青汁で血糖値が下がる?糖尿病も予防

青汁で血糖値が下がる?糖尿病も予防
最近では「糖尿病予備群」とか「糖質制限」といった、「血糖値」に関するワードを耳にすることが多いと思います。

それもそのはず、厚生労働省の調査によると日本の糖尿病患者は、316万人を超えています。さらに、糖尿病が強く疑われる人の割合は、男女とも1割前後いるのです。

糖尿病患者や、糖尿病の疑いがある人の数は増加傾向にあり、とくに50歳を超えると糖尿病になる人が増えはじめ、70歳以上では男女とも2割前後の人が糖尿病にかかってしまいます。

糖尿病を予防したり少しでも改善するために青汁をはじめ様々な健康食品に興味がある方もおられるでしょう。

まずは、血糖値のこと、糖尿病のことをよく知り、その上で青汁が本当に血糖値の改善に役立つのかご説明したいと思います。

スポンサードリンク

もくじ

血糖値とは?

まず、血糖値とは何なのかご説明します。私たちの体内に流れる血液の中には、ブドウ糖(グルコース)が溶け込んでいます。このブドウ糖の濃度のことを血糖値といいます。

空腹時と食後とでは、食後のほうが血糖値が高いのが普通ですが、空腹時の血糖値はだいたい80~100mg/dLの範囲で一定に保たれています。

血糖値を一定に保つはたらきがあるのが、ホルモンです。ホルモンは血糖値を下げるものと上げるものに分かれており、血糖値を下げるホルモンではインスリンがあります。反対に、血糖値をあげるホルモンには、グルカゴンやアドレナリン、コルチゾールや成長ホルモンといったホルモンがあります。

糖尿病とは?

糖尿病は、何らかの原因で血糖値を下げるホルモンであるインスリンが十分に働かず、血糖値が高い状態のままになってしまう病気です。

糖尿病4つのタイプ

糖尿病はその原因ごとに4つのタイプがあります。

1つは、1型糖尿病です。膵臓はインスリンを作る臓器なのですが、この膵臓の細胞がダメージを受けることでインスリンが作られなくなってしまうために起こる糖尿病です。膵臓のダメージによるものなので、年齢関係なく起こりうる糖尿病ですが、子どもや若い糖尿病患者に多くみられます。

2つめは、2型糖尿病です。日本人の糖尿病患者の9割はこの2型糖尿病と言われています。1型とは違い、インスリンの分泌が少ない、インスリンの働きが悪いことによってなる糖尿病です。

中高年の方に多く見られますが、最近では若い人でもこの糖尿病になる方が増えているようです。肥満やメタボリックシンドロームの方は糖尿病を発症しやすいといわれています。

また、日本人の体質としてインスリン分泌が弱い人が多く、さらに飽食の時代で高糖質高脂質の食事、運動不足やストレスといった環境的な要因も相まって増えていると考えられます。そのため生活習慣病の一つと言われています。

3つめは、妊娠糖尿病です。
正確には糖尿病に至っていないのですが、妊娠中に初めて発見または発症した糖代謝異常のことです。

胎盤を作るホルモンには、インスリンの働きを抑える作用があります。
そのため、インスリンが作られる量が不十分であった場合に高血糖状態になります。
肥満の妊婦さんや、高齢での妊娠、過去の妊娠でも妊娠糖尿病になったことがある、家族に2型糖尿病の既往歴のある人がいる、といった方に多く発症します。

妊娠中は少しでも血糖値が高い状態だと赤ちゃんに悪影響を及ぼしかねないため、「妊娠糖尿病」と診断されます。

4つめは、その他の原因によるものです。服用している薬や遺伝によって起こるもののことを指します。

糖尿病の症状

初期症状では、激しい痛みなど自覚症状もなく、発見が遅れたり放置してしまいがちです。
しかし、高血糖状態を放置していると糖尿病が進むに連れて取り返しのつかない症状(合併症)が出てきてしまいます。健康診断などで血糖値を測定することはもちろん、日頃から体調にも気をつけ、糖尿病の初期症状を見逃さないことも大切です。

糖尿病の初期症状では、
・疲れやすい、だるさを感じる
・異常に喉が乾く
・おしっこの回数が増える
・体重が減る

といった症状があります。

さらに高血糖状態が続き、合併症が出てくると、失明の可能性や透析を受けなくてはならない状況になるかもしれません。
糖尿病の合併症は全身に及び、末梢神経に障害が出る可能性もあります。

