青汁は冷え性の改善に効果がある?逆に悪化する?

青汁は冷え性の改善に効果がある?逆に悪化する?
青汁は冷え症の改善に効果があるのでしょうか?それとも冷え症を悪化させてしまうのでしょうか?本記事では青汁と冷え症の関係について詳しく説明いたします。

スポンサードリンク

 


もくじ

冷え性とは

冷え性は女性に多くみられる症状で、女性の半数以上が冷え性ともいわれています。女性は男性に比べて筋肉が少ないため熱を作り出しにくいことや月経があること、貧血や低血圧の人が多いため男性よりも冷え性になりやすいと考えられています。

平熱が36度より低い人を「低体温」といいますが、冷え性かどうかに体温は関係なく、平熱が36度以上でも、全身や身体の一部(手足やお腹や腰、下半身全体など)が冷えてつらいと本人が感じれば冷え性ということになります。

冷え性という病名はなく、西洋医学では不定愁訴(頭痛、だるさなど)の一つと考えられており治療の対象にはなりませんが、東洋医学では治療すべきものとして扱われています。
また、顔がほてったり、上半身だけに汗をよくかいたり、のぼせた感じがしている方は、冷え性とは無縁で反対に暑がりなのだと思っている方が多いようですが、実はこうした上半身の症状も冷え性のサインなのです。

なぜ冷え性なのに上半身は熱い感じがするのでしょうか。冷えている感じと熱い感じは全く逆のように思えますが、問題は上半身だけ熱っぽい感じがするということです。

なぜ上半身だけ熱い感じになるのかというと、手足の先や下半身など身体の下の方へ冷たい気が流れ、頭などの上半身に熱い気が上がってしまっているからです。

わかりやすくいうと上半身と下半身に温度の差がある状態なのですが、この状態では血液やリンパの流れが悪くなりがちです。

血液やリンパの流れが悪くなると細胞に栄養や酸素が行き渡らない、老廃物(毒素)がたまりやすくなる、といったことが起きます。
この滞りは、お肌や健康にさまざまな不調が起こす原因のひとつであると考えられています。

冷え性ではどんな不調がおこるの?

冷え性であることによって起こる不調は全身に及びます。
頭痛など自分で感じる不快な症状だけでなく、顔色が悪いなど他人から見てわかるような症状もあります。

例えば、顔から頭にかけてであれば、
頭痛、目の疲れ、目の下のクマ、顔がほてる、顔に汗をかきやすい、赤ら顔、歯茎や唇が紫っぽい、鼻水がよく出る、鼻周辺が赤い、抜け毛…などの症状があります。

上半身でいうと、
手のひらが赤くほてる、背中から首周りに寒さを感じる、肩こり、指先が冷たい…などの症状があります。

冷え性の症状は下半身に強く出ることが多く、
お腹や腰が冷たい、下痢や便秘になりやすい、お腹が張る、生理不順、生理痛、足が冷たい…など冷え性の典型的ともいえる症状がでます。

とくに卵巣や子宮は冷えの影響を受けやすい場所でもあり、卵巣や子宮の冷えは生理不順や不妊症の原因にもなるので冷やさないようにすることが大切です。

全身的な症状としては、
よく風邪をひく、病気になりがち、疲れやすい、汗をかきやすい(または汗をほとんどかかない)、朝起きるのが苦手、めまい、動悸、息切れ、イライラ、トイレが近い、あざになりやすい…といった症状があります。

冷え性の原因

では、なぜ冷え性になってしまうのでしょうか。冷え性の原因を詳しくみていきましょう。

遺伝

母親が冷えを訴えている場合、その子も冷えを訴える事が多いことから冷え性が遺伝によるものではないかという見方が1980年代頃からされるようになりました。2000年代には、それが裏付けられ、代謝を低下させる遺伝子が冷え性を引き起こすことがあるとわかりました。

自律神経や女性ホルモンの乱れ

ヒトは外気の温度によらず体温を一定に保とうとする「恒温動物」です。体温を一定に保つために、血液の流れる量を変化させたり、汗をかいたりするのですが、それを司っているのが自律神経です。

現代では夏でもエアコンの効いた環境にいることが多かったり、ストレスの多い生活や不規則な生活をせざるを得ない方も多かったりと、自律神経にとっては過酷な環境であるといえます。こうしたことから自律神経の機能がうまく働かなくなり、血流や汗に異常がでることがあるのです。

