酵素の多い食べ物で手作り酵素ドリンクを作る方法

巷では酵素ドリンクを使ったダイエット法が大人気です。これまでに酵素ドリンクを飲んでいてその魅力にすっかりハマってしまった方も、これから試してみようと思っている方も、きっとたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

でも酵素ドリンクって、決して安いとは言えないお値段です。酵素ドリンクには即効性があるわけではありませんので、その効果を実感しようとするならある程度の期間は飲み続ける必要があります。それゆえ、なんとかして手作りできないかな?と考えている方も多いことでしょう。

そこで今回は酵素の多い食べ物にはどのようなものがあるのか、また酵素ドリンクを手作りするにはどうしたらいいのか、その基本的なレシピをご紹介します。併せて酵素ドリンクを手作りする際の良い点や注意点も掲載しているので、チャレンジしたい方はぜひご一読ください。

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もくじ

 

酵素ってどんなもの?

酵素とは動物から植物、菌類に至るまで、生きていく上で生じる全ての化学反応の触媒となるものです。わたしたち人間の体の中にももちろんたくさんの酵素が存在し、消化や分解、吸収、代謝などの全ての活動に関わっています。

人体の中で働いている酵素は3,000種類とも5,000種類とも言われるほど多く、その働きの全てが解明されているわけではありません。ただひとつ言えるのは、酵素がなければどんな生き物も食物から栄養素を取り込んだりエネルギーを生成したりできないということです。

酵素はわたしたちの口や胃、腸などの器官内に分泌されるのですが、その量は20代をピークとして徐々に減り続け、60代になるとピーク時の約3分の1の量にまで減少してしまうとの研究結果があります。年齡を重ねるごとにあまり食べられなくなってよく胃がもたれたり、怪我がなかなか治りにくくなったりというのも酵素の減少や力の衰えから来るものだと考えられています。

酵素の量が減少するのは加齢によるものが全てではありません。例えば毎日ジャンクフードばかりを食べていたら消化酵素が無駄に必要になるばかりで、肝心の酵素のもととなる質の良い栄養素が摂れなくなってしまいます。食べ物の影響はわたしたちが考える以上に大きなものなんですね。

そこで今注目されているのが酵素ドリンク(酵素液、酵素ジュース、酵素シロップなどと呼ばれることもあります)。その中身は野菜や果物、野草、海藻などの植物系素材を発酵させ、熟成したものがベースで、商品によってはさらに栄養成分や美容成分などがプラスされています。この酵素ドリンクを飲むことによって、体内で生成される酵素の材料を補おうというわけです。

酵素ドリンクには様々な栄養素がぎゅっと凝縮されているだけではなく、発酵・熟成させているために吸収がいいという大きなメリットがあります。でも酵素ドリンクにはひとつ欠点があります。そう、冒頭にもご紹介したように、そこそこのお値段がしてしまうんですね。1ヶ月分で見てみると、安いもので3,000円程度、高いものだと1万円を超えるコストがかかります。体にいいものがたくさん含まれているのは間違いないのですが、これを毎月続けるとなると二の足を踏んでしまったり、リピートを断念してしまう方がいても不思議ではありません。

 

毎日の食事で酵素は摂れる?

酵素は植物の中にも存在しています。もちろん、わたしたちが普段口にする野菜や果物、お茶などにも含まれています。それなら毎日の食事から簡単に酵素が摂取できそうに思えてしまいますが、実は現代の食生活ではなかなかそういうわけにも行かないのが現実です。

というのも、多くの酵素は熱に弱いため、加工される過程や煮たり焼いたりする加熱調理によって失活してしまうからです。中には100度を超えても活動を続ける酵素もありますが、多くの酵素は48度を超えたあたりから失活し始め、温度を上げるにつれ短時間で活動を停止します。

例えば具だくさんの野菜スープは野菜の恵みをいただけるダイエットメニューの定番ですが、残念ながらそこには酵素はほとんど入っていません。最も多く酵素が含まれている食べ物とは熱を加えていないもの。生のままの食材です。また、発酵食品にも酵素が豊富です。

このところ欧米を中心にブームとなっているローフードを利用した食事法も、これと全く同じ考え方が取り入れられています。こちらも基本的には生の食べ物を推奨していますが、酵素が失活しない48度までなら加熱しても構わないとの見解もあるようです。

 

酵素の多い食べ物

酵素ドリンクを手作りするにあたって、まず酵素が特に豊富に含まれている食材をチェックしておきましょう。併せて酵素ドリンクに適している食材もご紹介しておきますので、まずはこれらの中から1つ、またはいくつか組み合わせて酵素ドリンクづくりにチャレンジしてみてください。

