女性用育毛剤の種類と選び方

最近は育毛に関心を持つ女性も増えています。たとえば、テレビでは女性専用の育毛剤のほか、ウィッグなどのコマーシャルも頻繁に見かけるようになり、まさにこれが、髪のボリュームに対する女性の関心の高さを示していると考えることができます。

今回は、ウィッグなど一時的に薄毛を隠してしまうのではなく、根本的に髪のボリュームを増やすことを前提とした、女性の育毛について考えて行きたいと思います。

そして、女性用育毛剤にはどのような種類があるのか?ということを中心に、実際に育毛剤を使用している方の口コミもご紹介していきます。

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もくじ

女性用育毛剤の種類

育毛剤はどれも同じではなく、いくつかの種類に分類されています。また、薄毛は年齢だけではなく、食習慣をはじめとする生活習慣が影響を及ぼして起こることもありますので、それぞれの状況に応じた正しい育毛剤選びを行うことが大切です。
それでは早速、育毛剤の種類について見ていきましょう。

女性ホルモン配合の育毛剤

体毛の生育には男性ホルモンが関わり、髪の生育には女性ホルモンが関わりを持っています。ところが、なんらかの理由によって体内の女性ホルモンが減少し、男性ホルモンが優勢な状態になると、ホルモンバランスが一気に崩れ、抜け毛から薄毛に発展してしまうことがあります。

また、女性ホルモンはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)に分類され、髪の生育と関わりを持っているのはエストロゲンです。
ということは、育毛剤からエストロゲンを補ってあげればいいということになりますが、エストロゲンは体内で合成される物質であるため、身体の外部から補うことができません。

女性用育毛剤の中には、頭皮から女性ホルモンを補充することができるという触れ込みで販売されている製品もあるようですが、女性ホルモンを頭皮から補充するというのは不可能ですので、このような謳い文句に乗せられてしまわないよう、注意しましょう。

また、女性ホルモンと同じような作用を持つといわれている成分に大豆イソフラボンという成分があり、この成分(製品によって、イソフラボン、ダイズエキスなどの表示となっています)を配合している女性用育毛剤はよく見かけます。

大豆イソフラボンは、確かに女性ホルモンのエストロゲンと同じような作用持っていますが、それは経口で体内に取り込まれた場合であり、女性用育毛剤の場合では、女性ホルモンを補うということよりも、おもに頭皮の状態を整える保湿の役割を持つと考えておくとよいでしょう。

血行を良くする効果がある育毛剤

頭皮に血行不良が起こると、髪の生育に必要な栄養分の供給が遅れてしまうため、抜け毛が目立ち始め、やがては薄毛の状態になります。これを防ぐためには、頭皮の血行促進効果を期待することのできる成分配合の育毛剤の使用がおススメで、センブリエキスがその代表選手になります。

センブリエキスには、スウェルチアニン、スウェルチアマリン、スウェルチアノリンという成分が含まれ、この成分を頭皮からゆっくりと皮下に浸透させることにより、頭皮の血行不良の改善に役立ちます。

ただし、注意して頂きたいのは、頭皮の血行だけを促進することができたとしても、身体全体に血行不良が起こっていれば、当然血液の流れが緩やかな状態であるため、栄養分が頭皮に到達する時間が遅れる可能性があるということです。

頭皮の血行促進効果を期待することができる成分を配合した女性用育毛剤を使用するのであれば、まずは頭皮だけではなく、身体全体の血行不良の改善にも目を向けてみましょう。

特に夏場には、冷たい食品が恋しくなり、温かい食品を敬遠してしまいがちですが、冷たい食品は内臓の冷えを呼び込み、身体全体の血行を妨げてしまう可能性が大。

そして、忘れてはならないのが、適度な運動です。普段から早足で歩く、家事をテキパキとこなすなど、日常生活の動作にスピード感をプラスすれば、それだけで立派な運動として成り立ちます。

また、暑い季節であってもぬる目の浴槽にゆっくりと浸かり、身体を冷やさない工夫を行うことも大切ですね。

毛根に栄養補給させる育毛剤

センブリエキスももちろん毛根への栄養供給に役立ちますが、ビワ葉エキス、ヒオウギエキス、ボタンエキス、カミツレエキスなどをはじめとする植物エキスや海藻エキスなども、毛根への栄養分として頭皮から吸収され、健やかな髪の成長に貢献してくれる成分です。

