ハッカ油の様々な使い方と消臭・虫除けなど効果の解説

ハッカ油の様々な使い方と消臭・虫除けなど効果の解説
夏になると恋しくなる爽やかなハッカの香り、消臭や虫除けに使える優れものです。ハッカ油を使ったDIYはいろいろあって、ナチュラル嗜好の女性に好まれます。

ミントのアロマ精油よりずっとお手頃価格なのにマルチな使い道ができる実力は誰もが認めるところ、今年こそハッカ油生活に挑戦したいと思っている方も多いでしょう。

今回は、数えきれないくらいあるレシピの中からよりすぐりを選び、手作りにチャレンジしました。

本当に消臭効果は期待できるのか、基本のスプレー以外にどんな使い方があるのか、など、気になる疑問にお答えします。

どこよりも詳しいハッカ油活用マニュアルを目指していくので、最後までおつきあい頂ければと思います。

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もくじ

 

ハッカ油とは

ハッカ油とは、その名の通りハッカから作られるオイルです。和種ハッカを乾燥させた後に水蒸気で蒸溜、香り成分を引き出していきます。ハッカから1~2%程度程度しかとれない貴重なオイルと言われていて、爽やかな香りが愛されてきました。アロマテラピーでよく使われる洋種ハッカのペパーミント、スペアミントなどと大きなくくりとしては同じですが、細かな種類が違います。

少し前までは北海道のお土産としてもらうくらいだったのですが、アロマブームとともに活用法が広まりました。

北見地方のハッカ油が有名ですね。
小さな瓶に詰まったオイルを受け取って、北の大地の恵みを感じた経験がある女性も多いでしょう。

自然由来の原料ゆえに安心して活用できるところも後押しして、ミニマリストからも注目されます。ちなみに、ハッカ「油」とは言うもののいわゆる「オイル」ではありません。

アロマ精油などと同じキャリアオイルの一種とされます。一般的なアロマオイルは遮光瓶に入っていますが、透明ボトル入のハッカ油も売っています。直射日光にあたると劣化してしまうため、箱に入れて保管したり置き場所を工夫したりしてください。

ハッカ油の主な成分

和種ハッカの主成分は、メントールです。ガムや歯磨き粉の原料にもなっていて、馴染みが深い成分でしょう。

医薬品の材料としても活用されるくらい信頼度が高い成分で、安全面はお墨付きです。和種ハッカの産地にもいろいろありますが、アジア東部のものはメントール多めと言われています。北米やヨーロッパの和種ハッカは、ややメントールの含有量が減って、苦み成分プレゴンが入っています。

メントール以外の成分だと、抗ウイルス作用が期待されるメントン、去痰作用を持つメントフランなどがあげられます。リラックス作用が期待できるリモネンも入っていて、心が落ち着かないときにも良さそうです。

ハッカ油の効果・効能

ハッカ油のすっとした香りには、いろいろな効能が期待されます。具体的な効能について、より深堀して見てみましょう。

殺菌・消臭効果

ハッカ油の殺菌効果は強力で、O-157など食中毒の原因になる細菌まで対処できるとされています。天然香料なのでキッチン周りにも安心して活用できるのはうれしいポイント、まな板や三角コーナーの除菌にもいいでしょう。

殺菌と同じくらい有名な効能として、消臭効果があげられます。香りでごまかすだけでなく、不快な臭いを根こそぎとりさる実力です。

リビングや寝室など生活臭はもちろんのこと、汗など体臭にも使えます。口に入れても問題ないので、口臭スプレーやマウスウォッシュにもぴったりです。

メントールのきりっとした尖った香りは、和ハッカだけの特徴です。苦手が人は少ない香りなので、飲食店などたくさんの人が集まる場所の衛生対策にもいいでしょう。

虫除け効果

ハエ、ダニ、蚊など身の回りにいるいろいろな害虫が嫌う香りなので、日々の暮らしに活用できます。ハッカに限らずハーブ類は自分自身の身を守るため、虫が嫌いな匂いを出して葉を守ってきたと言われています。

自然の知恵を活かした防虫スプレーなら一定の効果が期待できるのは当然のこと、市販の虫除けグッズにもメントール入のものがたくさんあります。

害虫駆除にも

全ての害虫に対する駆除効果が期待されるわけではありませんが、サポートグッズに活用できます。たとえば、ゴキブリの出やすいところにハッカの香りをつけておき、生息範囲を狭めていきます。

