ビタミンC誘導体の美白効果は?4つの化粧水で試した結果

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美白成分といえば、ビタミンCを置いてほかになにを語る?というくらい、ビタミンCは美白成分としてあまりにも有名な成分です。

ビタミンCは、身体の内外から私たちの美容と健康を増進する作用を持ち、また、食品から摂取した場合では、他の栄養素の働きを助ける縁の下の力持ちとして活躍する成分でもあります。

そして、ビタミンCを私たちの体内に取り込む方法は2種類に分類され、ひとつ目にはビタミンCを含む食品やサプリメントから経口で取り入れるという方法、そしてふたつ目には、化粧品から表皮の角質層に浸透させるという方法があります。

また、食品やサプリメントに含まれているビタミンCであれば、私たちの体内で本来のビタミンCとしての役割を果たします。

ところが、表皮の角質層にビタミンCを浸透させる場合では、ビタミンC本来の形では吸収力が弱く、ビタミンCは本来の実力を発揮することができません。

そこで、ビタミンC誘導体の登場です。

今回は、化粧品から表皮の角質層にビタミンC(ビタミンC誘導体)を取り入れ、お肌がどのように変化するのか?筆者が実際に4つの化粧水を体験したレポートをお送りします。

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もくじ

 

ビタミンC誘導体とは

ビタミンCは水溶性のビタミンに分類され、強い抗酸化力を持つことから、活性酸素の除去作用によるアンチエイジング効果や色素沈着の予防や改善効果(美白効果)などに大変効果的であるとされています。

そして、ビタミンCが改良された形として存在するのがビタミンC誘導体ですが、両者には決定的な違いがあります。
では、その違いとは、一体なんなのでしょうか?

ビタミンCとの違い

本来のビタミンCは非常に不安定な性質を持ち、水に溶かしたり空気に触れたりすると酸化しやすく、そのままの形ではお肌に吸収されないという弱点を持っています。

また、ビタミンCそのものをお肌に吸収させることができたとしても、ビタミンCが直接紫外線を受けてしまった場合では、アスコルビン酸ラジカル(活性酸素を作り出す物質)に姿を変え、色素沈着を悪化させる原因になることがあります。
参考:http://www.vit-c.jp/vitaminc/vc-09-1.html

そして、このような本来のビタミンCの弱点をカバーした成分、それがビタミンC誘導体です。

また、本来のビタミンCは水溶性ビタミンに分類されますが、それがビタミンC誘導体に姿を変えると、水溶性、油溶性、あるいは両方の性質を持つ成分となります。

それでは、いくつかに分類されるビタミンC誘導体の種類について見て行くことにしましょう。

ビタミンC誘導体の種類

それでは、水溶性、油溶性、水溶性と油性の療法の性質を持つビタミンC誘導体の種類をご紹介して行きます。

水溶性ビタミンC誘導体

リン酸アスコルビルMg

アスコルビン酸(ビタミンC)にマグネシウムを結合させることにより、お肌への浸透力を高めたビタミンC誘導体です。また、マグネシウムがもたらすビタミンCの安定性は約12時間以上継続するといわれています。

この成分は安全性が高く、アレルギーなどの心配はほぼないとされています。化粧品に配合されているビタミンC誘導体の多くは、このタイプであるといわれています。

リン酸アスコルビルNa

ビタミンCにリン酸エステルを結合させたのが、このタイプのビタミンC誘導体です。このタイプのビタミンC誘導体は、ニキビ治療薬などに配合されていることが多く、院内処方されることもあるようです。

ただし、リン酸アスコルビルMgと比較した場合では、ややお肌への刺激が強いという特徴を持っています。

アルコルビン酸グルコシド

ビタミンCに糖を結合させたビタミンC誘導体で、常温で長期保存することができるという性質を持ち、安定型ビタミンC誘導体とも呼ばれています。ただし、最近の研修では美白効果についての懸念の声も挙がっています。

アスコルビル酸エチル

お肌につくとすぐにビタミンCとしての効果を発揮するといわれているビタミンC誘導体です。即効性を期待することができるため、化粧水に配合されていることが多いようです。

油溶性ビタミンC誘導体

テトラヘキシルデカン酸アスコルビル

ビタミンCに4種類のイソパルミチン酸を結合させたビタミンC誘導体で、角質層への浸透力が高いという性質を持っています。このタイプのビタミンC誘導体はニキビケア製品をはじめ、アンチエイジングに対応した化粧品に配合されていることが多いようです。