また、上記の血行不良のお話とダブるかもしれませんが、これらの成分を配合している女性用育毛剤を使用したとしても、血行不良や乾燥などが頭皮に起こっている場合では、せっかくの成分の浸透が遅く、成分が思う存分力発揮することができないことは目に見えています。

頭皮への栄養補給をスムーズに行うためには、血行不良の改善と頭皮環境の整備が、欠かすことのできない要素となります。

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サプリタイプの育毛剤・飲み薬

 
上記では、頭皮から直接毛穴に育毛成分を送り込む外用タイプの育毛剤についてのお話でしたが、ホルモンバランスの崩れや栄養不足などの理由により、抜け毛や薄毛が起こっていると考えられるのであれば、外用タイプの育毛剤の使用とともに、サプリタイプの育毛剤の摂取、あるいは医療機関で処方を受けることのできる飲むタイプの育毛剤の服用という方法がおススメです。

それでは、どのようなサプリや飲み薬があるのか、ざっとご紹介しておくことにします。

サプリタイプの育毛剤

サプリタイプの育毛剤にはさまざまな種類がありますが、以下の成分が配合されている製品が多くなっています。それでは、それぞれの成分の効果について、簡単にご紹介しておくことにします。

亜鉛

ミネラル類は育毛を助ける大切な成分で、とりわけ亜鉛の不足は、抜け毛を誘発することがあると考えられています。亜鉛が持つ役割は、細胞分裂や新陳代謝の活性化、タンパク質の合成、免疫力の強化などです。ここで特に注目して頂きたいのは、細胞分裂や新陳代謝の活性化とタンパク質の合成です。

私たちの髪は、ケラチンというタンパク質を主成分としていますので、このタンパク質を作り出す亜鉛が不足してしまったのでは、思うような髪の成長を期待することができません。

そして、私たちの毛穴では、寿命を迎えた髪が抜け落ちたのち、新たな毛母細胞が生まれ、これが分裂することによって一部が髪となって毛穴から誕生してきます。そして、それを助けるのが細胞分裂や新陳代謝の活性化を促す、亜鉛であるということです。

このように、育毛を行うに当たって欠かすことのできない亜鉛ではありますが、亜鉛を過剰に摂取し続けた場合では、全身の倦怠感やめまい、頭痛、肝機能障害、貧血、下痢、脱毛、肌老化などの症状が現れることがあります。亜鉛サプリを摂取する場合には、必ず規定量を守り、過剰摂取には注意して下さい。

また、亜鉛は牡蠣に多く含まれている成分であることから、「牡蠣エキス」というような製品名で販売されていることもあります。

リジン

必須アミノ酸のひとつで、体内でのタンパク質の合成を助ける成分です。これもまた、タンパク質の合成を助けるという部分で考えると、育毛に欠かすことのもできない成分であるということがわかりますね。リジンは体内で合成されることがありませんので、食品やサプリから摂取する必要があります。

ビタミン類

ビタミンは13種類に分類されていますが、育毛を意識して摂取するのであれば、ビタミンAとEがおススメです。ビタミンAには細胞の働きを活性化させる働きや皮膚を健康な状態に保つ働きがあり、ビタミンEには抗酸化作用があり、体内の活性酸素による細胞の劣化を防ぐ効果を期待することができますので、育毛だけではなく、肌老化など、アンチエイジング対策にも役立ちます。

また、ビタミンB群はさまざまな種類に分類されていますが、毛母細胞を活性化させる働きがありますので、育毛を意識するのであれば、積極的に摂取しておきたいところです。

ヨウ素

ヨウ素は、私たち身体のすべての細胞の代謝を高める働きを持っていますので、育毛には欠かすことができない成分であることがわかります。

また、ヨウ素が極端に不足してしまった場合には、甲状腺異常などの疾患に見舞われてしまうこともあります。ヨウ素は海藻類に多く含まれている成分ですが、海藻を毎日摂取することはなかなか難しいのではないかと思いますので、サプリからの摂取がおススメです。