逃げた先にゴキブリシートを仕掛けて罠にかけると、効率的に駆除できます。害虫駆除業者に依頼して家中消毒した後、再発防止対策としても役立つでしょう。

特定種類のダニに対しては殺虫効果も期待されて、アレルギー予防に活用できます。お布団やカーペットなどダニに狙われやすい場所にスプレーしておけば、お部屋をクリーンに維持できます。

小さな子供がいる家庭でも安心して使えるのがうれしいところ、空気をひんやりさせる事で冷房コストも削減できます。

衣類をねらう害虫にも一定の効果が期待されるので、クローゼットの中にハッカの香りをつけておくのもおすすめです。

鼻づまりに

メントールの効能に「抗アレルギー作用」が入っていて、鼻づまりにもよく効きます。鼻の粘膜が腫れることで花粉症やハウスダストのアレルギー症状が起こりますが、ハッカ油の成分が不快な感じをおさえてくれて、鼻の通りをよくします。

花粉症の薬を飲んでいると眠気やだるさを感じますが、ハッカの香りをかぐだけですっきりします。薬をなるべく飲まないで症状緩和したいとき、ハッカ油を持ち歩くと役立ちます。

肩こり・筋肉痛にも

ハッカには痛みを緩和する効果が期待されて、肩こりや筋肉痛などに使えます。お肌に刺激にならないように注意する必用はありますが、ハッカ油をしみこませたタオルをシップ代わりに使って、疲れた身体を癒やしましょう。

歩き疲れて足が痛い日には、ハッカの香りのお風呂を楽しむのも良さそうです。火照った身体にミントの清涼感が、すっとしみ込む優しさです。血流を改善して、筋肉の回復を早めてくれます。

偏頭痛の緩和・吐き気止めに

ミント系のアロマは、緊張性頭痛に使われてきた歴史があります。頭が重だるくてズキズキ痛みを感じるとき、ハッカ油の香りをかぐと締め付けるような痛みが楽になって、身体が楽になってきます。

二日酔いが気になるときにはハッカの香りの中で深呼吸、ムカムカ吐き気が解消されて、胃の不快感を軽減できます。起きるのもだるいくらい重症なときには、小びんに分けたものを枕元に置きましょう。

吐き気、乗り物酔いなどの辛い症状を改善する効果も期待されて、汎用性の高い香りです。災害時の非常持ち出しバッグにもハッカ油を入れておくと、いざという時に役立ちます。

抗菌作用

高い抗菌作用が期待され、胃腸薬や水虫薬に活用されます。医薬部外品でも石鹸、洗剤、口臭除去剤などいろいろな用途に使われていて、信頼度の高さが伺われます。

市販のマウスウォッシュやデオドラント商品の裏を見ると「ハッカ油」の記載を見かけることがあるでしょう。ハッカ油に対する注目度があがるに連れて市販アイテムも増えていて、実力に対する高い評価の証です。

お部屋の消臭・除菌用ハッカ油スプレーの作り方

ハッカ油を気軽に活用するなら、ルームスプレーとして取り入れましょう。キッチン周りのイヤな臭いやお手洗いの消臭スプレー、生ゴミの臭い消しなど、いろいろな用途に活用できます。

ざっと調べたところ、資料によって分量や入れるものに細かな違いがあるようですが、前田京子さんの著書「はっか油の愉しみ」に書かれていた内容で作っていきます。
はっか油の愉しみ

ハッカ油の活用法がたくさんのっていて、参考になります。エッセイ風の口調でお話しが進んで行くので分かりやすく、試してみたくなるレシピばかりです。

レシピ13のエアフレッシュナーレシピに従って、ハッカ油スプレーを作ってみましょう。
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<材料>
ハッカ油 24滴
無水エタノール 20ml
水 40ml
ガラスのスプレーボトル

<作り方>
1. スプレーボトルにエタノール、水を入れて、はっか油を足します。
2. よく混ぜて出来上がりです。

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ガラスのスプレーボトルを使うところがポイント、ポリスチレンは腐食します。作って一晩置くだけでもボロボロになってしまうため、入れる容器には気をつけましょう。

