログラムを置いて、ドットのようなデザインにしました。トップコートで仕上げます。
人差し指、薬指も同様にデザインしています。カラーが淡いのでブルーのラインストーンでアクセントを付けました。比較的フラットなデザインネイルなので、しっかりトップコートを塗ることで持ちもよくなります。普段使いのできるネイルでもあります。気軽に試してみてくださいね。
桜のネイルシールで春らしさも簡単に
同じ「しずくウォーターネイルシール」でもどの季節にも合うマーガレット柄も人気ですが、比較的ポピュラーな桜の花びらの柄があります。春らしい人気のネイルシールです。春の卒業や入学シーズンにはぴったりですね。同じ花柄でもまったく雰囲気の違ったデザインネイルになるのでぜひ桜のネイルシールなども使ってみましょう。
今回使用した100円ショップ「キャンドゥ」の「しずくウォーターネイルシール」です。
まずはベースコートを塗って少し乾かします。透明感やツヤ感を出したい場合には、トップコートを塗って少し乾かしておいてもいいでしょう。
桜の花びらのネイルシールを切って水に浮かべます。
マーガレットのネイルシールと同じ要領でネイルシールを貼っていきます。
桜を作るように貼ったので、ブリオンでより花らしくデザインします。クリアベースなので、花びらの間にもブリオンを入れてみました。ホログラムやラインストーンなどでも雰囲気が変わります。トップコートで仕上げます。
他の指のデザインはシンプルにピンクを基調としています。アートを施している指に合わせてクリアベースにしました。ハラハラと舞う桜の花びらがとてもかわいいデザインネイルです。
ブライダルネイルでネイルシールを使う
ブライダルでお呼ばれした時や、実際に自分が主役という時にも使えるデザインネイルです。白パールをベースカラーにしているので、ウエディングにもカクテルドレスにも合う組み合わせになっています。また、お呼ばれした時にも使える派手すぎない控えめなデザインなので、主役でない方にもおすすめのデザインネイルです。
今回使用したのは、100円ショップ「キャンドゥ」の「しずくウォーターネイルシール」の押し花シールです。実際に押し花やドライフラワーをジェルに埋め込むこともできますが、ネイルシールなのでお手軽に押し花アートが楽しめるのも魅力の一つです。
もう一つ「キャンドゥ」から人気のネイルシール「ワイヤー風ネイルアート」シールを使っています。ブライダルにも使える少し華やかなネイルシールです。
まずはベースコート、白パールのカラーを2度塗りします。そこに、「ワイヤー風ネイルアート」の中から丸のネイルシールを真ん中より少し下に貼ります。
「しずくウォーターネイルシール」を切って分けておきます。
水に浮かべて、台紙とフィルムを剥がします。
剥がした花びらをワイヤーネイルシールの部分でお花になるように貼り合わせていきます。真ん中に指輪を作っていきます。
真ん中にドンとあるだけでは寂しいので、周りに貼る押し花ネイルシールを切っていきます。
一つ一つ王冠を作るように並べながら囲んでいきます。華やかさがもう少し欲しい場合は、ゴールドやシルバーのラメで囲うのもいいですね。花になるとナチュラルで控えめなデザインネイルになり、呼ばれた側になった場合のデザインネイルとしてもおすすめです。
このネイルの主役の中指に花束を作っていきましょう。花束にしたいネイルシールは好みで量や大きさを調整します。今回はブライダルということもあるので、大きな花束を作っていきましょう。
爪いっぱいに大きな花束を作りました。ハート形の葉や四つ葉のクローバーなど、ハッピーな押し花ネイルシールを使っています。
ワイヤーシールのリボンで留めているのがポイントです。トップコートで仕上げます。
人差し指には、押し花ネイルシールの中のリースを半分にしてフレンチっぽくしたり、親指には豪華なアクセサリーでブライダルの雰囲気を出しています。
また、差し色としてピンクを入れましたが、カクテルドレスなどに合わせて色を変えるといいですね。ラインストーンなどは押し花ネイルシールとの相性もいいので、ワンポイントとして使うとどちらのデザインも引き立ちます。
