椿油の効果は?スキンケア・ヘアケア・頭皮マッサージしてみた

椿油の効果は?スキンケア・ヘアケア・頭皮マッサージしてみた
良質なオイルを使ったスキンケアやヘアケアがトレンドですが、お気に入りのオイルとは出会えていますか?

数あるオイルの中から今回取り上げるアイテムは「椿油」、おばあちゃんにお母さんと3世代一緒に愛用しているご家族もいるほどに信頼度が高いオイルです。

我が家の祖母の鏡台の前にも、椿油がありました。高価な化粧水や美容液を使えばコンディションは一時的に良くなりますが、将来的な老化現象が不安になります。

オイル美容の目的は、素肌力を高めること。自分の身体と会話しながら足りない成分や相性の良い成分を見極めて、最低限のケアで落ち着く状態を目指します。

椿油にはどんな効果が期待できるか、どのように使うのか知ることで、活用法が広がります。スキンケアにもヘアケアにも使えるマルチなオイル、椿油の魅力と効果について、体験談をふまえつつ徹底検証していきます。

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もくじ

 

椿油とは

椿油とは、ヤブツバキの種からしぼった植物性の油です。ヤブツバキのお花が咲いた後に緑の大きな実ができて、黒く熟したものが落下します。

この種を丁寧に拾い集めて天日干し、しぼって得られるものを「椿油」と呼んでいます。オリーブオイルホホバオイルに匹敵する世界三大オイルとして有名で、スキンケアやヘアケアに活用されます。

歴史はとても古く、奈良時代から髪のお手入れに活用していたとも言われています。まげを結っていた時代には、髪型を整えるために椿油を使っていました。江戸時代の文献にも椿油に関する記述が残っていて、たくさんの人に愛されていた様子が伺えます。

そんな良質な植物油なのですが、何となく古くさいイメージがして嫌煙された時期もあります。それがどうして最近、若い女性を中心に注目を集めているのでしょうか。

最近の椿油ブームの背景には、オイルケアへの注目があげられます。数多くの企業が研究を重ねて作った化粧品やトリートメントを使ってどんなにお手入れしようとも、お肌や髪本来の力を育てないことには思うような効果は得られません。

良質と考えられる成分ばかりをどんどん上乗せしていっても、内部に吸収されないことには、あまり意味がないためです。そこで、身体の基礎力を高めるためのシンプルケアが見直される動きが出ました。化粧品や食品に対する不信感がつのって「より安全で身体に優しいものこそ理想」という考え方の変化もあります。

純粋な椿油は100%ナチュラルで、信頼できる原料だけを使っています。ナチュラル派のスキンケアやヘアケアを求める女性に椿油が支持されているのも、ごく自然な流れの原点回帰と言えるでしょう。

椿油の主な成分

椿油には大量のオレイン酸が入っていて、ヘアケアやスキンケアに重要な役割を担ってくれます。スキンケアのポイントになる脂肪酸にはオレイン酸・リノール酸・リノレン酸の3種類があります。

オイル美容では3つの中のどこに重点をおいてアイテム選びをするかが重要なので、それぞれの働きをざっくりと見ておきましょう。

オレイン酸:脂肪酸の中でも保湿効果が有名な成分で、乾燥肌の女性が取り入れるにはぴったりです。毛穴の開きの原因にもなるためオイリー肌の女性には不向きですが、皮脂バランスを整える働きをします。

アクネ菌の大好物とも言われているため、ニキビ肌の女性もやや注意が必用です。逆に乾燥肌の女性にとっては必用な油分を補って皮脂バランスを維持する働きをしてくれて、しっとりモチモチの素肌になります。

リノール酸:刺激からお肌を保護するために必用な皮脂腺の増殖をサポートします。皮脂は角質層のバリア機能を補うためにも重要で、肌表面からの水分蒸発を防ぎます。

リノール酸、というと馴染みが薄くても、セラミドなら分かる女性が多いでしょう。リノール酸はセラミド構成成分の一つなので、足りないとお肌の水分を維持できません。アンチエイジングを考えるなら良質な油が必用、とも言われるため、リノール酸を含んだオイルが適しています。

