ピンクネイルの大人可愛いデザイン10選と簡単なやり方
女性らしいカラーの象徴としても一番人気のあるピンクは、デザインネイルでも大活躍します。なんといっても、そのカラーのバリエーションは他のカラーとは比べ物になりません。
そんなピンクのネイルですが、少し幼く見えたり若すぎるのでは?と思う方も多いようですね。しかし、ラメやグラデーション、ツイードなどたくさんのバリエーションを持つピンクのデザインネイルは、そんな悩みを持つ大人の女性にもハマるものも多いです。
是非、今回紹介するデザインネイルや、セルフでもできる簡単なやり方などを参考にして、ピンクのカラーにチャレンジしてみてくださいね。

ピンクネイル+アイテムを使ったデザイン&やり方
「ピンクの単色だけだと少し指先が浮いてしまう。」「ちょっとした飾りがあれば…。」という声を聞くことが多いです。ピンクは他のアイテムをうまく使うことで、元々持っている可愛さや華やかさを引き立てることができます。ピンクを甘くするのも、シックにまとめるのもアイテム次第と言ってもいいでしょう。ここではそんなアイテムを使ったデザインを紹介しましょう。
ピンクネイルにレースを
レースは指先をより可愛く、そして華やかにしてくれるアイテムです。レースでも色々あって、フラットアートで描くもの、3Dアートで立体的なレースなどもありますが、ここでは一番身近にあるシールを使ったレース使いをしたデザインネイルを紹介しましょう。
まずベースコートを塗り、淡いベビーピンクを斜めフレンチで2度塗りします。カラーはお好みで変えるといいですが、レースが白の場合、相性のいいカラーはベビーピンクがベストですね。
様々なメーカーから、ネイルシールは販売されていますが、今回使うのはこのネイルシールです。10本の指全てに使ってもまだあまるくらいの量なので、初心者さんにはこういった多めのシールがおすすめですね。
このシールを斜めフレンチのピンクのラインに合わせて貼ります。この時、あらかじめ爪の長さより少し長めに切って置いてからピンセットで張ると、ヨレが出なかったり、貼り直しが少なく済みます。もったいないかもしれませんが、1本に対して少し長めに調整することでほぼ失敗はないのでやり方としても一番おすすめです。フリルの向きなどを変えるだけでも全く違った印象になるので、慣れてきたらいろんなレース使いをしてみてくださいね。
レースだけでは少しさみしいので、シルバーのホログラム(5㎜)を使用しました。等間隔で置くだけでも華やかに見えます。薬指のデザインのように、あえて細いレースを使って、パールやラインストーンを使ってもまた違った雰囲気が出ます。ポイントに置くだけでも単調にならないのでいいですね。
ピンクネイルにリボンを
ピンクによく合うアイテムと言えば「リボン」です。特に女性らしいデザインに仕上げるアイテムとして使われますが、なかなか自分でリボンを付けるのが難しいという声も聞きますね。ここでは、簡単な3Dリボンとフラットアートでのリボンを組み合わせたデザインを紹介しましょう。
まず、ベースコートを塗り、カラーを二度塗りします。この時のピンクも、使うアイテムによって組み合わせを変えてくださいね。かわいい系のイメージが強いリボンはパステルカラーやビビットカラーなどがおすすめです。
一番上の部分に3Dのリボンをネイル用グルーで固定します。これは、100円均一やドラッグストアでも購入出来る3Dリボンです。筆者の場合、型があって、自作しているのですが、一般でも購入できるので今回はこのお手軽リボンを使ってみますね。
リボンの下に白のマニキュアで、靴紐のように線をクロスさせていきます。この時、バランスが崩れないように、一回一回クロスを丁寧に描くのがコツです。上のリボンをフラットアートにしてもこの靴紐クロスはかわいいので、応用で使ってみてくださいね。
最後にパールを置いて出来上がりです。ポイントは、パールは小粒なほどかわいいということですね。リボンを主役にしてあげるために、あえて脇役のパールなどは、控えめなサイズで統一するといいですね。
人差し指のリボンは白のマニキュアでフラットアートで描いています。少し控えめな分、大きめのパールをポイントとして使いました。5本指がある中で1本違うカラーを使うのもデザインが単調にならないコツです。今回はパールをのせましたが、中指はカラーを変えるだけでも印象はがらりと変わります。
ピンクネイルにストーンを入れる
ピンクの持つ可愛さに、少し大人の魅力を出すアイテムとしてよく使われるのが「ストーン」です。今回は、使い方一つで大人な魅力を引き出してくれるスワロフスキーを使ったデザインネイルに仕上げてみました。