文字のネイルシールをプラス
文字のネイルシールはたくさん出ていますね。マットなカラーにもラメにも合う万能なネイルシールでもあります。
今回は、文字のネイルシールを使ったカジュアルなデザインネイルにしてみました。普通のカラーでも一気にカジュアルなスタイルに変わるのが文字のネイルシールの特徴です。
今回使用したのは100円ショップ「ダイソー」の「ネイルアートシール」です。フォント系のネイルシールの中でも多く文字があるので、何回か使えるのもお得です。
人差し指、薬指のカラーは大小ホログラムを含んだカラーを使っています。ベースコート、カラー、ホログラム入りカラーという順番で塗っていきます。ホログラム入りの場合、偏りやすいので、筆に少量をつけて塗ると均一にホログラムがつき、まとまりのあるカラーリングができます。
ネイルシールを貼っていきます。多くの文字が入れば入るほどカジュアルスタイルになります。ワンポイントで入れたい場合には、文字数の少ないネイルシールを使うといいですね。
親指、中指、小指にはあえて文字数の少ないネイルシールを使っています。フレンチなので少しのネイルシールでもしっかりアクセントになってくれますね。トップコートで仕上げます。
文字のネイルシールは1行5文字以内のものをワンポイントで使うことが多いです。しかし、このようにおもいっきり文字のネイルシールを使うとカジュアルな仕上りになって、普段のファッションにも合わせやすくなります。ぜひいろんな文字ネイルシールを使ってみてくださいね。
レースデザインシールをのせてみる
レースのネイルシールは、昔から馴染みのある王道のデザインですね。また、フレンチなどのラインにも合わせやすく、レースのネイルシール一つで指先がパッと華やかになります。王道だからこそ外せない、セルフネイルでも実践してほしいデザインネイルですね。
今回使用したのは「paネイルステッカー」です。100円ショップでもレースは定番であると思いますが、品薄になることもしばしばあります。「paネイル」はドラッグストアなどでもよく見るプチプラコスメでも有名です。カラーやアクセサリーのバリエーションも豊富なので参考にしてみてくださいね。
まずはベースコート、斜めにフレンチを2度塗りします。今回はピンクと黒でフレンチを描きました。
フレンチラインの上にレースのネイルシールを貼っていきます。
貼り終わった状態です。全体のバランスをみて、フレンチラインが同じくらいになるようにするのがポイントです。
こちらは黒のフレンチですが、マスキングをして「スタンピングネイル」でクリアの部分に白のレースを描いています。「スタンピングネイル」のやり方も紹介していますので、そちらもぜひみてくださいね!
細めのレースシールを使って、フレンチラインの外側に出るようにネイルシールを貼りました。ピンクのデザインとフレンチラインを同じくらいにすると綺麗に仕上ります。
レースに似合うホワイトパールのアクセサリーを置きます。レースを主役にしたいときは、アクセサリーはなるべく小さなものを使用します。今回のパールは5㎜です。トップコートで仕上げます。
女性らしさを醸し出すようなネイルシールの先駆けでもあるレースのネイルシールは、デートやパーティなど華やかなシーンでも活躍してくれます。
セルフネイルではなかなか華やかなネイルが作れない方にもおすすめのネイルシールです。女の子!というネイルのデザインに1本でも入れてみてはいかがでしょうか。
ネイルシールを使ったくり抜きネイル
「くり抜きネイルが苦手…。」という方でも簡単に作れるネイルシールがあります。自分でマスキングテープをカットしなくてもできるネイルですので、超初心者という方にもおすすめです。使い方も簡単ですので、他のネイルシールなども組み合わせてデザインしてみましょう。
今回使用するのは100円ショップ「ダイソー」の「ネイルアートステンシルシール」です。ハート形にカットしてあるクリアのシールでくり抜きはもちろん、ハート柄に塗りたいときにも使えるネイルシールです。
台紙からハート型のシールを剥がします。
ハート型にくり抜きしたい場所に貼っていきます。(ベースコートを塗って乾かした状態でおこなってください)
