米ぬかパック効果は?手作りの材料は何が必要?作り方も解説

手作り米ぬかパックの必要な材料、作り方、米ぬかパックのお肌への様々な効果、正しいパックのやり方、注意点など、実際に作りながら解説します。
米ぬかパック効果は?手作りの材料は何が必要?作り方も解説


もくじ

米ぬかの効果

タケノコを下茹でするときに、米ぬかを使用するとアクが取れて柔らかくなる。これはとても有名な話ですので、ご存じの方は多いのではないかと思います。

また、米ぬかは古くから美容と健康に役立つとされ、化粧品などにも用いられてきました。私たちは普段、玄米、胚芽米、白米などを口にしていますので、米ぬかそのものとの馴染みは薄く、米ぬかのお世話になることがあるとすれば、それはぬか漬けでしょう。

米ぬかとは玄米を精米する際に出る外皮や胚で、いわばカスのようなものですが、実は、捨ててしまいそうなこの米ぬかには、信じられないような栄養素がぎっしりと詰まっているんです。

美白効果

私たちの細胞は繰り返し代謝を行い、日々新しい細胞との入れ替わりを行っています。そして、この代謝が行われる際になくてはならないのがビタミン群です。そして、表皮の細胞の入れ替わりをターンオーバーと呼び、28日周期が理想であるといわれています。

ところが、なんらかの理由によってターンオーバー周期に乱れが生じた場合では、古くなった角質層がいつまでも表皮に貼りついている状態となるため、乾燥肌やお肌のごわつき、シワなどの原因となってしまうことがあります。

そして、このような代謝に必要なビタミンB群が豊富に含まれているのが米ぬかなんです。そしてもうひとつ、米ぬかには、さらに素晴らしい成分が含まれているんです。その成分とは?

それは、フェルラ酸です。

フェルラ酸ってなに?そう、フェルラ酸自体、あまり耳にすることのない成分ですね。フェルラ酸とは、植物に含まれているポリフェノールの一種で、活性酸素の発生を抑える働きを持っています。

活性酸素が発生する原因にはストレスなどの内的な問題が絡んでいることもありますが、紫外線など、外部からの刺激を受けた際にも発生しやすくなります。

そして、体内での活性酸素量が増え続けるうちに、細胞が傷つけられて酸化を起こし、ついにはシミやシワなどの老化現象が現れはじめます。

そして、これを防いでくれるのが、米ぬかに含まれているフェルラ酸であるということです。

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保湿効果

私たちの表皮は、適度な厚みの角質層に保護されることにより、潤いを保つことができます。たとえば、こんなことってないでしょうか?ピーリングを毎日続けていたらいつの間にはお肌はガツガサ、挙句の果てに、皮脂分泌が増えてしまった…。

これは、角質層を一気に失ってしまったことにより、脳から緊急指令を受けた毛穴が、慌てて皮脂分泌を増やすことによって起こります。
ではなぜ、角質層を失ってしまうとお肌はガサガサになってしまうのでしょうか?

角質層には、タンパク質やセラミドという保湿成分が含まれています。そして、これらの成分がバリア機能としての役割を果たしますが、お肌がこれらの成分の保護を受けることができなくなってしまうと、非常に無防備な状態となり、空気や紫外線などの刺激を受けて乾燥してしまうということです。

米ぬかには、「米ぬかセラミド」という成分が含まれているため、お肌の保湿に役立ちます。

そして、米ぬかにはもうひとつ頼もしい保湿成分が含まれています。それは、「オリザブラン」という成分です。この成分は米ぬかにしか含まれておらず、創傷治療促進作用を持っていることから、肌荒れを防ぎ、お肌の潤い保つ効果を期待することができます。

さらに、オリザブランには紫外線の吸収を抑える効果期待することができますので、紫外線によるシミやそばかすの予防にも役立ちます。

毛穴の黒ずみ改善

毛なの黒ずみは、毛穴に詰まった内容物が酸化することによって起こりますが、ターンオーバーの遅れによりメラニン色素が蓄積されることが原因で起こることもあります。
そして、このような状態の改善に役立つのが、米ぬかに含まれているビタミンEの一種、ガンマオリザノールという成分です。

