ラサーナヘアカラートリートメント口コミ しっかり染まる?
ここでは、ラサーナヘアカラートリートメント口コミや正しい使い方、成分や安全性、しっかり染まったのか?色落ち具合は?頭皮のかぶれやヒリヒリはなかったか?筆者の体験談もお伝えします。

ラサーナヘアカラートリートメントの成分をチェック!
ラサーナヘアカラートリートメントに配合されている全成分は以下の通りです。
成分をそれぞれ確認してみましたが、ステアルトリモニウムブロミドという陽イオン界面活性剤の配合量が多いのが気になります。
この成分は髪へ吸着しやすい性質を持っているため、市販されているコンディショナーやトリートメントに配合されていることが多い成分ですが、刺激が強い成分ですので、化学合成物質に対するアレルギーをお持ちの方は避けたほうが無難です。
また、染毛料としてHC青2、HC黄2、HC黄4、塩基性青99、塩基性赤76、塩基性茶16が配合されていますが、これらは比較的安全性が高い成分であると考えられていますので、よほどのことがない限りアレルギー反応を起こす心配はないでしょう。
▼ジアミンが配合されていない
ジアミン配合のヘアカラーのメリットは、なんといっても発色が美しく、その上色持ちがよいという点にあります。それもそのはず、ジアミンはキューティクルを開いて髪の内部に入り込み、化学反応によって髪を染める働きを持っているのですから。
実は、筆者は長年ジアミン配合のヘアカラーを使用してきました。そして、その度に頭皮に伝わるチクチクとした痛いような痒いような不快な感覚を我慢してきました。
ですが、これがいけなかったのか、頭皮湿疹ができやすくなり、おまけに抜け毛が目立つようになり…。これはなんとかしないと…と思っているときに、ジアミンが配合されていないヘアカラートリートメントと出会いました。
そのヘアカラートリートメントは、ジアミンを配合していない分、髪が傷むことはありませんが、色の入り方が弱く、色落ちが早いというデメリットを持っていますが、頭皮の不快感はゼロ。
もちろん、ラサーナヘアカラートリートメントもジアミンが配合されていないので、頭皮が敏感な方におすすめのヘアカラートリートメントです。
ラサーナヘアカラートリートメントを体験!染まり具合は?
それでは早速、ラサーナヘアカラートリートメントの体験談をご紹介します。染まり具合はどうなのか?色落ちは?頭皮のかぶれやヒリヒリはあったのでしょうか?
通販で注文したラサーナヘアカラートリートメントが到着
ラサーナヘアカラートリートメントが到着しました。梱包を開くと、このように製品が収まっており、エアーパッキンで保護されています。
ラサーナヘアカラートリートメント本体に加え、プレゼント品の専用コーム、サンプル品のシャンプー、コンディショナー、ヘアエッセンスがそれぞれ1回分同梱されています。
ヘアカラートリートメント本体には取り扱い説明書がついていますので、使用前にひと通り目を通しておきます。
専用コームにはコームの取り扱い方の説明が記載されていますので、はじめて専用コームを使う方でも安心です。
パッチテストについて
ラサーナヘアカラートリートメントに含まれている「ステアルトリモニウムブロミド」という成分がやや気になりましたが、この成分はジアミンほどの刺激はなさそうでしたので、筆者の場合はパッチテストを行いませんでした。
ただ、これはあくまでも筆者の場合ですので、今までになんらかの化粧品で炎症やかぶれなどのアレルギー反応を起こした経験をお持ちの方は、使用前にパッチテストを行っておくことをおススメします。
染め方のコツ
ジアミン配合のヘアカラーの場合では、使用に際して必ず手袋を使用するようにという指示がありますが、前回レビューした利尻ヘアカラートリートメントも、今回使用するラサーナヘアカラートリートメントも、必ず手袋を使用しなければならないという指示はありません。
これは、販売メーカーが素手でも使用することができると安全性を強調したいがために、わざわざ手袋使用…という指示を出していないと考えられますが、安全性が高いとはいえ、やはり色素をタンパク質成分で構成されている髪に乗せるわけですから、当然、タンパク質で構成されている皮膚にも色素が移ることが予想されます。
そのようなわけで、筆者ははじめからビニール手袋を使用してヘアカラートリートメントを行うことにしました。
ヘアカラートリートメントを行う前にはシャンプーを済ませておきますが、色素を綺麗に髪に乗せるためには、しっかりとタオルドライして、できるだけ髪の水分を飛ばしておくといいですよ。