カラーを2度塗りします。シールの上からおもいっきり塗りましょう。注意したいのは、シールをしっかり貼ってすき間のないようにすることです。
カラーが半乾きになってきたところをピンセットを使って剥がしていきます。
全てのステンシルシールを剥がしたらドットのようなくり抜きが完成します。剥がすときに間違ってハートのデザイン部分が崩れてしまったら、細筆などでカラーを塗って補正しましょう。
くり抜きネイルの間にハートのホログラムを置いていきます。シンプルに仕上げたい場合は無くてもかわいいです。
100円ショップ「キャンドゥ」のワイヤーネイルシールを真ん中に貼ります。
トップコートを塗って完成です。
薬指だけパールホワイトを使って、ハートのホログラムをドットのようにしています。中指は大きめのくり抜きにしたので真ん中に「Love」の文字ネイルシールをプラスしました。
くり抜いた部分に好きな文字やイニシャルなどを入れるとかわいいですね。また、赤のようにビビットカラーをナチュラルカラーに変えるとオフィスでも使えるデザインネイルになります。
くり抜きは少し派手に見えるかもしれませんが、カラーで印象はガラリと変わります。いろんなカラーでセルフネイルに挑戦してみてくださいね!
不思議の国のアリスのネイルシールを使う
ネイルのデザインの中でも不動の人気なのが「不思議の国のアリス」です。しかし全ての指にデザインしていくのが難しいデザインネイルでもあります。
今回はネイルシールを2つ使って、より「不思議の国のアリス」の世界観を出してみました。とてもかわいいデザインネイルなのにほぼネイルシールのみでできます。指先にメルヘンな世界をセルフネイルでも作ってみましょう。
今回使用したネイルシールは、100円ショップ「セリア」の「ジュエリーネイルシール」と「極薄ネイルシール」です。
2つ目の方が薄く爪の曲線にフィットしやすいので、自爪でも使いやすいネイルシールでもあります。2つとも同じ「不思議の国のアリス」をモチーフにしていますが、まったく違ったテイストのネイルシールになっています。
それを組み合わせることで、ネイルシール感を感じさせないくらいの仕上がりになります。
ベースコート、ベースカラーの白を2度塗りした後に水色で太めのストライプを描いていきます。親指、中指の大きな爪にするとストライプも描きやすいですね。
人差し指、薬指には水色を単色で塗ります。小指のデザインは白をベースカラーに四方を水色で囲って、真ん中にハートのネイルシールを置きトランプのようにしています。隅にブリオンを置いていますが、「不思議の国のアリス」ネイルではこのブリオンしかアクセサリーは使っていません。かなりお手軽ネイルですね!
薬指はポイントとして、「Alice」の文字ネイルシールを使っています。絵のネイルシールばかりになると単調になるので、ワンポイントで文字を入れると全体的に締まります。
親指にはアリスとうさぎの両主役を入れてみました。どちらも影風のネイルシールでは重たくなるので、どちらかを見せるようにネイルシールを使うと面白いですね。トップコートで仕上げます。
「不思議の国のアリス」のデザインネイルは、アリス、うさぎ、トランプが必ず入ります。「使うネイルシールは一つだけしかだめ」という決め事もないので、バランスを見ながら使えばくどくならないでしょう。
トランプを角からはみ出すように貼るのもポイントです。ネイルシールは失敗するのが怖くて日の丸写真のようになることがありますが、おもいっきりトリミングしてデザインを作るのもいいですよ。
ネイルシールを自作する方法
既製品のネイルシールも最近ではとても作りがよく使いやすいですが、オリジナルのネイルシールを作れるとネイルシールを使ったデザインネイルももっと楽しくなります。
イベントやライブなど、オンリーワンなオリジナルネイルシールをここではどうやって作ることができるのかを紹介していきましょう。
転写シートを使った作り方
パソコンでデータを取ったり、自分の描いた絵をプリントアウトして転写するタイプのネイルシールです。好きな画像を取り込んだり、お気に入りのスポーツチームやアイドルのロゴを簡単に作ることができます。ネイルにもですが、ボディアートなども楽しめるのでネイルと合わせて楽しむのもいいですね。