ヒハツエキス

ヒハツとは、東南アジアに分布するコショウ科の植物で、血行不良の改善に役立つといわれています。前述の通り、血行不良は育毛の妨げになりますので、頭皮の血行不良改善を狙うのであれば、ヒハツエキス配合のサプリを選ぶといいですね。

コラーゲンペプチド

コラーゲンはそもそもタンパク質ですので、育毛に役立つということがわかりますが、自然に存在している状態のコラーゲンでは分子量が大き過ぎて体内への吸収が難しいと考えられています。そこで、自然に存在するコラーゲンを低分子化して、体内へ吸収しやすくさせたのがコラーゲンペプチドと呼ばれる成分です。

大豆イソフラボン

女性ホルモンのエストロゲンとよく似た作用をもたらすのが、大豆イソフラボンです。大豆イソフラボンは育毛だけではなく、更年期障害特有の諸症状の緩和に役立つともいわれていますので、女性にとってなくてはならない成分だということがわかります。

女性用育毛「内服薬」

サプリタイプの育毛剤はドラッグストアなどで入手することができますが、女性用育毛内服薬は医薬品であるため、医療機関で処方を受けたのちに入手することができるようになっており、パントガールという内服薬が処方されます。

パントガールの配合成分について

パントガールには、以下の成分が配合されています。

ビタミンB1…体内での糖質の代謝を促し、細胞の糖化を防ぐ働きがあります。
パントテン酸カルシウム…脂質の分解・代謝を促し、皮膚や髪、神経組織の機能を司る副腎の機能を強化する働きがあります。これによって抗副腎皮質ホルモンがスムーズに合成され、ストレスを緩和する効果も期待することができます。
薬用酵母…消化酵素やタンパク質、ビタミンB群が含まれる成分で、毛根の栄養補給に役立ちます。

ケラチン…髪や爪の主成分となる成分ですので、育毛を促す働きを持っています。

パラアミノ安息香酸…ビタミンB群の一種で、特に女性にとって必要な葉酸の合成を助ける働きを持っています。

パントガールにはこのような働きを持つ成分が配合されているため、効率よく育毛行うことができますが、妊娠中や授乳中の女性は服用することができません。特に妊娠している可能性がある方の場合では、妊娠検査を先に受けておき、妊娠の有無を確認しておくことが大切です。

女性用育毛剤に含まれる成分とその効果

 
女性用育毛剤にはさまざまな成分が配合されていますが、ここでは、特に高い人気を誇るマイナチュレ、ベルタ育毛剤、花蘭咲という3種類の女性用育毛剤にスポットを当てて、その配合成分と効果についてご紹介することにします。

マイナチュレ無添加育毛剤の配合成分と効果

マイナチュレには、センブリエキス、クリチルリチン酸ジカリウム、酢酸DL-α-トコフェロールという有効成分が配合されており、これらは、育毛・養毛、薄毛の予防、フケ・カユミの予防、病後や産後の脱毛改善、脱毛予防、発毛促進などの効果を期待することができるとされています。

また、マイナチュレには27種類の天然植物由来成分が配合されており、育毛促進、血行促進、フケ防止、頭皮ケア、保湿効果を期待することができるほか、ミツイシコンブエキスが配合されていますので、高い育毛効果を期待することができます。
そらに、10種類のアミノ酸が育毛をサポートします。

ベルタ育毛剤の配合成分と効果

ベルタ育毛剤には、センブリエキス、クリチルリチン酸2K、酢酸トコフェロールが有効成分として配合されていますので、マイナチュレと同様に、育毛・養毛、毛生促進、発毛促進、脱毛予防、フケ・カユミの予防、病後や産後の脱毛改善効果などを期待することができます。

さらに14種類のアミノ酸で育毛をサポート、配合されている全56種類の育毛成分のうち、32種類がナノ化されて頭皮に浸透しやすくなっています。

花蘭咲の配合成分と効果

花蘭咲には、活性酸素を抑制するニコチン酸アミド、発毛を促進するセンブリエキス、髪の栄養補給成分円さんピリドキシンを有効成分として配合、さらに、エビネ蘭をはじめとする10種類の天然植物エキスが、育毛をサポートします。

これらの製品には、石油系着色料や香料、合成界面活性剤、鉱物油、パラベンなど、育毛の妨げとなる化学合成物質が配合されていませんので、化学合成物質に対するアレルギーをお持ちの方であっても、比較的安心して使用することができるという特徴を持っています。