まずはベースコートを塗って、少しポップなサーモンピンクを2度塗りします。シェア系のカラーは塗りムラが出やすいカラーでもあります。2度塗りでもムラが目立つときは3度塗りでもOKです。
スワロフスキーを置いていきます。まずは真ん中の大きなストーンから配置するのがポイントです。次に間をつなぐゴールドブリオンを置き、上下にどんどん小さなスワロフスキーを置くように配置します。真ん中から置くのは、縦のラインが斜めにズレてしまわないようにするためです。初心者の方向けの方法なので、是非試してみてくださいね。
ストーンを使っていない指には、ゴールドラメで縁取りをして、四角のスタッズをひし形のように置きました。全てスワロフスキーにしてしまうと少し派手になってしまいますが、スワロフスキーが大好き!という方は全ての指にストーンでも素敵ですね。
ピンクネイルにホロを入れる
ホログラムを使ったネイルは、ホログラム以外のアイテムが無くても十分な存在感のある指先を演出してくれます。特にピンクのカラーの場合には、一気にその華やかさが際立つネイルになります。また、初心者の方でも簡単に仕上げることができるので是非、チャレンジしてみてくださいね。
まずはベースコート、次にクリアのうすいラメもしくはラメ入りのトップコートを塗ります。ジェルの場合でも同じ工程でOKです。
次にピンクのカラーを半分塗ります。この時のポイントとして、クリアの部分との境界をぼかすように塗るのがコツです。ピンクの2度塗りの時に爪先の方だけ塗る、またはラメ入りトップコートでぼかすのもありです。ピンクからクリアにグラデーションになるように塗るのがポイントですね。ジェルの場合、硬化はまだしないでください。
今回使うホログラムです。ピンクベースなのですが、光を乱反射させるようなホログラムで、スカルプチュアやジェルの中に入れてしまって使うこともできる優等生なアイテムです。大きさは直径5㎜程度で大きすぎないので、スカルプチュアやジェルでも使いやすいホログラムです。
このホログラムを爪先からピンクのカラーの上全面に敷き詰める感じでのせていきます。ポイントは、クリアラメとピンクの境界線部分のホログラムののせかたです。小さなギザギザをイメージしてのせるようにします。クリアの部分にも雪が積もるようなイメージで点々とホログラムを置きます。多少重なってもこのホログラムはそれが綺麗に見えるので、初心者の方でも使いやすい部分でもあります。
ジェルの場合は、この上にクリアジェルをのせて硬化してください。上述にもありましたが、混ぜ込むタイプとしてもよく使われるホログラムですので、ジェルの場合はピンクジェルに混ぜ込んでしまってもいいですね。
仕上りがまるでマーメイドのようになってかわいいピンクのホログラムを使ったデザインネイルになります。多少グラデーションが上手にできなくてもホログラムでフォローしてくれるところも難易度が低く、初心者の方におすすめです。
ツイードネイルで更に女性らしく
ツイードの柄は秋冬っぽい雰囲気で、フラットアートでもニット感のあるデザインネイルに仕上がります。初心者でも簡単に出来るのであればマスターしておきたいデザインでもあり、今年も人気のネイルです。もちろんピンクでツイードネイルにすることで、更に女子力アップ間違いなしのネイルになるでしょう。
親指、中指、小指とツイードネイルにしていますが、中指だけはピンクベースになっています。今回は親指と小指の白ベースでのツイードネイルの作り方を紹介しましょう。
まずベースコートを塗り、白を2度塗りします。
次にピンクのカラーを細筆で縦横と等間隔で引いていきます。ポイントは、一本の線を引くときに2箇所ほどのすき間を作ることです。すき間は空ける場所が重ならなければ自然に仕上ります。そこだけに気をつけて線を引いていきましょう。
違うピンクでまた同じように、線と線の間に引いていきます。引き方は最初と同じ方法です。全ての線が等間隔になるとよりバランスがいいですね。すき間もあちらこちらにある方がツイード感が出るので、ポカーンとすき間ができないように注意しましょう。
更にその空いたスペースに、今回はブルーを細筆で同じように引いていきます。できるだけ等間隔で引きたいところですが、重なってしまう場合などは無理をして引かなくても大丈夫です。カラーのアクセントとしてブルーを使うというイメージで引きましょう。
最後に、ゴールドのラメでランダムに線を入れていきます。量は好みもありますが、ニットに少しキラキラのラメの繊維が織り込んであるようなイメージが一番分かりやすいですね。量が分からない場合などは、ポンポンと何箇所かにラメを置くといいでしょう。これでツイードのデザインが完成です。