ネイルシールや肌に貼れるタトゥーシールなども作れる便利な転写シートが販売されています。今回使用したのは、「ELECOM」の「タトゥーシール」です。
一般的に使用されているインクジェットプリンタでもネイルシールが作れるのでおすすめです。A4用紙2枚分なので、好きなネイルシールをたくさん作ることができますね。また、テンプレートなどもあるので使ってみるのもいいでしょう。
注意したい点は、レーザープリンタ用の転写シートがあり、家庭用プリンタはほどんどがインクジェットプリンタなので、間違わないようにしてくださいね。もし間違ってもコンビニなどでプリントアウトすることが可能です。
まずはネイルシールにしたいデータを集めていきましょう。「ネイルシール 自作 転写」と検索をしていくとたくさん素材が出てきます。画像をコピーして保存していきましょう。
今回はエクセルに画像を貼っていってプリントアウトしますが、フォトショップなどでも作れます。一般的にパソコンに入っているエクセルを今回は使用してネイルシールを作っていきますね。
画像をエクセルに貼っていくときにネイルの大きさに合わせるように大きさも調整していきます。
欲しい画像をできるだけ詰めるようにして並べていきます。大きさは自分の爪を照らし合わせながらおこなうと、ジャストサイズが作れますよ。
写真でもわかるように、好きなアニメのキャラクターを転写シート用に加工した素材もたくさんあります。ネイルの一部に入れてもかわいいですし、痛ネイルなどもこうやって作ると簡単です。
転写シートなので、文字のシールを作りたいときは、ネイルに貼ったときに文字が逆になってしまわないように、ここで文字のネイルシールなら設定しておく必要があります。
また、白の部分は透明に転写されるので、そこも注意してカラー調整をするといいですね。難しい場合は、あらかじめテンプレートになっているもので一度試し刷りをすることをおすすめします。
好きなネイルシールの素材を集めることが出来たら、転写シートの説明にいきます。転写シートはプリント用紙と、フィルム用紙の2枚セットで一組になります。
この白の用紙は光沢面と逆の面があります。光沢面にプリントされるようにします。
もう一枚はフィルムです。こちらにはプリントなどをしません。仕上げに貼って完成させるシートです。
用紙の方に、自分がネイルシールにしたい素材をプリントします。余白がありますが、たくさんのネイルシールを作りたい場合はいっぱいプリントしてくださいね。
少しインクが乾くまで待ちます。1時間程度待てばインクも乾いているのでOKです。
フィルムの貼り方にはコツがあります。まずは写真のように端の1センチ程度を先に剥がします。そこをズレないように用紙に貼っていきます。
それができたら残りのフィルムを横に引っ張るように貼って、気泡が入らないようにハケのようなもので抑えながら貼り合わせていきます。写真の状態から横に引っ張ります。
気泡を気にしすぎて少しズレてしまいましたが、これでネイルシールが完成しました。初心者の方は少し隅に余白を多く取ると多少ズレがあっても問題なくネイルシールを完成させることができますよ。
では、実際に自作のネイルシールを爪に貼っていきましょう。貼り方を分かりやすく行なうために自爪に施していきますね。ネイルシールはあらかじめ使いたいサイズにカットしておきます。
もう一つ用意しておくのが、濡らしたティッシュやコットンです。おもいっきり濡らしておくと失敗しにくいので少し溢れるくらいでもOKです。
ネイルシールからフィルムを剥がします。写真のように剥がしてくださいね。
台紙ごと爪側にに柄をのせるようにおきます。
上からたっぷり濡らしたティッシュやコットンでしっかりおさえて、水分を台紙に浸透させるようにします。少しそのままにしてスライドさせるように台紙だけを剥がします。
何度か同じ工程を繰り返してこのように転写ネイルシールが爪に貼れるという感じです。トップコートを塗って仕上げます。