水溶性+油溶性ビタミンC誘導体

アスコルビン酸-2リン酸-6パルミチン酸(APPS)

APPS(アプレシエ)と呼ばれ、リン酸型ビタミンC誘導体にパルミチン酸を配合した、最も新しいタイプのビタミンC誘導体です。上記でご紹介してきたビタミンCよりもはるかに高い浸透力を期待することができることから、このビタミンC誘導体を配合する化粧品が急増中です。ただし、空気に触れると酸化しやすいという弱点を持っています。

ビタミンC誘導体に期待できる効果

それでは、具体的にビタミンC誘導体にはどのような効果を期待することができるのでしょうか?ビタミンC誘導体に期待することができる主な効果をまとめてみました。

美白効果!シミ・色素沈着に

ビタミンC誘導体は、ビタミンC成分を効率よく角質層に浸透させるために開発された成分ですので、肌細胞の抗酸化効果はもちろんのこと、できてしまった頑固な色素沈着の改善にも役立ちます。加齢や紫外線などの影響を受けて肌老化が進むと、新陳代謝機能そのものが鈍るため、当然、ターンオーバー周期も長くなります。

すると、できてしまったシミや色素沈着はいつまでも表皮に残ることになります。そして、この状態のお肌にビタミンC誘導体を送り込むことが、頑固なシミや色素沈着の改善に役立つと考えられます。

ニキビへの効果

ビタミンC誘導体の中には、ニキビ治療薬やニキビケア製品に配合されている種類もあり、お肌の新陳代謝を促すことによって、ニキビの改善効果を期待することができます。

また、ビタミンC誘導体によってターンオーバーが正常化されれば、できてしまった色素沈着によるニキビ跡改善効果も期待することができます。ただし、黄ニキビのように重症化したニキビの場合では、素人判断でビタミンC誘導体配合の化粧品を使用する前に、必ず皮膚科医に相談して下さい。

重症化したニキビの場合では、グリチルリチル酸ジカリウムなどを配合している治療薬で、先に症状の進行を食い止めておく必要があることも考えられます。

重症化したニキビでお悩みの方は、まずは皮膚科へ直行し、適切な治療を受けたあとに、ビタミンC誘導体配合の化粧品でのケアを開始してみることをおススメします。

毛穴への効果

毛穴にまつわる悩みでよく聞くのが、毛穴の開きや毛穴のたるみです。これらは加齢によって起こることが多いと考えられ、これらを改善するためには、お肌の新陳代謝を促すというのが最も適切な方法であると考えられます。

ビタミンC誘導体には、お肌の新陳代謝を促進させる効果を期待することができますので、毛穴の開きや毛穴のたるみ改善にも役立つでしょう。

シワ・たるみへの効果

シワやたるみは、紫外線による肌老化などによって起こりますが、その陰には活性酸素の大量発生があります。ビタミンC誘導体には、抗酸化作用がありますので、活性酸素の発生を抑え、シワやたるみの予防や改善効果も期待することができます。

ただし、たるみは筋肉の衰えもひとつの原因となって起こりますので、年齢によるたるみもが気になる方の場合では、ビタミンC誘導体化粧品の使用とともに、頬のエクササイズも同時に行ってみることをおススメします。

肌質のコントロール

ビタミンC誘導体には、皮脂分泌量をコントロールする働きがありますので、皮脂の過剰分泌でお困りの方の肌質改善にも役立つと考えられます。

また、皮脂分泌が多い方の場合では、過剰な洗顔やピーリングケアに走る傾向が強いと考えられますが、洗顔やピーリングはあまり神経質に行ってしまうと、さらなる皮脂分泌を呼び込み、いつまでたっても肌質改善行うことができなくなります。

皮脂分泌が多くてお困りの方は、まずはご自身の洗顔方法やピーリングの頻度などについて見直しを行い、ビタミンC誘導体配合の化粧品で、しっかりと保湿ケアを行ってみましょう。