また、女性ホルモンは血流に影響することがあり、妊娠や出産、月経、更年期など女性ホルモンが乱れやすい時期を境に冷え性になることがあります。

きつい下着

体型を美しく見せるためのボディースーツやガードル、シェイパー、ストッキングなどを着用している女性も多いかもしれません。また、寒がりだから、冷やしてはいけないから…と何重にもきつい靴下を履いている方もいるかもしれませんね。

実は、こうした締め付けは冷え性にとって大敵なのです。締め付けることによって血流が滞ってしまい、余計に冷え性を助長するだけでなく、寒さや暑さを感じる皮膚の感覚が麻痺してしまい自律神経への命令もうまく伝わらなくなってしまいます。

血管の疾患

貧血、低血圧といった血に関する疾患がある方は血流が悪くなりがちなので冷えやすくなります。貧血や低血圧の治療を受けることで冷え性が解消される場合があるので、疾患の治療を優先的に行うのがおすすめです。

運動不足、食事制限でのダイエット

筋肉はうごかすことで熱を発生させ血流をよくします。運動不足だと筋肉量が少なくなりがちで血流が悪く冷え性になりやすくなります。また、ダイエットで食事制限をしている方も注意が必要です。

ダイエット中は肉や魚を避けがちですが、筋肉のもとになるタンパク質が不足すると筋肉量が減り、運動不足の方と同様に冷えの原因につながります。また、極端にカロリーを制限したり、炭水化物を抜いて糖質を極端に減らしたりするダイエットでは栄養不足、エネルギー不足で熱を作り出すことができず冷えにつながります。

ダイエット中でなくとも、忙しい、食欲がないなどの理由から朝食を抜くという方も多いかもしれません。朝食を食べないことも代謝を悪くして身体を冷やす原因になります。

冷たい食べ物や身体を冷やす食べ物

冷蔵庫で冷えたお茶やジュース、冷たいアイスクリーム、夏ならかき氷などをよく食べていませんか?体温より温度の低いものを飲んだり食べたりすると、内臓から冷えてしまうのでよくありません。アイスクリームなどの冷たいものを控えて、体温と同じくらいか体温より高い温度に温めてお茶をのんだりしましょう。

また、夏の野菜(トマトやきゅうり、ナスなど)や暖かいところで摂れるもの(バナナなど)は身体を冷やすはたらきがあります。栄養価も含んでいるので全く食べないようにするのもよくないですが、あたためて食べる、食べる量を控えめにするなどの工夫が必要です。

他にも、小麦粉や上白糖など精製されたものは身体を冷やすといわれています。
小麦粉であれば全粒粉や砂糖であれば黒糖などを使うと身体を冷やしにくくすることができます。

反対に、人参や大根、しょうがなど、根菜類(土の中のもの)は身体をあたためるといわれているので冷え性の方にもおすすめできる食材です。

なぜ青汁は冷え性を悪化させるの?

時々目にするのは「青汁で冷え性が悪化する」という情報です。これは本当なのでしょうか?

青汁が冷え性によくないと言われる原因として考えられるものを挙げてみましょう。
そのうえで、本当に青汁が冷え性の原因になるのか、冷え性を悪化させうるのか考えてみましょう。
 

スポンサードリンク

 

青汁自体が冷たい

青汁を飲む時に冷たい水や牛乳で溶かしている方が多いのではないでしょうか。冷たいものを飲めば身体は冷えます。

温度が高すぎる熱湯では飲みづらかったり、青汁の栄養分が壊れてしまったりしますので、ぬるま湯や少しレンジなどで牛乳を温めてから青汁と混ぜるほうが手間はかかりますが冷え対策にはよいのです。

青汁に砂糖などの甘味料が使われている

青汁を飲みやすくするために甘みがつけられていることがあります。その甘みをつけるための材料が身体を冷やしてしまう原因かもしれません。

よく、上白糖は身体をひやすものとして挙げられますが、身体を冷やすのは上白糖だけでなくブドウ糖果糖液糖などの甘味料でも同じです。

上白糖が冷えを引き起こすといわれるのは、急激に血糖値を上げるからです。急激に血糖値が上がると、血糖値を下げるためにインスリンがたくさん放出されて、一時的に血糖値がぐんとさがる低血糖状態になります。

低血糖状態になると副腎からアドレナリンというホルモンが出て血糖値を戻そうとしますが、アドレナリンが出ることによって交感神経が刺激され血管が収縮し、血流が悪くなることから冷えにつながるといわれています。