また、ヘアカラートリートメントを髪につける際には使用量をケチらないこと!ヘアカラートリートメントの使用量が少なかった場合には、色の染まり具合が弱くなるだけではなく、染め上がりの段階で色ムラができることがあります。
そして、気になるのがお風呂場の汚れで、確かにヘアカラートリートメントを流すときには濃い茶色のお湯が流れますが、その後に綺麗なお湯で流せば、特に汚れが気になることはありません。
ヘアカラートリートメントはお風呂でのシャンプー後に行うこともできますが、筆者はお風呂に入る前にシャンプーとヘアカラートリートメントを行い、お風呂で洗い流すという方法で行いました。
なぜこのような方法をとったのかといえば、お風呂場にヘアカラートリートメントが垂れるのが嫌でしたし、室内の明るい照明の下で、ムラなくトリートメントを塗布したかったからです。
実際にこの方法で綺麗に染まっていますので、面倒でなければ、お風呂前にシャンプーとヘアカラートリートメント塗布、お風呂では洗い流すだけという方法がおススメです。
ラサーナヘアカラートリートメント放置時間
それでは早速、ラサーナヘアカラートリートメントをつけてみることにしましょう。
説明書によると、初回は10分程度放置、2回目以降は5分程度の放置と記載されていますが、実際に専用コームで髪にトリートメントを伸ばしていると、それだけで10分前後の時間がかかります。
筆者の場合では、ラサーナヘアカラートリートメントを髪に伸ばし終えたところから、10分間のカウントを開始しました。つまり、つけはじめから時間をカウントすると、約20分間の放置時間が必要になるということですね。
実際にラサーナヘアカラートリートメントを髪に伸ばしてみるとわかりますが、かなり伸びがよくて使い心地がいいです。筆者の場合では、白髪がかたまっている頭頂部を中心にトリートメントをつけて放置しました。
※室温が低い場合では、ラサーナヘアカラートリートメント塗布後にラップで頭部全体を覆うと、より綺麗に色が染まります。
放置後にはラサーナヘアカラートリートメントをお湯で洗い流し、シャンプーはせずにコンディショナーで髪の状態を整えます。
これがラサーナヘアカラートリートメントを使う前の状態でしたが、
ラサーナヘアカラートリートメントを使用後にドライヤーで乾燥させると、このような染まり具合になりました。
1回のトリートメントで、かなり綺麗に色が染まっているのがわかりますね。ただ、画像では少しわかりにくいかもしれませんが、白髪部分が完全に染まったわけではなく、若干白髪の名残があります。
また、ジアミン配合のヘアカラーの場合では、カラーリング後に頭皮までバッチリ染まってしまいますが、ラサーナヘアカラートリートメントの場合では、頭皮にはそれほど色が入っていません。
1回でこれだけ色が入るのであれば、わざわざ頭皮にストレスがかかるジアミン配合のヘアカラーを使用する必要はないかもしれませんね。
ラサーナ ヘアカラートリートメントを実際に使ってみた感想
ラサーナヘアカラートリートメントには、使いやすい専用コームがついていましたので、とても簡単にトリートメントを行うことができました。
海藻成分が多く配合されているせいか、ドライヤーで乾燥してもパサつきが気にならず、静電気も起きませんでした。トリートメント効果もあり、ラサーナヘアカラートリートメントをつけた部分の髪にコシとツヤが出ました。
ラサーナヘアカラートリートメントの色はダークブラウンのみですが、赤味を抑えたやや黄色味がかった色ですので、自然な感じに仕上がりました。自分好みの色ですので、今後、お気に入りのヘアカラートリートメントになる予感がします。
ラサーナヘアカラートリートメントに含まれる成分「ステアルトリモニウムブロミド」が使用前に気になってはいましたが、トリートメント中やトリートメント後に髪や頭皮に不快感や異常が現れることはありませんでしたので、刺激は弱いのではないかと思います。
ラサーナヘアカラートリートメントの染まり具合は?
10分間の放置で、思っていた以上に色がしっかりと入りました。ただし、化学薬品によって強制的に髪に色素を入れるという方法ではありませんので、一般的なヘアカラーと比べてしまうと、若干色の入り具合が弱いかもしれません。
ですが、ヘアカラートリートメントはヘアマニュキュアに分類され、そもそものコンセプトがトリートメントを行いながら数回に分けて髪に色を乗せて行くというものですので、これは当然といえば当然ですね。
ラサーナヘアカラートリートメントの色持ち具合は?