毛穴の黒ずみは、時間が経過するほど改善が難しくなり、シートパックなどで強引に角栓を除去してしまう方もいらっしゃるようですが、それを繰り返しているうちにますます皮脂分泌は増え、毛穴は広がる一方…という事態になってしまうことも考えられます。

また、シートパックは粘着力が強いため、黒ずみ以外の部分の角質も剥がしてしまう恐れがありますので、行わないことがベスト。

米ぬかのガンマオリザノールにはそのようなリスクは一切ありませんので、お肌を傷めることなく、自然に毛穴の黒ずみが解消されて行くことでしょう。

角質除去効果

米ぬかには、豊富なビタミンB群、そしてビタミンEなどをはじめとする素晴らしい成分が含まれ、ターンオーバーの正常化に役立ちます。

ターンオーバーの周期が正常化されれば、当然、古くなった角質がスムーズに剥がれて行くようになりますので、自然な角質除去効果を狙うことができます。

手作り米ぬかパックを実践!1日でも効果はあるのか

話題になっているパックであっても、実際に自分の身体で試してみないことにはどのように効果が現れるのかわかりません。
そこで筆者は、いくつかのパターンに分けて、実際に手作り米ぬかパックを実践してみました。

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用意する材料

用意する材料は、米ぬか大さじ5杯、小麦粉大さじ3杯、水、ボウル、泡立て器(スプーンでも可)、タオルです。

ここでご紹介する米ぬかと小麦粉は顔と首に必要な分量ですので、顔のみのパックを行いたい方は、米ぬか大さじ3杯、小麦粉大さじ2杯程度を目安にしてみて下さい。
また、応用編では酒粕、ヨーグルト、緑茶粉末、ハチミツが必要となります。

手作り米ぬかパックの作り方・やり方

作り方

1.ボウルに米ぬか小麦粉を入れて、水を加える前によく混ぜておきます。そして、10~15分程度放置して、双方を馴染ませます。

2.少しずつ水を加えながらペーストを作って行きますが、はじめから水を多く入れ過ぎてしまうとペースト状になりませんので注意して下さい。

やり方

洗顔後、タオルを衣類に挟み込み、衣類が汚れないように準備をしたら、ペーストをスプーンですくって顔全体と首に伸ばします。

そのままペーストが乾くまで放置しますが、筆者が行ったのは初夏でやや気温が高い時期でしたので、約15分程度で乾きました。
放置後には、ぬるま湯で完全にペーストを洗い流します。

炒りぬかを使用する場合

筆者はお米屋さんで入手した生ぬかを使用しましたが、煎りぬかがいい!という意見もありますね。そこであえて、生ぬかをテフロン加工のフライパンで煎って、同じようにパックを行ってみました。

使用感は特に問題ありませんが、煎りぬかのほうが若干ボソボソとした感じになります。また、ぬかは煎ってもお肌が必要とする成分が失われることはないようですので、入手しやすいぬかを用意して下さい。

ただし、ぬか床用のぬかの場合では、あらかじめ塩分が加えられていることがありますので避けましょう。

【応用編】その1.ヨーグルト+米ぬかパック

<ヨーグルト+米ぬかパック>
ヨーグルト+米ぬかパック
ヨーグルトにはビタミン類やミネラル分が豊富に含まれていますし、筆者はもともとヨーグルトパックがお気に入りですので、ぬか+小麦粉+ヨーグルトでパックを行ってみました。

この場合では、ヨーグルトに水分が含まれていますので、水は必要ありません。
また、ここへ緑茶粉末を加えれば、ビタミンCも取り入れることができますので、贅沢なパックを作ることができます。

<ヨーグルト+緑茶粉末+米ぬかパック>
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【応用編】その2.酒粕+米ぬかパック

酒粕+米ぬかパック
筆者は「+酒粕」がいちばん気に入りました。米ぬかだけのパックとは作り方の手順が異なりますので、以下でご説明させて頂くことにします。

米ぬか+酒粕パックの作り方

用意するものは、米ぬか、酒粕、水、鍋、スプーンです。酒粕の分量は、顔と首に使用するとして、指を除いた手のひら部分の3分の2程度が目安です。

1.酒粕を細かくちぎって鍋に入れ、少量の水を加えて火にかけます。このとき加える水の分量は、酒粕が隠れる程度に留めておきましょう。水の分量が多すぎると、甘酒のようになってしまいます(笑)