女性用育毛剤 医薬品と医薬部外品の違い

現在販売されている女性用育毛剤は、化粧品、医薬部外品、医薬品に分類されていますが、化粧品には育毛の有効成分が配合されていませんので、ここでは除外視し、医薬部外品と医薬品の違いについてご紹介することにします。

医薬部外品と医薬品の大きな違いは、医薬部外品では有効成分が配合されているものの、厚生労働省が認める医薬品の基準を満たす量は配合されておらず、医師の処方がなくても購入することができるという特徴を持っています。
今回成分をご紹介した、マイナチュレ、ベルタ育毛剤、花蘭咲などがこれに該当します。

それに対して医薬品の場合では、医師による処方が必要であり、臨床試験を経て病気や各症状に対して、改善効果が認められているとされているものという基準が設けられています。また、1回の使用量や、効果・副作用・安全性を、厚生労働大臣と各都道府県知事が認めたものという規定が設けられています。
女性用育毛内服薬のパントガールがこれに該当します。

女性用育毛剤の選び方

女性用育毛剤は、頭皮や髪の状態に合わせて、慎重に選ぶ必要があります。それでは、抜け毛や頭皮の状態から、どのような育毛剤か適しているのか考えてみることにしましょう。

加齢とともに抜け毛がひどくなった人が選ぶ女性用育毛剤


女性ホルモンの減少は20代後半から顕著に始まり、30代、40代、50代…と、年齢を重ねるごとに、さらに減少の一路を辿ります。これらによって体内の男性ホルモンが優勢な状態になると、髪は男性ホルモンの作用に負けて、抜け落ちて行く本数がグンと増えます。

あなたに起こっている抜け毛が、もしも加齢による女性ホルモンの減少が原因だと考えられるのであれば、男性ホルモンの働きを抑えるオウゴンエキス、そして、女性ホルモンの働きを助ける大豆エキスやオトギリソウエキスなどを配合した育毛剤を選ぶとよいでしょう。

年齢とは関係なく、急に抜け毛が増えた人が選ぶ女性用育毛剤

もしかすると、あなたは急激なダイエットを行いませんでしたか?
痩せたい一心でやみくもに食事の摂取量を減らすと、栄養バランスが大きく偏って抜け毛が起こることがあります。また、生理が止まってしまうなどの弊害が現れることもありますので、ダイエットは中断しないまでも、栄養バランスの整った食事の摂取を心がけてみましょう。

この状態は栄養不足による血行不良が原因であると考えられますので、天然植物エキスやコラーゲンペプチドなどが配合されている育毛剤を選ぶとよいでしょう。

出産後に大量の抜け毛が起こった人が選ぶ女性用育毛剤

妊娠・出産は、ホルモンバランスを大きく崩し、抜け毛を誘発する原因となります。ただし、妊娠や出産によるホルモンバランスの崩れは、年数の経過とともに自然に元の状態に戻りますので、あまり神経質になる必要はありません。

それでも、どうしても抜け毛が気になるというのであれば、産後の抜け毛対応した育毛剤を使用してみましょう。

また、出産後にはなにかとストレスや疲れを感じやすくなりますので、赤ちゃんのペースに合わせつつ、できる限り休息をとり、1日最低でも6時間の睡眠時間を確保することを心がけてみましょう。

脂っぽいフケや痒みとともに抜け毛が目立つ人が選ぶ育毛剤

この状態は、脂漏性脱毛(しろうせいだつもうしょう)である可能性が高いと考えることができます。この脱毛症は中高年以降の男性に多く見られる脱毛症ですが、女性であっても起こる可能性は十分にあります。また、この脱毛症は頭皮の雑菌が繁殖したことによって起こります。

この脱毛症である疑いがあるのであれば、まずは育毛剤選びを考えるよりも、皮膚科での治療が先決ですので、今すぐに皮膚科へ足を運び、頭皮の問題を先に解決しておきましょう。

部分的な抜け毛がある方が選ぶ育毛剤

多くの女性に見られるのは、びまん性脱毛症といって、髪全体が全体的に薄くなる状態の脱毛症です。また、けん引性脱毛症という脱毛症もありますが、この場合ではヘアスタイルによって髪の根元が引っ張られて起こるものですので、部分的な脱毛が起こったとしても、ヘアスタイルを変えたらあっさり改善したということがよくあります。