糖尿病の合併症として、
・糖尿病性腎症
・糖尿病性網膜症
・糖尿病性神経障害

の3つがよく起こる合併症で、糖尿病の三大合併症といわれています。

糖尿病の治療

糖尿病には4つのパターンがあると先ほどご説明しました。どのタイプの糖尿病かによって治療法も異なってきます。医師の指示に従うことがいちばん大切ですが、主な治療は食事療法、運動療法、薬物療法の3本柱になります。

食事療法では、カロリーや糖質などを制限した食事をバランス良く食べるようにします。糖尿病の食事療法は医師の間でも考え方が異なる場合があり、糖質制限を行う病院と糖質制限を行わない病院があります。主治医の方針によるところが大きいのですが、いままでの食事よりも食べることのできる量や内容に制限がかかってしまうのは避けられません。

間食や糖質の多いものを食べることは控えなくてはならず、好きなものを食べていた人からするとかなりのストレスになりうまくコントロールできない方も多いようですが、糖尿病を予防したり進行を食い止めるためには根気よく続けていかなくてはなりません。

野菜やきのこ類といった食物繊維が多い食品を中心に、肉よりも魚や大豆などでタンパク質を補い、バランスの良い食事を心がける必要があります。

運動療法では、運動により血中のブドウ糖を筋肉に取り込むことで血糖値を下げることができます。また、インスリンの働きを高めたり肥満を防止したり減量にも役立ちます。アスリートのような運動をする必要はなく、1日15~30分の歩行を2回行う程度、消費カロリーにして160~240Kcal程度の運動でよいとされています。

毎日行うのが理想ですが、1週間のうち3日以上を目標に取り組むそうです。運動療法も食事療法と同様で、「わかっていても、なかなか実践できない」のが現状ではないでしょうか。

特に運動の習慣がない人や運動に苦手意識のある方では、歩行運動をするのも億劫になってしまいついついさぼりがちになりやすいですが、何もしないよりは5分でも身体をうごかす習慣をつけたいですね。

薬物療法では、経口血糖降下薬やインスリン注射といった薬を使うことで血糖値をコントロールします。

インスリン注射は、膵臓からインスリンが分泌されない場合の糖尿病や、膵臓を休ませる目的で使われることが多いです。2型糖尿病などほとんどの糖尿病患者の方は経口血糖降下薬を使用しているようです。

経口血糖降下薬には、インスリン分泌を促す「SU薬(スルホニル尿素薬」や、肝臓でブドウ糖が作られるのを防ぐ「BG薬(ビグアナイド薬)」、インスリンの働きを高める「インスリン抵抗性改善薬」などがあります。食後高血糖を改善する薬には、「α-グルコシダーゼ阻害薬」や「速効型インスリン分泌促進薬」といった薬があります。どれも医師の指示通りに服用する必要があります。

糖尿病予防や糖尿病の改善に青汁を役立てる方法

先ほどの章で血糖値や糖尿病の概要についてご理解いただけたと思います。糖尿病はサイレントキラーと呼ばれるほど、はじめは自覚症状もなく進行すると重大な合併症に悩まされる病気です。

スポンサードリンク

糖尿病患者は年々増えており、若い世代にも決して他人事ではない病気になってきています。大切なのは、糖尿病にならないように予防することです。

糖質の多い食生活をしていると、インスリンの生産が間に合わず高血糖状態が続いてしまったり、大量のインスリンを分泌させることで膵臓が疲弊してしまいインスリンがうまく出なくなってしまうこともあります。

その結果、今は大丈夫でも近い将来糖尿病になる可能性は十分にあるのです。糖尿病になってしまったらもちろんですが、糖尿病にならないためにも血糖値をコントロールすることは大切なことなのです。

糖尿病では食事療法、運動療法、薬物療法の3つが欠かせないと先ほど説明しました。
この3つが血糖値のコントロールには必要不可欠で、この3つのどれがかけても血糖値のコントロールはうまくいきません。糖尿病になっていない方は食事と運動でコントロールしていくことになりますが、特に食事療法や運動療法は「やらなきゃいけないとわかっているけど…」という方が多いと見受けられます。
そこで助けてくれるのが青汁です。

青汁がなぜ血糖値の改善に役立つの?