つまり、上白糖以外でも血糖値を急激に上げるものであれば冷えにつながるということです。黒糖や蜂蜜は上白糖と比べると血糖値を急激に上げにくいと言われているので、どうしても甘みが欲しい場合は血糖値を上げにくい甘味料が使われている青汁を選びましょう。

もちろん、甘味料なしの青汁と甘味料を別で購入して自分で混ぜてもOKです。その際、安全性も高く血糖値を上げないエリスリトールという甘味料を検討してみるのもよいと思います。カロリーもなく、糖質を控えなくてはならない方にもおすすめの甘味料です。

カリウムが豊富

青汁にはカリウムが含まれています。カリウムは余分な水分を排出する働きがあるので、塩分のとりすぎやむくみが気になる方にとってはありがたいミネラルでもあるのですが、水分と一緒に身体の熱も排出させるという側面をもっています。

たしかに、バナナやきゅうり、スイカなど暑いところで摂れるものや夏に旬を迎えるものには身体を冷やす働きがあるといわれているものも多いですが、これは水分やカリウムが多く含まれるからです。

ただ、青汁に限ってカリウムが多く含まれて冷えるもとになるから飲まないほうが良いというのも極端すぎる話ではないでしょうか。カリウムも私たちの身体に欠かせないミネラルですし、青汁を1日に何杯か飲んだせいで冷え性になるとも考えにくいです。

それよりはむしろ、青汁以外で冷えの原因になる食べ物、例えば血糖値を急上昇させやすい甘いものや白米やパンなどを食べすぎていないか、冷たい嗜好品を摂り過ぎていないかということを心配したほうが現実的だと思います。

また、普段の食事で身体を温める食材を選ぶようにし、青汁にもしょうがなど身体を温める食材をプラスして飲むようにするといった、身体を温める食材と冷やす食材のバランスを取るような工夫もよいと思います。

冷え性を改善するには?青汁は役に立つの?

冷え性を直したいと考えている方にとっては、「すぐに」なんとかしたいという気持ちが強いと思います。しかし、冷え性に対してすぐに効く特効薬はありません。

強いて薬で言えば、身体をあたためたり体質を改善したりする薬として漢方薬が使われることがあります。漢方薬は、薬剤師のいるドラッグストアや漢方を専門に扱っている薬局で購入するほか、東洋医学を取り入れている病院で処方してもらうことができます。

漢方薬を既に飲んでいる方も、自分の生活習慣で冷えを招いている場合はなかなかよくならないこともあるかもしれません。また、漢方薬を飲むほどではないけれど…と考えている方は、生活習慣の見直しが冷えの改善に向けて自分でできることだと思います。
では、具体的にどのように生活習慣を改善すればよいのでしょうか。

冷え性の原因でご紹介したことから、運動不足や筋肉量の不足を改善するために適度な運動をする、身体をしめつけるような下着などをつけない、身体をあたためるものを食べる、欠食しない、栄養不足に気をつける…といったことから始めてみてはいかがでしょうか。

ついつい朝食を抜いてしまうという方は、少し温めた豆乳や牛乳、白湯などで青汁を溶かして飲むだけでも何も食べないよりは代謝を上げるのに役立つはずです。

また、青汁には血行に関わる栄養素も含まれていますので、その栄養素をご紹介します。

ビタミンB群

ビタミンB群にはビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビオチンの8種類があります。ビタミンB群は、一種類だけで働くわけではなくそれぞれがお互いに助け合って働くことからビタミンB「群」と8種類のビタミンBがひとくくりにされています。ビタミンB群は私たちの代謝に深く関わるビタミンですので、代謝をスムーズにするためにも必要なビタミンといえます。

このうち、ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変換し、ビタミンB6はタンパク質や脂質、ビタミンB2、ビオチン、パントテン酸、ナイアシンは、糖質・脂質・タンパク質の代謝に関わっています。ビタミンB12や葉酸は、造血作用があり、悪性貧血、巨赤芽球性貧血といわれる赤血球の形成不良によって起こる貧血を予防します。

青汁の原料としてよく使われる明日葉やケールや大麦若葉にも、ビタミンB群が含まれています。ただし、ビタミンB12はケールと明日葉には含まれていません。

ビタミンE

ビタミンEには末梢血管を拡張することによって血行を促進する作用があるといわれています。また、コレステロールを下げる作用もあることからドロドロで流れにくくなった血液を流れやすいサラサラの血液にしてくれるはたらきもあります。

ビタミンEの摂取目安量は1日に成人女性で6mg、成人男性で6.5mgですが、上限量は650mg~900mgと年齢や性別よって異なりますが摂取目安量よりもかなり多い量になっています。