それとは別に、ポツンと部分的に楕円形の脱毛が起こったのであれば、それは円形脱毛症である可能性が濃厚です。円形脱毛症の原因ははっきりしていませんが、ストレスが原因なっていると考えられますので、皮膚科で診察を受け、必要に応じて心療内科にも足を運んでみるとよいでしょう。

びまん性脱毛症やけん引性脱毛症の場合では、女性用育毛剤の使用が症状の改善につながりますが、円形脱毛症の場合では、専門医による特殊な治療が必要となることがあります。

上記では、状況に応じた育毛剤の選び方をご紹介させて頂きましたが、育毛剤には、大豆エキスのように、アレルゲンとなる成分が配合されている製品があります。

あなたがなんらかのアレルギーをお持ちの場合では、ご自身がアレルギーを引き起こす可能性のある成分を配合していない女性用育毛剤を選びましょう。

女性用育毛剤は年代によって選ぶ商品が違う

頭皮や髪の状態は、どの年代であっても同じということはなく、そのため、選ぶ育毛剤も年代によって異なります。それでは、20代~50代以上の年代に分類して、それぞれに適した育毛剤の種類をご紹介して行くことにします。

20代が選ぶ女性用育毛剤

20代で起こる抜け毛の多くは、食生活の乱れやストレスによるものであると考えることができます。この場合では、まず食生活の見直しを行わなくてはなりません。また、ストレスが原因であると考えられる場合では頭皮に血行不良が起こっている可能性が否めませんので、血行を促進する成分が配合されている女性用育毛剤を選ぶとよいでしょう。

また、現在は特に抜け毛に悩まされているわけではないけれど、将来的な抜け毛に備えて予防を行いたいというのであれば、医薬品や医薬部外品の育毛剤ではなく、ひとまず化粧品に分類される頭皮ケア用のローションなどで頭皮マッサージを行うところから始めてみてはいかがでしょうか?

ご自身のお母さんやおばあちゃんが薄毛だと、将来的に私も薄毛になるかも…という不安を持ってしまうかもしれませんが、20代の場合では、女性ホルモンが急激に減少することは滅多にありませんので、まずは育毛剤を使用する練習として、頭皮ケア用のローションなどを使用してみるといいと思いますよ。

30代が選ぶ女性用育毛剤

ぼちぼち女性ホルモンの分泌が減少しはじめる年代ですので、化粧品ではなく、医薬部外品の女性用育毛剤で育毛を開始してみましょう。また、30代では出産を経験する方が多く、そのため、ホルモンバランスが不安定になりがちです。

出産後に急激な抜け毛が起こっても直ちに育毛を開始しなければならないということはありませんが、心配であれば、大豆イソフラボンなど、女性ホルモンと同じような作用を持つ女性用育毛剤を使用してみるとよいでしょう。

また、30代になると仕事に於いて大きな責任が生じてくることもあるのではないかと思いますので、ストレスによる血行不良を予防するという意味で、血行促進効果を期待することができる成分を配合した女性用育毛剤もおススメです。

40代が選ぶ女性用育毛剤

女性ホルモンの分泌がかなり減少する年代で、40代半ばあたりから、そろそろ更年期についても真剣に考えておかなくてはなりません。

また、40代になると身体全体の代謝機能が鈍ってきますので、頭皮の新陳代謝や血行促進作用のある成分を配合した女性用育毛剤がおススメです。センブリエキスやダイオウエキス、そして、保湿効果の高い大豆イソフラボンなどの成分がおススメです。

50代以上が選ぶ女性用育毛剤

50代では、更年期まっただ中という女性が多くなります。この時期に注意を払わなくてはならないのが、更年期障害のひとつである自律神経失調症です。自律神経は、交感神経と副交感神経から成っていますが、副交感神経が精神の安定を司る神経であるのに対し、交感神経は脳を興奮させる働きを持ち、男性ホルモンの働きを活発にするという特徴を持っています。

更年期特有のホットフラッシュや動悸・息切れ、めまい、のぼせなどとともに抜け毛が気になるようであれば、まずは自律神経の働きを整えなくてはなりませんので、内科で診察を受けてみましょう。