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果物

<酵素が豊富なもの>
りんご、キウイフルーツ、バナナ、パイナップル、アボカドなど

<その他、酵素ドリンクにお勧めのもの>
オレンジ、グレープフルーツ、レモン、いちご、桃、ブルーベリー、梨、柿、梅、メロンなど

野菜

<酵素が豊富なもの>
キャベツ、レタス、ニンジン、セロリ、トマトなど

<その他、酵素ドリンクにお勧めのもの>
ブロッコリー、かぼちゃ、しそなど

酵素は豊富でもあまりおいしくできないもの

大根、かぶ、きゅうり、茄子、白菜、ネギ、にんにく、ニラなど
※匂いにクセが出る野菜は酵素ドリンクの材料としてはあまり人気がありません。

このほか、味噌や醤油、納豆、漬物、ヨーグルトなどの発酵食品にも酵素はたくさん含まれています。どれもわたしたちにとってはなじみの深いものですね。これらは手作り酵素ドリンクの材料としてはちょっと合いませんので、ぜひ毎日の食卓に取り入れてみてください。

手作り酵素ドリンクの作り方

準備するもの

1.好みの果物、または野菜

基本的に旬の果物、野菜には酵素がたくさん含まれています。上の項を参考に好みのものを選んでいただければいいのですが、まずはリンゴなど、手に入りやすく取り扱いやすい果物を選ぶのが無難でしょう。

市販の酵素ドリンクは非常に多くの原材料によって作られていますが、それとはなかなか同じようには行きません。初めての場合には1種類からチャレンジするのがお勧めです。酵素ドリンク作りに慣れたら上記以外の材料を試してみるのも面白いかもしれませんね。

2.上白糖(材料の1.1倍の重量)

上白糖は材料を発酵させるのに使用します。例えば材料500gで作る場合にはその1.1倍、550gの白砂糖を準備してください。

体を冷やす、腸内環境を悪化させるなど健康面への害が知られる白砂糖ですが、酵素ドリンク作りにおいては発酵の過程でブドウ糖に分解されてしまうため、白砂糖そのものの害は考えなくてもいいでしょう。

それでも気になるようなら、体を温める作用を持つ甜菜糖で代用することも可能です。ミネラル分豊富な黒砂糖は健康的な素材ではありますが、うまく発酵させられないことが多いので、酵素ドリンク作りには向いていません。

3.広口の透明な容器(ガラス、プラスチックなど)

容器は手で材料をかき混ぜる必要があるため、口の広いものが適しています。材料の様子が外からわかる透明の瓶などが適しています。

4.その他

ガーゼ、またはキッチンタオル:容器の蓋をするのに使用します。
目の細かいざる:発酵後、材料を濾すときに使用します。
保存容器:出来上がった酵素ドリンクを保存するのに使用します。

 

酵素ドリンクの作り方

1.下準備として容器を消毒する

これは雑菌対策となるもので、やり方は次の2種類。どちらの方法でも構いません。

煮沸消毒:容器全体が浸かる水の中に入れ、15分ほど煮沸。そのあと十分に乾かします。
アルコール消毒:ホワイトリカーを染み込ませたキッチンタオルで瓶全体を丁寧に拭きます。

2.果物(または野菜)をよく水洗いする

普段は食べない皮や種にも酵素や栄養素はたくさんつまっています。材料にリンゴなど皮の薄いもの、柔らかいものを選ぶ場合には、ぜひ皮ごと使用してください。ただし柑橘系の果物の中には苦味が出るものがあるので、それを好まない場合には皮はむいておきましょう。

農薬が気になる場合にはボウルなどに溜めた水に小さじ1杯の重曹を溶かし、材料を1分ほど浸してください。その後、よく水洗いします。もちろん無農薬栽培のものや減農薬栽培のものが手に入るなら、それがベストですね。

3.果物を適当な大きさにカットする

あまり大きいと発酵に時間がかかってしまうので、1cm程度の薄切りにしておくのがお勧めです。

4.果物と砂糖を容器の中に入れる

まず容器の底に砂糖を敷き詰め、その後に果物を入れてください。それを覆うように砂糖を入れ、さらに果物……という具合に、交互にサンドイッチしていきます。
一番上は砂糖で閉めましょう。
果物をしっかり隠すように砂糖を入れると失敗が少なくなります。

5.ガーゼなどで蓋をする

発酵が始まるとガスが発生するため、容器に備え付けの蓋を使用して密封するのはお勧めできません。
軽く蓋をするかガーゼなどを使用するかして、空気が抜けるようにしておきます。