ラサーナヘアカラートリートメントを使用した当日からかなり色落ちがして、翌日のシャンプー時にもかなり色が落ちます。
ただ、即座に色が褪せてしまうということはありませんので、3~5日に1回程度のペースでトリートメントを行えば、綺麗な状態をキープできるのではないかと思います。
頭皮のかぶれは?ヒリヒリは?
ステアルトリモニウムブロミドをはじめ、ラサーナヘアカラートリートメントには数種類の化学合成物質が配合されていますが、どれも刺激が強いものではないため、かぶれを引き起こす可能性は低いでしょう。実際に体験した私の頭皮に異常はありませんですた。
ですが、アトピー性皮膚炎をはじめとするアレルギーをお持ちの方の場合では、いずれかの成分に対して頭皮が過敏に反応することも考えられますので、事前にかかりつけの医師に相談し、ラサーナヘアカラートリートメント使用の可否を確認しておくことをおススメします。

3.9 /5
ラサーナ ヘアカラーQ&A
それでは次に、ラサーナヘアカラートリートメントのQ&Aをご紹介しておくことにします。
染まらない・染まりにくい原因は?
ラサーナヘアカラートリートメントでうまく染まらないという方は、まず、トリートメントの使用量が十分か再確認してみて下さい。ラサーナヘアカラートリートメントには専用コームがついていますので、まず、専用コームにトリートメントを乗せたら、髪の根元から丁寧にたっぷりと伸ばして行きます。目安としては、自毛の色がきっちりと隠れる程度の量です。
そして、使用しているシャンプーにも注意が必要で、シリコン配合のシャンプーの場合では、シャンプー後に髪がシリコンによってコーティングされていますので、トリートメントの色素が入りにくくなります。
また、室温が低すぎるとトリートメントの色が入りにくくなりますので、温かい室内やお風呂場ででトリートメントを行うようにすると、比較的色が入りやすいのではないかと思います。
以上の事柄に注意してもなかなか染まらない場合では、放置時間を長くしてみるとよいでしょう。たとえば、ジアミンのように刺激が強い成分が頭皮に付着したままの状態で長時間放置すると、頭皮が炎症を起こしてしまうことも考えられます。
ですが、ラサーナヘアカラートリートメントにはそれほど刺激が強い成分が配合されていませんので、よほどお肌が敏感でない限り、長時間放置したとしても炎症を起こす心配はないでしょう。
使用頻度は?何回使うと染まってくる?
上記でもご紹介していますが、筆者の場合ではラサーナヘアカラートリートメントを1回使用しただけで、割としっかり色が染まりましたが、髪質によっては色が入りにくいことも考えられますので、これは一概に何回で染まるということはいえません。
また、ラサーナヘアカラートリートメントの説明では、白髪、黒髪、ヘアカラー済みの髪完全に染めることができないという記載がありますので、使用に際しては、この部分について納得しておく必要があります。
妊娠中・授乳中も使える?
ラサーナヘアカラートリートメントの公式サイトでは、頭皮あるいは皮膚が敏感な状態になっている方(病中、病後の回復期、生理時、妊娠中など)には使用しないという内容が記載されています。
病中病後には身体の代謝機能が衰えていることが多く、ちょっとした刺激であってもお肌が過敏な反応を示すことがあるため、低刺激性であってもヘアカラートリートメントの使用はなるべく控えることが望ましいといえます。
また、妊娠中や授乳中にはホルモンバランスが崩れ、お肌が敏感な状態になっていることが多く、普段使用している化粧品であっても過敏な反応が現れることも考えられるということです。
実際にラサーナヘアカラートリートメントを使用している方の口コミを調べてみると、妊娠中や授乳中の方でも問題なく使用することができているようですが、少しでもリスクを背負う確率があるのであれば、妊娠中や授乳中の使用は控えることがベストであると考えることができるでしょう。
育毛剤と併用できますか?