脂性肌はすぐに改善することはできませんが、正しい洗顔や保湿ケアでケアを行って行くことによって、必ず改善に向かいます。

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ビタミンC誘導体入り化粧水の選び方

まず、”ビタミンC配合”と明記されている化粧水には注意しましょう。このような化粧水の中には、ビタミンC誘導体ではなく、類似の成分が配合されている場合もあります。

ビタミンC誘導体配合の化粧水を選ぶ際には必ず成分表を確認し、ビタミンC誘導体がきちんと配合されている製品を選びましょう。

また、ビタミンC誘導体は水溶性、油溶性、あるいは両方の性質を持った水溶性+油溶性(両用性)の3種類に分類されていますが、水と相性が良いという部分を重視するのであれば、水溶性または水溶性+油溶性のビタミンC誘導体が配合されている化粧水がベターです。

ただし、油溶性ビタミンC誘導体にも角質層への浸透力が高いというメリットがありますので、できれば数種類のビタミンC誘導体配合の化粧水を使い比べてみて、ご自身のお肌に合う製品を見つけ出すという方法が良いでしょう。

口コミで話題のビタミンC誘導体入り化粧水を比較してみた

それではいよいよ、筆者が実際に使用してみた4種類のビタミンC誘導体配合の化粧水・体験レポートをご紹介することにします。

今回は、口コミなどで評判の良い「ドクターケイ ケイカクテルVローション」、「サイクルプラス エンリッチローション」、「グラングレースローション」、「シーボディ プラチナVCローション」をご紹介して行きます。

ドクターケイ ケイカクテルVローション

ドクターケイ ケイカクテルVローション
ドクターケイ ケイカクテルVローションは、高濃度ビタミン、ヒアルロン酸、コラーゲン、アロマの香りをブレンドしたビタミン化粧水で、水溶性ビタミンC誘導体(VCPMG)、油溶性ビタミンC誘導体(VCIP)、両用性ビタミンC誘導体(APPS)、ビタミンA、E、H、ビタミンB群(B1、B2、B5、B6、B12)、ビタミンPが原液処方されています。

ドクターケイ ケイカクテルVローションの全配合成分

水、DPG、グリセリン、メチルグルセス-20、1,2-ヘキサンジオール、ベタイン、ジグリセリン、グリコシルトレハロース、パルミチン酸レチノール、コーン油、チアミンHCI、リボフラビン、パントテン酸Ca、ピリドキシンHCI、ビオチン、シアノコバラミン、リン酸アスコルビルMg、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、トコフェロール、グルコシルヘスペリジン、ヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、アセチルヒアルロン酸Na、水溶性コラーゲン、加水分解コラーゲン、加水分解水添デンプン、ノバラ油、ラベンダー油、ニオイテンジクアオイ油、PEG-60水添ヒマシ油、クエン酸、クエン酸Na、ペンテト酸5Na、フェノキシエタノール

これらの成分が配合されています。この成分表を見ると、ずいぶん多くの成分が配合されているようですが、ひとつひとつを確認してみたところ、私が調べた限りですが、悪影響を及ぼす可能性がある成分は配合されていませんでした。

さすがはビタミンの第一人者が開発に関わっているだけのことはあります。

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箱を開けると、このように製品が収まっています。
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製品とともに、500円クーポン券やパンフレットなどが同梱されています。
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化粧水本体が包まれていた箱の内側には、ブースターとして使用する場合と化粧水として使用する場合のケアの手順の説明書きがあります。
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化粧水自体はサラサラとした感じで、無色透明です。

ドクターケイ ケイカクテルVローションを使ってみた感想

ドクターケイ ケイカクテルVローションは、指で触れた感じでは非常にサラサラとしていて、べたつき感はまったくありません。ところが、お肌に乗せるとかなりモッチリとした感じになります。

その他の成分が配合されている化粧水の場合では、つけた瞬間にお肌にスーッと吸い込まれて行くことが多いという印象です。

ですが、この化粧水の場合では、お肌への浸透というよりも、つけた瞬間からいきなり高い保湿力を発揮するという印象で、配合されている水溶性、油溶性、両用性のビタミンC誘導体が互いに作用し合いながら、ゆっくりとお肌に浸透して行くという感じです。

今回はブースターとしてではなく、化粧水として使用しますので、説明書通りのケアを行うのであれば、洗顔後にドクターケイ ケイカクテルVローション→美容液→乳液→クリームという順番になります。

ですが、今回は取りあえず化粧水のみの効果を確認するという意味で、お風呂上がりにドクターケイ ケイカクテルVローションのみを使用し、翌朝のお肌の状態を確認してみることにしました。