リノレン酸: お肌の調整機能を担う成分で、皮脂の中に入っています。リノレン酸が不足するとアトピー肌などになりやすく、カサ付きが気になります。水分保持能力やバリア機能を補う働きもするため、リノレン酸含有オイルをコンディションが優れないときのスペシャルケアにも使います。

椿油の構成比を見てみるとオレイン酸が約8割、リノール酸とリノレン酸はわすかに含まれている程度です。同じくオレイン酸豊富と言われているオリーブオイルが約7割、アボカドオイルマカデミアナッツオイルスイートアーモンドオイルなどが6割弱なので、椿油は断トツです。

オレイン酸の働きをもう少し深堀して見ていくと、脂肪酸の中で最も酸化しにくく安定した成分とされています。身体にしても食べ物にしても、酸化するのは良くありません。

鉄が酸化して朽ち果てていくように、お肌がボロボロになって老化現象が目立ちます。さらに、オレイン酸は皮脂の重要な構成要素とされていて、お肌にのせるとすっとしみ込む感じがするはずです。

もともとお肌にあるものをのせるため、肌馴染みがいいのは当然ですよね。オレイン酸主成分の椿油の優しい使い心地と肌になじむ優しさは、皮脂バランスが不安定になった女性の味方です。

皮脂が少なくなってお肌のコンディションが整わない女性にとっては、理想的なオイルと言えるでしょう。

椿油の効果

椿油をスキンケアやヘアケアに活用するとどんなメリットが期待されるか、気になる効果を見ていきます。正しい使い方で美容ケアに取り入れると、あらゆるトラブルを解決に導く優れものです。知ればもっと好きになる椿油の驚くべき効果、早速順番に見ていきましょう。

保湿効果

皮脂膜は水分蒸発を防ぐ働きをするもので、バランスが不安定になると乾燥ダメージが気になります。

皮脂分泌量は20代をピークに減っていくとも言われていて、年齢とともにカサ付きや肌荒れが出てきます。オレイン酸たっぷりの椿油で皮脂バランスを改善できれば、しっとりスベスベのお肌を手に入れるチャンスです。

年齢肌から来る乾燥トラブルにお悩みの女性にとっては、理想的なアイテムでしょう。

お肌を柔らかくする効果

皮膚軟化作用とは、お肌を柔らかくしてターンオーバーを促すことです。椿油のオレイン酸そのものに皮膚軟化作用が認められているわけではありませんが、
肌基礎力を回復させてお肌をしっとりモチモチにする働きは期待できます。

椿油美容を続けることで素肌が強く本来の力を発揮できる状態になればゴワゴワ気になる手触りを改善、マシュマロ肌に近づくはずです。

乾燥ニキビへの効果

椿油でしっかりとした皮脂膜が育つと、乾燥ニキビを改善できる見込みがあります。乾燥ニキビの原因は、水分不足が原因で毛穴が細くせまくなることです。

ほんの少しの皮脂でも毛穴に詰まってしまうため、乾燥肌にも関わらずニキビができます。乾燥ニキビを何とかしたいと思うなら、水分補給をしっかりして皮脂膜を育てることです。

保湿効果に優れた椿油は、冬場に目立つニキビの救世主とも言えるでしょう。なお、アクネ菌が原因のニキビだと、かえって悪化するリスクもあります。自分のお肌の状態とニキビの原因をふまえて、椿油で改善できるか考えてみましょう。

紫外線を防ぐ効果

椿油には紫外線から肌を守る働きをするとも言われていて、朝のスキンケアにも活用できます。UVカットが主な目的というよりは、お肌を保護して紫外線ダメージを残しにくい肌をサポートするイメージです。