6.発酵

容器は直射日光の当たらない、温かいところに置いておきます。
温度は人の体温程度がベスト。それより低い場合には発酵にやや時間がかかります。タオルなどで瓶を包んで保温してもいいでしょう。

7.かき混ぜ

半日ほど経つと砂糖が溶けてきます。全体がよく混ざるよう、素手でざっくりとかき混ぜましょう。
その際、手は必ず石鹸でよく洗ってから混ぜるようにしてください。

8.さらにかき混ぜ

その後、1回(1日に2回)かき混ぜます。
材料が浮いて泡が目立つようになり、かき混ぜたときにシュワシュワと音を立てて泡が出るようになったら出来上がりです。
出来上がるまでの時間は材料や環境によっても異なりますが、1週間から2週間程度が目安になります。

9.濾す

出来上がったものを目の細かいざるなどでよく濾して、清潔な保存容器に入れたら酵素ドリンクの完成です! 水や炭酸水など、お好きなもので割ってお飲みください。

10.保存

酵素ドリンクは冷蔵庫で保存します。
完成した後も酵素ドリンクは発酵が進みます。古くなると味が落ちるので、1ヶ月以内に飲み切りましょう。

手作り酵素ドリンクにはメリットもデメリットもある

酵素ドリンクのベーシックな作り方をご紹介しましたが、手作りには良い点と悪い点とが同居しています。それぞれのポイントを挙げてみましたので、まずはメリットから見てみることにしましょう。

メリット

・自分の好きな材料で作れる
・コストが抑えられる
・保存料など添加物が入っておらず安心
・手作りの楽しさが味わえる

やはり原材料を自分で全てコントロールできるところが一番の魅力と言えるのかもしれません。酵素ドリンクの手作りにハマって、次々とオリジナルのレシピを開発する方も少なくないとか。

デメリット

・作るのに手間と時間がかかる
・発酵せず腐敗するケースがある
・好みの味にならないことがある
・材料によってはかえってコストがかかる可能性がある
・市販のものよりカロリーが高く、太りやすい
・市販のものより栄養価が低くなる

最もよく起こるのが、発酵せずに腐ってしまったというパターン。しかも、はっきりとカビが生えたりおかしな臭いがしたりした場合には腐敗していることがわかるのですが、よくわからないまま飲んで食中毒……などという可能性もゼロではありません。

まして初めての材料で酵素ドリンクを作る場合にはどんな味に仕上がるのかがわからないので要注意。酵素ドリンクの効果で便通が改善したと思っていたら、実はお腹を壊していただけだったというケースもあるようです。

特に手でかき混ぜる際には必ず清潔な手で行うようにしてください。手を洗う際に石鹸を使用しないように勧めているレシピも見かけられますが、手に付着している菌は決して人間にとって都合のいいものばかりではないのです。水洗いだけでは黄色ブドウ球菌も大腸菌も3分の1しか落ちません。

そしてもうひとつ、質の方も、市販のものに比べるとどうしても落ちてしまうことを理解しておきましょう。市販の酵素ドリンクの多くは数十種類、もしくは百種類以上の原材料を使用し、1年以上の期間をかけてじっくりと熟成させています。栄養価の面で自家製が劣ってしまうのは、これは仕方のないことです。

またカロリーについても、多くの白砂糖を使用している点で致し方ないところ。確かに発酵の過程で白砂糖は分解されますが、その後にできるブドウ糖のカロリーは100gあたり335.1kcalあります。さらに果糖は脂肪になりやすく、太りやすい糖でもあります。このあたりも低カロリーに抑えようと研究を重ねている市販品と比べると、気になるところなのではないでしょうか。

手作り酵素ドリンクにも良さはあるけど…

クックパッドなどのレシピサイトには本当にたくさんの酵素ドリンクのレシピが紹介されており、どれもとても健康的でおいしそうに見えます。手作り派なら「おいしくて安全性の高いものができるのなら、ぜひ作ってみたいなぁ」と思うのは当然のことでしょう。でも、酵素ドリンクを手作りするにはご紹介したようなリスクがあることも、ぜひ知っておきましょう。

筆者としては、手作りで植物からのパワーをいただくなら、作ってすぐに飲めるフレッシュジュースやスムージー(もちろんこれにも酵素はしっかり含まれています)を、確実性や栄養価の高さを求めるのなら市販の酵素ドリンクをお勧めしたいところです。

もちろん市販品にも質の良し悪しの差がかなりあり、中にはすぐれているとは言い難い商品も見かけられます。ぜひ内容をよく吟味して、ご自身のための酵素ドリンクをみつけてみてください。

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