翌朝のお肌の状態

お風呂上がりにつけた直後からかなりモチモチとした感じになりましたが、翌朝になってもこのモチモチ感はそのまま、多少お肌が柔らかくなったような感じです。

そして、朝の軽い洗顔後にもお肌の柔らかさは継続したままです。ただし、朝の洗顔後には最少量の化粧水に留めないと、日中のお肌にべたつきが生じる可能性があるのではないかと思います。

ケイカクテルVローションの説明書には、洗顔後に化粧水をコットンまたは手のひらにたっぷりと取り…と書かれていますが、非常に伸びが良い化粧水ですので、普通肌の筆者の場合では夜に5滴程度、朝は2滴程度で十分に間に合いました。

画像ではわかりにくいかもしれませんが、5滴はだいたいこれくらいです。

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乾燥肌の方の場合ではもう少し多い量でもかまわないとは思いますが、普通肌の方の場合ではこれくらいの量で顔全体に行き渡らせることができます。

また、この化粧水にはエッセンシャルオイルが配合されていますが、ラベンダーの香りが強いという印象です。エッセンシャルオイルにはもともとアロマ効果を求めることができますので、特に夜のケアでは、お肌のモチモチ感とアロマのリラックス効果を同時に得ることができます。

ただし、アロマの香りには好みがありますので、エッセンシャルオイルの香りそのものが苦手な方には、少々気になる香りかもしれません。
ちなみに、筆者は大好きな香りです。
また、今回の使用では、翌日に美白効果が現れるといったことはありませんでしたが、お肌の潤いキープという部分に於いては、高く評価することができる化粧水でしょう。

サイクルプラス エンリッチローション

サイクルプラス エンリッチローション
APPSとビタミンE誘導体、EGF様ペプチド、FGF様ペプチド、5種類のヒアルロン酸(3Dヒアルロン酸、バリア型ヒアルロン酸、高吸着型ヒアルロン酸、保水型ヒアルロン酸、浸透型ヒアルロン酸)、6種類の美容保湿成分(バラエキス、α-アルブチン、イタドリ根エキス、カンゾウ葉抽出エキス、大豆エキス)を配合したビタミンC誘導体化粧水です。

この化粧水の大きな特徴は2剤式になっているという部分にあります。

サイクルプラス エンリッチローションの全配合成分

ローション…水、グリセリン、BG、オリゴペプチド-24、アセチルデカペプチド-3、パルミトイルトリペプチド-5、α-アルブチン、カンゾウ葉エキス、イタドリ根エキス、ダイズエキス、バラエキス、グルコシルセラミド、トコフェリルリン酸Na、ヒアルロン酸Na、アセチルヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、ヒアルロン酸クロスポリマ-Na、ヨクイニンエキス、サリックスニグラ樹皮エキス、ポリクオタニウム-61、ノバラエキス、グリチルリチン酸2K、シロキクラゲ多糖体、ヒドロキシエチルウレア、コハク酸ジエトキシエチル、水添ポリイソブテン、オレイン酸ポリグリセリル-10、ラウリン酸ポリグリセリル-10、オレイン酸ポリグリセリル-2、クエン酸Na、クエン酸、ヒドロキシプロピルシクロデキストリン、α-グルカン、ペンチレングリコ-ル、フェノキシエタノ-ル、エチルヘキシルグリセリン、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル、HEDTA-3Na
パウダー…パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、マンニトール、クエン酸Na、オウレンエキス

サイクルプラス エンリッチローションにはこれらの成分が配合されています。

成分を見る限りでは、人体への危険性が高いと思われる成分はほぼないと考えられますが、ダイズエキスが配合されていますので、大豆アレルギーの方は要注意です。

また、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニルは保存料として、HEDTA-3Naは防腐剤として配合されていますが、これらの配合量は極めて少ないと考えられますので、よほどの敏感肌や化学合成物質に対するアレルギーをお持ちでなければ、それほど神経質になる必要はないでしょう。