日差しの強い日中の紫外線をしっかりカットするほどのUV対策効果は期待しにくいため、日焼け止めを併用しましょう。

美髪・頭皮への効果

髪の乾燥ダメージを修復して、しっとりまとまる美髪へと導きます。髪の毛が乾燥すると艶がなくなって老け込んだ印象になりますが、椿油でケアすれば若々しく美しい状態がよみがえります。

頭皮の乾燥トラブルを防ぐ働きも期待できるため、スカルプケアにもぴったりです。頭皮マッサージを兼ねて血行促進してあげると、健康な髪が育ちやすい強い地肌に変わっていきます。ドライヤーの熱ダメージから髪を守るねらいでも使えるので、シャンプー後の保護剤として活用できます。

椿油を使ってみた!使い方・塗り方を解説

椿油を実際に購入して、スキンケアやクレンジング、ヘアケアを試しました。

マルチな用途に使用できるコストパフォーマンスが良い商品ですが、実際のところはどうなのか?
使い方を紹介しながら、順番にレビューしていきます。

 

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まずは材料調達と、ドラッグストアに行きまた。検証用に手に取ったのは、本島椿です。椿油と言えば大島椿、とも思ったのですが、やや値段が張ります。

お店の棚で隣に並んでいた本島椿はややリーズナブル、スキンケアやヘアケアに惜しみなく使うには適しています。

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かなり値段の開きがありますよね。毎日使うものなら続けやすい値段が理想、手頃な値段で買えるほど継続コストが安くなります。本島椿は、明治43年から続く老舗メーカーの商品で、100%ピュア配合です。

椿油と名前がついていても香料を使った商品もありますが、無香料・無着色料なので安心できます。せっかくお肌や髪に優しいシンプルケアを試すなら、天然素材がおすすめです。

数ある中から選び方に迷ったら、パッケージの記載や使用目的を見比べましょう。ヘアケア用とスキンケア用でグレードが分かれているシリーズも多いため、用途に合わせた選択をおすすめします。スキンケア用を髪に使ってもいいはずですが、コストパフォーマンスは下がります。お財布事情と相談しながら、無理なく続くアイテムを選んでください。

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本島油のパッケージ裏の記載です。髪のお手入れにもお肌のお手入れにも使えることが書いてあって、これ一つで全身ケアに使えます。無香料、天然の記述もあって、品質面もとりあえず安心でしょう。ホームページを見たところ、グレードを高めたピュアエッセンスもあるようですね。

無農薬栽培にこだわったツバキ油も出しているようなので、ひどく敏感肌、できる限り肌に優しいアイテムと考える方は検討しましょう。今回の検証は、スタンダードな商品の「本島椿 純椿油」で試していきます。

椿油の香り・テクスチャー

椿油はサラサラした質感で、かなり軽めの印象です。ほんのり黄金色のカラーが美しく、何となく高級感を感じます。黄金色は日本人にとって特別な色、昔から椿油が女性に愛されてきたのも納得です。

椿油の香り・テクスチャー

臭いは、というと、いい香りとは言えません。椿の香りと言いますが、サラダ油のようないわゆる「油」の臭いがわずかにします。ひどく気になるわけではありませんが、たくさん使う場合は対策も必用でしょう。少量をさっと使う程度なら、問題ないかと思います。

椿油で顔・全身のスキンケアしてみた

椿油をお顔のスキンケアに取り入れる場合、お肌のコンディションで調整します。皮脂バランスを正常化するねらいがあるため、シーズンに合わせた配慮も必用でしょう。

「ベタつきやすい鼻筋やアゴのライン、おでこのあたりは少なめにして、乾燥が気になる目元や口元を重ねつけする」などの工夫ができます。

1.適量を出してなじませる

いつも通りにメイク落としと洗顔をすませた後に、化粧水をたっぷりつけます。1〜2滴を手にとって、両手で包むように温めましょう。

温めてから使うと肌馴染みが良くなるのは、スキンケアの基本です。お肌への浸透力が変わってくるので、このひと手間を忘れずに行いましょう。

2.お顔全体に伸ばす

ほほなど広い部分から順番に椿油をなじませていき、額やアゴへと伸ばしていきます。こするのではなく両手で顔を覆うように、優しくなじませるのがポイントです。たくさんつける必用はないので、薄く万遍なく伸ばします。