アクセサリーとして、大きめのパールを一つだけ置きます。ゴールドのラメと合わせると相性のいいゴールドブリオンで周りを囲みます。トップコートを使って置きますが、完全に乾いてからアクセサリーは付けるといいですね。何度もトップコートを付けているとマニキュアがヨレやすくなるので、アクセサリーをつける時のトップコートはできるだけ少なめがいいですね。
今年の秋冬はピンクのツイードネイルで、ニットなどの洋服にもピッタリな指先に挑戦してみるのもおすすめです。
ピンクネイルと他のカラーを使ったデザイン&やり方
ピンクのカラーは他のカラーとも相性がいいのも特徴の一つです。カラーの組み合わせ次第で、ピンクの可愛さやセクシーな部分を引き出すことができます。他のカラーとの組み合わせを使ったデザインネイルで、ピンクの使い方をもっとバリエーションのあるものにしてみましょう。
ピンク×黒でバービーネイル風
ピンクと黒の組み合わせは、少し大人かつセクシーな印象を与えます。バービーネイルはそんなセクシーさと可愛さを指先で表すネイルと言えます。簡単なアートの組み合わせでできるデザインをセレクトしましたので、是非挑戦してみてくださいね。
まず、逆フレンチを作っていきます。ベースコート→カラーの2度塗りをします。濃いめのピンクやパール系のピンクを使うことで、バービーネイルらしい風合いが出ます。
デザインでは、ドットとストライプを使っていますが、ドットは5㎜のホログラムで作っているので、ストライプの方のやり方を紹介します。まずは真ん中から線を引いていきましょう。ストライプの幅は好みでOKです。
ピンクと同じ幅が良ければ、マニキュアのブラシでダイレクトに塗ってもいいですが、失敗しないように細筆を使って徐々に太いストライプにするのが、初心者の方にもやりやすい方法ですね。
ストライプが完成したら、乾くのを待って黒のレースのシールを貼ります。曲線のラインなので、下を若干伸ばすように張るといいですね。また、レースシールを伸ばすのが苦手な方は、逆フレンチのラインをまっすぐにしてしまうとレースが貼りやすいです。
薬指のデザインのやり方を紹介していきます。白のマニキュアでハートを描きます。3Dを使ってもジェルで立体感を出してもいいですね。
今回は初心者の方でもできるように、白のマニキュアでハートを描き、周りをゴールドブリオンで囲いました。
ハートのポイントは、左右対称になることと、ブリオンを置くのであれば、ハートを描く時に一回り大きくなることを想定したサイズで描くのもポイントです。マニキュアをあまり厚く塗ると、ひび割れの原因にもなりますので、強調させたいデザイン部分ではありますが、普通に2度塗り程度で抑えておきましょう。
真ん中にバービーを描きます。バービーシールや「Barbie」のロゴのシールなどもありますので、ここはあえて筆を使わずシールを使うとお手軽です。人差し指の「Love」の文字も筆で描いていますが、シールでしても不自然になりません。
周りをストーンと黒のホログラムで飾ります。全ての指にトップコートを塗って完成です。バービーネイルは可愛いとセクシーが一緒になったデザインなので、少しキツめのカラーを使いましたが、差し色でベビーピンクや白を入れてもアクセントになってかわいいです。
ピンク×ゴールドでゴージャスネイル
ゴールドを大胆に使ったゴージャスなデザインネイルは、パーティや少しおめかしをしたい時にピッタリです。ゴールドだけでは派手すぎる、ピンクだけでは甘すぎる、そんな間をとったデザインネイルのやり方を紹介しましょう。
まずベースコート、パール系のピンクを2度塗りします。
次にシャープな逆フレンチを描くイメージで、ゴールドで左右からカラーを塗りましょう。塗りムラが分かりにくいようにするために、上からゴールドのラメを乗せると自然かつ、ゴージャスな印象になります。
ピンクの部分にデザインを入れていきます。ピンク系のホログラム(5㎜)と白のホログラム(2.5㎜)を使って、変形ドットを作ります。ジェルネイルなどでも応用できるようにホログラムで今回はしてみました。まずは大きいホログラムでドットを作り、次にその間を小さなホログラムのドットで均一にしていきます。普通のドットとは違った少しゴージャスなドットに仕上ります。
ドットのない部分にもブリオンでアクセサリーのようなデザインに仕上げました。5本指を飛ばし飛ばしでドットを入れていますが、お好みで一本の指にゴールドだけというのも締まって見えるのでおすすめです。
ピンク×ネイビー
コンサバ感のあるデザインネイルは、ピンクにネイビーをプラスしたデザインネイルです。秋冬のデザインにもということで、薬指にはブラウンも配色してみました。秋冬の大人な甘さ引き締めネイルのやり方を紹介します。
ベースコートを塗って、ピンクのカラーを3分の2まで2度塗りします。