※成分についてはあくまで私個人の見解です。

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箱を開けた状態です。
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リーフレットの下には、こんな可愛い状態で本体が隠れていました。
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トライアルセットのサンプルが同梱されており、セット内容は、オイルクレンジング(メイク落とし)、クリーミィウォッシュ(洗顔料)、エンリッチエッセンス(エッセンス乳液)、エンリッチクリーム(クリーム)となっています。
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これが正しい使い方として紹介されています。
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これが本体です。2剤を混ぜる前にはこのような状態になっています。
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ローションにパウダーを入れただけの状態で、このままでは自然に混じることはありません。
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10~20回振って混ぜますが、混ぜた直後にはこのような泡ができます。
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混ぜてからしばらく放置しますが、成分同士が混じり合う際には、上から下へ、金粉のようにも見える(金粉ではありません)小さな固まりが落ちてきます。
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室温が低かったせいかなかなか混じり合わず、40分後、ついにローションとパウダーが混じり合い、ビタミンC誘導体化粧水の完成です。画像ではわかりにくいかもしれませんが、パウダーが完全にローションに混じり、塊がすっかりなくなった状態になっています。
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でき上がった化粧水には若干の色があります。

サイクルプラス エンリッチローションを使ってみた感想

今回試すビタミンC誘導体化粧水の中で、最も興味があったのはこの製品でした。それは、これまでに2剤式という化粧水にお目にかかったことがなかったからです。
さらに、新しいAPPSというビタミンC誘導体にもかなり興味がありました。

そして、実際にローションにパウダーを投入して混ぜて待つ間の変化、これがとても面白かったです。今回はローションにパウダーを投入してから完成状態まで4枚の画像でご紹介していますが、実はこの間の変化が面白く、約40分間、ほぼローションの前にかじりついて変化を眺めていました。

そして肝心の効果ですが、クレンジング・洗顔後に適量をお肌に伸ばしてみると、少量でかなり伸びが良く、お肌への浸透がしても速いという印象です。

今回試してみた4種類の化粧水の中では、恐らく最速の浸透力でしょう。つけたあとのモッチリ感はやや弱いという感じですが、保湿力は高く、つけた直後からお肌がしっとりと整いました。

そして、この化粧水もまた、1日目は化粧水のみのケア、2日目は化粧水+乳液+クリームというケアを行ってみましたが、化粧水に乳液やクリームをプラスしても、べたつき感はほとんど気になりませんでした。

また、トライアルセットのオイルクレンジングは洗い流すタイプのクレンジングで、メイクに馴染ませたあと、ぬるま湯で完全に洗い流します。

筆者はここで、このクレンジング剤の洗浄能力がどの程度のものか確認するために、クレンジング前に白いタオルを用意しておき、クレンジング後、洗顔を行う前にタオルで水分を拭き取ってみました。

すると、クレンジングだけで十分なのでは?と思うくらい、見事にメイクが落ちており、白いタオルにはほとんどファンデーションの色はつきませんでした。ただし、筆者が使用しているのはクッションファンデーションで、お肌への密着度がそれほど高いタイプではありません。

したがって、油分の配合率が高いエマルジョンタイプや水ありのケークタイプをお使いの場合では、クレンジング剤のみでのメイクオフは厳しい可能性もあります。

また、このクレンジング剤はオイルタイプですので、マツエクをしている方には不向きかもしれません。

続いてクリーミィウォッシュで洗顔を行ってみましたが、洗い上がりのツッパリ感がなく、とても良い感じでした。

翌朝のお肌の状態

化粧水のみのケアで迎えた翌日、他の化粧水と同様にお肌がやや軟らかくなったように感じました。化粧水の浸透力があまりにも速かったため、化粧水だけでは寝ている間にお肌が乾燥するかも…という不安はありましたが、その心配は取り越し苦労、寝ている間にお肌が乾燥することはありませんでした。

そして、化粧水+乳液+クリームというケアでは、化粧水のみのときよりもお肌がしっとり、べたつき感はほとんど気になりませんでした。

朝のメイク前には化粧水のみのケアを行ってみましたが、メイク後にもお肌のツッパリ感が気になることはなく、とても快適に過ごすことができました。

普通肌の筆者の場合では、化粧水のケアだけでも十分…という印象を受けましたが、乾燥肌が進んでいる方の場合では、ライン使いで試してみると良いかもしれません。
この化粧水もまた、高評価できる製品です。

グラングレースローション

グラングレースローション
両用性ビタミンC誘導体のほか、セラミド、ヒアルロン酸、次世代型機能性ペプチドを配合した化粧水で、公式サイトのオンラインショップでの取り扱いがあるほか、美容クリニックでも購入することができるようです。