ガラス製でなくてもアルコール対応のものなら大丈夫なので、素材表記を見てください。ポリプロピレン(PP)・ポリエチレン(PE)と書かれていたら、ハッカ油スプレーボトルに活用できます。

作り方が分かったところで早速、材料調達に行ってきました。ドラッグストアの医薬品棚の近くに、ハッカ油と無水エタノールがありました。
ハッカ油の売り場

買ってきたのは、健栄製薬の「ハッカ油20ml」「無水エタノール500ml」です。無水エタノールと消毒用エタノールは同じ棚に並んでいるので注意が必用、アロマクラフト手作りコスメで使うのは「無水」のほうです。

無水エタノールのほうが高純度、精油と水を混ざりやすくするねらいがあります。自家製梅酒を作っている方ならホワイトリカーでもOK、果実酒を作るときに使う度数が高いお酒です。
ハッカ油と無水エタノール

作り方に従って、スプレーボトルにエタノール、水を入れてブレンドしました。作っている最中にエタノールが手に着くとスースーするので、こぼさないように進めてください。よく混ざったところにハッカ油を24滴投入、シェイクしてよくブレンドしたら出来上がりです。

分量をはかって混ぜるだけなので、あっという間にできました。早速使ってみたくて空中にシュッと一拭き、これだけでも爽やかな香りが広がります。カーテンに吹きかけたら風が吹き込む度にハッカが香っていい感じ、梅雨のモヤモヤしたお天気でも快適な室内になりそうです。

なお、このレシピに従って作ったものはエタノール濃度が高めです。空間の消臭用、除菌用にはしっかり効果を発揮しますが、お肌につける制汗スプレーとしては使えません。お部屋にスプレーしたときに多少かかってしまう程度なら大丈夫ですが、直接身体にかけるのは辞めてください。

虫除け用ハッカ油スプレーの作り方

ハッカ油から虫除けスプレーを手作りするなら、やや薄めに作ります。ハッカ油20〜40滴くらいと精製水90ml、無水エタノール10mlを混ぜて、スプレーボトルに詰めてください。

<材料>
ハッカ油 20〜40滴
精製水90ml
無水エタノール10ml

<作り方>
1. お好みのボトルにエタノール、水を入れた後によく混ぜ合わせて、はっか油を足していきます。
2. もう一度よく混ぜて、全体がなじんだところで出来上がりです。

お部屋用スプレーとの違いは精製水の分量が多いところ、濃度を薄くして身体への負担をコントロールしていきます。身体につけるものなので、純度が高い精製水を使うところもポイントです。

基本のハッカ油スプレーとほぼ同じ材料で出来るので、一緒に作っておくと便利でしょう。市販のスプレーのように刺激を感じにくく、優しい使い心地の虫除けが出来ました。
ハッカ油から虫除けスプレー

使い方は簡単で、虫さされが気になるところにかけるだけです。作ったスプレーを足にシュシュっとしてみました。噴射した後に手で塗り籠むように広げていくのが正しい虫除けスプレーの使い方、膝とくるぶしになじませた後に広い範囲に伸ばしていきます。
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冷やっとした感じが心地良く、爽やかな香りがたまりません。

足と同じように蚊に狙われやすい首もと、腕など全身を対策しましょう。ハッカ油以外だと、ラベンダー、ティーツリー、ユーカリなどのアロマにも虫除け効果が期待できるので、ブレンドしても使えます。

汗をかいたときのエチケットにも役立つので、夏のレジャーシーンで活躍しそうな予感です。

ハッカ油スプレーの使い方

ボディに吹きかける方法以外なら、最初に紹介したスプレーでも大丈夫です。キッチン周り、玄関、アウトドアならテントの入り口、ベビーカーの周りなど、いろいろなところに使えます。

気になるところに適量をしゅしゅっとスプレー、これだけで虫除け、消臭効果が期待されます。

効果のところで紹介している通り、ゴキブリ、蜂、小バエなどいろいろな虫を遠ざける働きもあるので、屋外でも室内でも役立ちます。農薬のように植物に害を与えないので、家庭菜園を守るためにまいておくのもいいでしょう。