日本人の食事摂取基準2015年版を参考

目安量は最低限必要な量であって、一説ではビタミンEによる健康への効果を得るためには1日100mg以上摂取したほうがいいともいわれています。

目安量の10倍以上の100mgを摂取することに不安を感じる方もいるかと思いますが、摂取上限を超えて継続的に摂取するわけではないので過度に心配する必要は基本的にはありません。

ただ、健康に不安のある方や服薬中の方は念のためかかりつけ医や薬剤師に相談しましょう。青汁の原料である野菜類に含まれるビタミンEは、野菜100gあたり明日葉で2.8mg、大麦若葉で1.1mg、ケールで2.4mgです。一日の目安量に到達するのを手助けする程度のビタミンEの量なので過剰摂取の心配はありません。

1日に100mg以上ビタミンEを食品から毎日摂取するのは大変なので、多くビタミンEを摂りたい場合はサプリメントを併用してもいいですね。

ポリフェノール

フィトケミカル(ファイトケミカル)の一種であるポリフェノールにも血液をサラサラにする働きがあります。フィトケミカルとは、植物がつくりだす色や苦味や香りなどをもつ成分で、近年では、第7の栄養素として扱われています。

ケールに含まれるケルセチンや明日葉に含まれるカルコンというポリフェノールがコレステロールの低下、血栓の予防などに役立ち、血流をよくすることが期待できます。

鉄分

貧血で多いのが、鉄分が不足することで起こる鉄欠乏性貧血です。生理中や生理後、妊娠中や産後、授乳中などは鉄分が不足しやすい時期でもあります。

鉄分が不足していると、身体のすみずみまで届くはずの酸素が届かず、新陳代謝が低下していまします。新陳代謝が低下することによって冷えにつながってしまうのです。

鉄分不足の貧血によって起こっている冷え性は、特に手足などの末端の冷えが強い場合が多いようです。靴下を何重にも重ねても足が冷たい、カイロで温めてもなかなか手が温まらない…という場合は鉄分不足による冷え性かもしれませんね。

重度の貧血の場合は病院で処方される鉄剤の内服や、注射などが必要になりますが、そこまで重症ではないという場合には鉄分が含まれている青汁で補ってあげるのもおすすめです。青汁の原料である大麦若葉にはケールや明日葉に比べて多くの鉄分が含まれています。

青汁と冷え症まとめ

青汁が冷え性の改善に役立つかどうかは非常に難しいテーマだと思います。なぜなら、青汁に使われる葉物野菜は身体を冷やすものが使われることもあるという点や、冷たい水などで青汁を飲めば一時的に身体を冷やしてしまうことは事実だからです。

その一方で、代謝に関係するビタミンB群が含まれていたり、ビタミンEやポリフェノール、鉄分が含まれていたりと栄養面においては冷え性対策によいのではと感じる部分もあります。

青汁は冷え性の改善に効果があるとははっきりいえないけれど、青汁が冷え性にとって悪い飲み物だとも言えないというのが筆者の感想です。

ただ、もうひとつ筆者が思ったこととしては、青汁だけでなく飲み方や、食事や運動など日常の生活習慣も無視できないということです。

たとえば、青汁が冷え性によい飲み物であったとしても、ガブガブ何杯も冷たい青汁を飲んだり、甘いものや脂っこいものばかり食事で食べたり、運動を全くしなかったとしたら冷えは改善するでしょうか?

仮に青汁が身体を冷やしてしまう飲み物であっても、青汁を飲みながらも、身体を温める食材を食事に取り入れたり、運動をしたりすることで、青汁や食事から栄養を補い、筋肉をつけることで冷え性が改善することもあるのではないかと思います。

青汁が身体を冷やす可能性があるからといって、青汁の栄養価を評価せずに飲むのをやめてしまうのはもったいない気がします。

<青汁の口コミ・レビュー評価>


めっちゃたっぷりフルーツ青汁って本当にダイエット効果があるの?

エバーライフ バランス30選 飲みごたえ野菜青汁の効果は口コミどおり?

やわたのおいしい青汁の効果は?口コミとレビューした私の評価

ファンケル本搾り青汁ベーシックの味・効果をレビュー

ふるさと青汁【口コミ】効果・味は?ダイエット・便秘解消できる?

神仙桑抹茶ゴールドの効果を試してみた私の評価

やずや養生青汁の効果と味は?麦特有の独特の香りが強い

青汁三昧【口コミ】味や効果は?飲んだ感想
スポンサードリンク

PAGETOP