この化粧水の特徴は、美白というよりかは、年齢肌の原因となる糖化と炎症にフォーカスし、成分が配合されているという点にあります。

グラングレースローションの全配合成分

水、BG、グリセリン、ペンチレングリコール、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、イソステアリルアスコルビルリン酸2Na、トコフェリルリン酸Na、レチノイン酸トコフェリル、デカルボキシカルノシンHCl、ノナペプチド-1、加 水分解ダイズタンパク、オリゴペプチド-34、アセチルデカペプチド-3、ポリクオタニウム -61、オウレンエキス、1,2-ヘキサンジオール、水添レシチン、ラウリン酸ポリグリセリル-10、トコフェロール、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、デキストラン、デカルボキシカルノシンHCl、ヒアルロン酸Na、クエン酸、クエン酸Na

グラングレースローションには、これらの成分が配合されています。

この中でやや気になったのがペンチレングリコールで、この成分は防腐剤として配合されているものと思われます。そして、ごく稀にお肌がヒリヒリするなどの症状が現れる方がいらっしゃるようですが、よほどの敏感肌でない限り、絶対に避けなければならない成分ではなく、安全性に関しては問題ないといわれています。

その他に関しては、アレルギーを引き起こす可能性が高い成分は見当たりませんでした。(決してゼロではありません)

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箱を開けるとこのような状態になっています。
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本体とともに、リーフレット、デイプロテクター(日焼け止め)とリペアーセラム(美容液)のサンプルが同梱されていました。
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リーフレットには、ライン使いの際の使い方の解説が記載されています。
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容器はプッシュ式となっていますので、必要な分量だけ化粧水を出すことができます。
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画像だとわかりにくいのですが、化粧水はやや白濁しており、少しだけとろみがあります。美容液と乳液の中間といえばわかりやすいでしょうか。

グラングレースローションを使ってみた感想

サンプルにはデイプロテクターがありましたが、今回は化粧水と美容液のみ、ご紹介します。

公式サイトでは2~3プッシュ、製品に同梱されていた説明書を確認してみると2プッシュが1回の使用量となっています。そして、洗顔後に2プッシュ分を顔全体に広げてみたところ、かなり伸びが良く、2プッシュでは多いのでは?と感じました。

ところがです。この化粧水の浸透はかなり速く、お肌に伸ばしてから5分程度で綺麗にお肌に吸収されて行きました。そして、お肌がしっとりと整いますが、べたつきはありません。

つまり、普通肌の場合では、1回2プッシュが適量であるということです。
また、美容液は乾燥しがちな目の周囲にのみつけてみましたが、化粧水と同様にお肌への吸収が早く、べたつきはほぼ気になりませんでした。

翌朝のお肌の状態

お肌への吸収が早い分だけ、化粧水のみでは少々心配でしたが、翌朝にお肌が乾燥することはなく、夜に行ったケアの直後と同様に、しっとりとした状態が続いており、お肌が柔らかくなったように感じました。

また、朝の洗顔後には1プッシュ分をお肌に伸ばしてみましたが、メイク後にお肌が乾燥することなく、1日中快適でした。

化粧水の見た目は濃厚な化粧水といった感じですが、実際につけてみるとお肌への吸収力が速く、しかもしっとり感が長時間継続します。

ただし、普通肌の筆者が1回2プッシュで適量だと感じたということは、乾燥肌が進んでいる状態の方の場合では、3プッシュかそれ以上の量を必要とすることも考えられます。

この部分については、実際に使ってみて使用量を調節して行くしかないでしょう。
浸透力、使い心地ともに、高評価できる化粧水です。

シーボディプラチナVCローション

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プラチナVCという種類のビタミンC誘導体のほか、プラチナナノコロイド、新安定型ハイドロキノン、植物エキスコンプレックス、アルブチン、プラセンタエキス、先進ペプチドTGPという成分が配合された化粧水です。

シーボディプラチナVCローションの全配合成分

水、プロパンジオール、DPG、グリセリン、ペンチレングリコール、白金、プラセンタエキス、イソステアリルアスコルビルリン酸2Na、オリゴペプチド-34、ハイドロキノン、アルブチン、ビサボロール、トコフェリルリン酸Na、ダイズステロール、ラフィノース、プルーン分解物、アスコフィルムノドスムエキス、ヒメフウロエキス、セラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミド5、セラミド6Ⅱ、コメヌカスフィンゴ糖脂質、ポリクオタニウム-51、リゾレシチン、水添レシチン、セタルコニウムクロリド、クエン酸Na、クエン酸、BG、フェノキシエタノール