人の身体に影響を与えにくいので、収穫時期にも活用できます。せっかく害虫がいなくなっても、作った野菜や果物が食べられなくなったら残念ですよね。ハッカ油のような天然由来の虫除けは、使いやすくて便利です。

ハッカ油の様々な使い方

ハッカ油の用途は、スプレーだけではありません。まだまだいろいろな活用術があるので、作り方や使い方を紹介します。実際に作ってみたものについては感想と一緒に紹介していくので、参考に活用ください。

虫さされにハッカバーム

虫除けスプレーをしていても、気付いたら蚊に刺されていることがあります。そんなときに使いたいのが手作りのハッカバーム、ワセリン10gとハッカ油60滴を混ぜるだけで簡単に出来ます。参考にしたのは「はっか油の愉しみ」内のレシピ7です。
虫さされにハッカバームの作り方

そのままだと混ぜにくく感じたので、ワセリンを少し温めて柔らかくした状態でブレンドしました。ワセリンにもいろいろな種類がありますが、日本製の白ワセリンがおすすめです。ドラッグストアに行くと数100円くらいで売っているので、店員さんに聞いてみましょう。

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そうこうお話しているうちに、あっという間に出来ました!かゆくてたまらない部分に薄く塗ると清涼感が心地良く、不快感を軽減できます。抗炎症作用、殺菌作用も期待できるため、腫れが引いていくはずです。

ハッカバームは市販のメンソレータムと同じ使い方ができるので、虫さされ以外にも活用できます。たとえば肩こりがひどいとき、疲れが気になる重だるいところに塗ってみましょう。

痛みが少し楽になって、肩が軽く感じるはずです。血行促進効果も期待できて、痛んだ筋肉の修復を促します。

パソコン作業が続いたときにこれを塗ったら、痛みがかなりとれました。ぼーっとする頭がクリアになって、気分転換になるところもお気に入りです。気をつけてほしいのは、使った後に手を洗うこと。手についたまま目をこすってしまうとしみるので、手洗いは必須です。

制汗・消臭スプレー代わりに使ってみた

ハッカ油を使った制汗・消臭スプレーも作ってみましょう。重曹を使った手作り制汗スプレーに、ハッカ油を足す方法です。

<材料>
ハッカ油 1〜2滴
精製水100ml
重曹小さじ1

<作り方>
1. 重曹と精製水をよく混ぜて、全体をなじませます。
2. ハッカ油を足らして、もう一度よくふって完成です。

これも作り方はかなり簡単、ボトルをふって混ぜるだけで手作りできます。念のため二の腕など目立たないところでパッチテストした後、汗が気になる部分に使ってみましょう。

刺激が強いと感じたら、ハッカ油の量を調整します。わざわざスプレーを持ち歩くのが面倒なら、タオルを水で濡らしてハッカ油を足らし、拭き取るだけでも違います。

天気がいい日に出かけた後、汗の臭いが気になって、スプレーを使ってみました。お肌のべたつきが軽減されて、サラサラです。とくに効果を感じたのが首もとあたり。

温度の変化を感じやすい部位だからでしょうか、つけた瞬間にひやっとして、火照った感じが和らぎました。重曹にも消臭効果が期待されるので、ダブルの力が効きそうです。

ハッカ油を使って掃除してみた

フローリングの床などに使うなら、バケツにお水をためてハッカ油を数的投入、いつも通りにお掃除します。クイックルワイパーなどならペーパーにハッカ油を含ませるのもいいでしょう。

テーブルや棚などちょっとしたところをお掃除するときには、ハッカ油スプレーを活用できます。スプレーした後にペーパータオルなどで一拭き、これだけでホコリがすぐとれます。

お掃除が終わった頃にはお部屋の中がハッカの香りに包まれて、心がすっきり軽くなります。キッチンやお風呂など水廻りのお掃除に使うなら、もう一工夫。無添加石鹸と重曹を組み合わせて石鹸クレンザーを作ってみましょう。