3.乾燥が気になるところに重ね付け

目の周りや口元などカサカサが気になる部分に椿油を上塗りします。中指と薬指の腹を使って、優しく滑らせるように重ねましょう。

椿油を乳液やクリーム代わりに使うイメージなので、化粧水までは普段のケアと同じです。伸びが良くサラサラした質感のオイルなので、少量でもしっかりなじみます。

劇的に「コレは良い」というものではないのですが、お肌に自然になじむ感じがします。夜使うと翌朝のお肌がしっとりしていて、突っ張る感じがありません。旅行先のホテルなど、乾燥が気になる場所でのナイトケアにも良さそうです。

お顔以外のボディケアにも、椿油を使ってみました。シャワーからあがったタイミング、お肌に水分が残った状態で全体的になじませます。

肘、ひざなどかさつきやすい部分を中心に両手を使って万遍なく伸ばすと、肌がしっとり落ち着きます。しっかり水分を拭き取った後よりやや水分が残った状態がなじみやすく、潤いケアに適しています。

椿油でクレンジングしてみた

植物オイルでクレンジングする女性が増えていますが、椿油も使えます。乾燥した手の平に数滴だして、顔全体になじませましょう。濡れた手で扱うとメイクが落ちにくくなるのは、通常のクレンジングオイル同様です。

目頭から円を描くようにクルクルとまわしてメイクを浮かせた後、軽くティッシュオフしてくだい。クレンジングはメイクを落とすためのケアなので、いつも通りの洗顔は必用です。天然素材の洗顔料などでお顔を洗って、汚れをしっかり落としましょう。

椿油でクレンジングしてみた

写真では分かりにくいのですが、椿油をお顔にのせるとどんどんファンデーションやリップメイクが浮き上がります。

椿油のせいなのか何となくお顔が熱く、血行促進されているように感じました。市販のクレンジングオイルはお肌に必用な皮脂まで取り去ってしまって乾燥するのが悩みですが、オレイン酸たっぷりの椿油なら安心です。

界面活性剤など余分なものも入っていないので、肌の負担にもなりません。

ティッシュオフする代わりにホットタオルで浮き出たメイクを拭き取る方法もあって、私はこちらが好みです。

レンジで毎日作るのは面倒なので、洗面台でお湯を出しながらタオルを濡らしてよく絞り、そのままお顔にのせています。パソコン作業で疲れた目元をいたわる効果もあって、一日の終わりのほっとする時間にぴったりです。ホットタオルで毛穴が広がるからか、その後の洗顔効果も高まります。

シャンプーに椿油を混ぜてみた

市販のシャンプーに椿油をブレンド、オリジナルオイルシャンプーを作ります。シャンプー100mlに椿油10mlくらいが一つの目安、清潔な容器に入れておけば毎日気軽に活用できます。もっと簡単に試すなら、シャンプーと椿油を手の平で混ぜて使う方法でも大丈夫です。いつも使っている量のシャンプーを手の平に出し、椿油をブレンドしましょう。

シャンプーに椿油を混ぜてみた

湿らせた髪にそのままつけて、普段通りにシャンプーします。椿油を混ぜるだけでシャンプーの泡立ちが良くなって、きめ細やかな泡が立ちます。角が立つくらいしっかりと泡が出きて、驚きました。

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ピンと立つシャンプーの泡の角、質感をお伝えできないのが残念なくらいモチモチです。椿油がキューティクルを程よくコーティングしてくれるので、シャンプー後のきしみも改善されます。