シーボディプラチナVCローションには、これらの成分が配合されています。まず、商品名にもありますが、白金(プラチナ)が配合されています。そして、プラチナは金属の中でもアレルギー反応を起こしにくいとされていますが、どうしても心配な方は、事前に皮膚科で相談してみると良いでしょう。

また、大豆由来のダイズステロール、米ぬか由来のコメヌカスフィンゴが配合されていますので、大豆や米アレルギーの方は、使用を見合わせることがベストでしょう。

そして、少々気になるのがセタルコニウムクロリドという成分です。この成分は、不安定なハイドロキノンの安定性を高めるために配合されていると思われますが、陽イオン界面活性剤に分類されますので、敏感肌の方は注意が必要です。
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箱を開けるとこのようになっています。
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商品パンフレットなどが同梱されていますが、シーボディでは酵母ドリンクも扱っているんですね。身体の内外からアンチエイジングを目指す方や、デトックスを行ってみたいという方は、化粧水とともに酵母ドリンクを飲んでみてもかいいかも。
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今回はプラチナVCスターターキットを注文したので、各製品に配合されている全成分表のリーフレットが同梱されていました。このようなリーフレットは、各製品に配合されている成分をひと目で確認することができますので、とても助かります。
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プラチナVCローション(化粧水)です。無色透明、サラサラとした感じのローションで、香りはありません。1回分の量が多く、筆者の場合では、この1回分で顔全体と首全体につけることができました。
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プラチナVCセラム(美容液)です。とろみが弱い美容液で、お肌への馴染みがとても良いです。素早く撮影したつもりなのですが、画像では少しわかりにくくなってしまいました。香りはありません。
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プラチナVCミルク(乳液)です。実際にお肌につけると、驚くほど伸びが良いことがわかります。画像は1回分ですが、化粧水と同様に顔全体と首全体につけることができました。

シーボディプラチナVCローションを使ってみた感想

今回はライン使い用のスターターキットで試してみましたが、プラチナVCローションの浸透力と保湿力がかなり強力なので、普通肌の筆者の場合では、プラチナVCローションのみで十分…という印象でした。

ですが、せっかくお試しセットを購入したので、すべてを試してみることにします。

1日目はプラチナVCローションのみ、2日目はプラチナVCセラムとプラチナVCミルクのライン使いでケアを行ってみました。

まず1日目ですが、この化粧水もまた、ドクターケイケイカクテルVローションと同様に、指で触れた感じはかなりサラサラとしていますが、お肌に馴染ませると、いきなりモッチリ感が現れます。浸透力、モッチリ感ともに、ドクターケイケイカクテルVローションとほぼ同程度といったところでしょうか。

そして2日目にはライン使で試してみましたが、化粧水だけでかなりのモッチリ感を味わえるところへ持ってきて、美容液と乳液をプラスすると、さらに素晴らしいモッチリ感…と言いたいところなのですが、少々べたつきが気になります。

今回は、個包装の1回分を正直に1回で使いましたが、普通肌の方の場合では、個包装されている1回分では、顔全体の分量としては多く、首ケアも同時に行ったとしても、まだ多いのではないかと思います。

これは肌質にもよりますし、乾燥肌が進んでいる状態の場合では、もしかするとちょうど良い分量かもしれません。こればかりは肌質によりますので、気になる方は、実際に使用量を調節しながら使ってみると良いでしょう。

翌朝のお肌の状態

化粧水のみでケアを行って翌日のお肌を確認すると、夜ケアのモッチリ感がそのまましっかりと残っていました。そして、朝の軽い洗顔後にも、そのモッチリ感とお肌に柔らかさは継続します。

そして、化粧水と美容液、乳液でケアを行った場合では、夜ケアではべたつきが気になりましたが、朝にはそれほどべたつきは気になりませんでした。これは、夜の就寝時に成分がしっかりとお肌に吸収されたということなのでしょう。

また、朝の洗顔後ですが、化粧水のみのときよりも、お肌の柔らかさが増したような気がしました。そして、朝は化粧水のみのケアでそのままメイクを行いましたが、かなり保湿されたのか、かなり快適。ただし、少し汗をかくとべたつきが出てくるような気がしました。