<ハッカ油・石鹸クレンザーの作り方>
ハッカ油 20滴
無添加石鹸1カップ ※パウダータイプを用意しましょう。
重曹 1カップ

材料を密閉容器に入れてよく混ぜるだけ、素敵な香りのクレンザーを簡単に手作りできます。ガラス瓶の蓋に小さな穴を数個開けたものに保存すると、すぐ使えて便利です。

材料は石鹸、重曹、ハッカ油と身体についても安心なものばかりだから、お掃除がスイスイはかどります。

お風呂掃除に使ってみた感想ですが、泡立ちが悪いので不思議な感じ。市販のお風呂洗剤などより泡立ちにくいのですが、気にせずお掃除を続けましょう。

湯垢がしっかりとれて、きゅきゅっと綺麗な浴槽になります。市販洗剤でお風呂掃除をするときは、浴槽を洗った後に足をボディソープで洗い、シャワーで流してお風呂場を出ます。ハッカ油の石鹸クレンザーなら身体についても安心なので、手間無しです。排水口の臭い予防にもなるはずなので、カビが気になる時期に活躍しそうな予感です。

消臭剤も手作りできる

ハッカ油の石鹸クレンザーを作るにあたって重曹を用意するはずなので、消臭剤も作ってみましょう。重曹1/2カップくらいにハッカ油を1滴入れて、ガーゼなどで蓋をします。

ビニール袋をかぶせていくつか穴を開ける方法でも大丈夫、自宅にあるものでさっと手作りするところが、ナチュラルライフの楽しさです。これを台所やお手洗いなど臭いが気になる場所に置くだけで、優しく香る消臭剤として活用できます。

靴箱に入れておけば、濡れた靴の嫌な臭いも防いでくれます。そもそもは香りつきの重曹なので、臭いがなくなってきたら、排水口やお手洗いに流しましょう。

発泡しながら汚れを落としてくれるので、水周りのお掃除に活躍します。
消臭剤として使ったものをお掃除にまわして使い切る、何とも合理的なやり方です。最後までしっかり使い切って、材料を無駄なく活用してください。

ハッカ油をシャンプーに混ぜてみた

ハッカ油をシャンプーに混ぜると、トニックシャンプーを手作りできます。いつも使っているシャンプーに1滴たらして、シャワーのときに使ってみました。

清涼感を求めて入れすぎると、刺激が強くてヒリヒリします。やり過ぎは禁物なので、気をつけてください。ハッカ油に皮脂汚れを落とす効果が期待されて、頭皮のベタつきやイヤな臭いを改善します。香りにリフレッシュ効果も期待できて、ヘッドスパしたような感覚です。
ハッカ油をシャンプーに混ぜてみた

お風呂場にハッカ油を持ち込んでシャンプーにプラス1滴、出し過ぎには注意しつつブレンドしましょう。

トニックシャンプーより柔らかい香りは天然のハッカ油だからできる技、頭皮の疲れがすっきりとれて楽しいシャワータイムになりました。ハッカの香りの効果か頭皮がすっと軽くなった気がして、心地良さを感じます。

たった1滴でもしっかり香りが残るので、ドライヤーしている時間も楽しくなります。乾かした後の髪もほんのりとミントの香りがして、ヘアコロンとは違った優しいアロマが特徴です。

気軽に取り入れるならこの方法で大丈夫ですが、書籍の中に手作りシャンプー、リンスを作るやり方もありました。よりこだわって試したい方のために、内容を紹介しておきましょう。

<ハッカ油シャンプーの材料・作り方>
ハッカ油 10〜20滴
植物性・無添加液体石鹸 350ml
グリセリン 50ml

1. お好みのシャンプーボトルで液体石鹸、グリセリンを混ぜ合わせます。
2. 清涼感の強さを調整しながらハッカ油を入れて、もう一度混ぜてください。

石鹸シャンプーのポイントは頭皮をしっかり洗いこと、指の腹を使って指圧するように動かします。石鹸シャンプーは、酸性リンスと組み合わせて使うのが鉄則。リンスも手作りしたい場合、こんなレシピを試してみましょう。

<ハッカ油リンスの材料・作り方>
ハッカ油 10滴
グリセリン 小さじ2杯
クエン酸 大さじ5杯
水 500ml

1. お好みのガラス容器でグリセリンとハッカ油を混ぜ合わせます。
2. クエン酸を水に溶かしたものを1に入れて、よくブレンドして完成です。

シャンプーをした時にどうしても石鹸カスが残るので、リンスを使って中和します。そのままだと濃いので、1回あたり50mlくらいを洗面器1杯のお湯で薄めましょう。

使い心地を試してみたいと思ったので、直接洗面器に材料を入れてブレンドしました。紹介している分量の1/10にして、1回分を作っていきます。

レシピに沿って考えると、ハッカ油1滴・グリセリン少々・クエン酸大さじ1/2になるはずです。これらを洗面器に入れて、お湯でといて準備しました。
ハッカ油リンス

リンスを作っている間もハッカ油のいい香りがただよってきて、リラックスできます。シャンプーをするとキューティクルが開きますが、クエン酸で引き締めるねらいがあります。