糖尿病の食事療法では、糖質制限食を推奨している医師と推奨していない医師によって多少の違いはあるにせよ、やはり糖質のとりすぎを避けるということは共通して言われるはずです。

糖質はご飯やパン、麺類などの炭水化物の他、いもやかぼちゃなど根菜類にも多く含まれています。糖分を多くとってしまう他、血糖値を急上昇させやすいのもこれらの食品に多く見られます。

一方、「野菜やきのこなど食物繊維の多い食べ物を多めに摂りましょう」、「食物繊維の多い食品を先に食べましょう」と指導されることもあります。

これは、食物繊維を先に胃の中にいれることで糖質の吸収をおだやかにしてくれるからです。それにより高血糖や急激な血糖値の上昇を防ぐことができるのです。

青汁は食物繊維が豊富に含まれており、糖質も少ない飲み物なので食事の最初に飲むことで食後の高血糖状態や血糖値の上昇をゆるやかにしてくれるのです。

実際の糖尿病患者さんで、「どうしても食事で野菜がないときは、食事の最初に食塩や砂糖不使用の野菜ジュースを飲むだけでも違うよ」と指導された方もいるのではないでしょうか。

たしかに、どうしても野菜がないときに食事の最初にごはんなどを食べるよりは、野菜ジュースを飲んだほうが血糖値の上昇は抑えられるでしょう。

しかし、野菜ジュースにも意外と多くの糖質が含まれています。だいたい紙パックの野菜ジュース1本で15g前後の糖質が含まれていますが、青汁では糖質が少ないものでは1杯1gもないものもあります。反対に、飲みやすく味付けされた青汁では、甘味料などによって糖質が高めのものもあるので注意が必要です。

青汁の原料となる青菜類には糖質が低い野菜が使われていることがほとんどなので、原材料が青菜系の野菜のみの場合は安心です。

ただ、最近は飲みやすくしたりいろいろな成分を配合している青汁も多く、ジュースのように甘い青汁もあります。それらは結局、糖質を多く摂る結果になってしまうこともあるので血糖値を下げるどころか上げてしまう可能性もあります。

できれば糖質の高い果物や甘味料が使われていない青汁を食事前に飲むことが糖尿病予防や血糖値の改善の観点からするとおすすめです。

血糖値改善の効果がある青汁は「証拠」で選ぶ?コストで選ぶなら?

では、具体的にどんな青汁を飲めば血糖値を改善することができるのでしょうか。

そのひとつの目安が「特定保健用食品」いわゆる「トクホ」に認定されている青汁です。
特定保健用食品は、身体の機能に影響を与える成分が含まれており、製品ごとに消費者庁長官の許可を受けている食品です。

特定保健用食品が保健の効果を表示することが許されてるのは、実験などのデータを国に科学的な根拠として提示し、安全性と有効性の許可をもらっているからなのです。

血糖値を改善するのにどの青汁を選べばいいかわからない…という方は、特定保健用食品の青汁から選んでみてはいかがでしょうか。

大正製薬株式会社が「ヘルスマネージ大麦若葉青汁 難消化性デキストリン」という青汁は特定保健用食品として食後の血糖値が気になる方向けの製品を通信販売限定で販売しています。原料の大麦若葉以外に、難消化性デキストリンという成分が配合されており、糖分の吸収をおだやかにしてくれる青汁です。

ただ、特定保健用食品は開発までの過程にかなりの金額がかかっており、そのため販売価格も高めです。毎日続けるのにはちょっと手が届かない…という方も多いと思います。

特定保健用食品でなければ効果がないわけではないので、お財布に余裕がある方や自分で選ぶ自信がない方がはじめて選ぶ青汁として特定保健用食品の青汁をおすすめします。

特定保健用食品以外で血糖値改善目的に青汁を選ぶ場合は、原料に糖質の高い野菜(根菜やイモ類)、果物や甘味料が使われていないことが大切です。

また、難消化性デキストリンが入っている青汁はおすすめです。なぜなら、糖の吸収をおだやかにする成分として特定保健用食品として販売されている青汁に入っているものだからです。特定保健用食品の許可が出ていなくても、安く特定保健用食品と同じ成分が摂れるのでおすすめです。

さらに主成分でいえば、桑の葉がダントツにおすすめです。桑の葉にはDNJ(1-デオキシノジリマイシン)やQ3MG(クエルセチンマロニルグルコシド)という成分が含まれており、緑色植物の中でも桑の葉が一番血糖値を下げるといわれています。

DNJもQ3MGも、ケール大麦若葉といった植物には含まれていない桑の葉に特有の成分です。

もう1つ主成分としてお勧めなのが、ゴーヤです。チャランチンという成分がインスリンの分泌を促すほか、コロソリン酸というインスリンに似た働きをする成分が含まれているそうです。

GI値って?青汁は低GI食品!?