2.火にかけたまま混ぜ続け、酒粕がすべて溶けてダマがなくなったら、火を止めて米ぬかを加えて行きます。ペースト状のパックができあがったら、そのまま30分程度冷まします。

【応用編】その3.ハチミツ+米ぬかパック

 
通常の米ぬかパックにハチミツを少し加えると、さらに高い保湿効果を期待することができますので、特に乾燥肌の方にはおススメです。

アフターケア方法

米ぬかパックを洗い流したら、普段お使いの化粧水でお肌を整え、必要に応じて乳液、クリーム、美容液などでケアを行って下さい。

いくら保湿効果を期待することができる米ぬかパックであっても、化粧水やクリームなどの役割は果たしませんので、そのまま放置してしまうとお肌は乾燥気味になります。

米ぬかパックで安心してそこで終了するのではなく、アフターケアも必ず行って下さいね。

翌日の肌の状態とやってみた感想

1.米ぬかパックをした翌日

しっとり感というよりは、サッパリ感。これが筆者の感想です。パック直後には、かなりツルツルとしたお肌になり、お肌がちょっと柔らかくなる、という表現が適切でしょうか。

ただし、10分程度放置していたら徐々にツッパリ感が出てきましたので、やはり、パック後には5分以内を目安として、化粧水などでのケアが必要になると思います。
そして、翌日のお肌も柔らかいというか、いつもよりもモチモチとした感じなになります。

2.米ぬか+ヨーグルトパックをした翌日

翌日、お肌がやや白くなったように感じました。この感じは、緑茶粉末を加えるとさらに強まります。翌日のお肌の状態は、通常の米ぬかパックと遜色ないといったところでしょうか。

3.米ぬか+酒粕パックをした翌日

これはいい!これが筆者の率直な感想です。行った直後、お肌の色がワントーン明るくなったように感じました。そして、ツルツルの手触りに…。

単品の米ぬかパックやヨーグルトを加えたパックよりも、お肌のモチモチ感が強いように感じましたし、翌日のメイクのノリもバッチリです。そこで酒粕について調べてみたところ、酒粕にはナイアシンとパントテン酸が含まれていることが判明、さっそくそれらの効果について調べてみました。

ナイアシンの効果とは?

ビタミンB群に属する成分で、お肌のターンオーバー周期を整える効果を期待することができます。

パントテン酸の効果とは?

これもまた、ビタミンB群に属する成分で、ターンオーバーの周期を整える効果を期待することができます。

米ぬかそのものにもビタミンB群が豊富に含まれていますので、お肌のターンオーバー周期の正常化に役立つことは間違いないでしょう。そこへ酒粕を加えることにより、さらにその効果が倍増したと考えることができます。

ただし、加熱したとしてもアルコール分が完全に飛ぶわけではありませんので、アルコールに対して過敏な反応を示す方には不向きなパックでしょう。

4.米ぬか+ハチミツパックをした翌日

洗い流したあとのツッパリ感がありませんので、特に乾燥が気になる方にはおすすめです。筆者はマヌカハニーを使用しましたが、ハチミツにはもともと殺菌作用があり、お肌に潤いをプラスする効果を期待することができますので、悪化していないニキビ肌の方にも適しているのではないでしょうか。

米ぬかパックの注意点

まず、米ぬかパックに使用する材料に目を向けてみましょう。
今回ご紹介した各種米ぬかパックには、
・米ぬか
・小麦粉
・ヨーグルト
・緑茶粉末
・酒粕
・ハチミツ

以上を使用しています。
ここで気になるのが、アレルギーとお肌への刺激の問題です。

アレルギーについて

まず、アレルギーについてお話させて頂くと、この中でアレルギー指定成分となっているのは、米、小麦、ヨーグルト(牛乳)です。これらは5大アレルゲン(米、小麦、牛乳、大豆、卵)の中に含まれていますので、アトピー性皮膚炎をはじめとするアレルギーをお持ちの方、あるいはその疑いのある方の場合では、実践することができません。