また、特に更年期障害の症状が現れていなかったとしても、50代になると代謝機能が鈍り、血行も緩やかになってきます。そのため、頭皮の血行不良や乾燥が起こりやすくなりますので、血行不良促進する成分、頭皮に栄養を送り届ける成分、保湿成分を総合的にバランスよく配合した女性用育毛剤がおススメです。

年代に捉われずに注意を払いたいこと

年代によって頭皮や髪の状態は変化しますが、年齢を問わず、なおかつ出産してもいないのにいきなり抜け毛が起こることがあります。

たとえば、何の前触れもなく、朝起きたらごっそりと抜けた髪が枕に付着していた、ブラシで髪をとかしたら、信じられない量の髪が抜けたなど。

このような状態が起こったら、免疫疾患が原因となっている可能性があります。免疫系統の疾患は、20代~40代の女性に多いといわれ、この詳しい原因については明らかにされていません。ですが、免疫疾患が起こると、全身の血液の循環が悪くなるため、激しい抜け毛や爪の変形、倦怠感などの症状が現れることがあります。

このような状態が起こったら、ミネラル分(特に鉄分と亜鉛)を多く含む食事の摂取を心がけ、速やかに内科で受診しましょう。
女性用育毛剤を使用しての育毛は、体調を整えてからでも十分に間に合います。

おすすめの女性用育毛剤一覧と口コミ

 
それでは、比較的評判の高い育毛剤を何種類かピックアップして、口コミをご紹介して行くことにします。

マイナチュレ無添加育毛剤

マイナチュレ無添加育毛剤

内容量:120ml
お値段:通常購入5,095円・送料650円、定期購入1回目3,790円・2回目以降4,457円共に送料無料
分類:医薬部外品

<マイナチュレ無添加育毛剤の口コミ>
・数カ月の使用で抜け毛が減り、産毛が生えてきた
・無添加で低刺激性なのが嬉しい
・頭皮にダイレクトにつけられるボトルの形状が便利
・液ダレがやや気になる
・産後の抜け毛が減った
・臭いが気にならず、使い心地が○

ベルタ育毛剤

ベルタ育毛剤の効果を6カ月間検証。副作用は?正しい使い方は?

内容量:80ml+頭皮クレンジング1本
お値段:単品5,980円・送料648円、定期便初回3,980円・2回目以降4,980円・共に送料無料
分類:医薬部外品

<ベルタ育毛剤の口コミ>
・フケが出なくなった
・産後の抜け毛が減った
・頭皮に馴染みやすい
・髪にハリやコシが出てきた
・クレンジングつきが嬉しい
・液ダレせずに使いやすい

花蘭咲

内容量:120ml
お値段:通常価格7,000円・送料500円、とくとく便初回2,400円・送料500円
分類:医薬部外品

<花蘭咲の口コミ>
・数カ月使用しても髪に変化なし
・べたつかず使いやすい
・臭いが気にならない
・臭いが強い
・髪にボリュームが出た
・抜け毛が減った

デルメッド ヘアエッセンス

内容量:120ml
お値段:通常価格4,320円、初回限定2,160円・共に送料無料
分類:医薬部外品

<デルメッド ヘアエッセンスの口コミ>
・清涼感がある
・香りがきつい
・抜け毛が減った
・コスパが良い
・育毛効果あり

女性用育毛剤の効果的な使い方

女性用育毛剤の使い方には、いくつかの注意点がありますので、特に注意を払うべき点をご紹介しておくことにします。

女性用育毛剤を使う前のシャンプーも大切

育毛剤の使用前には、必ず毛穴を清潔な状態にしておく必要があります。たとえば、毛穴に皮脂や汚れが詰まっていたらどうでしょうか?
育毛剤に配合されている成分がそれらに妨げられ、毛穴の奥にまで浸透することができませんよね?