ラサーナヘアカラートリートメントは、使用直後に育毛剤を使用すると色落ちしやすくなります。筆者は現在、ベルタ育毛剤を使用していますが、トリートメント当日は育毛剤の使用は避け、トリートメントの翌日以降に使用しています。
トリートメントから1日以上が経過していれば、育毛剤を使用しても色落ちはありませんので、この部分については心配ありません。
ただし、育毛剤によってはトリートメント効果が薄れることも考えられますので、心配であれば育毛剤の販売元へ確認しておくとよいでしょう。
ラサーナ ヘアカラートリートメント体験者の世間の口コミ
私以外のラサーナヘアカラートリートメント体験者の口コミを紹介します。ネット上の口コミを調べて多かった意見を箇条書きにしてみました。
良い口コミ
・量があるので長く使える
・刺激が少ない
・髪が傷まない
・香りが良い
・トリートメント効果が高い
・1回で自然な感じに染まった
<筆者のコメント>
徐々に染まってくという方と、1回で染まっていく方に分かれていますね。筆者の場合では1回である程度きちんと色が入りましたが、これは髪質によって個人差があるのでしょう。
そして、ラサーナヘアカラートリートメントは香りが良い、髪が傷まない、トリートメント効果があるというご意見もあり、これは確かに筆者も実感しました。
また、ラサーナヘアカラートリートメントは刺激が少ないという部分でも賛同できますが、これはあくまでも配合成分に対するアレルギーがない場合のお話ですので、アレルギーをお持ちの方の場合では、強い刺激をかじることがあるかもしれません。
悪い口コミ
・染まりにくい
・長時間放置しても染まらなかった
・白髪がまったく染まらない
<筆者のコメント>
まず、ラサーナヘアカラートリートメントは色落ちがするというご意見がありますが、この原因として考えられるのは、すすぎが不十分だった可能性があるということです。
他社のヘアカラートリートメントでも寝具に色移りするというご意見を見かけますが、ヘアカラートリートメントはヘアマニキュアですので、髪に色が入りにくく、色落ちしやすいという特徴を持っています。
つまり、すすぎが不十分だった場合では、髪に吸収されなかった色素が寝具に色移りすることも十分に考えられ、ラサーナヘアカラートリートメントも例外ではないということです。
また、洗い流したあとにきちんと乾燥しなかった場合では、やはり寝具に色移りする可能性がありますので、ラサーナヘアカラートリートメントの使用後は、よく洗い流して完全に乾燥させてから休みましょう。これを守れば、色移りの悩みについては解決できるのではないかと思います。
次に目立ったのが、ラサーナヘアカラートリートメントは「染まりにくい」、あるいは「白髪が染まらない」というご意見でした。
これは、どのような状況で起こったのか確認することができませんのでなんともいえないところではありますが、考えられる原因としては、ヘアカラートリートメントの使用量が少なかったという点と、放置時間が短かったという点が挙げられます。
これらの口コミ以外では、特に悪い口コミは見当たりませんでした。
その他のラサーナのヘアカラーシリーズ
今回、筆者が使用したラサーナヘアカラートリートメントの他にも、ヤマサキでは、ヘアカラーシリーズを販売しています。
ラサーナ ヘアカラー スティック
洗い流し不要、スティックタイプのヘアカラートリートメントで、チューブの先端が幅広のブラシになっています。このヘアカラースティックは一度に広範囲への塗布が可能であるため、瞬間的に広範囲の白髪を目立たなくさせたい方におススメの製品です。
ヘアカラースティックは乾きが早く、素早く髪の表面に皮膜を作りますので、水分や汗のブロック効果も期待することができますが、大量に汗をかいたり、水に濡れたりした場合では色落ちすることがありますので、この部分については少々注意が必要です。
この部分を考えるのであれば、スポーツ前の使用には不向きであると考えられます。色はダークブラウンのみで、送料無料・1本1,944円となっています。
ラサーナ ヘアカラー ムースタイプ
こちらはカラートリートメントではなく白髪用のヘアカラーですので、硫酸2,4-ジアミノフェノール、パラフェニレンジアミン、パラニトロオルトフェニレンジアミン、ニトロパラフェニレンジアミンがしっかり配合されています。
色はダークブラウンまたはライトブラウンから選ぶことができ、1本3,024円で購入することができます。海藻エキスや植物エキスが配合されていますが、トリートメント効果は期待することができません。
ジアミンの配合量が多いため、しっかり染まって色持ちがよいというメリットはありますが、その分頭皮への刺激が強いと考えられますので、頭皮が弱い方やアレルギーをお持ちの方にはおススメすることができないヘアカラーです。