キューティクルが整うと指通りがサラサラになって、きしみを改善できるはずです。髪が長い方は毛先を洗面器にひたしてなじませた後、残りのリンスを頭部全体にかけていきます。

私の場合はショートなので、手でリンスをすくってパシャパシャつけて使いました。
市販のトリートメントをしたときのような艶は感じないのですが、サラサラの質感になります。ドライヤーで乾かした後にヘアオイルでケアしたらいい感じ、きしみや指に引っかかる感じがなくなって、櫛がすっと通っていきます。

ハッカ油を取り入れたオーガニックシャンプー&リンスケア、芯から美しくしなやかな髪を目指す方にはおすすめです。

ハッカ油をボディソープに混ぜてみた

普段使うボディソープにハッカ油を1滴たらすだけで、消臭効果がプラスされます。脇や脚の裏など臭いが気になるところにはぴったり、清涼感ある使い心地がうれしいデオドラントアイテムに早変わりです。

デリケートゾーンなどには刺激が強いので、粘膜の近くは避けてください。お顔などに使うのもトラブルを起こしやすいため、身体にだけ活用します。合成香料とは違ったハッカの香りを楽しむため、オーガニック石鹸などにブレンドするのがいいでしょう。

できるだけシンプルなアイテムを使うことが、ハッカ油を楽しむときのポイントです。

ハッカ油風呂!バスオイルとして

アロマの世界ではミント精油を直接肌につけるのは御法度ですが、ハッカ油愛好家の中には直接お風呂に入れる方もいるようです。

いきなり挑戦するのは勇気がいるので、バスオイルとして応用するのがいいでしょう。書籍「はっか油の愉しみ」の中では、こんなふうにのっていました。
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小さじ2杯のオリーブオイルホホバオイルに40滴のハッカ油をブレンド、これで8〜10回分とのことです。オリーブオイルとホホバオイルには保湿効果が期待できますが、夏場には少し重たい気もします。そこにミントの爽快感をプラスしたら、程よい具合になるのでしょう。ミントに血行促進効果が期待できるため、湯冷めを防ぐ効果もあります。

これでも刺激が強く感じるようなら、バスミストをおすすめします。ハッカ油原液をスプレーボトルに入れてバスルームに持ち込み、壁に向かって吹きかけます。

私はこの方法で試しましたが、程よい香りが心地良く、ミントの香りのバスタイムを堪能できました。どの程度の刺激や効能を求めるかで使い方が変わってくるはずなので、お肌との相性を見つつ、活用法を工夫しましょう。

喉の炎症・鼻づまり対策にハッカ油を使ってみた

花粉症の鼻づまりや風邪を引いたときの喉のイガイガ、今すぐ何とかしたいと思うものです。そんなときには、ハッカ油のスチームバスを試してみましょう。

熱湯を入れたマグカップに3滴くらいハッカ油をたらして、少しずつ息を吸い込みます。参考にしたのはレシピ6、緊張性頭痛やハウスダストアレルギーにも効くようで、汎用性が魅力です。
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顔を近づけすぎるとやや目に刺激を感じるので、30cmくらいは離してください。息を深く吐いた後にゆっくり息を吸い込み、蒸気を喉の奥のほうにあてていきます。

鼻づまりなら、鼻呼吸で試してください。メンソールの点鼻薬がありますが、頻繁に使うには抵抗があります。

ハッカ油のように天然素材を使って緩和ケアが出来たら、花粉の時期にいいでしょう。息を吸い込んだ瞬間、すっと鼻が通る感じがして、心地良さを感じました。

鼻炎薬を使うと頭が霧がかかった感じになりますが、ハッカなら安心です。慢性鼻炎でお悩みの方も多いはずなので、症状がひどいときにいかがでしょうか。

外出先ではこう使おう!