つまり、育毛剤を使用する前には、念入りなシャンプーを行っておく必要があるということです。
ただし、爪を立ててゴシゴシと頭皮を洗ってしまうと頭皮が傷つきますので、指の腹で優しく洗うことがポイントです。また、シャンプーさえきちんと行っておけば毎回頭皮クレンジングを行う必要はなく、もしも頭皮クレンジングを行いたいのであれば、週2回~3回程度で十分です。

そして、忘れてはならないのが十分なすすぎです。頭皮にシャンプーやコンディショナーなどの成分が残っていると、育毛剤の成分が毛穴に浸透しにくくなりますので、すすぎは必ず十分に行いましょう。

使用するシャンプーやコンディショナーは、コーティング効果のないノンシリコンタイプがおススメです。

女性用育毛剤を頭皮に塗る

育毛剤は、その製品によってタオルドライ後、ドライヤーで乾燥後などの指定がありますので、必ず使用する育毛剤の使用方法に準じた使用方法を守りましょう。

頭皮マッサージの仕方・注意点

育毛剤と不後に行う頭皮マッサージは、育毛剤の成分へ浸透させやすくする効果を期待することができますので、必ず行いましょう。

頭皮マッサージを行うコツは、爪を立てずに力を入れ過ぎないように注意して、頭皮全体を指圧するような感覚でマッサージするということです。

抜け毛が気になる部分のみマッサージを行っても、頭皮全体をマッサージしないと血行の促進が見込めず、育毛剤の効果が半減してしまうことが考えられます。
また、頭頂部には百会(ひゃくえ)というツボがあり、このツボが血行を促進させるといわれていますので、この部分も指圧するような感覚で押してみましょう。百会は血行不良の改善だけではなく、便秘の改善にも役立ちますので、ぜひ、頭皮マッサージがてらツボ押しも実践してみて下さいね。

女性用育毛剤の効果を実感できるまでの期間は?

女性用でけではありませんが育毛剤の効果を実感するためには、最低でも3カ月間は同じ育毛剤を使用する必要があります。というのは、私たちの髪はヘアサイクルによって生え変りを繰り返しているため、育毛剤の使用を開始しても、すぐその効果を実感することができるわけではないからです。

それではここで、ヘアサイクルについて軽く触れておくことにします。
ヘアサイクルとは、髪がグングン成長する「成長期」、髪が寿命を迎えて抜け落ちて行く「退行期」、毛穴の内部で毛母細胞が分裂し、新たな髪の誕生の準備を行う「休止期」に分類され、頭皮や毛穴が健康な方の場合でも、「休止期」は約3カ月間続くと考えられています。

つまり、「休止期」から「成長期」へ移行しない限り髪が外部に露出してくることはないということで、「休止期」の3カ月間は、じっと耐えて育毛を行わなければならないということです。

また、ヘアサイクルには個人差があり、頭皮や毛穴が弱っている方の場合では、「成長期」の期間が短く、「休止期」の期間が長くなります。

ミノキシジル配合の育毛剤は女性が使用しても大丈夫?

ミノキシジルを配合した市販の育毛剤にはリアップシリーズがあり、こちらは第1類医薬品となります。また、リアップシリーズの中には、女性に特化したリアップレディやリアップジェンヌがあり、こちらの製品にはミノキシジルが1%配合されています。

そんなに少ない配合量で大丈夫?と感じる方は多いのではないかと思いますが、ミノキシジルは男性よりも女性に対して早い効果をもたらすと考えられ、また、女性がミノキシジルを高濃度で配合した育毛剤を使用した場合には、多毛症などの副作用が現れやすいと考えられています。

このように、ミノキシジルは女性に対しても育毛効果を期待することができる成分であるということがわかりますが、女性が使用する場合には、必ず女性用育毛剤を使用し、ミノキシジル配合の男性用育毛剤は使用しないように注意する必要があります。

ミノキシジルとは

ミノキシジルはもともと高血圧治療に用いられてきた成分で、たまたま発毛効果が認められたことにより、現在では、おもに男性用の育毛成分として医療機関で取り扱われています。

ミノキシジルの主な作用は、血管拡張作用であるため、血行不良の改善に役立ちますが、今現在、高血圧治療を目的とした血管拡張剤を服用している方の場合では、ミノキシジルの使用によって血圧降下などの副作用が現れることがありますので、この部分についてはかかりつけの医師の判断に委ねる必要があります。

また、それ以外にも多毛症やむくみ、体重増加、内臓機能の低下などの副作用が現れることがあります。そして、ミノキシジルには外用タイプと内服タイプがあり、内服タイプのほうが、このような副作用が現れる傾向が強いと考えられています。