次に3分の1のところにネイビーカラーを2度塗りします。色ムラや、ヨレが気になる方はピンクを塗る時に、下の方はマニキュアの量を調整するようにしましょう。ジェルなどの場合は、色を分けて塗る、もしくは硬化してから重ね塗りをするといいですね。
色の境目の部分にゴールドのラインテープを貼ります。これだけでもグッと引き締まったデザインになりますね。もちろん乾いてから貼るほうが失敗は少ないので、できるだけマニキュアが乾いてから貼るようにしましょう。ブラウンが入った薬指の場合、同じ要領で、配色を4分の1ずつと覚えておくと塗りやすく、テープも貼りやすいです。
四角のスタッズと小さい丸のスタッズを使って隅っこだけを飾っていきます。引き締めネイルというコンセプトなので、アクセサリーっけは少なめにしてみました。大人の印象、シックな秋冬のデザインネイルとしてもおすすめです。ネイビーとブラウンでピンクの甘さを活かしたネイルになっています。是非今年のデザインネイルにも取り入れてみてくださいね。
男ウケ&オフィスOKなシンプルデザイン&やり方
「ネイルをしていると男性ウケが悪い」というのはよく言われる話ですね。確かに料理ができなさそうに見えたり、派手なイメージになりがちなネイルですが、男ウケがよく、オフィスなどでも自然に映えるネイルは男性からも好感度が上がります。
特に男性が好きなネイルでダントツ人気なのが、「フレンチ」です。派手すぎず、オシャレをサボっていない印象を与えるデザインは男女問わず好感が持てるものです。女性がオフィスでも派手すぎないと思うデザインでは、「グラデーション」があります。仕事でネイルが出来ない、しにくい方にもおすすめのデザインネイルをここでは紹介していきましょう。
グラデーション
ピンクのグラデーションネイルはオフィスでも目立ちすぎず、かわいい印象を与えます。ただのグラデーションではなく、少し明るめのドットを使ったグラデーションネイルにしてみました。地味すぎず、派手すぎないそんなデザインはオフィスでも使えるはずです。
まずはベースコート、クリアラメを塗ります。輝き過ぎると目立ってしまうので、今回は1度塗りにしてみました。
次にベビーピンクを半分塗ります。少し控えめなカラーですが、ピンクのカラーの中では人気NO.1です。境目は雑くらいでちょうどいいです。こちらも2度塗りではなく、一度塗りにします。
ぼかしにトップコート、色足しにベビーピンクを使ってグラデーションを作ったら、シルバーのホログラム(2.5㎜)で幅広めにドットを作ります。ポイントはドットの大きさを控えめにすることと、ビンクの色の濃さを最小限に抑えることです。「オフィスでもオシャレは楽しみたい!」そんな女性にピッタリなグラデーションのデザインネイルです。
フレンチ
フレンチでも少し大人な印象を与えるフレンチを紹介しましょう。30~40代の方でもかわいくオフィスでオシャレをできるデザインネイルです。2色使いのフレンチで普通のフレンチよりもグッと締まった印象になります。
ベースコートを塗り、薄いピンクで斜めフレンチを描きます。
次に濃いピンクを写真のように引いていきます。ダブルフレンチの場合、パール系なら2色ともパール系、マット系ならマット系を使うとより自然に仕上ります。
ラインにシルバーラメを引きます。このラメのラインは境が綺麗に引けていれば、オフィスでは無くてもOKです。今回はパール系のカラーを使ったので、ラメのラインを入れました。
最後に2~3本の指にパールの大小で飾っていきます。ラインストーンでもいいのですが、パールは角がないので、指先をよく使う方でも取れにくい特徴があります。実用性で見てもデザイン的にもパールはオフィスでもおすすめです。
トップコートを塗って完成です。ジェルネイルの場合はストーンの上からクリアジェルを塗って完成なので、ラインストーンでもOKです。普通のフレンチに少し足しただけでもシンプルで繊細なネイルになるので試してみてくださいね。
ワンカラー+控えめラメ
オフィスではあまりカラフルなデザインは使いにくいものです。そこで、ワンカラーとラメを控えめに使った細めのラメフレンチにしてみました。簡単で、女性らしく、存在感もあるデザインネイルです。
まずはベースコート、ベビーピンクを2度塗りします。
次にピンク系のラメを使って細いフレンチラインを描きます。ラメは同系色なら大体が相性がいいですが、フレンチと分かりにくいカラーよりもはっきりしたピンク系を選ぶといいですね。
シンプル過ぎると単調になるので、薬指の付け根にスワロフスキーで少しだけデコレーションします。1本の指にならラインストーンも目立ちすぎないのでOKです。
今回は様々なピンクのカラーを使ってデザインネイルを紹介してきました。どのネイルもセルフでできるものばかりです。塗るだけでも十分かわいいピンクをもっと活用してこの秋冬もネイルを楽しみましょう。