市販のオイルシャンプーには何が入っているか分かりにくいため髪質に合わせた調整がしにくいのですが、自分でブレンドすれば好みの質感を作れます。優しい使い心地のノンシリコンシャンプーとの相性も良さそうです。

ヘアパックほど集中的なヘアケア効果は期待しにくいものの、頭皮がすっきり軽くなります。ドライヤーで乾かした後はサラサラの手触り、軽やかに風になびく髪には驚きます。

リンス代わりに椿油を使ってみた

シャンプーとした後に椿油の有効成分を浸透させる方法で、リンス代わりにも使えます。お湯を張った洗面器に、椿油を1~2滴たらしましょう。よくかき混ぜて髪になじませ、軽くすすぐだけの簡単ケアです。

リンス代わりに椿油を使ってみた

シャンプーに混ぜて使うより髪の毛のサラサラ感が強くなって、私はこちらが好みです。ダメージがひどい時にはシャンプー後の髪がキシキシしますが、椿油リンスを試した後は気になりません。ドライヤーで乾かすと髪がしっとりまとまるので、乾燥トラブルが気になる時に試しましょう。

椿油でヘアパックしてみた

とくにトラブルがひどいときには、週に1度のオイルパックに挑戦しましょう。使用する量はお好みで大丈夫ですが、以下を目安としてください。

ショート:小さじ2~3杯
セミロング:小さじ4杯
ロングヘア:小さじ4~6杯

1.椿油をなじませる

ブラッシングして表面のホコリを落とした後、髪が乾いた状態から椿油をなじませます。ダメージがとくに気になる部分を中心につけていくのがポイントです。手の平に椿油をなじませた状態で髪を軽くはさみこみ、上から下に滑らせましょう。

2.放置なしで洗い流す

椿油のヘアパックは放置なしでも大丈夫、そのままシャワーで流します。ぬるま湯で大まかに椿油を落とした後、普段通りにシャンプーしましょう。

シャンプーの泡立ちが悪い場合は、少し多めを使います。いつも通りのトリートメントを行って、椿油のヘアパックは終了です。

放置時間がないためいつでも気軽に挑戦できて、全く手間がかかりません。椿油のヘアパックをした後に乾かすと髪の毛に艶感が出ている様子で、天使の輪が出来ました。

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ハイダメージの私の髪でもここまで質感が出るので、実力は太鼓判です。乾燥トラブルが重なると切れ毛や抜け毛が気になって、老け込んだ印象になります。椿油のヘアパックは、髪のアンチエイジングにぴったりです。

週に一度以上行うと髪を甘やかしてしまうので、スペシャルケアの位置づけで考えます。日常的にはシャンプーに混ぜる方法で取り入れて、週末にヘアパックを試すペースが良さそうです。

椿油で頭皮マッサージしてみた

フケやベタつきが気になるときには、頭皮マッサージを試しましょう。シャンプーだけでは落としきれない汚れを自然に浮かせて、頭皮トラブルを防止します。

頭皮の乾燥ダメージは、女性の薄毛の原因とも言われています。頭頂部を中心にボリューム不足が気になる方のヘアケアにもいいでしょう。

1.小さじ1〜2杯の椿油を頭皮につける

ヘアパックの時と同じように表面の汚れを落とした後、椿油をなじませます。指の腹を使って頭皮になじむようにつけるのがポイント、髪の毛をかきわけるようにして地肌にしっかり浸透させます。

2.頭皮を順番にマッサージ

髪の生え際、頭頂部、側頭部、後頭部の順番で、ゆっくりマッサージしていきます。それぞれどのようにマッサージすればいいのか、やり方を順番に見ておきましょう。

<髪の生え際>
おでこにそって両手の指を置き、前から後ろに動かします。頭皮を上下に動かすようなイメージで、ゆっくり大きく動かします。爪をたてると頭皮が傷ついてしまうので、指の腹を使ってケアしましょう。