たかがアレルギーと甘く考えていると大変なことになりますので、この部分にだけは十分に注意を払って下さい。

アレルギー症状のあらわれ方には個人差がありますが、アナフィラキシーショックや喘息の発作が起こると、生命が脅かされることも少なくはありません。

もしかしたら危ないかも…と感じたのであれば、米ぬかパック実践する前に、内科でアレルギー検査を受けておいて下さい。アレルギー検査は採血によって行われ、約1週間後に審査結果の通知を受け取ることができます。

農薬が気になる

厚生労働省のホームページを確認してみましたが、玄米の残留農薬(殺虫剤)の基準値は、国内外ともに0.1ppmとなっており、この基準値を超える場合には、市場に流通させることができません。

また、0.1ppmという数字だけを見てもピンときませんが、これは「毎日一生涯に渡って摂取し続けても健康への悪影響がないと推定される一日あたりの基準量」となっているため、お米屋さんなどで入手することができる米ぬかは、私たちのお肌へ悪影響を及ぼす可能性が低いと考えることができます。

参考: http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/zanryu/faq.html

ただし、農薬アレルギーという種類のアレルギーも存在していますのもで、農薬に対して過敏な反応を示す恐れのある方は、オーガニック米の米ぬかを入手するしかありません。

そこで、無農薬の米ぬかの入手方法を調べてみたところ、アマゾンやヤフーショッピング等で購入することができるということがわかりました。ただし、お米屋さんで入手することのできる生ぬかは、1㎏あたり100円程度(お米屋さんによってはタダ)ですが、

無農薬の米ぬかでは、1㎏あたり400円程度となっていますので、少々割高であることがわかります。
また、アマゾンなどで購入する場合では、送料も頭に入れておかなくてはなりません。

パック時間と頻度

オーサドックスな米ぬかパックも、応用編でご紹介した米ぬかパックでも、およそ15分程度で乾きますので、乾いた頃合いを見計らってぬるま湯で洗い流せば問題ありません。そして、気になるのかパックを行う頻度ですね。

筆者はとりあえず、実験的に1週間連続で米ぬかパックを行ってみましたが、米ぬかパックはピーリング効果がかなり高いらしく、5日目あたりで表皮の一部が少しめくれたような感じになりました。

これは、角質層がなくなったところへ米ぬかパックを行ったことが原因であると考えられますので、連続した米ぬかパックは行うべきではないと感じました。

そこで次に、3日間パックをせず、4日目からパックを再開、今度は1日おきに行ってみました。この間隔でパックを行った場合では特に表皮に異常が現れることはありませんでしたが、その日のお肌のコンディションによっては、やや乾燥気味になります。

以上のことから、米ぬかパックは毎日行わないほうがよいということがわかりましたので、通常のピーリングを行うときと同様、週2~3回程度を目安として行うとよいでしょう。

使用後に米ぬかを流す時、排水溝の詰まりが心配

米ぬかの使用量が多いと、排水溝や下水の詰まりが気になるのではないかと思いますが、筆者が行った限りでは、特に排水溝に詰まりが生じることはありませんでした。

ですが、どうしても心配というのであれば、排水溝に濾過性の高いキッチンペーパーを挟み込んでみてはいかがでしょうか?

この場合では、1回ごとにキッチンペーパーを取り除かなければなりませんので少々面倒ではありますが、考えられる限りでは、この方法がベストでしょう。

それよりも筆者が気になったのは、洗面所の汚れです。米ぬかや酒粕には油分が含まれていますので、洗面所の洗面ボウル部分が薄い膜を貼ったような感じで汚れます。これはそれほど気にならないレベルではありますが、米ぬかパックを行うちに、少しずつ膜が厚くなって行くような気がしました。

だたし、これは洗面台に使用されている材質にもよりますので、このような汚れか生じることもあるということを知っておいて頂ければと思います。

米ぬかパックの保存方法

粉末状の米ぬかそのものは、常温保存でOKですが、水などを加えた米ぬかパックに加工すると傷みやすくなりますので、多めに作ったときには、密閉性の高い容器に移して冷蔵庫で保管しましょう。使い切る目安は、1週間~2週間以内です。

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