外出先でムズムズしてきたときには、ハンカチやティッシュに1滴足らして鼻呼吸を試してください。ハッカ油をあらかじめマスクに含ませておく方法でも、同様の効果が期待できます。

市販品のマスクでもメントールのカプセルがついたものがありますが、ハッカ油を使ったほうがお財布に優しいはずです。

今回は、マスクにハッカ油スプレーを一拭きして使ってみました。口から鼻まですっぽりカバーすると、鼻づまりと喉のイガイガを緩和できます。

メントール系の点鼻薬は使った瞬間だけの効果ですが、この方法なら香りがとぶまで鼻が楽です。体調が悪いときにはハッカ油が刺激になる可能性もあるため、付け過ぎには気をつけましょう。
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花粉症の時期だとマスクを毎日使うので、ジップ袋で香りを移す方法にも挑戦しました。ハッカ油を含ませたコットンとマスクを一緒に入れて、一晩置きます。

翌朝には、爽やかなミントの香りのマスクが完成です。密封容器なら何でもいいので、ガラス瓶などで大量生産しておくのもいいでしょう。

ジップ袋だとこのまま持ち歩くこともできるため、より手軽かと思います。会社のデスクに何枚かストックしておくと、鼻がムズムズしたときにすぐに使えて便利です。

ハッカ油で口臭予防!マウスウォッシュ

外出先で臭いの強いものを食べたとき、口臭が気になります。すぐにうがいをしに行けたらいいのですが、そうもいかないシーンも多いでしょう。

そんなときの解決策にハッカ油を活用できます。使い方は簡単で、携帯していたハッカ油をグラスに1滴、よくかき混ぜて2~3口飲み込むだけです。

「1滴だけ」と強く言っているには理由があって、たくさん入れすぎると口がヒリヒリ痛みます。ハッカの刺激は強力なので、唇が荒れると大変です。

万が一入れすぎた場合には、倍に薄めるなどの工夫をしましょう。ちなみにグラス1杯とは200mlくらい、ショットグラスのように小さな容器に入れるときには、量を調整してください。

覚えておくと非常に役立つ口臭対策ですが、本当に効果があるのかやってみましょう。コップにお水を入れてハッカ油を1滴、よくかき混ぜて飲み込みます。
ハッカ油でマウスウォッシュ

ボトルから出てくる1滴は本当に少量、これだけで効果を感じるのかやや不安にも感じました。油なので、入れるだけでは混ざりません。マドラーなのでよくかき混ぜて、均一な濃さに整えます。

口に含むと「まさか!」の感覚、ミントガムとは比べ物にならないくらいの清涼感が広がって、軽く「クチュクチュ」するだけでスッキリします。

この方法で作ったものをマウスウォッシュとして活用してもいいようなので、今度はすすいで吐き出してみます。さらにお口の中がスッキリして、食事の後の嫌な感じがなくなりました。

より効果を高めたい場合は、無糖タイプの炭酸水を使ってみましょう。炭酸の発泡力が口の隅々までキレイにして、嫌な臭いをとってくれます。

炭酸水で試したところ、歯がツルツルになって歯磨きをした後のような感覚になりました。ハッカには消化を促す効果も期待できるということで、食後のケアにぴったりです。

私は問題ないのですが、ハッカ独特の苦みに抵抗を感じる方もいるでしょう。辛いマウスウォッシュが嫌いな方は、こんなレシピを試しましょう。参考にしたのはレシピ2の2、子供でも使えるくらいマイルドで優しい使い心地の作り方です。

<子供用マウスウォッシュの材料・作り方>
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ハッカ油 1滴
水 200ml
グリセリン 小さじ4杯
蓋が閉まる保存瓶

1. ボトルにグリセリン、ハッカ油を入れて横にふります。
2. 100mlのお水を入れてふたをして、20回くらいふってください。
3. 残りの100mlをたして、もう一度ふったら完成です。

お水を2回に分けて入れるところがポイントでしょう。1回あたり50mlほど使うといいとされているので、紹介した分量で約4回分のマウスウォッシュが作れます。

飲み込んでも問題ないとは書かれていますが、味にお好みもあるでしょう。市販のマウスウォッシュのようにクチュクチュするだけでもお口の中はすっきりするので、心配なら吐き出してください。
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この作り方で作ったほうはかなりマイルド、刺激が優しくより市販品に近い印象です。純粋な消臭効果で考えたらハッカ油だけのレシピ優勢、すっきりとした爽快感は驚きます。