<頭頂部>
頭蓋骨をつかむように指を置いて、外側からつむじに向かって動かします。トップに到着したらつむじ周りをクルクル動かすようにマッサージ、頭頂部をしっかりほぐしましょう。マッサージの強さは気もちいい、と感じるくらい。頭のコリが気になるからと強く動かしすぎるのは良くないので、優しく丁寧にケアしましょう。

<側頭部>
耳の上あたりで髪を分けて、下から上に流します。頭皮マッサージは、常に一方向のみに動かすのがポイントです。上に行ったら一旦手を離してスタート地点に戻し、もう一度下から上にケアしていきます。

<後頭部>
首を下向きに傾けて、後頭部をケアします。下から上に持ち上げるように動かすと、頭皮のコリがしっかりとれます。後頭部と一緒に襟足や首のラインもケアすると、より効果が高まります。

最後に全体を流すようにマッサージしたら、頭皮ケアは完了です。ぬるま湯ですすいだ後、頭皮を中心にシャンプーしましょう。トリートメントをした後にタオルドライ、ドライヤーで乾かして仕上げます。

頭皮マッサージはお顔のたるみ、くすみケア効果も期待できるため、首から上がすっきり軽くなった気がします。頭が重だるい感じもなくなって、確かなケア効果を感じました。

オイルでマッサージしているのにベタつきを感じることもなく、すっきりとした使い心地が特徴です。気分はサロンのヘッドスパ、自宅で気軽にチャレンジできるコスパが良いケアと言えます。

椿油でネイルケアしてみた

椿油を適量手の平に出し、両手をこすり合わせるようになじませます。手の甲、手の平、指など、全体に万遍なく伸ばしてください。

指を一本ずつマッサージしながら、爪の先までケアします。爪の乾燥ダメージがひどくなると、ささくれの原因になります。椿油で定期的にケアをして、美しく健康的な指先をキープしましょう。
椿油でネイルケアしてみた

一回で劇的な変化、とはいかないまでも冬の乾燥した指先がしっとりと落ち着きます。ハンドケアも一緒に出来る手軽さは、椿油の魅力です。

指先よりも手の甲に効果を感じていて、ハンドクリームよりしっとりスベスベになります。冬場の水仕事で傷んだ手、乾燥した指先に良さそうです。

そのままだとベタつきが気になる方は、おしぼりなどで軽く拭いてください。少なめの量でケアすれば拭き取り不要、サラサラ質感に仕上がるので、お好みで調整しましょう。

椿油をいろいろな用途に使ってみた感想ですが、マルチな才能に驚きました。髪にもお顔にもしっとりなじむ感じがして、乾燥が気になる場所全てに活用できます。

反面で、オイリー肌やニキビ肌の方には不向きかとも思います。浸透しやすく保湿向きのオイルなので、皮脂過剰になりやすい特徴があるためです。

美容効果を強く求める方も、他のオイルとの併用を検討する必用があるでしょう。栄養を与えるため、というよりは、乾燥トラブルを防いで素肌力を高めるアイテムと考えます。

食用の椿油で体内からキレイを目指す

オレイン酸たっぷりの椿油は、食用オイルにも使えます。オレイン酸はコレステロールを下げる働きをすると言われていて、肥満防止や生活習慣病対策に役立ちます。

血中の善玉コレステロールを維持しながら悪玉だけを減らしていくため、体内をキレイにする効果が期待されます。悪玉コレステロールが血管内にたまると、動脈硬化や高血圧の引き金となります。

メタボリックシンドロームなど現代病のリスクも高まって、体系の乱れが気になります。オレイン酸が入った健康的なオイルとしてオリーブオイルが有名ですが、よりメリットが大きなオイルが椿油です。美と健康を考える女性なら積極的に取り入れたい、良質な植物オイルとされます。