シールなので、粘着力があります。一度トップコートを塗って乾かしてから、ラインストーンなどのアクセサリーを付けるほうが、シールのみの段階でラインストーンを付けなおそうとすると、転写シールが剥がれてしまう可能性もあります。
こちらはアニメのキャラクターです。もう少し解像度の高いものを探すことをおすすめします。少し画像が荒かったのでかろうじてキャラクターがわかるネイルシールになりました。フルカバータイプと同じ要領で貼るといいですね。
こういったフルカバータイプになると爪からはみ出した部分のみをウッドスティックや爪楊枝で取り除けばいいので、意外と簡単に痛ネイルが楽しむことができます。
こういったパソコンを使った転写ネイルシールは、ワールドカップやオリンピックなどでも活躍しますね。私が使用した転写シートは、タトゥーシールとしても使えるので、ボディペイントと一緒にネイルを楽しむこともできます。
肌に転写できるので安心な素材というのもポイントです。過程が多いかもしれませんが、オンリーワンのネイルシールが作れるのはとても魅力的ですよね。お手持ちのパソコンで簡単に作ることができますので試してみましょう。
ベース&トップコートとポリッシュで自作
パソコンやプリンタを使わなくても出来る自作ネイルシールもあります。それが、「トップコート×ポリッシュ」で自作ネイルシールです。簡単に出来るのと、爪に直接できないようなアートも楽しめるので作ってたのしみましょう。
トップコートを使った自作ネイルシールは、クリアファイルにトップコートを塗って1時間程度置いた状態からスタートです。トップコートの上に好きな絵を描きましょう。例えばこんなキャラクターですね。
細筆を使ってポリッシュで描くのはもちろん、油性ペンでも描くことができます。細かいアートを作りたい場合など、油性ペンを使うのもありですね。
単色では寂しいのでポリッシュでカラーをつけましょう。黒の線から少しはみ出してもOKです。
ひっくり返すとこんな感じになります。クリアファイルなので簡単にピンセットなどで剥がせます。また、クッキングシートを使ってもOKです。
こちらは、スタンピングネイルを応用して作ったネイルシールです。スタンピングネイルの記事もありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。簡単に難しい柄をネイルシールにすることもできます。
ひっくり返すとこんな感じです。同じ要領でポリッシュを塗っています。出来ればポリッシュは発色のいいものを使うといいですね。周りに黒くにじみがありますが、綺麗に使う部分だけカットをするので問題はありません。
ベースコートとイエローとブルーのグラデーションカラーをベースにしました。グラデーションはスポンジを使って何回か叩くだけなので簡単ですよ。
では、トップコートで作った自作ネイルシールを貼っていきます。できるだけ無駄な部分をカットして貼る準備をします。
トップコートを塗って、自分の貼りたいところにのせて少し上からヨレない程度に押さえます。少し押さえると定着します。
100円ショップ「キャンドゥ」のネイルシールを使ってポップに仕上げていきます。他のネイルシールを組み合わせることで不自然にもならないのでおすすめですよ。
自作ネイルシールの周りにハートのホロやネイルシールを貼っていきます。トップコートを塗って完成です。
トップコートでも簡単にネイルシールは自作することができます。クッキングシートを使えば、ダイレクトにポリッシュでハートや星を描いてそのまま剥がして爪にのせることもできます。
はがせるポリッシュを使ってフルカバータイプを自作してみるのもいいですね!自作ネイルシールは無限に楽しみがあります。簡単なものから挑戦してみましょう。
ネイルシールについていろいろと紹介してきましたがいかがでしたか?
ネイルシールと一言で言ってもたくさんの種類や使い方があることが分かっていただけたのではないでしょうか。
用途を分けることでネイルシールの使い方も変わり、デザインネイルのバリエーションも増えます。何よりも今のネイルシールは進化している!ということもありますね。まだまだ進化していくネイルシールはセルフネイルでも活躍してくれるでしょう。