いずれにしても歯磨きしたときのような消臭効果はかなりのもの、外出のお供としてエチケット対策にいかがでしょうか。

リネンウォーターに使ってみた

ハッカ油5滴と水100mlをよく混ぜて霧吹きボトルに入れておくと、リネンウォーターに活用できます。もっと手軽に使うなら水を入れるタンクの部分に直接ハッカ油を入れても大丈夫、作業中に香りが広がり、アイロン掛けが楽しくなります。

ハッカ油でリネンウォーター

アイロン掛けした後のシャツにほのかにハッカの香りが残り、爽やかです。取り込んだ洗濯物が生乾きだったとき、アイロンをかけてハンガーに吊るしておくと水分がとびますが、臭いが気になった経験はないでしょうか。

ここでハッカ油の実力が問われるところ、細菌の繁殖を防いで臭いのもとをとってくれるので、お部屋に干しても気になりません。

作ったリネンウォーターは枕やシーツの消臭剤にも活用可能、消臭スプレーよりほのかな香りが心地良い空間を作ってくれます。

フレグランスがわりに!コットンボール

ハッカの香りは、男女問わずどんな方にも好まれます。香り付きのコットンボールを胸元にしのばせて、フレグランス代わりに使ってみましょう。

お化粧用のコットンを丸めたものにハッカ油を数的たらして、お洋服にしのばせます。体温で温まるにつれて香りが広がり、体臭対策になるはずです。

このアイディアのすごいところは、実用的なメリットも兼ねていること。ハッカに眠気覚ましや風邪予防効果が期待できて、嫌な臭いをすっきり消して体調を整えてくれます。

優しいアロマフレグランスが手作りできる、いい香りがして仕事の効率をあげてくれる。さらに風邪対策までできると考えたら、非常に機能的に感じました。

材料はハッカ油とコットンだけなので、コスパにも優れています。男女問わず使えるユニセックスの香りなので、夫婦共用でも大丈夫です。コットンボールを小皿に乗せてデスクに置く方法なら、ディフューザー無しでアロマの香りを楽しめます。

その他の使い方だと、マイカーの臭い消しに活用できます。コットンボールを灰皿やフロントテーブルに乗せておくと、空気がこもっても臭いません。

ハッカの香りに乗り物酔いを予防する効果も期待されて、小さな子供と一緒のドライブにはぴったりです。コットンボールの柔らかな形状を眺めているだけでも、不思議と穏やかで落ち着いた気持ちになります。

自然のアロマを使った体臭対策、暮らしの中のいろいろなシーンに使えそうです。

ハッカ油の選び方

簡単な見分け方は「日本薬局方」の表記を調べることです。一定の品質基準をクリアして発売されている証拠なので、安心して活用できます。

食品添加物表記になっているものもありますが、天然はっか油であることがはっきり分かれば大丈夫です。

書籍(はっか油の愉しみ:前田京子著)にも、天然はっか油であれば問題ない旨が書いてあります。

どれを買ったらいいのか迷ったら、紹介されている北見ハッカ通商の商品から試すのが手軽でしょう。通販経由でも購入できるので、国内のどこからでも入手できます。

もちろん、ドラッグストアで買ったものでもパッケージ表記を確かめれば同様の効果を期待できます。原産地の違いでどこまで香りが異なるのか、いくつか試してみるのもいいでしょう。

いろいろな活用アイディアを紹介しましたが、気になるものはありましたか。シンプルな材料でたくさんの用途に活用できる優れもの、知れば知るほど楽しくなるハッカの魅力に病み付きです。

あえておすすめをあげるなら、マウスウォッシュ。のどのイガイガ、お口の臭い解消に本当に効果を感じて、不快なストレスを軽減できます。

ハッカを1滴たらすだけでアイロン、お掃除など面倒な家事が楽しくなるから不思議です。肩の力を抜いて心地良い暮らしを求めるなら、ハッカ油生活を初めてみてはいかがでしょうか。

<参考にさせていただいた書籍>
はっか油の愉しみ:前田京子著

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