基本的な使い方はオリーブオイルと同じなので、天婦羅油やドレッシングの材料に活用できます。

炒め物をするとき、サラダ油の代わりに使うのもいいでしょう。炊き込みご飯に使うと風味がよくなって、複雑な旨味が出ます。油分なのでくれぐれもとり過ぎに気をつける必用はありますが、おいしく食べながらきれいになりたい女性におすすめです。

椿油が他のオイルより優れている点

椿油が他のオイルより優れているところはオレイン酸含有量、しっとりつややかな肌や髪をサポートします。オイル美容でよく使われる他の種類との違い、さらに深堀して紹介しましょう。

椿油とオリーブオイルの比較

椿油とオリーブオイルは非常に似た性質のオイルですが、オリーブオイルにはスクワレンが入っています。美容効果を高める成分ではありますが、全ての人に万能なわけではありません。

加齢とともに少なくなっていく成分と言われていますが、肌年齢が若くて十分な量をキープ出来ている人にとっては、邪魔になる可能性も否めません。

オリーブオイルは合わない→椿油に変えたら落ち着いた→スクワレンは肌質に合わない、オレイン酸は必用、などと連想ゲームのように考えます。

☆ここがポイント☆
オリーブオイル=オレイン酸+スクワレン。スクワレンを重視するか、オレイン酸を重視するかで選びましょう。

椿油と杏の比較

杏油の主な脂肪酸構成比は、100gあたりのオレイン酸が約58g、リノール酸が約29gです。椿油よりオレイン酸が少なく、リノール酸が入っています。オレイン酸が少ない分だけサラサラした質感で肌馴染みが良く、椿油では重く感じる方にいいでしょう。オレイン酸が少ない分だけ純粋な保湿効果は控えめになるため、乾燥肌対策を考えるなら椿油が適しています。

☆ここがポイント☆
杏油と椿油の大きな違いはテクスチャー。サラサラ系がお好みか、どっしり保湿できるしっとり系がお好みかで選択が変わってきます。

個人的な使い分けにはなりますが、ヘアパックには椿油、ヘアオイルとしてデイリー使いするには杏油を選びます。

ヘアパックする時にはとにかく保湿効果重視なので椿油がいいのですが、ドライヤー前のヘアオイルにはやや重く感じます。杏油でも十分しっとりまとまるうえに、甘い香りが好印象。朝のセットにも気兼ねなく活用できるため、まとまりが悪いときに重宝します。

その代わり純粋な保湿効果は椿油優勢なので、シャンプーに混ぜるとしたら椿油を選びます。市販のシャンプーの保湿効果を高めて、しっとりまとまる、なのにサラサラ軽い理想の髪に仕上げてくれます。

椿油とホホバオイルの比較

ホホバオイルは少し特殊なオイル、ロウが主成分になっています。オリーブオイルや椿油のオレイン酸が合わない場合の保湿ケアに検討しましょう。

ホホバオイルの特徴や主成分は別の記事にあるため、ここでは説明を割愛します。ざっくりとは、ロウがいいのかオレイン酸がいいかの選択ととらえたら十分です。

連想ゲームをするなら、オリーブオイルはダメ→椿油も合わない→オレイン酸との相性が悪い→ホホバオイルならコンディションが落ち着くと言った具合でしょうか。

クレンジングにはホホバオイルが良くてヘアケアには椿油が合うなど部位によって相性も変わってくるため、試行錯誤で考えましょう。

☆ここがポイント☆
ホホバオイルの大きな特徴は、オレイン酸比率が低いこと。椿油やオリーブオイルが合わない方でも検討できます。

オイル美容は何が一番、と決めつけるものではなく、自分の肌や髪と相性が良いものを探していきます。一人一人肌質や抱える悩みは異なるため、全ての人にベストな選択肢はありません。

シーズンや体調によって不足する成分も変わってくるため、自分のための処方せんを作るイメージです。組み合わせまで考慮すれば可能性は無限大、いろいろなアイテムを活用しつつ、理想の美肌と美髪を目指しましょう。

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