糖質とは別に、その食品を摂るとどのくらい血糖値が上がるのかという指標として「GI値(グリセミックインデックス)」があります。

GI値が高ければ高いほど血糖値が上がりますので、糖尿病の方はもちろん糖尿病を予防したい方もGI値の高い食品を避ける必要があります。

GI値はブドウ糖を摂取したときを100という基準にして表されます。たとえば、白米のGI値は81と高めですが、玄米では55と白米に比べて少なめです。

炭水化物はGI値が全般的に高いのですが、精製されていないもののほうがGI値は低くなります。これは、精製されていないものには食物繊維が残っているからで、食物繊維が多い食品はGI値も低めです。野菜に関しても、じゃがいもは90であるのに対し、小松菜が23、ほうれん草は15となっており、青菜類はGI値がとても低いです。

同じイモ類でも、さつまいものGI値は55でじゃがいもより低めです。じゃがいもとさつまいもでは両方とも糖質は高いですが、GI値で比べるとじゃがいもよりはさつまいものほうが血糖値が上がりにくいことがわかります。

青汁の主原料は青菜が中心ですので、他に何も加えられていないものであれば小松菜やほうれん草と同様、GI値も20前後といったところではないでしょうか。

血糖値改善のための青汁の飲み方

飲むタイミングでおすすめなのは、食事の前です。食事の前、できれば食前20分前に青汁を1杯飲むことによって先に食物繊維が身体の中に入り、あとから入ってくる糖質の吸収をゆるやかにしてくれます。

糖分は小腸で吸収されるのですが、小腸に届くまでが約20分という時間なのです。特に、おつきあいなどで甘いものや脂っこいものを食べざるを得ない状況のときに最初に1杯青汁を飲んでおくといきなり糖分や脂質の高いものを身体に入れるよりは、血糖値の上昇もゆるやかになります。

もし、食事中に「食前に飲み忘れた!」と思ったら「忘れちゃったからまぁいいか…」ではなく、食事と一緒に飲んで下さい。

GI値の高い食べ物を食べるときは、GI値の低い食べ物と一緒に食べることでGI値を下げることができるといわれています。

血糖値対策で飲む青汁であればGI値は低いものを選んでいるはずなので、食べている食事のGI値を下げることができるはずです。

青汁は糖尿病の特効薬なの?

では、青汁をたくさん飲めば飲むほど血糖値がさがるのでしょうか?

答えはいいえです。青汁は血糖値を下げる薬ではなく食品ですので、いくら特定保健用食品の青汁であっても、飲めば飲むほど血糖値が下がるわけではありません。でも、それが青汁のいいところでもあるのです。

もし、青汁を飲んだら血糖値がみるみる下がるようでは、それはもはや薬と同然です。薬と同然ということはちょっとでも使い方を間違えれば重大な事故になってしまったり、重篤な副作用を引き起こす可能性があります。

青汁は薬ではないので、そういった副作用は基本的にはありません。もちろん、食品ですのでアレルギーなど体質に合う合わないの問題はありますが、薬よりも身体にとって安全であることは間違いないでしょう。

もちろん、妊娠糖尿病になってしまった妊婦さんでも青汁なら基本的には飲むことが出来ます(薬の飲み合わせや、その他の要因もあるかもしれないので、念のため産婦人科医に相談して下さいね)。

また、青汁を数日のんだからと言ってすぐに血糖値が改善されるというわけでもありません。血液や細胞など身体の全てが生まれ変わるのには90日程度(約3ヶ月)かかると東洋医学の専門家は言います。

90日程度続けてみることも大切なことです。ときには忘れてしまう日もあるかもしれませんが、そこで諦めずに続けられるかどうかが血糖値改善のわかれ道といえるかもしれません。食事は生きている以上、死ぬまで行う営みです。だからこそ長く続けていくことが大切といえます。

あくまで青汁は正しい食生活をサポートするためのもので、薬ではないこと、暴飲暴食など乱れた食生活の免罪符ではないことはきちんと理解しておきましょう。


ふるさと青汁の効果【口コミ・評価】ダイエット・便秘には?味は?

神仙桑抹茶ゴールドの効果を試してみた私の評価

やずや養生青汁の効果と味は?麦特有の独特の香りが強い

青汁三昧【口コミ】味や効果は?飲んだ感想

めっちゃたっぷりフルーツ青汁って本当にダイエット効果があるの?

エバーライフ バランス30選 飲みごたえ野菜青汁の効果は口コミどおり?

やわたのおいしい青汁の効果は?口コミとレビューした私の評価

ファンケル本搾り青汁ベーシックの味・効果をレビュー
スポンサードリンク

PAGETOP