筆者としては、化粧水だけで十分という印象を持ちましたが、乾燥肌の方の場合では、まずは化粧水とともに美容液や乳液を試してみると良いかもしれません。

この化粧水もまた、ライン使いのべたつきは気になりましたが、それ以外の部分では高く評価できる化粧水なのではないかと思います。

4種類のビタミンC誘導化粧水を使ってみた感想

これまでに、ヒアルロン酸やフラーレンなど、さまざまな成分を配合している化粧品や原液化粧品試してきましたが、今回のビタミンC誘導体には以前からかなり興味かありましたので、とても楽しみでした。

そして、実際に4種類の化粧水を試してみて感じたこと、それは、製品ごとに「しっとり系」と「モッチリ系」に分かれるということで、それぞれに良さがあります。

また、今回の4種類の化粧水の中でどれがいちばん良かった?ということになると…これは本当に困ります。文中でも述べていますが、これらの化粧水はどれも高性能で高評価することができ、甲乙つけがたい実力派たちです。

そこで今回は、モッチリ系としっとり系に分類し、それぞれの特徴を再度まとめておきますので、製品選びの際の参考にして頂ければと思います。

モッチリ系「ビタミンC誘導体」化粧水

ドクターケイ ケイカクテルVローション

アロマの香りが良く、その場の浸透力というよりもその場で感じるモッチリ感が強い。
水溶性ビタミンC誘導体(VCPMG)、油溶性ビタミンC誘導体(VCIP)、両用性ビタミンC誘導体(APPS)のほか、ビタミンA、E、H、ビタミンB群(B1、B2、B5、B6、B12)、ビタミンPを黄金比でブレンド。

特にビタミンの力で抗酸化効果を狙いたい方におススメ。また、ブースターとしても使用することができますので、プレ化粧水としてお使いになりたい方にもおススメです。
ただし、アロマの香りか苦手な方には不向きかもしれません。

シーボディプラチナVCローション

最新型ビタミンC誘導体やプラチナナノコロイド、ハイドロキノンなどが配合された化粧水です。

ハイドロキノンが配合されている分だけ、美白に特化した化粧水であると考えることができますが、つけた瞬間からモッチリ感が強く現れるため、特に進行した乾燥肌の方におススメできる化粧水でしょう。

ただし、大豆由来のダイズステロール、米ぬか由来のコメヌカスフィンゴという成分が配合されていますので、大豆と米アレルギーをお持ちの方は、使用を見合わせる必要があるかもしれません。

しっとり系「ビタミンC誘導体」化粧水

サイクルプラス エンリッチローション

APPSとビタミンE誘導体を配合した2剤式の化粧水で、香りはほとんどありません。APPSはもちろんのこと、ビタミンE誘導体には強い抗酸化力がありますので、特にエイジングケアに重点を置いたケアをお望みの方におススメです。

お肌への浸透力がとても高く、つけた直後からしっとり感を味わうことができます。お肌への浸透力がとても高い化粧水ですが、大豆由来成分が配合されていますので、大豆アレルギーをお持ちの方は使用を見合わせる必要があるでしょう。

グラングレースローション

両用性ビタミンC誘導体を配合した化粧水で、吸収力がとても速いという特徴を持っています。容器がプッシュタイプで使いやすく、使用する分量だけ化粧水を出すことができますので、ムダがありません。

ビタミンC誘導体のほかに、セラミドやペプチドが配合されていますので、年齢によるお肌の糖化が気になる方には特におススメです。

モッチリ系としっとり系には大きな違いはありませんが、モッチリ系のほうが、つけたあとや翌日のお肌のモチモチ感がより強いとお考え下さい。

また、今回は4種類の化粧を試すために1週間以上の期間を必要としましたが、実際に1週間以上これらの化粧品を試しているうちに、お肌のトーンがやや明るくなったように感じました。

どのような化粧水であっても、はっきりとした効果を得るためには数カ月の継続使用が必要であると考えられています。ですが、今回試したビタミンC誘導体配合の化粧水の場合では、わずか1週間程度でお肌に変化が見られましたので、効果の現れ方が他の成分よりも速いのではないかと感じました。

今回は、4種類のビタミンC誘導体配合の化粧水の使い心地を中心にご紹介してきましたが、これらの化粧水の配合成分はそれぞれに異なります。

ですが、その使用目的を突きつめて考えてみると、どの製品も抗酸化力によるエイジングケアを目指す化粧水であることがわかります。

年齢によるシミやシワ、くすみなどでお悩みの方は、ぜひ、筆者の体験レポートを参考に、ご自身のお肌に合ったビタミンC誘導体化粧水を選んでみて下さいね。

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