ミノキシジルの効果

男性のAGAの場合では、男性ホルモンのテストステロンが、5αリダクターゼという物質によってジヒドロテストステロンという悪玉男性ホルモンに変換されることにより、症状が現れやすくなるといわれています。

ですが、ミノキシジルは男性ホルモンに直接働きかける薬ではなく、あくまでも血管拡張作用によって毛根が必要としている栄養分を送り届けるという部分に於いて効果を発揮するものであるため、ミノキシジルによって男性ホルモンが操作されることはありません。

前述の通り、ミノキシジルには外用タイプと内服タイプがありますが、女性の場合では外用薬のみ、内服薬が必要となると医師が判断した場合には、パントガールの処方が一般的であるとされています。

プロペシアを女性が服用しいてはいけない?

ミノキシジルとともに、医療機関で処方される薬にプロペシアがあります。ミノキシジルが血管拡張作用を持つのに対し、プロペシアは男性ホルモンに直接作用を及ぼし、悪玉男性ホルモンであるジヒドロテストステロンを作り出す5αリダクターゼの働きを阻害し、AGAを改善する効果を期待することができます。

また、女性はこの薬に触れたり、服用したりすることはできません。

まず、プロペシアは男性ホルモンに働きかけて操作するための薬ですので、女性が服用したところで育毛効果を望むことはできません。
ですが、プロペシアを女性が服用してはいけない本当の理由は、さらに重大な部分に隠されています。

それは、妊娠している女性が間違ってプロペシアを服用してしまった場合には、男性の胎児の生殖器に悪影響を及ぼす危険性があるという点です。さらに、プロペシアには経皮で体内に侵入する性質があるため、触れてしまっただけでも体内に入り込み、女性や胎児の健康に悪影響を及ぼすと考えられています。

あなたのパートナーがプロペシアを服用しているのであれば、興味本位で不用意に触ってしまうことがないよう、くれぐれも注意して下さいね。

プロペシアとは

プロペシアの原材料はフィナステリドという成分で、5α-還元酵素阻害薬と呼ばれています。また、ミノキシジルには発毛促進効果を期待することができますが、プロペシアは男性ホルモンに直接作用するものの、役割はそこまでで、発毛促進効果を期待することはできません。

このような理由から、男性のAGA治療を行う医療機関については、ミノキシジルとプロペシアが併用されることが多くなっています。

また、プロペシアはもともと前立腺肥大の治療薬として用いられてきた成分であり、ミノキシジルよりも副作用が現れやすい薬として知られています。現れやすい副作用は、以下の通りとなっています。

・性欲減退
・ED
・うつ症状
・肝機能障害
・精子濃度の低下

性欲減退はプロペシアを服用した方全体の約8%、その他の症状では1~2%と、副作用が現れる確率は低いと考えることができますが、それでも副作用が起こる確率がゼロでない限り、服用に際しては慎重な判断が必要となります。

プロペシアは内服薬のみ、外用薬は存在していません。

女性用育毛剤に副作用はあるの?

ミノキシジルが配合されている女性用育毛剤を使用する場合には、副作用も視野に入れておく必要がありますが、それ以外の今回ご紹介してきた女性用育毛剤の場合では、現在までに副作用が現れたという報告はあがっていないようです。

ですが、配合成分には十分な注意を払わなくてはなりません。というのは、副作用とはまた別に、配合されている成分によってはアレルギー反応が起こることがあるからです。

特に大豆エキスや米ぬかエキスなどが配合されている女性用育毛剤の場合では、大豆や米に対するアレルギー反応が現れる可能性が否めませんので、これらに対するアレルギーをお持ちの方は、製品購入前に、ご自身にとってアレルゲンとなりうる成分配合の有無を、必ず確認しておきましょう。

また、女性用育毛剤には複数種類の植物エキスが配合されているため、以前に植物成分がアレルギー反応が起こった方も、慎重に購入検討すべきでしょう。

そして、女性用育毛剤の使用で万が一アレルギー反応が起こってしまったのであれば、育毛剤の使用を直ちに中止して、皮膚科で診察を受けましょう。
その際には、使用した育毛剤を持参して、医師に成分を調べてもらうことをおススメします。

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